還ってきた伝説
ボーデル | : | では、ルキアル殿にこれを渡そう。知ってるだろ? |
ルキアル | : | 「あの頃は何度これを投げ込まれて、命を狙われたか分からん。」(一同笑う)。 |
サンドロ | : | そんなレベルなの(笑)。 |
ルキアル | : | 「ああ。これは “ロドーリル” の十八番だったからな。」 |
ボーデル | : | そういや、そうだったね(笑)。 |
アーティ | : | 火炎瓶みたいにデーモン投げ込むのやめろよ(笑)。 |
GM | : | あ、【デーモン小石】は買い取ってもらえるよ。 |
ボーデル | : | あそう? ありがたい。 |
GM | : | むしろ手配してもらって申し訳ないくらいのものだ。 |
ルキアル | : | 「ハンマーの方の手配は整っている。」 |
ボーデル | : | おお。 |
GM | : | ここで選択なのですが。“凄く豪華で必要筋力【15】のハンマー (1H/2H)” と、“メチャクチャ無骨で必要筋力【20】のハンマー (2H)” の2本がありますが、どちらを使う? 能力は必要筋力以外は違わない。 |
ボーデル | : | どちらがピッケル伯爵好みかなんだよね。 |
クロウ | : | “メチャクチャ無骨” か? |
サンドロ | : | 話では、実用的なやつだ。 |
GM | : | 現時点ではどちらも新品だ。使用感なし。 |
ボーデル | : | 実際に使い込まれてるなら、豪華な方が好みなはずだな? |
アーティ | : | 豪華でかつ使い込まれた奴だ。 |
ボーデル | : | その方が評価が高かったはずだ。 |
サンドロ | : | それに、打撃力が低い方が試合も長引いて都合が良いだろう。 |
アーティ | : | おお! |
ボーデル | : | では、【15】のハンマーを使わせてもらおう。 |
GM | : | では、【20】のハンマーは廃棄処分と。 |
ボーデル | : | あああ、それも勿体無い・・・・・・。 |
ルキアル | : | 「では、ボーデル君さえ良ければ、これで試合を組ませていただくが。」 |
ボーデル | : | 「今一肌脱ぐしかあるまい。」 では、使用感を出すために鍛錬で使い込んでおくか(笑)。 |
GM | : | ああ、それは良いと思うよ。 |
ボーデル | : | ああ、あまり装飾が痛まないように打撃面を考慮して。 |
アーティ | : | ガツンガツンと。 |
サンドロ | : | ホラホラ、ここにサンドバッグ(ゴイス)があるよ(一同笑う)。 |
GM | : | では、試合は明日になります。言い忘れていたけど、ポスターは既に貼り出されているよ。まあ、対戦相手についてはうまくごまかされている。相手が分からない方が興奮するしね。 |
ボーデル | : | デーモンだが、見た目はドラゴンだからな。これなら余興も盛り上がるだろう。 |
GM | : | ポスターには『ゴワス再臨』と書かれている(一同笑う)。 |
サンドロ | : | 『あの伝説が再び!』(笑)。 |
アーティ | : | 『奴が帰ってきた!』(笑)。 |
GM | : | 盗賊ギルドは情報が錯綜します。 |
ギルド員 | : | 「消えたゴワスまた出るぞ!」 「今までどこにいたんだ!?」 「探せ! 今度こそ見失うな!」 「写真を撮ってこい! フライデーしろ!!」(一同笑う)。 |
ボーデル | : | ヤバイヤバイ。やはり名が売れすぎたのはまずかったな。だがそんなことは知らないボーデルだった。 |
GM | : | では、件の【マスク】が渡されます。 |
ボーデル | : | はいよ。前と同じように変身すればいいだろ。 |
サンドロ | : | むしろ前と同じに変身しないとマズイよ(一同笑う)。 |
GM | : | では、特にやることがなければ時間を進めます。 |
ボーデル | : | いや。ハンマーを振るって鍛錬しておくよ。 |
