くつろぎ、油断が死を招く

サンドロ	：	相手まで何ラウンドくらい？
ＧＭ	：	互いに見える位置だからね。１００ｍ位しか離れてないだろうね。こっちは１ラウンドで５０ｍ移動する。そっちは９０ｍだ。
ボーデル	：	ということは、１００ｍの差があるから、追いつくのに３ラウンドくらいはかかるね。
アーティ	：	＜ファイアボール＞は使えないな。荷物も駄目になるし。
ボーデル	：	よく気づいたね。馬車をぶっ壊すのは良くないな。
ＧＭ	：	あと、普通に戦うと製品の剣と鎧が傷ついてしまう。もし、武具を傷つけないように庇って戦うなら『－2』のペナルティがきます。
サンドロ	：	オーケー、把握した。
アーティ	：	じゃあ＜スリープ・クラウド＞だな。
ＧＭ	：	魔法はモノによる。一部の魔法なら焦げるだけで、磨けば元に戻せる。
サンドロ	：	＜ライトニング＞は大丈夫そうだな。
ＧＭ	：	こっちの布陣を説明しておこう。馬車に馬が４頭と、独立してもう２頭。それぞれ鎧を着込んだ見張りが乗っている。
ボーデル	：	両脇で護衛している感じか。
アーティ	：	馬から下りて、そのラウンドに魔法って使える？
ＧＭ	：	馬が動かないのであれば、騎乗で魔法を使ってもいいよ。
アーティ	：	いいの？
ＧＭ	：	良い鞍を積んでるからな（一同笑う）。
サンドロ	：	流石 “エレミア” 特注（笑）。
アーティ	：	俺のユニサス、中々使えるな（笑）。
ボーデル	：	敵の装備はどんな感じ？
ＧＭ	：	見えてる分には、プレートメイルにシールドでガチガチに固めているね。
ボーデル	：	今のところは魔法使いはいないな。
アーティ	：	まぁ、多分馬車の中にはいるだろうな。
ボーデル	：	誰か馬車の中に特攻して虐殺する役目が必要になる（笑）。
アーティ	：	それはクロウの役目だな（笑）。
クロウ	：	マジか！
サンドロ	：	併走する馬から馬車に飛び乗って、そのまま内部の人間を全滅させるのか（笑）。
ＧＭ	：	移動する場合は、馬の敏捷度である【12】で行動を行う。君たちの乗っている馬は乗用馬なので、行動を遅らせるとかの複雑なオプションは使用できない。戦闘モードに入ったら興奮して制御できなくなる。つまり接近したら降りないと駄目。
サンドロ	：	そうだ、今回は ≪ランス・チャージ≫ が出来ない。

ROUND - I
□□□□□□□□□□：敵馬車 100 □□□□□□□□□□：騎馬達 100 ：ＰＣ 0
クロウ	：	じゃあ【コモンルーン】で＜カンタマ＞を（コロコロ）成功。
クリントンJr.	：	では＜トランスファー・メンタル・パワー＞でクロウに『5』点（コロコロ）成功。
アーティ	：	じゃあ俺が＜プロテクション＞使うよ。（コロコロ）サンドロ、クロウ、ボーデル、クリントンJr.に。
ＧＭ	：	では君たちはここから突っ込むと。
サンドロ	：	ああ。アーティは置いていく。
あれ？　魔法使ったクリントンJr.が移動してるぞ。
ＧＭ	：	サンドロたちは９０ｍ移動、馬車は５０ｍ移動して１５０ｍ地点だ。ではアーティは『レンジャーLV＋知力B』で２回判定して。
アーティ	：	後ろにでもいたか？　（コロコロ）『5』と『11』。
ＧＭ	：	はいよ。

