終末の・・・そっちのけで報復
一度砂漠を出たため、GMはマップ用に用意したカードを回収し、良く切り直して再配置した。 | ||
サンドロ | : | よし行くぞ。今度は逆(『F4』)から行こう。ドロー・オープン! |
ボーデル | : | あれ? |
サンドロ | : | 『オアシス』! い、いきなりぃ!? |
アーティ | : | えー。そこ、嫌だなぁ。 |
ボーデル | : | まぁ、一回分の水の消費が抑えられたってことだ。 |
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┃ ┃A┃B┃C┃D┃E┃F┃
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┃1┃ ┃裏┃裏┃裏┃裏┃裏┃
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┃2┃裏┃裏┃裏┃裏┃裏┃裏┃
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┃3┃裏┃裏┃裏┃裏┃裏┃裏┃
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┃4┃裏┃裏┃裏┃裏┃水← ┃
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裏:未開封 水:オアシス 赤字:最新
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サンドロ | : | 『水の補給が可能』 『日差しを避けることが可能』 『『冒険者LV+知力B』で判定』 |
アーティ | : | ん? |
クロウ | : | は? 何の判定? |
GM | : | とりあえず、『オアシス』に辿り着きました。水がわんさか沸いておりまして補充も出来るのですが、それはともかく振ってみて。 |
サンドロ | : | (コロコロ)『15』。 |
アーティ | : | (コロコロ)『15』。 |
クロウ | : | (コロコロ)『15』。 |
ボーデル | : | (コロコロ)『16』。 |
GM | : | 木に穴が穿たれているね。見覚えのある奴だ。 |
アーティ | : | あれか、カロがやってたこれ(杭を打ちつける仕草)じゃないの(笑)。 |
ボーデル | : | はっ(笑)。 |
サンドロ | : | あれか、『ウシ・ノ・コク・マイーリ』 か!!(笑)。 |
クロウ | : | 懐かしいね。そういえば、あれも砂漠の民だったね。 |
ボーデル | : | じゃあ、近くに奴らがいるかも知れん! |
GM | : | あと、クロウは 『シーフLV+知力B』で。 |
クロウ | : | (コロコロ)『20』・・・です。 |
GM | : | うおお凄い達成値だ! それなら真新しい足跡まで見つかるよ! |
クロウ | : | 「ここに超新しい足跡があるんですけど!!」 |
サンドロ | : | よし、追っていこう! |
GM | : | いや、それは無理だ。砂漠に向かっていて、オアシスを出たところでもう砂に飲まれている。ただ、本当につい最近に出来たものだ。 |
アーティ | : | でもこれ、ランダムイベントなんだよな(笑)。 |
ボーデル | : | じゃあ周辺を捜索してみる。 |
GM | : | 捜索か・・・・・・じゃあ、これ(ランダムカード)でやろうかな。 |
ボーデル | : | なに~。ゲームが進むかと思いきや、全く進まなくなる可能性も(笑)。 |
GM | : | 大丈夫。どうせ普通に進めたところでいずれは引くんだし。 |
サンドロ | : | そう。いずれあの連中も出てくる。 |
アーティ | : | 復讐ノートに書かれたな(笑)。 |
サンドロ | : | 安心しろ。次は私たちが勝つ番だ。さぁカモン。引くぜ! |
GM | : | (カードを5枚、伏せて提示する) |