サンドロ | : | では、ピッケル伯爵を招待しに行こう。 |
GM | : | では、“ツイスター” のスタッフも付いてきます。 |
サンドロ | : | 「実は、我々はあの伝説の男と面識がございまして。」 |
ピッケル伯爵 | : | 「ほほう、伝説の男とな?」 |
ボーデル | : | 「この間、“ツイスター” で話題になりました剣闘士です。」 |
ピッケル伯爵 | : | 「それはもしや・・・・・・ゴワスか?」 |
ボーデル | : | 「そのとおりです。流石にお耳に届いているようで。」 |
ピッケル伯爵 | : | 「あれは素晴らしい選手でしたな。」 |
アーティ | : | 見てたんだ(笑)。 |
ピッケル伯爵 | : | 「彼の獲物はモールでしたが、それならば是非、ハンマーを握っていただきたかった。」 |
ボーデル | : | 「もしやすると、その期待に応えることが出来るかもしれません。」 |
GM | : | ググッと、身を乗り出すよ。 |
ピッケル伯爵 | : | 「それはどういうことだね?」 |
サンドロ | : | 「すでにご存知かも知れませんが、明日、彼が再び降臨する事になりまして。折角ということで私の方からもお願いし、今回はハンマーを持って戦ってもらう事になりまして。」 |
GM | : | ガターン! と飛び上がってサンドロに襲い掛かるよ(一同笑う)。 |
ピッケル伯爵 | : | 「なんだと!? それは本当かね!? 本当かね~!!?」 |
サンドロ | : | 「止めてください止めてください! 私の首を絞めるのは止めてください!」(と、いいつつ絞め返すジェスチャー) |
ピッケル伯爵 | : | 「君の方こそ首を絞めるのを止めたまえ!!」(一同笑う)。 |
サンドロ | : | 「おおう!」(笑)。 |
GM | : | あまりにも興奮していて、鼻息がおかしくなっている。 |
ピッケル伯爵 | : | 「フゴー! フゴー!」(一同笑う)。 |
執事 | : | 「伯爵様! そんなに興奮されると持病の心臓病が!」 |
アーティ | : | 「はいはい、ハンマーあげるから落ち着いてー。」(一同笑う)。 |
ピッケル伯爵 | : | 「フー! フー!」 |
GM | : | これじゃホント病気だなこいつ(一同笑う)。 |
サンドロ | : | 「人のツテというものは不思議なものでして、私達は “ツイスター” の経営者であるラーハインツ卿とも面識がありまして。」 |
ピッケル伯爵 | : | 「ほお、それは凄い。」 |
サンドロ | : | 「もし宜しければ、試合の際はVIP席での御観戦などいかがかと思いまして。」 |
GM | : | さすがにそれには興奮するね。 |
ピッケル伯爵 | : | 「で! そこで! ハンマーを持ったゴワス選手の試合を! 観る事ができると!!」(一同笑う)。 |
サンドロ | : | 「さ、左様でございます。」(笑)。 |
ピッケル伯爵 | : | 「行くぞ! 行かせていただく!」 |
ボーデル | : | では、これで招待できたと。「では、当日はお願い致します。」 |
GM | : | では、君達が退室した後、部屋の中から雄たけびが聞こえるよ(一同笑う)。 |
ピッケル伯爵 | : | 「ほあああああああっ!! やったぞぉうっ! ひゃっはー!!」 |
ボーデル | : | そこまでかよ(笑)。 |
GM | : | では試合当日。 |
ボーデル | : | (気合の入った声で)おう! |
GM | : | 闘技場には幟やら看板やらが所狭しと並んでおり、メインであるゴワスの名がデカデカと書いてあります。 入場料がいつもの2~3倍に設定されていますが、それでもチケットは完売、会場は満員となっています。 |
サンドロ | : | なんちゅう(笑)。 |
ボーデル | : | こえーよ(笑)。 |
アーティ | : | 俺らも取られるの? |
サンドロ | : | 取られてたまるかよ(笑)。 |
