いざレイドへ

ロマールの街ツイスター闘技場

GM

じゃあそろそろNo.25の方を始めさせていただきましょうか。

サンドロ

はい。

GM

よろしくお願い致しまーす。

一同

お願いしまーす。

GM

というわけでですね、まずスタートはロマールになりますね。
前回の事件が終わりまして、君達はロマールの調査を終えて、そろそろレイドに行きましょうか。といった所です。
この数日間で欲しい物があるようでしたら、買い物することができます。

サンドロ

はーい買い物してきます。と言う訳で第一号サンドロ、スモール・シールドを捨ててガード・グラブ(スモール・シールド)にします。

GM

2D6振ってください。高い方がいい。

サンドロ

高い方がいい、アァー!!(コロコロ)9

GM

じゃあ普通に売ってます。

サンドロ

よし、1,500ガメル。あと普通ので良いんだけど、ヘビー・クロスボウを買います。高品質がいい。

GM

だとしたら、高品質のいくつでしょうか。

サンドロ

+5だ(笑)。

GM

じゃ目標値は、『達人でも成功を確約することはできない。』 の 11ということで(コロコロ)えーとね目標値20

サンドロ

ラーハインツに口利きできない?(一同笑う)。

GM

よし+4の修正をやる。

ラーハインツ

「しょうがありませんなぁ。」

アーティ

なにで振るの?

GM

冒険者にしといてやるよ、冒険者+知力Bだろうね。

サンドロ

じゃあ 7以上だな。期待値だ。私は出す(コロコロ)出た、よし!!

ラーハインツ

「サンドロさん、いい物が見つかりましたよ。」

サンドロ

ゲヘヘヘヘヘ(笑)。

クロウ

スモール・シールド+1が欲しいです。

GM

じゃあ2D6振ってみてください。

クロウ

(コロコロ)えーと8

GM

ていうことは1.1掛けでなら見つかった。4,400ガメル。

クロウ

4,400で買います。

GM

ではそろそろレイドに向けて出発です。レイドについては知っててもいいのかな。

ボーデル

レイドの街を知っているかどうかって判定かい?

GM

そうだなぁ、どうしよっかな。セージまたはバードで振ってみてください、知力で。

サンドロ

あちょー(コロコロ)ごめん6ゾロ。

アーティ

(コロコロ)10の14、16

GM

レイドってのは傭兵の町なんですけど、マジック・アイテムについても結構明るくて、専門店もあるって話を知ってますよ。

サンドロ

(食い気味に)ほうほうほうほうほう。じゃあバリスタ買おう(笑)。

ボーデル

何処に置いとくんだよ。

アーティ

馬車。

サンドロ

野外戦で超格好いいぜ。であれだろ、馬車の屋根がひっぺがれるんだろ(笑)。
バゴーン!! 「うわぁー!! 衝撃に耐えられなかったー!!」(笑)。

GM

どんだけだよ、城壁でも破壊する気か(笑)。

ボーデル

でも入国拒否される。

サンドロ

「飾りです。」 って(一同笑う)。

ボーデル

いやいやいや、おかしいから。

GM

入国できない理由ばっかが増えてくな(一同笑う)。
それではですね、君達はそろそろ出発する準備も整いまして、名残惜しいとばかりにラーハインツ達とお話をするわけですよ。

ボーデル

うむうむ。「いろいろお世話になりました。」

ラーハインツ

「いやぁ、皆さんのおかげで楽しかったですなぁ。」

サンドロ

まあ、あんた等も興行料がずいぶん入っただろうしな(笑)。

アーティ

ずいぶん儲けたよな。

ラーハインツ

「こう言ってはなんなんですが、出発前に2つほどお願いがあるのですが。」

サンドロ

「はいはい。」

ボーデル

「ほうほう、なにかな?」

ラーハインツ

レイドの街には長男のラーハルトが出向いているのですが、もう任期は終わっているにも関わらず、やり残した仕事があるとかなんとか戻ってこないのです。なるべく早く帰ってくるよう、お伝えください。」