サンドロ | : | はあああああ~~~(気合を入れながら、ボーデルに促す) |
ボーデル | : | 結局ワシが引くんか(一同笑う)。 霊感はこれだと言っている!(カードを引く)『部族衝突』 |
GM | : | 引いたぁ!!(一同大爆笑)。 |
サンドロ | : | こいつ、20%を引き当てたぞ!(爆笑)。 |
ボーデル | : | うむ? 印刷が潰れていて読めん。 |
アーティ | : | 貸して。 |
アーティ | : | 『部族衝突をプレイ時、ヨゴの民トークンを5個、終末の民トークンを10個用意する』 『PLは順番にコイントスを行う』 『表が出た場合、ヨゴの民トークンを1個埋葬する』 『裏が出た場合、終末の民トークンを1個埋葬する』 『どちらかの民のトークンがなくなるまで、コイントスを続ける』 |
サンドロ | : | コイントス! コイン用意! |
アーティ | : | あいよ、100円。 |
GM | : | 君たちの目の前で、二つの部族が争いを始めてます。少なくとも、優勢な方はさっき君達が交戦した『終末の民』のようだね。 |
アーティ | : | よし、助けるぞ!(笑)。 |
ボーデル | : | 気づかれてるのか? |
GM | : | いや、君たちは『オアシス』の茂みからこっそり覗いている状態だ。まだ気づかれていない。 |
ボーデル | : | よし、全力で助太刀するぞ!(笑)。 |
GM | : | いや、まずはこの判定を行ってくれ。コイントスが終わるまではイベント進行だ。 |
サンドロ | : | はい! じゃあアーティから! |
アーティ | : | (弾いたコインを手の甲で受けて)さあ、どっち(一同笑う)。 |
GM | : | 違うから(笑)。 |
アーティ | : | 花の方だ。『表』か。 |
GM | : | いきなりヨゴの民が死んだ(笑)。 |
ボーデル | : | 『裏』出した方が良いんだよ(笑)。 |
サンドロ | : | (コイントスして)はい! 『表』!! |
ボーデル | : | (コイントスして)『表』(一同笑う)。 |
GM | : | 圧倒的に『表』が(笑)。 |
ボーデル | : | まあ、人数的に押されるのは当たり前なんだけどね(笑)。 |
アーティ | : | みんな下手だぞ(笑)。 |
クロウ | : | (コイントスして)『表』でした(一同笑う)。 |
GM | : | えっ!? 4連続で『表』!?(笑)。 |
ボーデル | : | これ、両方とも『表』なんじゃないの(笑)。 |
アーティ | : | もう残り1人じゃないですか(笑)。 |
ボーデル | : | 明らかに劣勢です(笑)。 |
サンドロ | : | ここで終わるなよ(笑)。 |
アーティ | : | (コイントスして)『裏』! |
クロウ | : | おお~(笑)。 |
サンドロ | : | (コイントスして、自分だけ覗く)よし! 『裏』! |
GM | : | ちょっと待て、今確認してなかったか!?(一同笑う)。 |
サンドロ | : | してないよ(笑)。 |
ボーデル | : | (コイントスして)あ、死んだ(一同爆笑)。幸か不幸か同じ『8人』になった(笑)。 |
サンドロ | : | 同じ人数になったぞ!(喜)。 |
ボーデル | : | 借りは返してやらないとな。 |
サンドロ | : | 全くだ。 |
GM | : | では、終末の民が勝利した。倒れたヨゴの民を調べて、明確に生きてる奴には止めを刺している。 |
ボーデル | : | フヒヒヒヒ。≪砂走りの術≫ を使って近づく(笑)。 |
アーティ | : | そんなものもあるのか(笑)。 |
クロウ | : | サンドロは何調べてるの? |
サンドロPL | : | (ルールブックを開いて)射程を調べている(一同笑う)。 |
ボーデル | : | どのくらい離れてる? |
GM | : | まだ少し離れてるよ。100mだね。こっちなんだけど、砂漠に数本の松明を落として、その明かりに照らされながら戦っていた。 |
