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 「……あんた、なにやってんですか?」
 部屋に戻ったら、なぜか芥川先輩がベッドの上でくつろいでいた。
 一度も家に戻っていないのか制服を着たままだ。
 「ちょっと先輩、それ」
 先輩のだと思われるジャケットが床の上にぞんざいに放り投げられてある。皺になるのにあの人は気にならないらしい。
 だが生憎と俺は気になってほっとけない。
 拾って広げて机の上に掛けて置くと、
 「日吉に会いたかったから来ちゃった」
 なんともあっさりと先輩がここにいる理由が判明した。
 「で、どこからこの部屋に忍び込んだんです? 家族の者には誰一人として会わなかったんですか?」
 過去にも二度ほどこの先輩は裏にまわってこっそりと俺の部屋に忍び込んできている。
 裏手には道場もあり、むしろ表玄関よりも人の往来があると言っていい。こっそり忍び込むには適していないルートであるはずなのにこの人は『えー誰にも会わなかったし人っ子一人通らなかったよ?』と、すんなり侵入を果たしている。
 運が良かったですねと過去には言ってあげたがさすがに三度目となると『防犯管理がなってねーよ』と突っ込みが入ってしまう。
 「この時間はまだ道場に何人か残っているはずなんですけどね」
 「みたいだね。灯りついてたよ。でも外には誰もいなかったよ?」
 「……そうですか」
 先輩が忍び込んだとこは多分西側の門からだ。
 あそこは道場の入口からは死角になっていて人が入ってきても気付けない。
 それに道場への出入りもまだある時間だからセキュリティも切ってあるはずである。
 「狙いましたね?」
 「なんのこと?」
 「とぼけてもダメですよ」
 「ちぇっ」
 「なにがちぇなんですか。どうして表から入ってこれないんです? いつも言っているでしょう。ちゃんと表門から入ってきてくださいって」
 「うん、覚えてる。でも俺西のあの門が好きなんだ。あそから表にまわってくる小道すっごい好き。なんか落ち着くんだよね」
 「背の高い木が多くてうっそうとしてるじゃないですか。俺はあまり好きじゃないです」
 「そうなの? あ。そうだ。グラジオラスが綺麗に咲いてたよ」
 「あれもう散りますよ」
 「うん。見れて良かったよ」
 「俺が言っていることちゃんと理解してくれてますか?」
 「してるよ。でもごめんね。俺ほんとにあの小道好きなんだ。またあの道通ってここにやって来ると思うよ」
 そうですか。
 先輩は譲れないものがあるときは絶対に譲らない人だ。
 意地を張っているのとは違う意味で頑なな人に変身してしまう。
 言い合うのは好きじゃないから俺がいつも引いてそれで終わり。今回もまたそのパターンだ。
 「で、この部屋にはどうやって上がり込んだんです? まさか無断侵入したわけじゃないですよね?」
 「まっさかぁ。いくら俺でもそんなことはしないよ。ちゃんと玄関から上がらせてもらったよ。俺の靴があるのに気付けなかった?」
 「ありましたっけそんなの」
 母の靴と家族の者が使うサンダルがあっただけだと思うのだが。
 だがもし母が対応に出ていたのなら奥にしまっていたという可能性が出てくる。
 一応はお客様になるわけであるし。それになぜか母は先輩のことをとても気に入っている。『部活で息子がお世話になっている親切で優しい先輩』と言うイメージで彼女は先輩のことを見ているようなのだ。
 説明するのも面倒で俺も訂正は入れてないがこうやって頻繁に甘やかすようなら考えなくてはならない。