サンドロ

イエッサーイエッサー。

ラーハインツ

「もう1つですが、皆さんの出立前に、またブレイド殿ゴワス殿の格好になってもらって、肖像画など描かせてもらいたいのですがよろしいですかな?」

ボーデル

まぁそれぐらいお安い御用か。

サンドロ

どうせだったら肖像画じゃなくてラシュモア山みたいにしてくれよ(笑)。

アーティ

あの崖に顔があるやつじゃん(笑)。

GM

どこに彫るんだよ(笑)。
まぁそんな感じでですね、腰掛けたラーハインツの周りに君達が立ってる感じの肖像画が完成しました。ラーハインツと君達が親しいんですよ、みたいな。

サンドロ

しょうがないな。

GM

で、それを描く為に一日費やして翌日、君達はレイドに向かって出発することになりました。

自由人たちの街道ロマール-レイド間

サンドロ

カッポカッポカッポカッポカッポカッポ。

ボーデル

ズッズッズッズッズッズッ。

GM

君達がロマールを出発してほんの一刻程すると、後ろから急ぎ足で馬車が追ってきます。

クロウ

トムさん。

アーティ

トムだな。

サンドロ

とりあえずバリスタ巻こうぜ(一同爆笑)。

ボーデル

付けてないから(笑)。

サンドロ

付けてない? 付けてないのかよ! 買えよ! ボーデル!

ボーデル

いや買わねぇから。

GM

買うなら金払えよ。そして入国審査を覚悟しろよ(一同笑う)。

ボーデル

ほんとだね。

サンドロ

たかが攻城兵器ひとつでガタガタうるせぇ連中だなまったく(一同爆笑)。

GM

たかがで済まねえよ(笑)。で、君達の予想通りトムです。

ボーデル

「おぉトムか。そんなに急いで何処に行く?」

トム

「どうやら皆様、レイドに向かわれるという話を小耳に挟みまして。」

サンドロ

「行かねぇよ。」(笑)。

トム

「あれ、行かないんですか? ボーデルさん。」

ボーデル

「いやいやいや、こいつの言う事はたわ言じゃ。」

サンドロ

酷い(笑)。

ボーデル

「我々は確かにレイドに向かう。流石に情報が早いな。」

トム

「はっはっはっ。でしたらですね、よろしければ私も同行させてはいただけませんでしょうか?」

ボーデル

「まぁ多い方がよかろう、別にかまわんが。ラヴェルナさまの許可はとっておけよ。」

GM

ラヴェルナ的にはまったく問題ないということで帯同は許可されます。

サンドロ

食事当番全部やれよ。料理全部だ(笑)。

ボーデル

「で、お主、なんかあるのか?」

トム

「いや実はですね、ロマールでの商売の基盤に関しましてはあらかた出来上がりまして。」

一同

はやーい。

トム

「もう代理の者も雇って仕込んで運営を任せております。」

アーティ

はぇーよ(笑)。

トム

「私も次はレイドに赴き、商売を広げようかと思っておった次第です。」

クロウ

どれだけ手広いんだこの人。

ボーデル

こいつ恐るべしって感じだ。

トム

「皆さんに帯同させていただけるのであれば、私は護衛を雇う必要がなくなりますゆえ、かわりに道中の食費もろもろに関しましては私の方で負担いたしますゆえ、いかがですかな?」

ボーデル

「ならば断る必要もあるまい。」 よく知ってるからね。

GM

じゃ君達はそれでレイドへ向かって行きます。

サンドロ

レイドはどうやって向かうんだろう。

ボーデル

街道沿いに西にずーっと突っ切っていくんでしょ。

GM

ロマールレイド間はおよそ5日間だそうです。

クロウ

結構かかる。

GM

トムに任せるなら5日間は毎日カレーという事で。

ボーデル

カレーかい。

クロウ

飽きるなぁ。

ボーデル

どっかの誰かのコック技能がある。

アーティ

めんどくなると思う。具は適当にその辺の草でいいや(笑)。

サンドロ

その長そうな耳を煮て食おうぜ(笑)。

GM

で、君達は特に何事も無くですね、レイドの街へと到着いたし──

ボーデル

おお、やっと着いたのか。

GM

──ません。

クロウ

襲われるのか?

