差別騎士、ついに本性を現す

ROUND - VI 
×：サンドロ （最下層）
□□□□□□□□□□□□□□□□：蹂躙する者A 155
□□□□□□□□：他一同 78
□□□□□□□□：リーズン 75
□□□□□：蹂躙する者B 45

□＝10ｍ
ボーデル：では最初にリーズンさんが飛び込んで完了。
ＧＭ：≪通常移動≫ なら判定不要。穴組はこれで完了。
サンドロ：で、落下組。
アーティ：組って（笑）。
サンドロ：俺１人だけだけどね！（笑）。
アーティ：ここが一番の問題だよな（笑）。
サンドロ：どこかから 80,000ガメル捻り出して下さい（一同笑う）。
ＧＭ：あれね、『プリーストLV×魔法LV×100』になったから、8,100ガメルで生き返られるよ。
アーティ：ああ、そんなに安くなったんだっけか。
サンドロ：何にせよ借金背負う（笑）。
ＧＭ：サンドロはこのラウンド、起き上がる必要がある。もしくは死んだふり。通じるなら。
サンドロ：起き上がる（一同笑う）。そのまま ≪防御専念≫ する。
ＧＭ：ではこっちの黒い目玉。っていうかもういいよね、バグベアードは君を敵と判断します。
ボーデル：＜エネルギー・ボルト＞ の一発であの世行きだ（笑）。
　ボーデルＰＬは誤解しているが、バグベアードに古代語魔法を操る能力は無い。
　唯一あるのは･･････。
バグベアード：（コロコロ）『1』。[ 麻痺光線 ] が飛んできました（一同爆笑）。
クロウ：なにそれ（笑）。
サンドロ：そうか、ダイスによって光線が決定されるんだったな（笑）。精神抵抗？　（コロコロ）『19』。
ＧＭ：それは弾きました。
サンドロ：パァンッ！！
アーティ：おお～。
ＧＭ：では一発目の玉の行動。【50】進んで『205ｍ』地点へ移動。
アーティ：そういえば、３発目の玉は出てきてないの？
ＧＭ：ん？　あ、そうか。アーティだけ別行動だったな。じゃあアーティが通過した時点で三発目の玉が発射されてる。
ボーデル：アーティ～。今更だけど、やっちまったな（笑）。
アーティ：しょうがねぇだろ（笑）。
ボーデル：サンドロ助けに行くのが遅くなるな（笑）。
クロウ：死なないでね（笑）。
サンドロ：死んでると思う（笑）。
アーティ：そういや、貫通したんだよね。どこに出る？
ＧＭ：当然、一つ下の位置ですよ。下の通路が見えるが、これは微妙な位置だな。これは見えるな。あ、でも調べるまでは分からない。
クロウ：覗いてみる？
ＧＭ：下は暗闇だから見えない。
クロウ：ああ、そうか。
ＧＭ：では、君たちの頭上を黒い物体がズズズッと塞ぐ。一瞬、穴の方に入ってこようとするんだけど、そのまま勢いで抜けて通過していった。スライムのようにやわらかいね。
では全員、『冒険者LV＋知力B』で。
クロウ：（コロコロ）ゴメン、１ゾロ。
アーティ：（コロコロ）うわ、『10』。
ボーデル：（コロコロ）『17』だ！
ＧＭ：ボーデルは次の玉が出てきてる事に気づいた。
ボーデル：ううむ、これはここでやり過ごすのが良かろう。２発目は無事にやり過ごせたからな。
クロウ：下を調べたいんだけど。
ＧＭ：だからクロウには見えないって。
ボーデル：でもワシが行こうとすると、全員引っかかってポーンって下に押し出されちゃうのね（一同笑う）。
クロウ：痛い！（笑）。
アーティ：カッツェで見るよ。
ＧＭ：カッツェは普通の猫？　フィリスのみたいな不恰好な猫？
アーティ：普通の猫ですよ。
ＧＭ：だったら問題ない。クルクルクル！って回転しながら、穴の淵にスタッと着地する。
アーティ：まぁスマートですから。あのぶち猫と違って（笑）。
カッツェ：「ご主人、ご主人、下にも通路が続いていますぜ。して、何か穴が開いています。一発目の玉はまだ到達していないもようです。」
