不自然な老人は大抵危険
GM | : | それではSwordWorldのセッション第17話をはじめます。 君達は“アノス”から“オラン”へ向かう途中“雲の上の街道”を歩いています。 |
クロウ | : | どういうところ? |
GM | : | “アノス”-“オラン”間には“脅威の山脈”と呼ばれる“グロサルム山脈”というのが走っている。そこを越える街道が“雲の上の街道”と呼ばれています。 まぁ、結構な山脈越えをする訳だし、名前の通り雲と同じ標高まで上がるんだろう。 で、越えました。 |
クロウ | : | 越えました。 |
ボーデル | : | いつの間に。 |
GM | : | 君達は例のごとく、サンドロのメガンティアにラヴェルナを乗せてだ。 |
ボーデル | : | なんか、ラヴェルナだけ馬に乗っていると、ウチら西遊記みたいだな。 |
GM | : | 三蔵、男じゃないか。 |
ボーデル | : | 大抵、ドラマだと役者は女性だよ。 |
GM | : | まあなぁ。マチャアキのしか観てないが。 じゃあ・・・・・・(サンドロを指差して)サルだろ。 |
ボーデル | : | サル(笑)。 |
サンドロ | : | 侮辱するな(一同笑う)。 |
GM | : | (ボーデルを指差して)ブタだろ。 |
ボーデル | : | やっぱりか!(笑)。 |
GM | : | (アーティを指差す)明らかにカッパ。 |
アーティ | : | 明らかにって何だ!(一同笑う)。 |
GM | : | でも、どちらかというとサンドロが三蔵で他は配下の下僕って感じだよな(一同笑う)。 |
アーティ | : | 確かに(笑)。じゃあ俺、三蔵殺して喰うわ(笑)。 |
GM | : | では、君達はが歩いていると、前方からヒョコヒョコと・・・・・・ イメージで言ったら『ファイエム』のマムクートみたいな老人が(一同爆笑)。 |
ボーデル | : | むははははっ!!(爆笑)。 |
クロウ | : | わっかりやすッ!(笑)。 |
サンドロ | : | 馬鹿野郎! 【火竜石】 持たせればマムクートは強いんだぞ! |
アーティ | : | あ、竜に変身するヤツか。いたねぇそんなの(笑)。 |
GM | : | その腰の曲がったローブの老人が歩いてくる。 |
アーティ | : | よーし皆、警戒しろ。 ヤツはきっと竜語魔法を使ってくる(一同笑う)。 |
GM | : | コラコラ(笑)。で、老人は |
老人 | : | 「旅のお方。この辺りは強力な怪物が度々飛来してくることがある危険な地域でしてな。大丈夫ですかな?」 |
サンドロ | : | (唐突に)「クチャクチャクチャ・・・・・・」 |
クロウ | : | お前は何を食ってんだよッ!(一同爆笑)。 |
サンドロ | : | 干し肉か何かを噛み締めてだな(笑)。 |
ボーデル | : | 「ご老人、忠告は痛み入る。聞くところによると、この辺りには火竜でも棲み付いているのかな?」 |
老人 | : | 「そうじゃな。この辺りにはとても恐ろしいドラゴンが棲んでいると云われていましてな。時々、竜の眷属を目撃する者もおるそうじゃ。」 |
クロウ | : | 眷属? |
アーティ | : | ワイバーンとかか。 |
サンドロ | : | ちょっとワールドマップを見せてくれ。 |
ボーデル | : | てか、この爺さんが凄いじゃないか。そんなところを1人で歩いてるなんて。 |
クロウ | : | っていうかこいつ、マムクートなんだろ! |
アーティ | : | こいつが竜なんだよ(笑)。 |
サンドロ | : | ・・・・・・。最悪のパターンが思い浮かんだぞ。 |
老人 | : | 「お気をつけくだされ。腕に自信はおありかな?」 |
ボーデル | : | 「我々、いずれも腕に覚えのある者ばかりじゃ。」 |
サンドロ | : | 「私は騎士です。腕には自信があります。」 |
老人 | : | 「そうですか。しかし、早速現れたようですな。」 |
アーティ | : | 来るんかい!(笑)。 |
GM | : | 老人の指差す方を見ると、バッサバッサと飛来する影が2つ! |
クロウ | : | ヒー! |