ボーデル | : | そういえば、夜だったな。 |
サンドロ | : | よし。≪狙撃≫ 開始。 |
GM | : | ≪狙撃≫ するなら、毎ラウンド [ 潜伏 ] してもらうぞ。 |
サンドロ | : | あ、それはダメだ。こっちはレンジャー持ちが2人しかいない(笑)。 |
GM | : | そうだな、[ 不意打ち ] の判定でもしてもらおうか。 |
判定の結果、共に不意打ちなしとなった。 | ||
サンドロ | : | 撃てー!! |
GM | : | では戦闘ラウンドに。 |
サンドロ | : | オーケー!! |
ボーデル | : | では、残った6人をふんじばっておこう。 |
サンドロ | : | いや、6人もいらん。2人残して殺っちまおう。 |
クロウ | : | 口の中に突っ込んどく? |
サンドロ | : | うむ。舌を噛まないように。で、残りは私が粛清しよう。 |
ボーデル | : | 確かにシャーマンは生かしておくと厄介だ。生かすのは後ろにいた連中にしよう。 |
GM | : | そいつがシャーマンでない保証は無いけど。 |
アーティ | : | シャーマンなら両手を縛っておけばいいよ。 |
GM | : | ダークプリーストマジック! |
アーティ | : | 口を縫い付けておけ(一同笑う)。 |
サンドロ | : | 喋れねえだろボケェ!!(笑)。 で、ヨゴの民の方を調べよう。 |
GM | : | 1人だけ生きているね。知ってる顔だ。 |
サンドロ | : | 知ってるだと!? |
アーティ | : | 奴か! |
サンドロ | : | [ 応急手当 ] だ! (腹部を切り裂く仕草で)ドリャリャリャリャ~!(一同笑う)。 |
アーティ | : | それもうオペじゃないの(笑)。 |
??? | : | 「キュ、<キュアー・ウーンズ>・・・。」(一同笑う)。 |
ボーデル | : | 発動! (コロコロコロ)もうかけた(笑)。 |
GM | : | では、顔の腫れが引いて識別できた。カロです。 |
クロウ | : | 久しぶりっ! |
カロ | : | 「おお・・・・・・そこにいるのはボーデル・・・・・・ここは天国か? ヴァルハラか?」(一同笑う)。 |
サンドロ | : | 「最後の審判を下す場所だ。」 |
ボーデル | : | 「愚か者はここで打ち直されるのじゃ。」(一同笑う)。 |
カロ | : | 「ここは地底の大河か!?」(一同笑う)。 |
GM | : | ちょっと進めるよ。 |
カロ | : | 「なぜお前達がここに?」 と、カロは少し狼狽している。 |
アーティ | : | 「お前が来いって言ったじゃないか。」(笑)。 |
カロ | : | 「言ってねぇよ!!」(一同笑う)。 |
クロウ | : | いや(笑)。 |
カロ | : | 「来るなよ、来るなよ、絶対来るなよって言ったじゃないか。」 |
サンドロ | : | 「ほら、言ってるじゃないか!」 |
カロ | : | 「しまった、長らく砂漠にいてTVを見てなったせいで、最近の風潮を理解していなかった!」 |
アーティ | : | せめてニュースにしてくれ(笑)。 |
サンドロ | : | と、言うのは冗談で。 「経緯があってちょっと来るしかなくなった。」 |
GM | : | では、とっちめた終末の民の1人が、【不思議な石の人形】を持っていた。 |
クロウ | : | アレか? 盗まれた奴か? |
ボーデル | : | それはカロに聞いてみよう。 |
カロ | : | 「それは! 我々が追っていた終末の民の【秘宝】! お前らまさか、あの終末の民を倒してくれたのか?」 |
ボーデル | : | 「全部粉砕した。」 ついでに、この間の経緯を説明しよう。 「これこれこういう事があって、腹が立っていたんでな!」(一同笑う)。 |
サンドロ | : | 「報復しただけだ。」 |
