一行の目的を完璧に把握
GM | : | では、見張りの2人は [ 危険感知 ] をば。 |
アーティ | : | いえー。2人ともレンジャー無しだぜ(笑)。(コロコロ)『8』なかなか。 |
ボーデル | : | (コロコロ)『6』。 |
GM | : | では、しばらく気づかない。 |
ボーデル | : | 気づかない。普通に見張りを続けてるつもりになってる。 |
アーティ | : | つもりだな(笑)。 |
サンドロ | : | 「よし、異常なし。」(一同笑う)。 |
アーティ | : | もう剣に寄りかかってるね(笑)。 |
GM | : | ではやがて、北の空が不自然に明るい事に気づいた。 |
ボーデル | : | おお、これは怪しい。休憩中悪いが、起こして確認に行くぞ。 |
クロウ | : | まあ、じゃあ行こう。 |
サンドロ | : | 何だあの光は。 |
GM | : | どうやら、遠くで篝火でも燃やしているみたいだね。揺れる様な明かりが空を照らしてる。 |
クロウ | : | 何? ウィル・オー・ウィスプ? |
サンドロ | : | 違うだろう。 |
ボーデル | : | もしかしたら砂漠の民かもしれない。 |
アーティ | : | でも、『ボーデルを生贄に捧げる』っていうのがちょっと。 |
ボーデル | : | いや、そこは引っ張るところじゃないから。 |
GM | : | 単なる一発ネタだ(笑)。 |
アーティ | : | なんだ、ちょっと本気にしたのに(笑)。 |
ボーデル | : | というわけで、皆で様子を見に行こう。 |
クロウ | : | マジ? |
サンドロ | : | ああ。警戒しながら様子を伺おう。 |
ボーデル | : | 山賊の如く這って進むぞ。まずクロウが斥候だ。 |
サンドロ | : | ああ。殿はボーデルが頼む。 |
アーティ | : | こっちまで矢が飛んで来ないように、硬いのが前で盾になってくれればいい(笑)。 |
アーティは前回の出来事がトラウマとなっているようだ。 | ||
クロウ | : | あれは事故だよ(笑)。 |
アーティ | : | ボーデルとサンドロを盾にして、影に隠れながら移動する。避けるなよ(笑)。 |
GM | : | では、篝火が5つ設置されていて、その周辺に砂漠の民と思われる、フードで顔を覆った連中が呪いの様な事をしている。 |
○ ○ 火 火 ○ ○ ○ ○ ● 火 ○ ○ ○ ○ ○ 火 火 ○ ○火:篝火 ○:砂漠の民 ●:何かが篝火にくべられている | ||
GM | : | 中央の篝火の中には何かがくべてあるようで、豪々と勢い良く焼かれているね。 |
サンドロ | : | よし、一旦ボーデルを下げよう。クロウと一緒に近づく。 |
アーティ | : | 見るだけなら <ビジョン> があるが。 |
サンドロ | : | なるほど。 |
アーティ | : | でも、見たところで儀式の内容については分からないだろうな。 |
サンドロ | : | やはり私とクロウとで近づこう。 |
クロウ | : | マジか。 |
GM | : | 近づくなら 『シーフ/レンジャーLV+敏捷度B』で判定だ。ただ、砂漠なので『-2』ペナルティだ。 |
サンドロ | : | 平目よりかはマシなんだ(コロコロ)全然ダメだ。 |
クロウ | : | (コロコロ)『14』。 |
サンドロ | : | ゴメン、『8』。 |
クロウ | : | ええっ?(笑)。 |
GM | : | では、君たちは南側から近づいて行ったが、手前の2人に気づかれた。 |
クロウ | : | マージでーすかー。 |
GM | : | 真ん中の5人は儀式に集中していて反応がありませんが、周囲の8人が慌しく動き出す。 |
サンドロ | : | では、騒ぎになったなら武器を収めて、両手を上げて 「待て、我々に敵意はない。」と──。 |
GM | : | (遮って)では、<ファイア・ボルト> が飛んできます。 |
サンドロ | : | え~!?(一同笑う)。 |
クロウ | : | いいから逃げようよ!(笑)。 |
GM | : | 明らかに相手はやる気の様だね。 |
アーティ | : | 敵意剥き出しか。 |
サンドロ | : | 逃げられるようなら逃げたいが。 |