サンドロ | : | 二匹!(サイコロを握る) |
アーティ | : | この爺さん、驚きもしないの? |
GM | : | 老人にとっては日常茶飯事といったくらい平然としているね。では [ 怪物判定 ] どうぞ。 |
クロウ | : | (コロコロ)『10』。違う、『12』だ。 |
アーティ | : | (コロコロ)『12』。 |
サンドロ | : | 『15』 だ。 |
GM | : | やっぱり、皆知っているね。そこのドワーフ君はどうかな? |
ボーデル | : | (コロコロ)お~っと、『7』(笑)。 |
GM | : | お前にとっては、ただのトカゲだ(一同笑う)。 |
ボーデル | : | 爬虫類が飛んできた(笑)。 |
GM | : | やってきたのはワイバーンです。2匹。 |
ボーデル | : | 尻尾に毒がなかったか? |
GM | : | あります。攻撃が『牙』『爪』『爪』『尻尾』の4回攻撃で、尻尾には毒があります。(説明省略) まぁ、クリスタニアとかみたく即死毒じゃないだけなんぼかマシ。 |
サンドロ | : | あれは本当に怖い。 |
GM | : | 同じフォーセリアなのに、アレクラストとそれ以外でなぜこんなにも差があるのか(笑)。 |
ボーデル | : | 地域によって差があるんじゃよ。ワイバーンロードス種(一同笑う)。 |
アーティ | : | ロードス産か(笑)。 |
GM | : | と、ワイバーンはキミ達に向かってきます。 |
アーティ | : | こっち来るのか? |
GM | : | ああ。もう明らかに君達をロックオンしている。「エサ歩いてるぜ。」ってなものだ。 |
ボーデル | : | ああ、とりあえず <プロテクション> が欲しい。 |
サンドロ | : | 何ラウンドの猶予がある? |
GM | : | そうだな、レーティング『10』の結果の余裕がある。 |
サンドロ | : | (コロコロ)『2』ラウンドだ。 |
クロウ | : | うわっ、短い。 |
ラヴェルナ | : | 「流石に二匹のワイバーンを同時に相手するのは無理ですから、一匹はお願いします。」 |
クロウ | : | ええー! |
ボーデル | : | 一匹は倒しちゃうんだ!(笑)。 |
サンドロ | : | いや、倒せそうだ(笑)。 |
ラヴェルナ | : | 「任せましたよ、サンドロ!」 |
サンドロ | : | 2ラウンドの猶予があるからな。アーティ、まずは <プロテクション> だ。 |
アーティ | : | 最初からそのつもりだ。 |
GM | : | 2ラウンド目は <フライト> を唱えて空中戦に持ち込むんだ(一同爆笑)。 |
アーティ | : | それでカプって咥えられるんでしょ(笑)。 |
サンドロ | : | (両手を広げて)必殺、鶴の舞!(一同爆笑)。 |
アーティ | : | 何だそのポーズは(笑)。 |
サンドロ | : | この飛翔のポーズで浮かび上がってだな(笑)。 |
アーティ | : | 嫌だ、やるならお前がやれ(笑)。 |
GM | : | で、ワイバーンは「お腹いっぱい」と帰っていくと。 |
アーティ | : | エサやっただけじゃないか(笑)。 |
サンドロ | : | 今回はヤバイ。盾をしっかりと構えておこう。 |
GM | : | では、ほぼ同時にラヴェルナもワイバーンを倒しています。 |
ボーデル | : | 「やれやれ、危なかったわい。」 |
GM | : | 一部の人は本当にね(笑)。 |
サンドロ | : | ではワイバーンの首をスパッと切り落とそう。 「我はワイバーン・スレイヤー、サンドロなり!」(一同爆笑)。 |
アーティ | : | 死にかけておいて何を言う(笑)。 |
ボーデル | : | 90%がアーティの魔法ダメージだ(笑)。 |
アーティ | : | おかげでもうフラフラだけど(笑)。 |
ボーデル | : | よくやった。 |
クロウ | : | 頑張ったよ! |
サンドロ | : | 「アーティ、大丈夫か。そんなフラフラになって。 ワイバーンは流石に手強かったぜ!」(一同笑う)。 |
GM | : | 死にかけたくせに元気すぎだよ(一同笑う)。 |