ボーデル：おお、そこまで分かるか偉いな。
クロウ：頭いいな。野生動物だからか。
サンドロ：じゃあ、大声で叫べばいいか。
「な、なんじゃこいつはー！！」
ＧＭ：じゃあ、判定はどうしようかな。周りが五月蝿くて聞き取りが難しいからな。
叫ぶサンドロが『冒険者LV＋生命力B』で振って、『15』を超えた分が聞く側の目標値から引かれることにしよう。
聞き取る側は『冒険者LV＋知力B』で【達人が失敗しても非難できない】目標値『19』で。
アーティ：高っか！
サンドロ：いくよ。「助けてくれー！」（コロコロ）低い。
アーティ：もっと叫べよ（笑）。
サンドロ：目標値『－3』（笑）。
クロウ：どんまい（笑）。
アーティ：じゃあ俺らが『19』で聞くしかないか。
クロウ：（コロコロ）『12』。
ボーデル：あ！ 出た！ ６ゾロ出た！（一同大歓声＆拍手）。
ＧＭ：ではサンドロは叫んでくれ。
サンドロ：「落とし穴だ！　底に敵がいるぞ！！」
これ以上叫ぶ余裕はないだろうからな。最低限のことを伝えた。
ＧＭ：お前、[ 催眠光線 ] に抵抗してたしな（一同爆笑）。
サンドロ：あとは、カッツェの見つけた穴から推測してくれ。
ボーデル：「どうやら、あの男は落っこちたようだな。」
ＧＭ：しかしボーデル、お前活躍しすぎじゃないか。
上の音も下の声も聞き取るなんて、どんだけ良いセンサーを搭載してるんだ（一同爆笑）。
サンドロ：やはり、“オラン” 製のセンサーは凄い性能が良いな（笑）。
ＧＭ：“グードン” 製だろう（笑）。
サンドロ：いやさっき “オラン” で高性能な奴に買い換えておいたんだよ（一同爆笑）。
ボーデル：ではアーティと情報交換しよう。
カッツェ：「では多分サンドロさんは走って逃げて穴に落ちたんです。」（一同笑う）。
ボーデル：敵がいるということはこれは不味かろう。ちなみに高さは？
ＧＭ：この通路は５ｍ四方あるから、５ｍだね。
ボーデル：＜フォーリング・コントロール＞ で降りると時間かかる？
ＧＭ：落下速度は確か「ほぼ静止」から「２倍」くらいになるからどうとでもなるよ。
ボーデル：効果時間て『一瞬』だっけ？
ＧＭ：確か『一瞬』。だから下の穴に下りるにはかけ直さないと･･････ちょっと調べなおそう。『18r』とか格好よすぎる。
サンドロ：（ルールブックをめくって）『18r』（笑）。
ボーデル：ということは、一度かければ下の部屋まで降りられるな。
ＧＭ：何か、一度地面に降りたら切れるイメージがあったけどな。
アーティ：そうだよね。俺もそう思ってた。
ＧＭ：『でもそんなことはなかったんだぜ。』
サンドロ：どこのソードマスターだ（笑）。
ＧＭ：問題は、アーティの精神力が残ってないんですね。
アーティ：残り『6』点。
ボーデル：ちなみに玉はどの位置だっけ？
ＧＭ：今、君達がいるのが『330』地点。玉が『205』までくるから、次の、次のラウンドにはここに到達するね。
ボーデル：次の次か。アーティ、悪いけどワシに ＜フィーリング・コントロール＞ かけてくれ。
クロウ：フィーリング？（笑）。
ＧＭ：『貴方と、同調する』（一同爆笑）。
サンドロ：なるほど、まさに創世のボーデル（笑）。
ＧＭ：ここまで来てダンジョンの全景が分かったから、ダンジョンマップを公開しよう。こういう構造になっています。
ローリング・ストーンズ
クロウ：ほーなるほど。･･････でもこれってなんなの？
バグベアード
ＧＭ：バグベアードじゃん（一同大爆笑）。
アーティ：可愛いな（笑）。どうしたのこれ？
ＧＭ：ペイントで描いた。
アーティ：ドットかよ（爆笑）。
ＧＭ：さて、魔法かけるのはボーデルと？
ボーデル：できれば他の人も。あと１人かけられるからな。