ボーデル | : | その時の儀式の様子も伝えておくよ。 |
カロ | : | 「実は、我々の部族が対立している部族──君達が先ほど戦った──は終末の民といい、『終末信仰』をしている民なんだ。君達は存じていないと思うが。」 |
ボーデル | : | そりゃ、知らんわな。 |
GM | : | ちなみに、PLは? |
サンドロPL | : | 知らん。 |
ボーデルPL | : | 知らんな。 |
アーティPL | : | クリスタニアで出てきたか? |
GM | : | 半分正解。これは魔精霊アトンにも繋がる事だ。 フォーセリアってのは、正と悪の均衡が一方に偏って世界の天秤が安定すると、終末の巨人ってのが生まれてしまうと。 |
サンドロ | : | そして世界を滅ぼす? |
GM | : | そう。そして魔精霊アトンもその終末の巨人に属している。 |
アーティ | : | そんな設定があるんだ。 |
GM | : | で、終末信仰っては邪神カーディスに対する信仰です。神々は始原の巨人から生まれていますが、カーディスは終末の巨人というものに属する神なんです。 終末の巨人によってフォーセリア世界が滅ぼされると、終末の巨人は次の世界の原始の巨人となり、新たな世界が生まれるとされている。 その時、新たな世界でマーファのポジションになるのが現世でのカーディスであり、今のマーファはカーディスになると言われている。だから、カーディス終末信仰をしている連中はマーファと同じで <リターン・ホーム> の魔法が使える。 |
ボーデル | : | なるほど。 |
クロウ | : | どういう魔法なんですか? |
GM | : | 自分にとっての安息の地を決めて、そこに集団テレポートできる。 |
クロウ | : | へ~。 |
GM | : | 掻い摘むと、放っといてもいずれ世界は終末の巨人に滅ぼされるので、だったら終末の女神であるカーディスに従って、次の世界に転生させてもらおう、っていうのが終末信仰。 |
アーティ | : | 公式? |
GM | : | 一部間違ってるかもしれないけど、設定は公式(笑)。 |
サンドロ | : | なるほど。 |
終末信仰は公式設定です。 終末の民など、ここからはオリジナルの設定となります。 | ||
カロ | : | 「終末の民は終末信仰を是とする民なのだが、ついに終末のものを呼び出す儀式を始めてしまった。」 |
ボーデル | : | ほぉ。 |
カロ | : | 「その儀式に必要なのが、“カゾフ” で奪われた物、その【石像】と4対となる【精霊王を封じる石像】なのだ。 儀式には4大精霊王の力が必要になる。なので、それぞれの精霊王の力を【石像】に封じ、用意するのだ。」 |
ボーデル | : | うむ。 |
カロ | : | 「で、そのうちの1つ、風の精霊王ジンの力を封じる儀式を行っている連中を発見したので、奪ってやろうと襲い掛かったのだが、返り討ちにあった。」 |
アーティ | : | 俺達のコイントスのせいで(一同笑う)。 |
GM | : | そうだ、お前達のコイントスのせいで。 でもね、テストプレイでは5回やって全部全滅した(一同爆笑)。 |
サンドロ | : | 全滅するのは仕方がないよ。2人しか道連れにできないのが問題だよ(笑)。 |
ボーデル | : | 確率に従えば5人まで倒せるからな(笑)。 |
GM | : | まあ残念な結果だったね(笑)。 |
アーティ | : | 俺達が初めに見たのはイフリートだったよな。 |
ボーデル | : | では、今あるこの【石像】にはジンの力が封じ込められていると。 |
サンドロ | : | ジ、ジ、ジンだって!? (勝手に [ 怪物判定 ] して)知ってる。アーティ、パス(一同笑う)。 |
アーティ | : | 怖いから次の人パスッ。誰か音楽流して。音楽止まった時に持ってた人が管理ね(笑)。 |
