騎馬戦争に傭兵部隊参戦！

ミラルゴ ： 草原の決闘場
ＧＭ：では決闘場に到着しました。ファンファーレが鳴って各馬一斉に──
アーティ：ゲートイン（笑）。
ＧＭ：違うし（笑）。
ええと、“デンデ族” からは君たちを合わせて8騎、“デンバ族”からは10騎が参加します。
クロウ：はーい。
サンドロ：では試合前に援護魔法をかけよう。そういえば審判はいるのか？
ＧＭ：両部族の族長他2名ずつ、6名が試合場を取り囲むね。
サンドロ：「では、少々お時間を頂いても宜しいでしょうか。」
デ族長：「どうぞ。」
バ族長：「早くしてくだされ。」
サンドロ：「よし、では “オーファン”流の円陣を組むぞ！」
クロウ：「おー！」
サンドロ：そしてアーティを囲んで魔法をかけてもらうぞ。
アーティ：ラヴェルナにかけてもらえばいいんじゃないか？
クロウ：質問。【アサッシンズ・ブルー】で攻撃は届きますか？
ＧＭ：まぁいいよ。
ボーデル：問題は【アサッシンズ・ブルー】だとまた首を刎ねてしまう可能性が。
クロウ：あ･･･（笑）。
ＧＭ：最近、本当に名前の通りになってきたよね（一同笑う）。
ボーデル：まさしく暗殺者じゃ（笑）。
サンドロ：いいんだよ。その時はその時だ。さぁアーティ魔法だ。
アーティ：じゃあ ＜プロテクション＞ を･･･3人に効果時間3倍延長（54ラウンド）で。（コロコロ）成功。
ＧＭ：では、ラヴェルナはアーティに ＜フル・ポテンシャル＞ を（コロコロ）成功。
アーティ：じゃあ俺はグレートソードを構えよう。
サンドロ：私にも欲しい。
ＧＭ：＜フィジカル・エンチャント＞ なら許可しよう。
サンドロ：ではパゥワァ～で！
ＧＭ：＜ストレンクス＞ ね（コロコロ）かかった。
サンドロ：よし、ではさっさと馬に乗って戻ろう。
「すみません、“オーファン”流の伝統的な気合入れを行っていました。」
デ族長：「はい、じゃあ急いで！　並んで並んで！」
サンドロ：皆、急いで並ぶんだ。
クロウ：整列！
ＧＭ：では、ターバンをかぶった “デンデ族” の選手会長が試合前の挨拶を。
サンドロ：い、いらねぇー！！（一同爆笑）。
選手会長：「え～、本日はお日柄もよく･･････」
ＧＭ：6ラウンド潰れました（一同笑う）。
アーティ：石を投げてやる（笑）。
デ族長：「それでは、見合って見合って～。」
アーティ：「はっけよ～い。」（笑）。
バ族長：「のこったぁ！」
ＧＭ：という合図と共に、騎馬同士が衝突を始めます。
サンドロ：やってやるぜ。