GM | : | 逃げる気があるなら、相手の発動前に射程外に逃れられるだろうね。 |
サンドロ | : | じゃあ逃げる。 |
クロウ | : | あたしも。 |
GM | : | 周辺にいた連中も集まってきて、カトラスを抜いて殺気立ちます。 |
クロウ | : | いいから逃げよう。 |
サンドロ | : | どうする? |
アーティ | : | でも俺ら、砂漠の民に会いに来たんだよね。 |
ボーデル | : | まあ、話をしにきたんだな。 |
アーティ | : | 話、できないね(一同笑う)。 |
サンドロ | : | どうにも、こうも敵対心を出されてはどうしようもないな。 |
ボーデル | : | まぁ、これはある程度予想できた事だよ。 |
アーティ | : | まあねぇ、砂漠の民だからねぇ。 |
ボーデル | : | そう。 |
サンドロ | : | しかしここまで敵対心剥き出しなのか。 |
ボーデル | : | そりゃあ、離れた街まで来て暗殺行為するような連中だから。 |
サンドロ | : | くっ・・・。こんな連中は、根絶やしにするべきではないのか・・・? |
ボーデル | : | はっ(笑)。 |
クロウ | : | なんちゅうことを(笑)。 |
サンドロ | : | コ・ロ・セ! コ・ロ・セ! |
アーティ | : | 戦うにしてもどうするか。 |
ボーデル | : | 死なない程度にぶっ飛ばすしかないんじゃないかな? |
サンドロ | : | しかし、いきなりやってきてボッコボコにするって、俺らどれだけ暴力性万歳なんだよ(一同笑う)。 |
ボーデル | : | ていうか、逃げたところで逃げ切れると思えない。 |
アーティ | : | ここは撤退した方がいいんじゃないの? |
ボーデル | : | 戦力的には厳しいかも知れんが、よっぽど相手のレベルがぶっ飛んでいなければ何とかなると思う。ただ、『-2』ペナルティが厳しいんだよね。 |
サンドロ | : | ・・・・・・やろう! |
ボーデル | : | やるか! |
GM | : | それはともかく、戦闘ラウンドに移ろうか。 |
クロウ | : | えー。 |
GM | : | 君たちは手前の宿場町まで戻ってきました。 |
ボーデル | : | ああ、テントが(笑)。 |
サンドロ | : | テントとラクダが消えた・・・・・・! |
クロウ | : | ボーデルをどうする? |
ボーデル | : | 放っておくとワシ、死んじゃうから。 |
アーティ | : | 「この中に、お医者様はいませんか~!?」(一同笑う)。 |
クロウ | : | (無視)レンジャー技能に [ 手当て ] ってのがあるけど、これでいいのか? |
GM | : | はい、どうぞ。 |
クロウ | : | (コロコロ)成功。じゃあ、あとは自分でやってくれ。 |
ボーデル | : | 回復は適当でいいか? |
GM | : | いいよ。あ、クロウの毒だけは振ってくれ。 |
ボーデル | : | <キュアー・ポイズン> (コロコロ)『18』で解除。 |
クロウ | : | わーい(笑)。 |
GM | : | ではこれにて君たちは無事に帰還と。 |
ボーデル | : | 非道い目に遭った(笑)。 |
GM | : | まだまだ。ラクダ飼いのところで、君たちは3,000ガメルの違約金を支払う。 |
ボーデル | : | しかし、それは仕方ない。 |
GM | : | では、宿屋のオヤジが話しかけてくるよ。 |
宿のオヤジ | : | 「いやー、あんたら、好戦的な奴らに遭っちゃったみたいだな。」 |
ボーデル | : | うむ、実はそれはだいぶ前に気づいてた(笑)。 |
宿のオヤジ | : | 「砂漠の民は残虐な奴らが多くてな。一歩砂漠に足を踏み入れた者は全力で排除される。あんた等、運がいいよ。」 |
サンドロ | : | 「なるほど、確かにその通りだ。あの連中は、命乞いをした所で殺しに掛かる連中だろう。」 |
クロウ | : | そうだね。 |
サンドロ | : | 「オヤジ、安心しろ。次は連中が命乞いをする番だ。」(一同笑う)。 |
クロウ | : | 本気か(笑)。 |
GM | : | ではラヴェルナが。 |