ＧＭ：ちなみにクロウは自力で着地できるな。
クロウ：NPC達はどうするの？
ボーデル：こいつらは岩が通り過ぎてからゆっくり来てもらう。
クロウ：＜フォーリング・コントロール＞ はかけないと？
ボーデル：上で待っていればいい。
サンドロ：この精神力の状況でこいつらまで援軍に来させるのは無理だ。
蜘蛛の時に ＜ファイアボール＞ でクリティカル３回り位すれば良かったんだが。
アーティ：無茶言うな。だったら今お前がクリティカル出して倒せ（笑）。
サンドロ：まったくもって（笑）。
ＧＭ：では･･････正直、このラウンドで起こっている事が10秒に納まっているとは思えないけど（一同笑う）。
ボーデル：俺もそう思うけど、人１人の命がかかっているから（笑）。
ＧＭ：いいよ（笑）。じゃあアーティの魔法だ。
アーティ：怖いなぁ。（コロコロ）出目11（笑）。
サンドロ：補助魔法は強い（笑）。
ボーデル：では会心の ＜フォーリング・コントロール＞ がかかったので、このまま降りるよ。
ＧＭ：ではボーデルはフォーリン・ラブと。
アーティ：それはやめて（笑）。
クロウ：あたしは飛び降りるね。
ＧＭ：あれ？　猫はどうする？
アーティ：行かねぇよ（笑）。行ってどうするよ（笑）。
ＧＭ：猫に [ 金属分解光線 ] 飛んでくるかもよ（一同爆笑）。
そして分解されちゃうのね（笑）。
アーティ：やめろぉー（笑）。
ボーデル：金属だったのか（笑）。
ＧＭ：あれ？　ボーデルは大丈夫？（一同大爆笑）。
アーティ：やばいんじゃないの（爆笑）。
サンドロ：即死だ！（爆笑）。
ＧＭ：では、君たちは下の通路に降り立った。
クロウ：穴まで何ｍ？
ＧＭ：ええと、･･･『50ｍ』だね。
ボーデル：ワシは届かないね。
ＧＭ：次のラウンドは移動して、その次に飛び込めは大丈夫だろ。
ROUND - VII 
×：サンドロ （最下層）
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□：ボーデル 364
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□：クロウ 364
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□：蹂躙する者A 205
□□□□□□□□：他一同 78
□□□□□□□□：リーズン 75
□□□□□□□□：蹂躙する者B 75
□□：蹂躙する者C 20

□＝10ｍ
ＧＭ：じゃあ状況を整理します。
サンドロはバグベアードと文字通り死闘。
サンドロ：死闘（笑）。
クロウ：そうだね（笑）。
ＧＭ：岩１は『205ｍ』地点。岩２は『75ｍ』地点。岩３が『20ｍ』地点。
穴から降りたクロウとボーデルが『364ｍ』地点。穴まで『50ｍ』。他の連中は穴で待機。
クロウ：はい。
ボーデル：まずは死闘からだな。
サンドロ：こ、こいやオラァ！（笑）。
ＧＭ：どっちにする？　≪防御専念≫ か ≪抵抗専念≫ か。
サンドロ：≪防御専念≫ で。
ＧＭ：次はクロウだが。
クロウ：あたしは飛び込もう。
ボーデル：≪全力移動≫ なら届くからな。
ＧＭ：いや、≪全力移動≫ 飛び込みはちと認められないなぁ。全力で飛び込んだら加速されるから、落下距離が実際の高さより大きくならないか？　流石に ≪受身≫ の範疇を超えそうだ。
ボーデル：ふむ。じゃあ一度止まって、次のラウンドで飛び込むべきだ。
ワシは魔法だから ≪全力移動≫ から飛び込んでも大丈夫だな？
ＧＭ：それは問題ない。では、クロウは穴の手前まで戻って『315ｍ』地点、ボーデルは ≪全力移動≫ で『331ｍ』地点。
サンドロ：あとはボーデルが穴に詰まらない事を祈るのみ。