ROUND - II
□□□□□□□□□□□□□□□：敵馬車 150 □□□□□□□□□□□□□□□：騎馬達 150 □□□□□□□□□：ＰＣ 90 ：アーティ 0
ＧＭ	：	では次のラウンド。敵は陣形変更。馬２頭が背面に下がった。
サンドロ	：	オーケー。
ＧＭ	：	では、馬に乗っている人の行動順は馬の【敏捷度】なので、こちらがアーティに ≪狙撃≫。２発来ますよ。
アーティ	：	だろうな。どこから撃ってきた？
ＧＭ	：	馬車の荷台の後ろからだね。隠されてるけどスリットがあってそこから撃ってきた。魔法を使っていて動いておらず、気づいていないので ≪狙撃≫ 有効とします。１ラウンドね。アーティは気づいていないので回避『－4』ね。
アーティ	：	わお！！　＜プロテクション＞しておけば良かったかな。
ボーデル	：	≪狙撃≫ だから下手すると死ぬな。
射手Ａ	：	（コロコロ）えっとな、『12』だ。
アーティ	：	でも６ゾロのみ（コロコロ）３だ（笑）。
射手Ａ	：	では１ラウンド狙いをつけたので『クリティカル－１』ね。（コロコロ）出目９。回ったね。
アーティ	：	回りやがった。
射手Ａ	：	（コロコロ）ええと、回って『20』点。
ボーデル	：	こりゃいきなり落馬かな？
サンドロ	：	いや、死ぬことはないな。
アーティ	：	（コロコロ）７点止めて、『13』。残り『5』。
ボーデル	：	でももう一発あるぞ。
射手Ｂ	：	そうだ。（コロコロ）１１で『19』。
アーティ	：	それ、ダメージじゃなくて良かったぜ（コロコロ）当たり。
射手Ｂ	：	ダメージ（コロコロ）９･･･だ。
アーティ	：	また回ったよ。
射手Ｂ	：	（コロコロ）１０で２回り。（コロコロ）７。
アーティ	：	これは死んだね（笑）。
ボーデル	：	天国に逝ったな。
射手Ｂ	：	ダメージ『30』点。
サンドロ	：	（噴出す）ブッ！
アーティ	：	いや無理だろ（笑）。
ボーデル	：	振れ！（笑）。
アーティ	：	（コロコロ）良い目だ。『9』止めて、生命力『－16』。[ 生死判定 ] は６ゾロのみかな。
ＧＭ	：	目標値『23』。
アーティ	：	それ無理だな（笑）。（コロコロ）死んだ。
サンドロ	：	アーティが（笑）。
一同	：	ついに！（笑）。
サンドロ	：	＜プリザーベイション＞がここで！！（一同爆笑）。
ボーデル	：	おお！　レベル上げておいて良かった！（笑）。
ＧＭ	：	アーティはクリントンJr.を頼む。
アーティ	：	よーし（笑）。
サンドロ	：	都合良くクリントンJr.が出てきた（笑）。「おのれ、よくもアーティを！」とか言いながら（笑）。
ボーデル	：	アーティ。＜プロテクション＞は確かに意味なかった（一同笑う）。
アーティ	：	だろ（笑）。でも精神力を残す意味も無かった（笑）。
クロウ	：	怖いね、今回。
ＧＭ	：	では続いて、敏捷度【12】で乗馬組が一斉行動。ただ接近するのが限度だけど。
サンドロ	：	うむ、接近する。
ＧＭ	：	では、馬車が２００ｍ地点まで移動。君たちは１８０ｍ地点まで移動。それに合わせて、こっちの馬も１８０ｍ地点で止まるよ。君たちは接敵状態になるね。
サンドロ	：	ではまずこいつらを始末するか。
クロウ	：	馬車を止められないのが辛いね。
ＧＭ	：	一応、このラウンドでは移動後に飛び降りるところまでは可能だ。
サンドロ	：	ではお互い降りて、次のラウンドから殴り合い開始だ。
ボーデル	：	この馬じゃ ≪突破≫ もできまい。手早くやっつける事を考えよう。