カロ | : | 「だが連中も無駄に時間を過ごしていたわけではない。 私がこの【石像】を1つ隠したと知ると、儀式に必要な他の物を揃える中で、この【石像】の代理となるアイテムを作り、その代替品で儀式を進めようとしていたようだ。 だが、正規の品の方が儀式の精度も高くなるに決まっている。それで、連中は私を追って【石像】を取り返しに来たのだ。」 |
ボーデル | : | しかし、今ここで1つゲットしたわけだから、ある意味で作戦は成功したわけだ。 |
カロ | : | 「これで儀式を止められる保証はない。代替の品があるからね。ただ、儀式の進行や成功率は著しく低下するはずだ。」 |
GM | : | と、頭を下げて礼を言うよ。 |
カロ | : | 「ありがとう。これでアレクラストの未来が開けたかも知れん。」 |
GM | : | というのも、終末のものが呼び出された場合、少なくともこの砂漠は消滅する可能性があり、“エレミア” や “オラン” 辺りまでも影響があるかも知れない。それに関しては終末の民の儀式の成功の度合いに関わってくる。 |
サンドロ | : | そんなヤバイものだったのか。 俺ら単にボコボコにされたから腹立ってやり返しただけなんだが(一同笑う)。 |
カロ | : | 「いいんだサンドロ。結果オーライ!」 |
サンドロ | : | 結果オーライ? そう、結果が全てだ。 |
ボーデル | : | 「では引き続き儀式の邪魔をしてやるワイ。」 |
GM | : | それですが、カロをそれを首を振って断ります。 |
カロ | : | 「いや。実際のところ、我々は力不足にて連中に破れ、【ジンの石像】を奪ってくれた君達には重々感謝しているが、外の者をこの砂漠に入れる訳にはいかないし、他の部族とはいえ同じ砂漠の民、儀式を外の者に見せるわけにはいかない。 この問題に関しては我が部族が命懸けで何とかする。だから、君達はこのまま帰って欲しい。」 |
アーティ | : | 「何とかなるの?」 さっきの結果をみるに(笑)。 |
カロ | : | 「正直なところ、上手く行く可能性は低い。」 |
サンドロ | : | うん。 |
アーティ | : | 低いね(笑)。 |
カロ | : | 「連中の方が勢力も強く、我々が信仰する神はもはや存在しない。」 |
ボーデル | : | はぁ。なるほど。 |
カロ | : | 「しかし、部外者の介入を許す訳には行かないのだ。」 |
サンドロ | : | 「わかった。」 |
カロ | : | 「ただ、私が持っていてもまた奪われる可能性がある。この【ジンの石像】を持って砂漠から立ち去って欲しい。」 |
ボーデル | : | んー。まぁ、【ジンの石像】は預かってもいいが。 |
GM | : | では手渡された。心なしか笑っているような石像だ。 |
クロウ | : | 怖っ。 |
サンドロ | : | 「分かった。だが、君達に事情があるように、我々にも事情がある。今後どうするかだけは私達が自分で決める。」 |
カロ | : | 「それは君達次第だ。だが、私は外の世界を見て考えが非常にフラットになっているので見逃そうとしているが、部族の他の者は部外者の介入は一切許さない。生かして砂漠から帰しはしないぞ。」 |
サンドロ | : | 「分かった。それを踏まえた上で、我々も行動しよう。 こちらも命をかけている。復讐にな!」(一同爆笑)。 |
カロ | : | 「だが、これは以前、君達に助けて貰った事への恩義で言わせてもらおう。 君達を殺したくはない。できればここから去ってくれ。」 |
サンドロ | : | 「ありがとう。」 |
GM | : | そういい残して、カロは立ち去る。 |
サンドロ | : | まあ、彼には彼の使命があるのだ。 |
ボーデル | : | せめて生命力くらい全快してやろう(一同笑う)。 |
アーティ | : | そのままじゃゴブリンに殺られるぞ(笑)。 |
サンドロ | : | おっと、立ち去る前に。 「ここに敵の生き残りがいるが、情報を聞き出すことは?」 |
カロ | : | 「そいつは下っ端だ。兵隊として教育が行き届いているだろうから、口を割らす事はできないだろう。」 |