バグベアード：その前に。（コロコロ）『4』。
ボーデル：[ 金属分解光線 ] では無さそうだな（笑）。
サンドロ：それでも良かったんだよ（笑）。
バクベアード：実は金属分解されてる位の方が幸せだったんだよ。
『4』は [ 洗脳光線 ] （一同爆笑）。
サンドロ：こいや！（コロコロ）出ない。
ＧＭ：では、サンドロは洗脳されました。以後、こちらの指示に従ってください。
サンドロ：「うへへへへへへへへへへへ。」
アーティ：＜サニティ＞ かけないとなんないなぁ。
ボーデル：先に傷を治すけど、＜サニティ＞ で解除できるのか？
ＧＭ：できるよ。それにこれは精神系だから、リーズンの精霊魔法でも治せる。治せると言うか上書きだけどね。
玉１が『260ｍ』地点まで来ました。下にいる人達には音が迫ってきたね。玉２が『110ｍ』地点。玉３が『75ｍ』。つまり穴組の丁度真上だね。一番怖い状態だ。
アーティ：ちょっとそっち、詰めてよ（笑）。
ROUND - VIII 
×：サンドロ （最下層）
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□：ボーデル 331
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□：クロウ 315
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□：蹂躙する者A 260
□□□□□□□□□□□：蹂躙する者B 110
□□□□□□□□：他一同 78
□□□□□：蹂躙する者C 45

□＝10ｍ
サンドロ：なあなあ、バグベアードより私の方が行動早いが、行動はどうすればいい？
ＧＭ：お前は待機だ。
クロウ：じゃあ飛び込む。
ＧＭ：クロウは飛び込みました。≪受身≫ で9ｍまでは大丈夫なので、無事に着地。
クロウ：じゃあ降りて ≪防御専念≫。
ＧＭ：いや、それは駄目だ。降りたら終わり。それにこっちにとってもお前らは不意打ち状態だ。
クロウ：びっくりだ。
バグベアード：（下位古代語）「また来やがった。」
クロウ：[ 怪物判定 ] だよね、（コロコロ）『13』。
ＧＭ：わかんね。
クロウ：でかいマリモがいる（笑）。
ボーデル：じゃあ降りる。（コロコロ）こりゃわからんな。
ＧＭ：君達が見たのは、見たことも無い凶悪なモンスターと、対峙しているサンドロだ。
ボーデル：こりゃ、確実に不意打ちくらうな。
ＧＭ：その時、真上で玉１が穴に落ちてくる。
ボーデル：落ちてきちゃうの！？
ＧＭ：大丈夫、穴の途中でズズンと揺れて、止まりました。
アーティ：止まったの？
サンドロ：じゃあなに？　１ラウンド遅れていたら穴が埋まって降りられなくなっていたの？（笑）。
ボーデル：泣けてくる状態だな（笑）。
クロウ：すまないサンドロ（笑）。
ボーデル：１００％助からない状態になっていたな。まぁ、今も被害者が増えただけかも知れない。気をつけるぞ。
クロウ：その場合、どうやってこの部屋に来るんだ？
ボーデル：そのまま先に進むしかないだろう。
ROUND - IX 
×：サンドロ （最下層）
×：ボーデル （最下層）
×：クロウ （最下層）
×：蹂躙する者A（最下層）
□□□□□□□□□□□□□□□□：蹂躙する者B 155
□□□□□□□□：他一同 78
□□□□□□□□：蹂躙する者C 75

□＝10ｍ
ＧＭ：サンドロ君、君に下位古代語で命令が届きます。
サンドロ：はっ、何でしょうか！
バグベアード：（下位古代語）「そこの連中を殺せ。」
サンドロ：「ＯＫ畏まりました！　死ね肉団子！！」（一同笑う）。
ボーデル：それはサンドロが決めていいの？