ROUND - III
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□：敵馬車 200 □□□□□□□□□□□□□□□□□□：騎馬達 180 □□□□□□□□□□□□□□□□□□：ＰＣ 180 ：アーティ 0
アーティ	：	そっちの装備は？
ＧＭ	：	バッソにスモール、プレート。皆ピッカピカの武具です。
ボーデル	：	ピカピカ？　じゃあこいつら必要筋力『－5』か。
実は『－２』程度だったりする。
サンドロ	：	傷つけずに勝とうという考えが甘い。粉砕するのみ！
ＧＭ	：	ボコボコにした場合は磨くだけではどうにもならないので、 “エレミア”まで戻らないと駄目だね。
サンドロ	：	こればっかりは仕方が無いだろう。
ボーデル	：	まだ連中の腕前が分からんから、一発目は様子を見てはどうだ？
サンドロ	：	わかった。では一回だけ手加減して庇って戦ってみよう。行くぞ（コロコロ）６ゾロ！
ボーデル	：	当たったねぇ。これじゃ判断つかない（笑）。
サンドロ	：	相手は金属鎧だから、１１以上でクリティカルな。アチョア（コロコロ）出た。『21』点。
騎馬Ａ	：	むむ、まだ大丈夫だ。
クロウ	：	じゃああたしも手加減して（コロコロ）１ゾロ。
ボーデル	：	これはどっちにしろ当たらない。
クロウ	：	スミマセンでした！
騎馬Ａ	：	ではＡはサンドロに（コロコロ）『13』。
ボーデル	：	（出目を見て）大体、４～５レベル相当かな？
サンドロ	：	くっ、ペナルティがキツい。当たった。
騎馬Ａ	：	ダメージが『12』点。
サンドロ	：	カッキーン。
騎馬Ｂ	：	次がクロウに（コロコロ）『13』。
クロウ	：	（コロコロ）『16』で、『14』？
ＧＭ	：	クロウは皮鎧だから、回避のペナルティは無くていいかな。皮鎧相手ならそんな痛まないだろうし（一同笑う）。
ボーデル	：	確かに気にしなくていいかもしれない（笑）。
クリントンJr.	：	じゃあＡを狙って。手加減するべきか？
ボーデル	：	他の連中が様子を見てるんだから手加減してくれよ。というかクリントンJr.は立場上、手加減すると思うぞ（笑）。
クリントンJr.	：	じゃあしよう。（コロコロ）『14』。
騎馬Ａ	：	（コロコロ）避け。
ＧＭ	：	ここで、ボーデルの行動の前に馬車が移動します。２５０ｍ地点へ。他の馬は今は恐れいなないている。
乗用場	：	ヒヒーン、ヒヒーン。
ボーデル	：	とりあえずＡを倒そう。手加減してアチョア（コロコロ）『15』。
騎馬Ａ	：	（コロコロ）あ、出目３だ。調べるまでも無く命中。
ボーデル	：	ガッコーン！　顔面直撃、セガサターン！
アーティ	：	意味がわからねぇ。
クロウ	：	脳天じゃないのか（笑）。
ボーデル	：	アチョホォ！（コロコロ）おお高い！
騎馬Ａ	：	（コロコロ）こっちの防御ダイスも高い！
ボーデル	：	『19』点！
騎馬Ａ	：	（防御ダイスの出目の良さなんて）クソの役にも立たねぇ（一同笑う）。じゅ、『19』点？　（コロコロ）死にはしない。
クロウ	：	気絶だね（笑）。
ボーデル	：	ふん、鎧に着られているような奴には負けん！！
サンドロ	：	はい、綺麗に顔面クリーンヒット、入りました～（笑）。
ＧＭ	：	そうだね、顔面直撃だね。ぺしゃんこだね（一同笑う）。
クロウ	：	恐ろしい（笑）。
サンドロ	：	グッチャグチャになってんだろうな（笑）。
ＧＭ	：	鼻とか無くなってるよ。
サンドロ	：	鼻がもげ落ちるとか、怖ええ（笑）。
クロウ	：	片方開いたなら、全力で追ってみる？
ボーデル	：	お前はそのうち追いつくかもしれないけど、１０ｍずつしか縮まないよ。
クロウ	：	馬はいなないちゃってんでしょ？　走るしかないんじゃない？
ボーデル	：	だとしたら、ワシは永久に追いつかんな。
ＧＭ	：	馬は戦場以外で落ち着かせれば大丈夫だ。