サンドロ | : | 「分かった。ありがとう。」 サクッ。 |
GM | : | ・・・・・・カロ、血の気が引く(一同笑う)。 |
ボーデル | : | 敵でなくて良かったと心底思う(笑)。 |
カロ | : | 「・・・・・・お前が我らの部族であったなら、こんなに心強いものはなかったのに。」(一同爆笑)。 |
サンドロ | : | そうだろうな(笑)。特攻隊長だものな(笑)。 |
アーティ | : | 鉄砲玉の間違いじゃない?(笑)。 |
GM | : | そうだ、部族の特徴だけ教えよう。カロの部族は緑系の若葉色を、終末の民は砂漠のような緑黄色をしているとする。 実際にはそんな分かりやすい違いは無いのだが、今回のセッションは分かりやすくした。 |
ボーデル | : | ということで、この夜パートは長かったが、コレにて終了。 |
サンドロ | : | では、ここは丁度オアシスだ。ゆっくり休憩を取って休もう。 |
GM | : | あ、じゃあカロが引き返してきた。 |
カロ | : | 「『オアシス』にモンスターはいないぞ。」(一同笑う)。 |
クロウ | : | マジすか(笑)。 |
サンドロ | : | では、ここでじっくり休憩しよう。 |
アーティh | : | でも、ラヴェルナは何も言わないの? |
ボーデル | : | コレは世界に関わる問題だから、協力して何とかする手もあると思うが。 |
サンドロ | : | そうだった! 「ラヴェルナ様、方針はどうしましょう?」 |
GM | : | ラヴェルナとしては、彼らに任せても上手く行くとは思えない。ただ、終末の民の儀式は阻止したい。しかし、カロの部族にコンタクトをとるのも無理そうで、敵を増やすだけではないかと考えている。さて、どうしましょうかね、という状態。 |
サンドロ | : | 「なるほど。では、正義の行いは1つだけだと思います。」 |
アーティ | : | 我々が知り合いっぽい事については? |
GM | : | その辺は(GMが)考えてなった。ということは何もなし。 |
ボーデル | : | カロの部族に話をしてみるってのも手だとは思うぞ。 |
GM | : | そうだね。少人数で行って、ヤバくなったらまた <テレポート> で逃げるって手もあることはある。 |
サンドロ | : | 「<テレポート> って、これ以上のラクダの出費は危険ですよラヴェルナ様!」(一同笑う)。 |
GM | : | いやいや、砂漠はともかく、岩場なら <テレポート> の目印にする事は可能だよ。それ相応の下準備はいるだろうけど。 |
サンドロ | : | ということは、この『オアシス』も可能? |
GM | : | この近くにカロの部族の村があればね。ここから距離が離れていると、その間をラクダ抜きで進む必要がある(一同笑う)。 |
サンドロ | : | そりゃそうだ(笑)。 |
ボーデル | : | カロの部族とは手を組みたいところだが。 |
サンドロ | : | だが、それは無理だと思うぞ。 |
GM | : | ラヴェルナ的にも砂漠の民の部族と話はしたいので、 終末の民を滅ぼしてその恩を手土産にカロの部族と接触できないか、などと考えてもいる。 |
アーティ | : | 滅ぼしてって、そこまでやるのか(笑)。 |
ラヴェルナ | : | 「あれっ!? 私、今、間違った事言いましたか!? 阻止するだけです!」(一同笑う)。 |
サンドロ | : | 「いいえ間違っていません! そうですね! それがいいです!」 |
アーティ | : | サンドロに影響されているな~(笑)。 |
サンドロ | : | 「流石ラヴェルナ様。私、感動で涙が止まりません!」(一同笑う)。 |
ボーデル | : | 方針が決まってしまった(苦笑)。 |
サンドロ | : | さあでは、今日はしっかり休息を取って、明日以降の探索に備えましょう。 |
アーティ | : | とにかく休もう。 |