GM | : | ちなみに会場の物販コーナーではね、ゴワスが予選で粉々に砕いた竜牙兵の欠片が、 『戦神の守り』として 500ガメルで販売されている(一同爆笑)。 |
ボーデル | : | おかしい(笑)。 |
アーティ | : | なんてこった(笑)。 |
ボーデル | : | 商魂逞しいなあと思って、空恐ろしいものを感じる(笑)。 |
サンドロ | : | 流石に 500はたけーよ(笑)。 |
GM | : | ん、じゃあ 100にしておくか。 |
アーティ | : | それでも 10,000円か(笑)。 |
GM | : | 君たちは招待されたピッケル伯爵と共に、ラーハインツ卿の近くのVIP席に通されるよ。ゴイスなんかは落ち着き無く辺りをキョロキョロしているね。小刻みに震えてる。 |
アーティ | : | こいつもVIP席に招待なんだ(笑)。 |
ボーデル | : | ていうか、全部テメエが招いた状況なんだぞって事を自覚して貰いたいものだと思う。 |
アーティ | : | とうとうボーデルも嫌気が差してきたか(笑)。 |
ボーデル | : | そこまでは言わないけどね(笑)。 |
GM | : | 試合開始前にしたいことがあれば工面するけど。 |
アーティ | : | はい。オッズは(笑)。 |
GM | : | どうだろう。招待試合になるのかな? |
サンドロ | : | かもしれないね。 |
GM | : | 成立しないだろうからな(一同笑う)。 非公式ならあるだろうけど、1.1倍とか(笑)。 |
ボーデル | : | 10,000賭けても1,000しか儲からん(笑)。 |
アーティ | : | やめとこう。 |
サンドロ | : | じゃあ私もVIP席には行かない。盛り上げるために、司会の前口上の際に私も何か話そう。 |
GM | : | ああ、その辺は相談すれば許可が下りるよ。むしろ歓迎だ。 |
クロウ | : | 魔法かけておく? <プロテクション> とか。 |
アーティ | : | 一応かけておけば? |
サンドロ | : | 損は無いな。効果時間延長で。 |
アーティ | : | じゃあ <プロテクション>。(効果時間拡大)3倍掛け位でいいだろ。(コロコロ)成功。ついでに <カンタマ> も同じく(コロコロ)成功。 |
サンドロ改め ブレイド | : | では、試合前の口上を演出しようか。ちゃんとブレイドになってな。 |
シッカイ | : | 「ではここで、前回トーナメント優勝者! “剣聖” ブレイド氏よりお言葉がございます!!」 |
GM | : | すると会場がわあっと沸きますね。各所で |
観客 | : | 「ブーレイド! ブーレイド!」「剣聖!」 |
GM | : | というコールが起こる(一同笑う)。 |
ブレイド | : | さて何と言おうか(一同爆笑)。 |
アーティ | : | 考えてなかったのか!(笑)。 |
ブレイド | : | では、こうマントをバッと翻して。 |
GM | : | それはもしかして【エア・クローク】の自慢をしてる?(一同笑う)。 |
ブレイド | : | 正体がバレたらまずいから、普通のマントだよ(笑)。 |
アーティ | : | 『え-、本日はお日柄もよく』(笑)。 |
ブレイド | : | 違う(笑)。 「皆の者! 我が盟友ゴワスが! 再びこの場所に還ってきた!!」 |
観客 | : | 「うおおー!!」 |
ブレイド | : | 「今日! ゴワスが打ち倒すべき敵は! 暗黒神の魔法を使う! 恐ろしい悪魔(デーモン)なり!!」 |
観客 | : | 「ざわざわ・・・・・・ざわざわ・・・・・・」 |
観客 | : | 「ざわざわ・・・・・・ざわざわ・・・・・・」(笑)。 |
ブレイド | : | では、会場がざわついたところで右手をバッと振り上げて。 「案ずるでない! 我が盟友ゴワスにかかれば! デーモンなど! 赤子の手を捻るも同然だ!!」 |