 「もしかして対応に出たのって母ですか?」
 「うん。そうだよ。ちょっとそこまで出ているだけだからあがって待っててくださいって言われた」
 すでに八時に近い時刻に待っててくださいはないだろう。しかも制服を着ているのに疑問も抱かず上げてしまうのは保護者として如何なものであろう? いくら気に入っているからって他人の目だってあるのだ。どこで誰が見ているかわからないのだから中学生が制服でふらふらやって来たら適当にうまいこと言って帰すのが親の務めなのではないだろうか。
 ……あれ?
 「制服で思い出した。あんた家の方にはいったん帰ってからここにやって来たんですよね?」
 「うん。ここにくんのに荷物は邪魔だったしね」
 「……じゃあ親には伝えてあるんですか?」
 「ううん。だって帰ったとき誰もいなかったし」
 誰も、いなかった、だ?
 「……あんたがしたコト、なんて言うか知ってますか? 無断外出って言うんですよ」
 先輩は、ぼけっとしたマヌケ面を晒している。
 それがなに? とでもこのひとの性格だったら言うのかもしれない。
 ……書き置きとかするヒトでもないだろうから、このぶんだと玄関先に荷物をほっぽったままにして出てきてしまっていそうだ。
 「……書き置きとか……もちろんしてきてないですよねあんた……」
 「してきてない」
 先輩のその短い答えに、俺はそれまで溜め込んできた疲れを躯のうちから外へ出してしまおうとわざと大きく溜息を吐いた。
 こんなことしたからってこの人が気に病むことはないだろう。
 やることすべてが自分勝手で我侭でどこまでも自由な人なのだ。他人の目を気にするような控え目な態度をとるこの人の姿なんて見たことがない。この先輩と控えめという言葉はきっと、お互いに近づいてきたら即座に突き飛ばしてやろうと構えてしまうぐらいの最悪な相性をしているのだろう。
 おかげで俺は振り回されてばかりだ……。
 「若」
 「なんですか」
 「ここ」
 先輩があぐらをかくその横に、俺にも座れと言いたいらしい。
 イヤですと、突っぱねて抗ってやろうかとも一瞬思ったけども結局俺は素直に隣に腰を落としてしまう。
 案の定、とでも言えばいいんだろうか、甘えるみたいな仕種で寄り掛かってこられて、緊張しながら出方を窺がっているとするりと腕が絡んできて顔を近付けられてしまう。
 なんですか、なんて聞けないくらい露骨で素直な仕種だ。
 だから仕方なく目を瞑ってそのまま首に腕をまわすしかなくなる。
 これだからこの人はズルイと言うのだ。
 こんな甘えてこられたら突き放すことなんて罪悪感でいっぱいになってしまって出来なくなるではないか。
 してやられたと内心で舌を打つことでしか欝が晴らせないなんて、まったくもって悔しい。
 だけどその悔しさの上をいく感情が、どうもこの胸の内を巣食おうとしているらしい。
 首にまわる腕が縋るみたいにして先輩を抱こうとしているのがぼんやりと霞み始めている脳裏を意識しながら目が、きちんととらえて見ているのだ。
 「ジ、……ロ、先……輩……」
 これは気持ちが先行しているときの声である。
 いつだったか、もっと甘えてよと、ジロー先輩が泣きそうな顔で頬を摺り寄せてきたときがあった。あのときも俺はこれに近い声でもってこの人のことを呼んでいた気がする。
 「せ、……ぱい……」
 まさに文字通りぎゅっと頭を抱いて髪の中に指を潜り込ませてから、腕の中にたまる温もりに反応して心臓の音が大きく鳴ってしまうのを、すでに手遅れだと言うのに先輩に気付かれただろうかと気にかけながら繰り返し先輩のことを呼んだ。