ラヴェルナ | : | 「サンドロ、貴方はもう一度、あの砂漠に行こうというのですか?」 |
サンドロ | : | 「えっ!? ラヴェルナ様、それ以外の選択肢があるというのですか?」(一同笑う)。 |
GM | : | ラヴェルナ的にはちょっと迷うところがあったんだよ。 アーティが死んだ直後で、ボーデルまで死に掛けたから(一同笑う)。 |
ラヴェルナ | : | 「分かりました。貴方がそう言ってくれるなら、遠慮せずもう一度砂漠へ向かいましょう。」 |
ボーデル | : | おおお~(笑)。 |
ラヴェルナ | : | 「“カーン砂漠” の調査は諦めようかと思っていました。」 |
サンドロ | : | 「いいえ、諦めてはなりません。 それでは見聞録が完成しないではありませんか。」 |
ラヴェルナ | : | 「サンドロ、ありがとう。皆さんもそれで良いのですね?」 |
クロウ | : | 「構いません。」 |
ボーデル | : | 「連中には借りが出来たからのう。返してやらんことには。」(一同笑う)。 |
アーティ | : | ねぇ、夜の間だけでも金属鎧着る訳にはいかないの? |
GM | : | いや、それは無理だ。 |
ボーデル | : | 第一、日中で凄い熱くなっちゃうし。そんなもの背負ってるの怖いよ(笑)。 |
クロウ | : | そうだよ。焼肉できちゃうんだよ。 |
GM | : | 「なんか良い匂いするな。あれ、なんかラクダの背中焼けてね?」 とかなるよ(一同爆笑)。 |
アーティ | : | いただきま~す(笑)。 |
サンドロ | : | それより、連中の毒について判定したい。(コロコロ)成功。これの効果を和らげる薬とかないか? |
GM | : | ここにはないね。砂漠の民なら、解毒薬くらい持ってるだろうけど。 |
アーティ | : | GM、砂漠でのペナルティを防げるような道具は? |
ボーデル | : | [ 砂上適応 ] はそんな簡単に手に入らないだろ。それは生活習慣だから。 |
アーティ | : | いや、雪の上を歩くような道具とかあるじゃない。 |
クロウ | : | かんじき? |
アーティ | : | そうそう、それの砂漠用。 |
サンドロ | : | それをしたまま、私に戦闘しろと言うのか。ガニ股になりながら(笑)。 |
ボーデル | : | 別のペナルティがくるな(笑)。 |
アーティ | : | 無理だな(笑)。 |
宿のオヤジ | : | 「これは乗りこなすのは難しいかもしれないが。」 サンドボード(笑)。 |
サンドロ | : | サンドサーフィンか(笑)。 |
GM | : | なんと ≪ランス・チャージ≫ 可能(笑)。 |
ボーデル | : | “カーン砂漠” はそんなキメ細かい砂の砂漠だったのか(笑)。 |
GM | : | 絶対、そんな砂じゃないな(笑)。 |
サンドロ | : | 「あの、砂丘滑り終えたら止まっちゃったんですけど。」 |
GM | : | 持って登ってください(笑)。 |
サンドロ | : | 「あっ、敵が来ちゃった、敵が来ちゃった! 早く上がらないと! 早く早く、うぎゃあああ~!!」(一同笑う)。 |
ボーデル | : | まあいいや(笑)。 |
アーティ | : | ああ、まあいいやで流された(笑)。 |
GM | : | ラクダ業者ですが、渋々レンタルしてくれますが、次の違約金は5,000ガメルだそうです。 |
クロウ | : | いっ、痛い! |
サンドロ | : | 「了解した。」 |
GM | : | じゃあ、途端に笑顔になるね。むしろラクダ連れて帰ってくるな位に思ってるよ。ボロいもの(笑)。 |
ボーデル | : | ボロい商売だね~(笑)。5,000あったらラクダ2頭買えちゃうもの(笑)。 |
クロウ | : | じゃあ、消費した物を買い直そう。 |
ボーデル | : | というわけで、準備をした。 |
サンドロ | : | では目的を再開しましょう。 復讐──いやいや、見聞録を作るために(一同笑う)。 |
ボーデル | : | パーティに凄みが生まれた(笑)。 |
一度壊されたものは、二度と元通りには戻らない。 しかしサンドロは、折れた牙の下から新たな牙を生やし、見事に生まれ変わって見せた。 復讐の鬼として! |