観客 | : | 「うおおおおおー!!」 |
GM | : | 観客のボルテージは最大だ。でも、ピッケル伯爵はつまらなそうに鼻を鳴らしているよ。 |
ブレイド | : | ん? |
GM | : | ピッケル伯爵は圧勝よりも競り合う試合の方が好みだからね。 |
ブレイド | : | それもそうだった(一同笑う)。 |
アーティ | : | まあ、会場の熱気に呑まれてくれるよ(笑)。 |
ブレイド | : | 「では、ご入場いただこう! ゴワス!!」 |
ゴワス | : | ズッ! ズッ! ズッ! |
GM | : | では、ゴワスが門から姿を現すと、それまで「ブレーイド! ブレーイド!」と連呼されていた歓声が「ゴ・ワ・ス!! ゴ・ワ・ス!!」に変わった。 |
ゴワス | : | ちなみに、デーモンの準備はできてるのね? |
GM | : | バッチリだ。見学したければできたけどね。 |
ゴワス | : | いや悪趣味だ見たくない(笑)。いや恐ろしい(笑)。 |
アーティ | : | <クエスト> だろ? 自分でかければいいじゃん(笑)。 |
ブレイド | : | 『我を倒せ』(一同爆笑)。 |
ゴワス | : | 男前過ぎるよ(笑)。 |
GM | : | <クエスト> の内容は、『まず第一に闘技場にて対戦相手を倒せ』というのが掛けられています。なので、自発的には闘技場で戦う以外の行動は起こせなくなっている。(※ 苦痛を伴う) |
闘技場で戦うための行動は起こせるので、コンディションを保つために寝食を行ったり、邪魔する者がいれば排除する事はできますけどね。 | ||
ブレイド | : | では、ゴワスとハイタッチでパーンと音を響かせてから、私は門の脇で待機するよ。 |
ゴワス | : | ではハンマーを掲げよう。みっちり振るったから、少しは手に馴染んでいるじゃろう。 |
GM | : | 物凄い歓声が君を包むよ。そして、向かいの門から『のそ、のそ』っと、大きなトカゲが出てきます。 |
ブレイド | : | 一応デーモンなんだからトカゲって言うな(苦笑)。 |
ゴワス | : | こいつらじゃ、「試合開始!」なんてなる前に始まっちゃいそうな気がするな。 |
GM | : | そうだね。じゃあラグナカングはボーデルの顔を見るなり、全力で襲い掛かってきます。 |
ジッキョー | : | 「急いでドラを鳴らせ!」 |
シッカイ | : | (早口で)「それでは試合開始っ!!」 |
ゴワス | : | では演出っぽく一度片膝を付いた後、立ち上がって拳を突き上げようか。 |
GM | : | では、一瞬ざわついた観客達ですが、その姿を見て一斉に湧き上がります。 |
観客 | : | 「うおおおおお!」 「ゴ・ワ・ス! ゴ・ワ・ス!!」 |
ゴワス | : | さて、引っ込んだらさっさと回復するぞ。お互いの返り血が凄いから、足跡ベチャベチャ残しながら歩いてそうだよ(笑)。 (ボーデルは現在、一般人が2度死ねる程の重症──『24』点ダメージ──を負っています。) |
ブレイド | : | かなり大量の血痕が残ってそうだ(笑)。 |
シッカイ | : | 「それでは、ゴワス氏によるデーモン退治劇、これにて終幕! ありがとうゴワス!!」 |
GM | : | と、拍手にて見送られて、ゴワスは退場となりました。 |
ゴワス | : | では回復する。 |
ブレイド | : | 挙句に自力で回復する(一同笑う)。 |
ゴワス | : | (コロコロコロ)<キュアー・ウーンズ> 2回で『24』まで回復。 |
GM | : | 傷口はほぼ塞がったね。 |
ゴワス | : | ほいほい。試合後なんだから、全快までさせなくてもいいだろ。さて、ハンマーは使い込まれた感じになったかな? |
GM | : | 硬い鱗の上から叩いてるからね。それなりに傷が付いててもおかしくないでしょ。 |
ゴワス | : | よしよし。使用感は残ったな。 |