 先輩の温もりに触れるとなぜだか人恋しくなってくるから困る。
 愛しさが募るのはまだいい。求めてしまいたくなってちからが入るのも許せる。だけどいつもいつも、こんな風にして切羽詰ったような調子で呼んでしまうのだけは慣れなくて泣きたくなるからそれが一番困るのだ。
 先輩のことだから俺がこんなことになってしまうことは事前に知っていたと思うのだ。だからわざと近寄ってきたんだと思う。俺に名前を呼ばせたくて、ただそれだけのことをさせたいためだけで俺をこんな風に弱くさせてしまうんだからズルイ人である。
 「……わか、……好きだよ若……」
 そう簡単に流されてしまうもんかと思ってもその声色は心地良く耳に馴染み、まんまと心の中へと染み入って胸の中にある感情をもとがどんなものであったのかもわからなくなってしまうくらいにどろどろに溶かしてしまって、ただ縋りつきたいという気分にさせられてしまう。
 好きと言う言葉にはなにか特別な力が宿っているのだと思う。
 すべてがどうでもよくなってしまうくらいふわふわと心が躍って先輩に縋りつきたくなってしまったのだって先輩が『好き』と言う言葉を使い始めてからだ。俺をこんな風にさせてしまうなんて……あんたホントにズルイよ……。
 「わか、好きだよ……」
 繰り返す先輩に、俺はもう先輩の動きに合わせるのが忙しくって頷くのが精一杯だった。
 脇腹が摩られたり頭を撫でられてたり臍を弄られたりしても『やめてください』も『触らないでください』も言えなくて。先輩の手が今は首の辺りを触っているのにもかかわらず躯のあちこちに微弱な電流が流れているみたいになっている。堪らないよ……こんなの……。……先輩が辿った跡にばかり温もりが残っているなんて……こんなの辛過ぎだ……。
 「……せ、……ぱい……」
 焦れてとうとう唇に噛みつくと、そこでようやっと先輩は下腹部に手を伸ばしてきた。
 そこが一番ひどく昂っていた箇所だ。ぎゅっと押さえ込まれて、圧しながら手のひらで揉まれる。途端背中が跳ね、弓なって出来上がった背骨の窪みを先輩の指が登ったり下ったりを繰り返す。みじろいでいるのか身悶えているのかもう自分でもわからなくなっていた。
 「……ジロ、……先輩……」
 まるで泣いて縋るみたいな態度をとる俺をそのまま横たえて、首を振る俺に『怖くないよ。キスをするだけだから』と先輩が普段とまったくかわらない口調で話し掛けながらのしかかってくる。抱き締められた体勢ののまま先輩の顔を見ると優しい笑顔が先輩からは返ってきた。
 このまま雪崩れ込むのはまずいと頭の中では警報が鳴るも先輩の腕の中におさまった躯は反して先輩を求めてしまっている。抱いてくれと乞うみたいにして首に腕を回しているんじゃあ説得力なんてありはしないだろう。
 おとなしく口づけを受けたのだって理性を負かして欲求が勝ったからだ。いまさらなにを口走ったところで先輩を止められる威力を持ったものは出てはこないだろう。
 「……先輩……」
 裾をまくって忍び込んできた手に躯を震わせながらも先輩を抱きとめようとしてなのか、腕が背中へと回っていきウェストを摩られていたにもかまわずその先輩の背にぎゅっとしがみついた。
 こめかみや鼻の頭、口角、そして耳たぶに降る口づけは、泣いてしまいたいほどに昂る気持ちをまるで宥めているかのように優しく始終落ち着いたものであった。
 先輩の手が下腹部にまで伸びてファスナーを下ろそうとした途端俺は我慢ができずに声を上げてしまうがそれでも先輩は急ぐこともなく最後まで自分のペースを保ったままその手を動かしていた。