戦闘１　それはまるでモズの早贄

ボーデル：圧勝だったな。
ＧＭ：人数差をひっくり返しているからね。
ボーデル：本来の代表も1人残っているくらいだからな。
ＧＭ：そいつも2騎くらいは落としているからね。
サンドロ：頑張ったじゃないか（笑）。
アーティ：頑張ってんじゃん？　かなり。
ＧＭ：まぁ、けっこうギリギリだったけどね。このラウンドの最後には落ちていたわけだし。
アーティ：いや、一番頑張ったのはＢだと思う（一同笑う）。
ＧＭ：観戦していたＢの家族なんか涙ボロボロだよね（笑）。
Bの父親：(サンドロ)「よく帰った･･･！」（笑）。
Bの母親：「生きて帰ってきてくれて！」（笑）。
クロウ：あたしのせいなの？（笑）。
ＧＭ：さて、ではこれで部族同士の争いには決着がつきました。
ボーデル：馬の気持ちがよく分かったわい（一同爆笑）。
クロウ：どうしちゃったんだボーデル！（笑）。
サンドロ：ちなみに、争っていた理由は何なんだ？
ＧＭ：ああ。部族の名前が似ていて紛らわしいから、互いが互いに改名しろと。
クロウ：“デンデ” と “デンバ”？
アーティ：ああ、確かに。
ＧＭ：で、負けた “デンバ族” はこれ以降 “デイブ族” を名乗ることになりました。
クロウ：あまり変わってなくない？
アーティ：頭文字を変えろよ！（一同爆笑）。
ボーデル：確かにそうじゃな（笑）。
サンドロ：敗者が改名というとやはり「さ○ぁ～ず」や「くりぃ○しちゅ～」が代表的だな（一同笑う）。
ボーデル：名前変えるって凄い嫌がらせだよな（笑）。
サンドロ：「では、ドワーフがどこに行ったのか教えていただこう。」
ＧＭ：･･････おっと、今頃出てきた。族長の名前はルツだった。
アーティ：もうどうでもいいよ（一同笑う）。
族長ルツ：「彼は、とある祈祷師から怪しげな霊薬をいくつか購入してましたぞ。」
サンドロ：そこで能力値アップのポーションを買ったのか･･････っていくら溜め込んでたんだ？
族長ルツ：「その祈祷師から色々と話を聞いておりましたぞ。」
･･･て、今気づいたんだが、こいつシューンの行き先知らないや（一同爆笑）。
サンドロ：おおーい！（爆笑）。
アーティ：そいつは詐欺ですなぁ！（爆笑）。
サンドロ：「ブチ殺すぞテメェ！」（笑）。
族長ルツ：「落ち、落ち着いてくだされ。祈祷師からある場所を聞いて、そこに向かったことは分かっている。」
サンドロ：「その祈祷師はどこにいる？」
族長ルツ：「彼は現在 “レテ族” のところにいるはずです。」
クロウ：“レテ族” の所に行けばいいのね（溜息）。
サンドロ：（早口で）「わかりましたわかりましたすぐにそちらに向かいますどうもありがとうございましたファック！」（一同笑う）。
ＧＭ：おお、イライラしてらっしゃる（笑）。ずいぶんと気分が良くなったと思ったのだが。
サンドロ：気分はいいよ。「ヒッヒッヒ、今日も随分殺っちまったなぁヒャッハァ！」（一同笑う）。
アーティ：やばい、最高に「ハイ」って奴になっている（笑）。
ＧＭ：では “レテ族” の下に向かいますが、暴草族は全ての部族に精通しているので、問題なく到着できます。
アーティ：流石は暴草族。
ミラルゴ ： レテ族の集落
クロウ：では族長のところに顔を出して祈祷師について聞こう。
ＧＭ：したら、その祈祷師は集落の外れにテントを張って商売していると教えてもらえる。
クロウ：じゃあ祈祷師のところに行きましょうか。
ボーデル：当然じゃ。
ＧＭ：では祈祷師のテントを潜りました。
サンドロ：「ちょっと宜しいですか。」
祈祷師：「どうぞ。未来でも占いましょうか。」
サンドロ：（無視）「いくつか伺いたい事があるのですが。」
祈祷師：「はいどうぞ。」
サンドロ：「先日、貴方をシューンというドワーフが訪ねてきたと思いますが、そいつがどこに行ったかはご存知ですか？」
祈祷師：「ああ、あやつのことだな。我が一族に伝わるあるリングの話をしたところ、大変乗り気でそいつを探しにいきました。」
サンドロ：「それはどちらに？」
祈祷師：「我が一族に伝わるある遺跡ですな。教えてあげよう。」　場所は教わりました。
サンドロ：「どうも。それと一つ、そのドワーフに何か薬を売っていたそうですが、どのようなものでしょうか。」
祈祷師：「ああ、それはこのポーションです。」

　アーティが調べてみた結果、このポーションは『任意の能力値』が『18ラウンド』の間『レーティング：10』だけ『上昇させる』ポーションであると分かった。

サンドロ：微妙だな。出目によっては上がらない。
ボーデル：本当だ（笑）。
サンドロ：効果も永続ではないし。こんなゴミはいらない。
クロウ：「そのリングというのはどういう能力なのですか。」
祈祷師：「一族に伝わる伝承では、なんでも身に着けた者に風の如き身のこなしを与えるとかなんとか。」
サンドロ：それは私が欲しいな（笑）。
ボーデル：「それはいつ頃教えたのか？」
ＧＭ：どうやら、暴草族が勝負に敗れる2～3日くらい前だと思った。
サンドロ：辻褄は合うな。オーケイ、すぐに向かおう。
祈祷師：「ああ、そのドワーフだがな、私が以前暮らしていた小屋を紹介したから、そこに住んでいるかも知れんぞ。」
サンドロ：「どこだ？」
祈祷師：「遺跡の近くだ。」　場所は教わった。
サンドロ：さて、行こう。
クロウ：足が速くなったのって、そのポーションのおかげ？
ボーデル：いや、リングの方だと思うが。ポーションの効果では話にならない。
サンドロ：コンボと考えるべきだろう。