アーティ | : | ようし、カッツェに引っ掻かせる。ダメージ『1』、<プロテクション> で相殺(笑)。 |
ボーデル | : | でも危なかったね。<プロテクション> が無かったら流石に死んでたんじゃない? |
サンドロ | : | 作戦成功(笑)。 |
GM | : | たかが1点、されど1点だな。 |
サンドロ | : | そうだボーデル、もう一度 <キュアー・ウーンズ> を頼む(一同笑う)。 |
クロウ | : | こっちもくれー(笑)。 |
ボーデル | : | 仕方が無いのぅ。(コロコロコロ)『12』点。 |
サンドロ | : | よし、全快。 |
クロウ | : | 鼻血が出た(笑)。 |
GM | : | では、後ろで見ていた老人が |
老人 | : | 「ホッホッホ。」 |
GM | : | と、手を叩く。 |
アーティ | : | ちょっとむかつくな(笑)。 |
ボーデル | : | 「ご老人、その様子だと、何か知っているようですな?」 |
老人 | : | 「なかなか、腕の立つ人間達のようだな。」 |
クロウ | : | 人間!? |
アーティ | : | やっぱり、変身するのか(笑)。 |
ボーデル | : | 「ええい、その化けの皮、剥いでくれるわ!」 って、これでただのリザードマンだったら嫌だな。 |
アーティ | : | なんでリザードマンなのよ(笑)。 |
ボーデル | : | いや、共通語喋れるドラゴンプリーストも多いから(笑)。 |
サンドロ | : | 「貴様、何者だ! 我こそは “ワイバーン・スレイヤー” サンドロ・オーエンバッツなり!」(一同爆笑)。 |
ボーデル | : | 言ってろ(笑)。 |
GM | : | では、老人は眩く発光します。カカッ! |
アーティ | : | 太陽拳!!(笑)。 |
GM | : | で、君達の前に体長10メ-トルを優に越すドラゴンが。 |
アーティ | : | やっぱりいい(笑)。 |
サンドロ | : | 「何だぁぁ!?」 |
GM | : | で、プシュッと火炎混じりの鼻息がサンドロに(笑)。 |
サンドロ | : | ぎゃあああ!?(笑)。 |
GM | : | いや、冗談だ(笑)。そして竜は、君達の脳に響くような威厳ある声で言う。 |
コーラスアス | : | 「余の名はコーラスアス。この地の支配者だ。」 |
サンドロ | : | 予想が全て当たっていたな(笑)。 |
アーティ | : | まったくだ(笑)。でもこれ、何に出てきたんだっけ? |
GM | : | 『四大魔術師の塔』 の怪獣大決戦シナリオが最初で、『バブリーズ』のリプレイにも出てる。 |
サンドロ | : | こいつはエルダー・ドラゴン(老竜)だっけ? |
アーティ | : | 15LV? |
GM | : | そう。“天をも焦がす” とまで呼ばれているわけだ。 |
ボーデル | : | 勝負にならんな。そういえば [ 怪物判定 ] はいらんのか? |
GM | : | どうぞ。 |
クロウ | : | 『15』。 |
サンドロ | : | 『16』だ。 |
アーティ | : | 『12』。よし、【幻獣・魔獣の本】 で調べ直そう(笑)。 |
GM | : | 『10』で十分だ。知ってるよ。データは・・・(省略) |
クロウ | : | 戦ったら死ねるね。 |
サンドロ | : | ボーデルなら一発は耐えられるな(一同笑う)。 |
ボーデル | : | 死ぬわ(笑)。 |
GM | : | では、アーティ・クロウ・サンドロ・ラヴェルナはすくみ上がる訳だ。 |
ボーデル | : | いやいやいや。こんなのを目の当たりにしたら知らなくても恐怖だよ(笑)。 |
サンドロ | : | 「(こっ、これはっ!?)」 (口から泡を吹くジェスチャーをしつつ)ガタガタガタッ(一同爆笑)。 |
GM | : | だから、身振りされてもテープに入んないんだよ!(一同笑う)。 |
アーティ | : | フォローが大変だ(笑)。全部口で解説するしかない(笑)。 |
GM | : | 震えるな! 泡を吹くな!(一同笑う)。 |
ボーデル | : | 『サンドロは蟹になった。』 |
アーティ | : | ボーデル、<サニティ> だ(笑)。 |