アーティ | : | これならクライアントも大満足だろう。 |
ブレイド | : | じゃあ、お願いして証書を作成してもらおう。 |
GM | : | それについては専用のスタッフがいるから大丈夫だ。 |
ゴワス | : | 『やれやれ。自分の名前じゃないから書き慣れないな。』と、“ゴワス” ってサインする(一同笑う)。 そういや、サインってどうしてるの? |
GM | : | ああ・・・・・・あんまり考えてなかったな。すっかり油性マジックのイメージでいたわ(一同笑う)。 |
アーティ | : | マッキー?(笑)。 |
ブレイド | : | でも、この手のサインした物はコレクション入りするだろうから。 |
GM | : | 通常の墨とかでもいいのかな? 洗い落とさないこと前提で。 |
ブレイド | : | だろうね。記念品だからね。 |
GM | : | ではまず、使ったハンマーは綺麗に洗浄して簡単に磨き直します。 |
アーティ | : | 毒も付いてるしな。 |
GM | : | そうだね(笑)。鑑定士が品定め中に |
鑑定士 | : | 「(チクッ)いてっ。いってぇぇぇぇぇぇ!?」(一同笑う)。 |
ゴワス | : | 激痛が走った(笑)。 |
GM | : | レーティング (20) +『6』食らったら危ないよね(笑)。 |
ブレイド | : | 一歩間違えたら死ぬ(笑)。 |
アーティ | : | 一般人なら危ないね(笑)。 |
クロウ | : | のた打ち回るね。 |
GM | : | では、専門業者が証書を作成します。ハンマーの経歴、形状と傷の詳細など、品質を保証する内容を記載していきます。 そこに扉が開いて、ラーハインツ卿、ルキアル、ピッケル伯爵に、VIP席で観戦していたPCとゴイスが入ってきますね。 |
ラーハインツ卿 | : | 「ボー・・・・・・ゴワス殿、大丈夫かね!?」 |
ゴワス | : | 「うむ、治療班のおかげで今は大丈夫じゃ。」(一同爆笑)。 |
ブレイド | : | 治療班なんてひっとりも出てきてねえ!!(爆笑)。 |
アーティ | : | どこに班があるんだよ!!(爆笑)。 |
ゴワス | : | 一応、そういうことにしておいてくれよ(笑)。 |
クロウ | : | いた、いたんだよな(笑)。 |
ブレイド | : | こーの単身攻城兵器が(笑)。 |
ゴワス | : | そして怪我も治し毒も治し病気も治す治療班でもある。 |
GM | : | 万能兵士になった。 |
クロウ | : | そのうち、死体も治すよ(一同笑う)。 |
GM | : | では、一同はそれを聞いてホッとするよ。ピッケル伯爵はキラキラした目で握手を求めてくるよ。両手握手だ。 |
ゴワス | : | 「私の名を覚えてくださっているとは光栄ですな。貴方の話は聞いておりますぞ。」 |
ピッケル伯爵 | : | 「この “ロマール” の闘技場に通う者で、貴方の名を知らぬ者は1人もいませんよゴワス殿!」(一同笑う)。 |
ブレイド | : | あっはっはっはっは(爆笑)。 |
ゴワス | : | そんな有名かよ(笑)。 |
ピッケル伯爵 | : | 「素晴らしい試合でした! こう、胸が熱くなるような!」 |
ブレイド | : | 「ああそうだ。ピッケル伯爵。」 |
ピッケル伯爵 | : | 「おお、貴方はブレイド殿!」 |
GM | : | ゴワスの手は離さないが、頭だけ会釈するよ。 |
ピッケル伯爵 | : | 「貴方のことも存じておりますよ。」 |
ブレイド | : | 「ありがとうございます。今回の件は我々の友人からお願いをされましたので。」 と、ボーデルに目で合図するよ。 |
ゴワス | : | (頷いて)「我が友人のボーデルからの折り入っての頼みでしてな。それで私は今ここにおります。私のこのハンマーは差し上げますゆえ、貴公の古のハンマーと交換していただきたい。」 |
GM | : | 聞いている最中に、そのことを予測できていたみたいだね。満面の笑みで |