GM

君達がレイドの街に向かってる道中のとある日、夕刻になり、そろそろ夜営の準備に入ろうかと思ってるところですね、ロマール方面からもの凄い爆音と共に土煙が──。

サンドロ

今度こそバリスタの用意だな(一同爆笑)。

ボーデル

いやいやいや(爆笑)。

クロウ

どんだけ(笑)。

サンドロ

(引き絞る仕草)ギリギリギリギリギリ(笑)。

GM

君達の方に次第に近づいてくる。

サンドロ

構えとこう。

ボーデル

これはとりあえず街道を避けて、臨戦状態だね。

クロウ

少し隠れるか。

GM

『パララ、パララ、パララ♪』 とか響いてくる。

サンドロ

(察した)・・・よし、全員ぶっ殺そうぜ(笑)。

クロウ

えぇー(笑)。

アーティ

暴草族

GM

その正体はですね、もの凄い速度で走るグラスランナーとケンタウロスと人間とそしてドワーフです。

クロウ

ああ懐かしいね。

ボーデル

「なんだおまえ等か。」

チレット

「アンタ達、久しぶりね。」 と言ってきます。

ボーデル

「こんな所まで走っとんのかおまえ等は。」

GM

そうだな、──なんつったっけドワーフの名前は。モチヅキ・シュンか?

ボーデル

違うな。

GM

違う、そういう名前じゃねぇや。もう少しもじってたよね?

ボーデル

覚えてないからいいよ(笑)。

GM

そいつもボーデルを目にして 「ボーデル殿ぉー!!」 とか言ってくるけどね。

ボーデル

「おまえも久しぶりだなぁ、達者だったか。」

GM

達者でした。

チレット

「アタシ達、エルフのメンバーをスカウトするためにアレクラスト中を巡ってんの。」

クロウ

全種族制覇?(笑)。

チレット

「残念だけど、アタシ達の求めるエルフは東には見つからなかったから、今は西方へ足を延ばしてんの。」

GM

具体的には敏捷度22のエルフ(一同笑う)。

クロウ

へぇ~。

ボーデル

「相当根気のいる旅だと思うが、まぁ頑張れ。」 って言う(笑)。

GM

東側ではですね、たるみきった連中とか軍隊みたいなエルフしかいなかったそうで。

アーティ

ああ、軍隊なのいたねぇ(笑)。

サンドロ

あいつらね(笑)。

詳しくは 第11話 を参照。マスラウム山脈に住まう変態軍隊エルフたち。

チレット

「とりあえず今度はレイドの先にあるマエリムの森に行って、現地エルフのスカウト活動をするつもりだよ。」

サンドロ

もはや「頑張れ。」としか言いようがないな(苦笑)。

ボーデル

ま、敏捷度22のエルフが見つかったとして、一緒に来てくれるかはかなり怪しいからな、エルフじゃ(笑)。

サンドロ

もういいから俺と一緒に鬼ごっこしようぜ(笑)。

クロウ

なんか怖いよ(笑)。

アーティ

鬼に捕まったら殺されるんだろ(笑)。

サンドロ

鬼がランス持って追い回すよ(一同笑う)。

GM、ワールドガイドから中原南部の地図を見せる。

GM

ロマールレイドマエリムの森がここで、上に行くとファンドリアがあってその先がオーファンですね。
うちらの冒険はいったんレイドに行ってから、ロマールに戻ってファンドリアへ向かう。

クロウ

ああ、そういうルートなんだ。

GM

じゃそんな感じのイベントがあって、君達はロマールの第二都市レイドへ到着しました。

ボーデル

おぉ、やっと着いたわい。

アーティ

こいつらほんとにただの通りすがりだったの?

GM

はい。たまに出さないと忘れられちゃうから(一同笑う)。

ボーデル

えぇー? 忘れていいんじゃないの?

サンドロ

思い出す必要もあんまり感じないんだけど(笑)。