GM | : | では、達成値が『13』くらい行った人は、“天をも焦がす” コーラスアスの名を知っていてもいい。 |
アーティ | : | それは 【幻獣・魔獣の本】 で振り直そう。(コロコロ)『16』いった。 |
GM | : | では、コーラスアスは君達に語りかける。ちなみに声はでかい。 |
コーラスアス | : | 「先日、余の休眠期の間に、余の巣に忍び込んだ賊がおる。」 |
GM | : | と、言葉の折々に苛立ちから火炎の鼻息がシュゴーッと噴出す。 |
アーティ | : | ふ、ふぅ~ん(笑)。 |
ボーデル | : | 黙って聞いてる。 |
クロウ | : | 何言ってるか分からないし。ポカーンだよ(笑)。 |
コーラスアス | : | 「その賊は余のお気に入りの宝物である 【灼熱の宝珠】 を盗んでいった。」 |
サンドロ | : | (完全に恐縮して)「はっ、はいいいッ!」(一同笑う)。 |
アーティ | : | (完全にリラックスして)話が長くなりそうなら、お茶でも用意しますが(笑)。 |
コーラスアス | : | 「怒りのままに人間の街を焼き尽くす事は容易い。しかし、それでは盗まれた 【宝珠】 は返ってこない。 そこでお前達に命じる。【灼熱の宝珠】 を取り戻して来い。」 |
アーティ | : | 命じられちゃったよ。 |
クロウ | : | すいません、何を言っているのかわかりません。 |
GM | : | 分かれ。 |
ボーデル | : | いや、ワシらには下位古代語の会話が理解できん(笑)。 |
GM | : | そういうことか。ならラヴェルナが通訳してやろう。 |
アーティ | : | 同時通訳で。 |
コーラスアス | : | 「無事に取り戻した暁には、その働きに免じて、余の寝床に忍び込み、宝物を持ち出した罪には目を瞑ってやろう。」 |
ボーデル | : | こ、これは引き受けざるを得んな(苦笑)。 |
サンドロ | : | これは取引とは言えんな(苦笑)。取引とは対等な立場で初めて成立するものだ。 |
ボーデル | : | いやいや、こいつ、最初から 『命じる』 ってストレートに言ってる(笑)。 |
アーティ | : | ここでサンドロの差別が始まったら楽しいな(一同笑う)。 |
GM | : | いくらサンドロでも、老竜は人間より上なんじゃないか?(笑)。 で、コーラスアスは 「どうだ?」 とでも言いたげに君達を見下ろしているが。 |
サンドロ | : | いや、「どうだ?」 もなにも、私達に選択肢はないじゃないか(一同苦笑)。 |
アーティ | : | これはもう、盗んだ奴を見つけ出してシバき倒すしかないだろうな(笑)。 |
ボーデル | : | 街の5~6個は簡単に吹き飛ばしそうだ(笑)。 |
クロウ | : | 「引き受けるしかありませんね。」 |
コーラスアス | : | 「それでは貴様らに任せるぞ。」 |
サンドロ | : | 「どう探せばいいのでしょうか?」 手がかりが何も無いぞ(笑)。 |
アーティ | : | 「形状とか。」 |
コーラスアス | : | 「余は 【過去視の水晶球】 という物を持っている。」 |
GM | : | これは、その場所に過去に起きたことを映し出すことができるというマジックアイテムで、バブリーズのリプレイに登場していた。 |
サンドロ | : | 知ってるぞ。 |
コーラスアス | : | 「それによると、盗み出した賊は黒かった。」 |
クロウ | : | ダーク・エルフかよ。 |
サンドロ | : | 『デーモン・アゲイン』 と同じようなルートを辿りつつあるぞ(笑)。 |
コーラスアス | : | 「次に <ロケーション> を試みてみた。この山(グロザルム山脈)とあの山(エストン山脈)で試したところ、ともに人間の街(オラン)を指し示した。というわけで、【灼熱の宝珠】 は人間どもの手元にあるのだろう。」 |
クロウ | : | ふ~ん。 |
コーラスアス | : | 「このままだと、苛立ちついでに街を焼き尽くしてしまいそうであるから、とっとと取り戻して来い。」(一同笑う)。 |
クロウ | : | は~い。 |