 

 


 「…………」
 シャツを着込む先輩の動きを横になったまま眺めていた。明らかに引っ掻いたものだとわかる赤い筋が背中のあちこちに散らばっている。
 あとほかにもところどころにまるで粉が吹いたようにも見える擦ったような跡が残っている。
 俺はまだ起き上がるのが辛いしこのまま寝てしまいたいくらいにだるいけどこのヒトにも痛かったときがあったんだろうか。でも俺が受けたダメージと比べたら先輩のは全然軽症だ。
 「ひよ? ひよも着替えたら? そろそろ夕飯の時間になるんじゃないの?」
 「なりますね……でもだるいんです」
 「そっか。じゃあお風呂場まで付き添って行ってあげようか? シャワー浴びるつもりでいるんだろ?」
 「いますよ。中で出されて気持ち悪いですからね」
 「あー……っとごめんね。余裕なかったからさ、……あんな積極的になるひよって珍しくってさ、いつもよりもかなり頑張っちゃったよ」
 「あんた最低」
 にへらにへらすんなバカ!
 エッチが終わったあとに最中にあったことをべらべらと喋る男は女に嫌われると言うが男の自分の目から見てもそういうことをするヤツに好意は持てない。むしろ不愉快だ。
 受ける側の方が恥かしいことになっているのだから、終わってまでも辱めるなんてマナー違反だと思う。
 「あんたはもうなにも言わなくていいですからそこにある服、取ってください」
 「着ちゃうの? 平気?」
 「裸で下に下りろって言うんですか?」
 「あー……それは親もいるわけだから困るよね。えっと……じゃあ着替え出してきてあげよっか? 動き回るのは辛いだろうから……俺が用意してきてあげるよ」
 「結構です。自分で用意出来ますから。それよりあんたは時間を気にして下さいよ。そろそろ帰ったらどうなんです? 家の人が心配してますよ……」
 のろりと起き上がってから上を羽織ったはいいがさすがに下は躊躇する。下着をつけたとしてもあとで洗濯しなくてはならないだろう。やれやれだ。
 「あのね……ひよ」
 「なんですか」
 「実はさ……」
 「なにもったいぶった言い方してんですか。ちゃっちゃと喋っちゃってくださいよ」
 「うん……あのね」
 先輩が口にした言葉を聞いて俺は裾に通していた足を中途半端に掲げて、先輩の方に顔を向けた。恐らくかなりの間抜け面を晒していたことだろう。
 「……家に……もう連絡入れてある……だ……?」
 「うん。ココに来た時間が時間なだけに上げてくれたあとでひよのお母さんも気に掛かったんじゃないのかな、家の方に一度連絡入れておいた方がいいわよーみたいなこと言われてさ、したら居たんだよね、うちのお母さん。んでね、実はこのあと俺ひよんちでご飯食べていっていいんだってさ。つーかひよのお母さんとうちのお母さんとで話をしてなんかそういうことになってさ…………えっと……やっぱ怒った?」
 「そういうことは早くに言ってくださいよ!! 書き置きくらいしてきたのかって聞いたときにしてきてないとか言ったけど既に連絡は入れあったんじゃないか! ウソツキ! くそっ、むかつくよアンタ!」
 騒ぎ立ててた自分の姿を思い出して恥かしくなったこともあってつい、近くにあった雑誌とかを数冊たて続けにぶん投げてしまった。だけど見事に全部かわされてしまい怒りはおさまるどころかむしろ腹立たしたは増してしまって、そこで今度は蹴飛ばす体勢に入った。
 狙ったわけではなかったがたまたまヒットした箇所は腰……を逸れた脇腹に近いトコ。
 呻く先輩に一瞬『あ、今のは痛かったかも』と身を案じてしまったが振り返った先輩は反撃に出る気満々と言うオーラをその表情から沸かせていて、掛け布団の中に逃げ込もうとしたんだけど間に合わなかった。あっという間に再び組み敷かれてしまった。
 見上げる格好で怒鳴りつけても優勢にある先輩が聞く耳を持つはずもなく、両の手首をシーツに縫いつけられたままずっと見せられていたものはくそむかついて仕方がないほどの涼しげな表情。首なんてまったく動かしていなかったのに『うんうんそれで。いやー……それほどでもないんだけど。で、ほかに言いたいことは?』と頷かれているような気がしてならないほどにその表情はなにを口走っても崩れなかった。