ROUND - IV
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □□□□□：敵馬車 250 □□□□□□□□□□□□□□□□□□：騎馬達 180 □□□□□□□□□□□□□□□□□□：ＰＣ 180 ：アーティ 0 死
サンドロ	：	まずはこのＢをとっとと気絶させよう。
クリントンJr.	：	じゃあ俺、≪囮攻撃≫ でもしようか。
サンドロ	：	そいつは面白い考えだな。
クリントンJr.	：	普通に振っても当たらないしね。手加減と同時にオーケー？
ＧＭ	：	いいよ。
サンドロ	：	じゃあ行動を遅らす。
騎馬Ｂ	：	では先にこっちだ。クロウに『15』。
クロウ	：	うわー（コロコロ）『16』でヒョイ。
クリントンJr.	：	じゃあ ≪囮攻撃≫ するよ。
騎馬Ｂ	：	それは、無視だな。
クリントンJr.	：	でもダメージのレーティング『10』なんだな。
サンドロ	：	いいんだ。やるんだ！
クリントンJr.	：	（コロコロ）１ゾロだー（笑）。
クロウ	：	えっ？
アーティ	：	クリントンJr.、経験点１０点（笑）。
サンドロ	：	さすがクリントンJr.、見事な ≪劣り攻撃≫ だ。
アーティ	：	（親指を立てて）だろ？
サンドロ	：	劣り過ぎだ。ぶっ殺すぞ！（一同笑う）。
ＧＭ	：	では馬車の後部からクロスボウが放たれます。（コロコロ）片方がサンドロ、もう一方がクリントンJr.。
サンドロ	：	カモン。
射手Ａ	：	（コロコロ）『17』。
サンドロ	：	当たり！
射手Ａ	：	（コロコロ）む、１０だが残念。ダメージ『16』点。
サンドロ	：	１点通った。
射手Ｂ	：	次はクリントンJr.に。（コロコロ）『17』。
クリントンJr.	：	回避のペナルティはなくて良いんだよね。（コロコロ）『14』。
射手Ｂ	：	ダメージが『15』点。
クリントンJr.	：	痛て、『5』点くらって、もう残り『7』だ。
ボーデル	：	自分で回復しろ（一同笑う）。
サンドロ	：	まったくだ（笑）。よーし、斬りかかる（コロコロ）『－2』して『17』。
騎馬Ｂ	：	（コロコロ）お、６ゾロ。
サンドロ	：	おおう！
クロウ	：	じゃあ斬るよ。（コロコロ）『14』。ダメージ『12』点。
騎馬Ｂ	：	弾いた。
サンドロ	：	じゃあボーデルだ。
ＧＭ	：	あれ？　ボーデルって行動順を落とさなくても殴れたんじゃね？（一同爆笑）。
サンドロ	：	そうだ（爆笑）。
アーティ	：	いいんだよ、意味ないから（笑）。
ボーデル	：	皆に合わせて動いたんだよ。そういうことにしておこう（笑）。
サンドロ	：	ではお願いします。
ボーデル	：	アチョー！　（コロコロ）『15』。
騎馬Ｂ	：	当たり。
ボーデル	：	ダメージ、アチョー（コロコロ）『17』点。
騎馬Ｂ	：	メコッたけど、それなりに弾いた。