GM | : | では、コーラスアスは <クリエイト・イメージ> で 【灼熱の宝珠】 を映し出します。 【灼熱の宝珠】 は真紅の輝きを放つ水晶球で、その内部では常に業火が燃え盛っています。 |
コーラスアス | : | 「この 【宝珠】 は人間のようなか弱い種族には魔力が強すぎるので、直接手にするのは危ういかも知れぬ。」 |
サンドロ | : | なるほど。 |
アーティ | : | あれだな、キッチンミトンを使えばいいんだな。 |
GM | : | うんそうそう。一緒に燃えちまえ(一同笑う)。 |
クロウ | : | どうやって持って来いって言うんだろう? |
GM | : | で、次に盗人である黒い人の映像が映し出される。はい、『冒険者+知力』で振ってみて。 |
クロウ | : | 何か変な予感がする(笑)。 |
サンドロ | : | (ピーン)よもや! これはもしや!! (コロコロ)『17』。 |
アーティ | : | 『14』。 |
クロウ | : | 『11』。 |
ボーデル | : | (コロコロ)ボーデルは閃いた。『16』(一同笑う)。 |
アーティ | : | (サンドロに)予想は誰ですか? |
サンドロ | : | “ムディール” の神殿で出てきた女ダーク・エルフだ。 |
アーティ | : | お前が先走って孤立したとこ?(笑)。 |
サンドロ | : | そうだ。確かあいつだけ逃げて捕まっていないはずだ。 |
アーティ | : | そうだったな。 |
GM | : | 目標値は難易度で決めよう。『+7』くらいで(コロコロ)あ、11・・・・・・目標値は『18』と出た(一同笑う)。 |
アーティ | : | えー?(笑)。 |
GM | : | 見てもはっきり分からなかったが、どうやら女性のようだね。 |
サンドロ | : | ・・・・・・なら、なおのことそれっぽいな(一同笑う)。 |
GM | : | PLはそんな気がしたけど、PCは良く分からない。 |
ボーデル | : | ちなみに、熱いだけの 【宝珠】 なの? |
GM | : | コーラスアスは詳しくは説明してくれない。 |
アーティ | : | どうやって持てばいいんだろうね? |
GM | : | なんとかして。 |
クロウ | : | ええ? |
ボーデル | : | 大丈夫、“オラン” に行けば何とかなる。なんと言っても国家の危機だ。王様に事情を話して協力させよう(笑)。 |
GM | : | では、コーラスアスは改めて言うぞ。 |
コーラスアス | : | 「任せたぞ。ちゃんと回収して来い。いいな。」 |
ボーデル | : | 「はは~。」 |
サンドロ | : | さてどうする? また泡でも吹くか?(一同笑う)。 |
アーティ | : | 話進めようぜ(笑)。 |
ボーデル | : | そういえば、どこに持ってくればいいんだ? 届け先の住所が聞きたい。 |
アーティ | : | 住所(笑)。 |
ボーデル | : | 住所と言わないまでも、場所は指定して欲しいぞ。 |
GM | : | それも考えてある。しかしその前に。 コーラスアスはですね、君達が積極的に依頼達成に着手できるように、ガッツリ <ギアス> をかけてくれます。 |
アーティ | : | うわーお。全員? |
GM | : | 全員。 |
クロウ | : | またあ? |
GM | : | ラヴェルナから旅の目的と素性を聞き出した後、コーラスアスは <ギアス> をかけます。 |
コーラスアス | : | 「そち等の旅の目的を遂行することを禁止する。王と謁見することは叶わない。」 |
アーティ | : | えー? |
ボーデル | : | 解除して欲しかったらまずは探し物してこいと(笑)。 |
アーティ | : | <ギアス> の達成値はいくつだ?(笑)。 |
GM | : | 設定してないよ。『20』オーバーだ。 |
ボーデル | : | 機嫌を損ねたくは無いから、受け入れるよ。 |
クロウ | : | あたしも。 |
アーティ | : | ちょっと面白いじゃん(コロコロ)6ゾロは出なかったか。 |
GM | : | アーティの丸焼きにはならなかったか。 |