ＧＭ：サンドロの判断でいい。それに、サンドロなら無意識にも異種族に行くんじゃないかな（一同笑う）。
ボーデル：「うおう！？　サンドロ貴様！」
ＧＭ：これは完全に不意打ちだな。
ボーデル：だなぁ。
サンドロ：どうせお前避けないだろ（一同笑う）。
ボーデル：言うねぇ。その通りだけど。
ＧＭ：サンドロ、全力で殺せって感じなので ≪強打≫ して。オプションはどっちでもいい。
サンドロ：≪強打≫ か。じゃあ間違っても死にはしない『ダメージ＋２』で。
（コロコロ）オウッ！　『20』（笑）。
アーティ：こんな時に高いし（笑）。
ボーデル：振る意味もない（笑）。
ＧＭ：殺る気満々だ（笑）。
ボーデル：こいつ、とうとう！（一同超爆笑）。
アーティ：とうとう本性現した（笑）。
ボーデル：当たったよ。
サンドロ：「死ね！　肉野郎！！」（コロコロ）ダメージ『14』。
ボーデル：ええと、『12』点止めた。『2』ダメージ。
サンドロ：「死にやがれこの野郎！」
あ、≪強打≫ で『＋2』だった。『16』点（一同笑う）。
アーティ：そこは忘れてろよ（笑）。
サンドロ：でも ≪強打≫ して『4』点しか入らなかった（笑）。
ＧＭ：サンドロは改めてボーデルの恐ろしさを知った（笑）。
サンドロ：「やばい、こいつを排除しないと、俺はとんでもない事になる！」（笑）。
ＧＭ：では、クロウ。
クロウ：これはどうしたらいい？
ＧＭ：サンドロの様子がおかしい事は気づいていい。そしたらクロウとしてどうするか決めるといい。
サンドロを止めに入ってもいいし、ボーデルのカバーリングをしてもいいし、モンスターを攻撃してもいいし。
サンドロ：そうだな。クロウ的な思考で言ったら
「サンドロ、どうした！？」　スパッ！！（一同爆笑）。
クロウ：仕方ないな。ボーデルのカバーリングに入るよ。
ボーデル：具体的にどうするんだ？
クロウ：取っ組み合いする？　（しばし悩んで）･･････うーん、様子を見る。
ＧＭ：それは、何もしないのか？
クロウ：あー、じゃあ、≪防御専念≫ してる。
ボーデル：じゃあボーデルは思った。
『サンドロの目が笑ってない！　これはおかしい！』（一同爆笑）。
サンドロ：「死ねぇ！　肉団子！」
ボーデル：『奴め、淡々と攻撃している。奴はワシを攻撃するとき、目が笑っているはずだ！』（一同大爆笑）。
ＧＭ：普段、どれだけ殴られてるんだよ（笑）。
ボーデル：『これはおかしい。一度、＜サニティ＞ をかけてみるべきだろう。』 と考える。
ＧＭ：これは説得力がある（一同笑う）。許可しよう。
アーティ：このパーティならではだな（一同笑う）。
ＧＭ：な。危うくサンドロがボーデル攻撃するってのもありえちゃうところだったものな（笑）。
サンドロ：“とうとう”ってのがいいな（笑）。
ボーデル：ちょっと怖いので、『達成値＋１』でかけてみよう。（コロコロ）ああ、低い。『14』
ＧＭ：それは効かなかった。サンドロは笑っている。
ボーデル：悪いけど同時に叫んだことにしていい？
「こいつ、様子がおかしい。モンスターを攻撃しろ！」
ＧＭ：いいよ。
バグベアード：じゃあこっち。対象が２人来ましたので、まずどっちらっにしっようっかなっ♪（コロコロ）クロウ。
クロウ：あたしか（溜息）。
バグベアード：な～にっをしっようっかな～♪（コロコロ）『3』。
クロウ：また新しいのだよ。
ＧＭ：こいつ（使ってて）面白ぇなー（一同笑う）。
アーティ：でもこいつのモンスターLVをプレイヤー知識で考えると･･･。
サンドロ：分かってるよ。分かっているから考えたくないんだよ（笑）。
ＧＭ：[ 冷凍光線 ] です。＜アイス・コフィン＞ と同じ。抵抗失敗で仮死状態。ほぼ即死扱い。
クロウ：精神抵抗だから（コロコロ）『14』（笑）。