ROUND - V
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □□□□□□□□□□：敵馬車 300 □□□□□□□□□□□□□□□□□□：騎馬達 180 □□□□□□□□□□□□□□□□□□：ＰＣ 180 ：アーティ 0 死　このラウンド、クリントンJr.は宣言通り＜キュアー・ウーンズ＞。　サンドロの攻撃は回避され、クロウの攻撃は弾かれる。　ボーデルの攻撃の前に騎馬Ｂの攻撃が決まり、これがクリティカルして『23』点ダメージを与えるが、相手がボーデルだった事が災いし、倒すには至らず。　それどころか、ボーデルの反撃の『14』点を１ゾロで素通ししてしまう･･････。
騎馬Ｂ	：	吹き飛んだ（笑）。（コロコロ）[ 生死判定 ] は１１で成功。鼻が潰れて片目飛び出したけど生きてる（一同爆笑）。
サンドロ	：	ちょっと待て、相当重症、致命傷じゃないかよ！（笑）。
ＧＭ	：	だって、鎧の無い場所ってことで顔面狙われて、生死に関わるダメージを受けたんだよ（笑）。
アーティ	：	顔面に致命傷って、非道いな（笑）。
ボーデル	：	よーし、では馬に乗って追うぞ！
ＧＭ	：	その前にこっちが撃ってくるね。狙いは（コロコロ）クロウとクリントンJr.だね。
ボーデル	：	クリントンJr.、次からは ≪防御専念≫ だな（笑）。
射手Ａ	：	ではまずはクロウ。（コロコロ）５だから『13』。
クロウ	：	『16』で避けた。
射手Ｂ	：	クリントンJr.に『14』。
クリントンJr.	：	期待値以上か（コロコロ）出ない。
射手Ｂ	：	（コロコロ）『17』点。
クリントンJr.	：	『10』点防いだ。
サンドロ	：	残り『5』（一同爆笑）。
アーティ	：	なあ、クリントンJr.はもう追わない方が良くないか（笑）。
ＧＭ	：	では馬の面倒でも見てるか。
アーティ	：	いや、俺の死体を何とかしてくれ（一同笑う）。
ボーデル	：	そうそうそう（笑）。
アーティ	：	とりあえず刺さってる矢を抜いて欲しい。あと、隣で伸びてる猫が野生化する前に捕まえといてくれ（笑）。
ＧＭ	：	そしてこのラウンドで馬車との距離が３５０ｍに広がった。
ボーデル	：	流石にこれだけ距離があると、射程はともかく命中にペナルティがありそうだね（笑）。
ＧＭ	：	射程のルールね･･････（ルールブックを開いて）オーケー大丈夫。

ROUND - VI ~ XI
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □□□□□□□□□□□□□□□：敵馬車 350 □□□□□□□□□□□□□□□□□□：騎馬達 180 全滅 □□□□□□□□□□□□□□□□□□：ＰＣ 180 ：アーティ 0 死
サンドロ	：	では馬に乗って追いかける。
７ラウンド目、馬車側の射手が射撃を試みようとするが･･････。 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□：敵馬車 400 □□□□□□□□□□□□□□□□□□：騎馬達 180 全滅 □□□□□□□□□□□□□□□□□□：ＰＣ 180 ：アーティ 0 死
サンドロ	：	では普通に移動するよ。
ＧＭ	：	いや、その前にこっちが撃つよ。距離が２２０ｍ。
ボーデル	：	２２０ｍって流石に届かなくない？
ＧＭ	：	いや、これがギリギリ届くよ。
ボーデル	：	凄い筋力だね。必要筋力が『20以上』無いと２００ｍ届かないよ。『必要筋力×５＋１００』とかだよ。
ＧＭ	：	あれ？　──あ、ゴメン。クレインクィン・クロスボウ見てたわ（一同大爆笑）。
サンドロ	：	馬鹿か、攻城兵器見てるんじゃねぇよ！（爆笑）。
アーティ	：	確かにその選択肢は正しいよ。ボーデルを落とすんなら（笑）。
サンドロ	：	そうだね、ボーデルを落とすんならそれが正しいね。そうじゃないと彼落ちてくれないからね（笑）。というかそれでも彼、落ちないだろうけどね（一同笑う）。
そして１１ラウンド目、一行と馬車の距離は２０ｍに。
クロウ	：	これで次のラウンドには追いつけるかな？
サンドロ	：	降りるところまではやれるんだよね？
ＧＭ	：	はいよ。次のラウンド、敏捷度【13】以上の人は、２０ｍ以上移動できれば乗り込める。
サンドロ	：	よし、飛び降りる。
クロウ	：	じゃあ、あたしも。