ピッケル伯爵 | : | 「よ ろ こ ん で!! 喜んで応じましょう!!」 |
GM | : | ぎゅーっと力強く握ってくるよ。君の半分にも満たない力だね。 |
ゴワス | : | 筋力【10】以下か。やっぱり貴族だな。 |
ピッケル伯爵 | : | 「して、そのボーデルさんは何処に?」 |
ブレイド | : | 「ボーデル殿とサンドロ殿は、我々がここに出る代わりに、我々の受けていたクエストを引き受けてくれたのです。」 |
ピッケル伯爵 | : | 「ああ、そうでございましたか。」 |
ブレイド | : | 我ながら、咄嗟に上手い言い訳を思いついたものだ(笑)。 |
アーティ | : | 良かったよ。 |
ピッケル伯爵 | : | 「今日は本当に嬉しい。本当に良い日だ! では、ハンマーは後日・・・・・・いや、この後すぐにでもこちらへ持参致しますゆえ。」 |
ゴワス | : | おお(笑)。「では私もこれにサインを致しましょう。」 |
ピッケル伯爵 | : | 「ボーデル殿とサンドロ殿はいつ頃戻られますか?」 |
ブレイド | : | 「明日、いや、今日中には戻ってくるのでしたかな?」 |
ピッケル伯爵 | : | 「では、夕刻に上がらせていただきます。」 |
GM | : | 伯爵自ら。テンションって怖いね(一同笑う)。 |
ブレイド | : | 「申し訳ない。我々はもう行かねばならないのです。」(一同笑う)。 「本来でしたら、依頼を受けてそのままこの街を去る予定でしたが。」 |
ゴワス | : | 「友人達の頼みを受け、この場に参じた次第であります。」 |
ピッケル伯爵 | : | 「いや、これは名残惜しいが、仕方ありませぬな。」 |
GM | : | では、ピッケル伯爵は君達との別れを残念に思いつつ、普通にサインもしてもらい(一同笑う)。 |
ブレイド | : | 色紙か何かか(笑)。 |
GM | : | 羊皮紙のな。 |
ゴワス | : | こういう時、人並みの知力があって良かった(一同爆笑)。 |
ブレイド | : | 共通語・・・えーと、どう書くんだっけ・・・とか(笑)。 |
GM | : | では、ピッケル伯爵は足取りも軽く帰っていきました。 |
ブレイド | : | では、我々も一旦控え室に戻ろう。 |
ゴワス | : | 変装を解くか。 |
ブレイド | : | 周りに誰もいないことを確認してからな(笑)。 |
ゴワス | : | その辺はルキアル殿が手配してくれるに違いない。 |
GM | : | 大丈夫です。ちゃんと出入り口の2つある個室を用意してもらえます。 |
ゴワス改め ボーデル | : | では、ハンマーを見やる。 「人の世とは恐ろしいな・・・・・・こんなそこいらのハンマーが、これだけの価値を持つとはな。」(一同笑う)。 |
アーティ | : | 恐ろしいのはお前だ(笑)。 |
GM | : | ラーハインツ辺り、「なんだったら、銅像建てるからサインしていってくれないかな。」とか思ってるよ(一同笑う)。 |
クロウ | : | 逞しい(笑)。 |
GM | : | というわけで、本日の催しはすべて終了いたしました。 売り上げは大盛況でして、観客動員は最大、【竜牙兵の欠片】は全て完売。」(一同爆笑)。 |
ブレイド改め サンドロ | : | 穴でも開けて首から提げるんだな(笑)。 「頼む・・・・・・俺に力を・・・・・・!」(一同笑う)。 |
アーティ | : | 剣闘士のお守り?(笑)。 |
GM | : | 1粒 100ガメルが 500粒くらい用意してあったのを考えると、それだけで 50,000ガメルの売り上げ。 |
サンドロ | : | これだけで 500万かよ(笑)。 |
ボーデル | : | ボロいよ本当に(笑)。 |
アーティ | : | 俺達もちょっとプロデュースした方が良いんじゃないかな? |
ボーデル | : | こういうのは素人じゃ無理じゃ。 |