ＧＭ：クロウは凍りました。
ボーデル：ゲゲェー！！　これマズイぞ（笑）。
サンドロ：大ピンチ。
ボーデル：解除する方法ある？
ＧＭ：こいつは自然の氷柱の中に対象を閉じ込める魔法だから、一度かかったらもう自然解凍するしかないよ。ここは氷が持つような気温じゃないから、常温で勝手に解凍されるけど。
アーティ：ま～ずいなコレ。
クロウ：＜ヒート・メタル＞（一同爆笑）。
ボーデル：そんな時間があるか！
サンドロ：この戦闘が終わったらどちらにしても休憩が必要だと思うんだ。その時に焚き火でも炊いておけばいい。
ＧＭ：次のラウンドの前に、玉の処理だ。玉３はもう頭上を通過した。
アーティ：じゃあ穴から出てダッシュだな。
ROUND - X 
×：サンドロ （最下層）
×：ボーデル （最下層）
×：クロウ （最下層）
×：蹂躙する者A（最下層）
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□：蹂躙する者B 205
□□□□□□□□□□□：蹂躙する者C 110
□□□□□□□□□□□：他一同 110

□＝10ｍ
サンドロ：「よし、邪魔者はいなくなったぞ。これでお前を料理できる。死ねコラ！」
（コロコロ）『20』（笑）。
アーティ：だから、出目が高いんだよ（笑）。
ボーデル：（コロコロ）おお６ゾロ、回避した！（一同笑う）。
サンドロ：「ば、馬鹿な！　行動パターンを読まれているだと！？」（笑）。
ボーデル：じゃあ、今度は『達成値＋２』で ＜サニティ＞ をかける。ありゃあ～（コロコロ）１足りない～『15』。
アーティ：解けないね～。
バグベアード：じゃあボーデルに（コロコロ）『3』。[ 冷凍光線 ]
ボーデル：『16』だっけ。（コロコロ）『18』抵抗。
サンドロ：おお、出た！
　このラウンド、通路の追いかけっこ処理をすっかりド忘れ。すまんアーティ。
ROUND - XI 
×：サンドロ （最下層）
×：ボーデル （最下層）
×：クロウ （最下層）
×：蹂躙する者A（最下層）
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□：蹂躙する者B 205
□□□□□□□□□□□：蹂躙する者C 110
□□□□□□□□□□□：他一同 110

□＝10ｍ
サンドロ：（真剣に）「避けるな！　喰らえ！」（コロコロ）あ、低い、駄目だ！
アーティ：駄目だって、何が駄目なんだ（笑）。
サンドロ：あっはっはっは（笑）。『13』。
ボーデル：でも回避低いからな。（コロコロ）『14』ひょいっ。
サンドロ：回避したね。
ボーデル：では今度こそ。これで駄目ならお前はもういいよ（一同笑う）。
サンドロ：その時は ≪手加減攻撃≫ でお願いします（笑）。
ボーデル：（コロコロ）あ、いった！　『達成値＋2』だから『17』。
ＧＭ：はい、洗脳解除されました。
アーティ：はい、ここで台詞を（笑）。
サンドロ：いや、次のラウンドで。
ボーデル：バグベアードには気づかれてる？
ＧＭ：バグベアードは愉快そうに眺めているよ。
バグベアード：（下位古代語）「ふふふ、愉快愉快。愚か者ども、仲間同士で殺しあうが良い。」
アーティ：しゃべんのかよ。
ＧＭ：下位古代語でね。だからサンドロには通じてる。
サンドロ：（下位古代語）「訂正しろ！　こいつは仲間じゃない！」（一同笑う）。
バグベアード：（下位古代語）「歯　向　か　う　な。」（一同笑う）。
クロウ：あたしは凍ってるけど、上の人達は？
アーティ：走るよ。
　ようやく覚醒したサンドロ。しかし、既にクロウは封じられ、ボーデルの精神力も心許ない──。
　そして、戦闘は最終章 魔界村ボーデル大活躍 へ続く──