ROUND - XII
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □□□□□：敵馬車650 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □□□：ＰＣ 630 □□□□□□□□□□□□□□□□□□：騎馬達 180 全滅：アーティ 0 死：クリントンJr 0
サンドロ	：	じゃあ ≪通常移動≫ で追いついた。乗り込むか（笑）。
クロウ	：	そうだね（笑）。
サンドロ	：	そのまま狙撃してくる奴を斬りつける。
ＧＭ	：	ああ、それは無理だ。乗り込むまででこのラウンドは終了。それに後部の戸は開いてないから、前から回り込まないと中には入れない。
サンドロ	：	まあいい、しがみついた。
ＧＭ	：	このラウンドで馬車に取り付く、次のラウンドで御者席に向かうか、屋根に上れる。もしくは掴んだまま内側を攻撃。この場合は片手は使用不可で、『－2』のペナルティ。
サンドロ	：	オーケー。クロウは上に上ってくれ。私は前に向かう。
クロウ	：	分かった。
アーティ	：	屋根に上ると、下から「曲者～！」ってやられそうじゃない？（笑）。
ボーデル	：	ワシは前まで突撃するかな。
ＧＭ	：	ではサンドロとクロウは馬車に取り付いた。ボーデルは追い抜くと。
ボーデル	：	行動順の問題で色々と大変なんですよ（笑）。
ＧＭ	：	ではボーデルは移動で710ｍ。おおっとボーデル差しました。ボーデル差したー！
ボーデル	：	うおおおおお！（笑）。
サンドロ	：	奇跡！　あのボーデルが！　ボーデル、ボーデル追い上げる！（笑）。
ＧＭ	：	次のラウンドも９０ｍ移動！　どこまで行くんだボーデル！（一同笑う）。
サンドロ	：	え～通り過ぎちゃうの（笑）。
アーティ	：	俺の全財産、ボーデルに賭けてるぜ。
ＧＭ	：	その配当で生き返らせてもらうのか（一同笑う）。
アーティ	：	４２１ガメル（笑）。
ＧＭ	：	どんな万馬券だ（笑）。

ROUND - XIII
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □□□□□□□□□□□：ボーデル 710 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □□□□□□□□□□：敵馬車700 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □□□□□□□□□□：ＰＣ 700 □□□□□□□□□□□□□□□□□□：騎馬達 180 全滅：アーティ 0 死：クリントンJr 0
サンドロ	：	では前に向かう。
ＧＭ	：	ただ、乗り移って移動するには片手が必要だ。
サンドロ	：	オーケー。スモール・シールドを投げ捨てる。
ＧＭ	：	ならオーケイ。そのまま御者席まで進める。御者は君を見てビックリするよ。
御者	：	「はぁっ！！」
ＧＭ	：	前の入り口は開いていて、中に人がいるのが分かるね。
ボーデル	：	中に何人いる？
ＧＭ	：	いや、角度があるから見れても半分くらいだな。そうだな。サンドロは『冒険者LV＋知力B』で振ってみてくれ。
サンドロ	：	（コロコロ）あ～、あまり高くない。『14』。
ＧＭ	：	中にはね、慌てて鎧を身に着けようとしている人達が（一同大爆笑）。
サンドロ	：	そうか、休んでて着てなかったな。時間が超掛かるぞ（笑）。
ＧＭ	：	具足とか小手とか、小物しか着けられていない状態で
馬車内の人達	：	「うわー！！　来たー！！」
ＧＭ	：	と大騒ぎになっている。
アーティ	：	･･････ねぇ、俺、こんなのに殺られたの？（一同爆笑）。
サンドロ	：	クロウに「そのまま乗りこめ。」という。
クロウ	：	どこから？　後ろ？
サンドロ	：	後ろは開いていないから上からこっちに回って来い。
ＧＭ	：	上から襲い掛かるなら不意打ちでもいいよ。
クロウ	：	じゃあそっちに向かう。
ＧＭ	：	御者は手綱を放して剣を抜きました。ただ、馬はビックリして速度を落とします。移動力が【２０】くらいまで落ちる。
ボーデル	：	じゃあ脇につけるよ。
ＧＭ	：	そうだね、サンドロの反対側からなら飛び移れるね。
ボーデル	：	それ判定なしでいい？何か失敗して転がり落ちて轢かれるイメージがあるんだけど（一同爆笑）。
ＧＭ	：	『冒険者LV＋敏捷度B』だな（笑）。
サンドロ	：	だったら素直に取り付いて上がって来いよ（笑）。危険すぎる（笑）。
クロウ	：	その方がいいかもね。
ボーデル	：	では張り付こう。モール構えたままでいい？
ＧＭ	：	片手で持っていればいいからいいよ。ただ、ちゃんと上がるまでは攻撃できない。
ボーデル	：	あいよ。

　当初翻弄されたＰＣ達だったが、次々と馬車に取り付く事に成功し、ここからついに反撃の時間。
　果たして、サンドロ達はアーティの仇を討つことができるのか？

　続きは戦闘後半　差別騎士の異常が開花