 もしかして先輩の耳の穴っていま塞がってるんじゃないの?
 俺は真剣にそう思ってしまった。
 「あれだねひよ。お前けっこう元気なんじゃん」
 上に乗っかったまま先輩がそう言って笑顔を見せた。
 人の上に乗ったまま笑顔を作るってどういう神経をしてるんだろ。
 つーかさっさとおりてくれ。
 「ひよ」
 「ちょっ、あんたなにをっ、っわ、ちょっ、先輩ってばっ!!」
 俺を抱き上げたかと思うと抱っこをしたまま歩き出した先輩に俺は悲鳴を上げた。
 冗談じゃない! こんな格好で下になんか行けるか!! つーかなんでこんなことに!?
 「先輩! 悪ふざけはよして下さいっ。ちょっ、おろして下さいってば!」
 「暴れんなよ。危ないじゃんか。大丈夫、安心していいよ。下までだから。下りたらちゃんとひよもおろしてあげる」
 「俺歩けますからっ」
 「それじゃあつまらない。ていうかおろしたらお前逃げるだろ。だからダメ」
 「つまらないってなんだよっ」
 「あ、そうかまだ言ってなかったっけ。俺も一緒にシャワー浴びるから。二人一緒に入った方が時間もお湯も節約出来るじゃん」
 先輩のとんでもない計画を聞いて、声にならない悲鳴を上げた。
 冗談じゃない! 一緒になんて入れるか! 
 「ひよ、階段で暴れたらマジで危険だよ?」
 「あんたと一緒になんか入れるかよ! どうせ俺は軽くシャワーで流すだけなんだからすぐに出てくるよ。そんな時間かからないって。だからあんたはあとでゆっくり入ればいいだろっ」
 「べつにゆっくり入れなくていいし。だって俺はひよと入りたいんだもん。さっき蹴っ飛ばされたとこまだ痛むんだよね。だからさ、ちょっと揉んでよ。つーか揉んでもらうつもりだから協力よろしく」
 揉んでくれと言う提案に、思わずぞっとした。騎乗位を強いられた自分の姿が一瞬頭に浮んだのだ。腰に手を当てるところから連想してしまったのだろうか。
 「楽しみだね、ひよー」
 ……冗談じゃない。勘弁してくれもう……。かあっと血が上っていく感覚と血の気が引いていく感覚。どちらも不快なものでしかない。……なんでこういうことになるんだっ……。
 謝れば許してもらえるだろうか……。
 いや、そもそも先輩がちゃんと言ってくれなかったからあんな……いや、もう済んでしまったことだ……蒸し返しても始まらないだろ……。
 過去を振り返るんでなくて未来を見なくちゃ。
 危機は迫りつつあるんだ、時間はない……なにをすれば先輩の考えを改めさすことができんだろ……。
 考えても謝って許してもらう手しか思いつかないよ……。
 「……あの、……先輩ちょっとはなしが……」
 俺はこのとき迫ってくる危機にばかり気を取られてひとつ大事なことを忘れていた。先輩の質をすっかりと忘れてしまっていたのだ。
 先輩はやることすべてが自分勝手で我侭でどこまでも自由な人なのだということ……常に用心していたことなのになぜあの瞬間それをころりと忘れてしまったりしたのか……下手に出たと言うのに出過ぎたせいで余計に逸らせてしまうなんてっ……ああっ、省みてももう後の祭りだ……!

 

 

 


END
(03.10.09)


 

ラブ度150%のジロ若です。

ああピヨが可愛い。ジロちゃんが羨ましC。

ジロ若の君主はジロちゃん。ピヨは『あ〜れ〜、殿様おやめくださいまし』の武家娘。とにかく口は悪いけどもジロちゃんには勝てない。

鳳若の場合、トリが折れる場合もあるがジロちゃんは絶対に折れない。こうと決めたら一直線。押すぜ押すぜ押し捲ってやっちゃうもんねぇー、なのだ。

それより気になります。シャワー浴びながら二人はナニしたんでしょ。きっとあんなことやこんなことさせられて口で手でしつこくされて何回もいかされて……そのうえミラーでも見せちゃうぜと苛められて……いっぱいいっぱい啼かさ……もしたけど実際にも泣かされたんだろうなぁー。うん。きっとそう。

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