アーティ | : | そんなのできないよ。そもそも喰う部分が少ないし(笑)。 |
GM | : | どうも、人間は小骨が多くて好きではないらしい。 |
アーティ | : | 小骨なんだ(笑)。 |
ボーデル | : | しっかりおまけまで貰ってしまったわい。 |
GM | : | では、コーラスアスは君らを掴み上げると、“オラン” の近くまで一気に運んでくれます。 |
ボーデル | : | なんて親切。 |
クロウ | : | 本当だね(笑)。 |
アーティ | : | おっと、ドラゴンライダー(笑)。 |
GM | : | 足で鷲掴みにしてるだけだ(笑)。 |
コーラスアス | : | 「貴様らの歩くペースにちんたら付き合ってはおられん。」 |
クロウ | : | 実際はそんなところだろうな(笑)。 |
GM | : | で、“オラン” から徒歩半日くらいの場所に下ろされる。 |
クロウ | : | あまり近づいちゃうとね。 |
アーティ | : | その日、“オラン” からは竜の姿が見えたという(笑)。 |
サンドロ | : | (鶴の構えをしつつ)そしてその背から降り立った謎の冒険者達(一同笑う)。 |
アーティ | : | 分かった。俺が <クリエイト・イメージ> で演出してやるよ(笑)。 |
オラン兵士 | : | 「ドラゴンの手先だ! 撃ち落せー!」(一同笑う)。 |
アーティ | : | クレインクィンで撃つのは止めて(笑)。 |
サンドロ | : | そうだ思い出した。ボーデル、お前ロングボウなんか止めて、クロスボウにしろよ。ゴッツイのをガッチャンガッチャンやる方が似合うと思うんだ。 |
ボーデル | : | 2ラウンドに1回なんて論外。 |
サンドロ | : | じゃあいっそのこと弓なんて持たずに投げ槍かなんかを5~6本持ち歩いてさ(一同笑う)。 |
ボーデル | : | お前はワシを原始人か何かにしたいだけだろ!(笑)。 |
GM | : | 話を戻していいか~い(笑)。 |
クロウ | : | どうぞどうぞ(笑)。 |
コーラスアス | : | 「では、【灼熱の宝珠】 を取り戻した暁には、この位置にて何かしらの合図を上げるのだ。」 |
アーティ | : | のろしだな(笑)。 |
コーラスアス | : | 「そしたら使いの者をやる。」 |
アーティ | : | 使いの者なんだ(笑)。ああ、さっきのワイバーンもこいつが召喚した? |
GM | : | はい。けしかけられました。 |
サンドロ | : | 竜語魔法の眷属召喚か。 |
コーラスアス | : | 「もし、【灼熱の宝珠】 を取り戻していないにも関わらず余を呼び出した場合には、キツイお仕置きをしてやるからな。」 |
ボーデル アーティ | : | 「お仕置きだべ~。」(爆笑)。 |
ボーデル | : | 古いネタだ(笑)。 |
GM | : | 破壊力ばかりリアルなお仕置きを食らうぞ。三馬鹿みたいにボロボロになるだけじゃ済まないぞ(一同笑う)。 |
クロウ | : | 死ぬんですね(笑)。 |
アーティ | : | もちろん、お仕置きは <ライトニング> だろ?(笑)。 |
コーラスアス | : | 「このこと、努々忘れるなよ!!」 |
GM | : | と言いながらバサバサと。 |
クロウ | : | 飛んで行っちゃった(笑)。じゃあ “オラン” に行くか。 |
ボーデル | : | その前に目印を探そう。何かあるか? |
GM | : | 街道からはだいぶ逸れているからねぇ。でも、大体この辺りってんでいいよ。 |
サンドロ | : | よし、このバス停留所の看板が丁度良い目印だな(一同笑う)。 |
クロウ | : | なんでだよ。 |
GM | : | そうそう、それそれ(笑)。 |
アーティ | : | あるのか!(笑)。 |
ボーデル | : | しかし、他のシステムだったら [ 恐怖判定 ] のレベルの出来事だったな。 |
GM | : | ≪咆哮≫ を使えばそうなったけどね。 |
サンドロ | : | では、“オラン” に向かうとするか。 |
クロウ | : | 賛成。 |
GM | : | では、徒歩にして半日。その後は特に何事も起こらず、“オラン” に到着します。 |