観 光 地 | 年月日 | 概 略 説 明 | 備考 |
1998/4月 | 今はトルコの首都はアンカラであるがイスタンブールはトルコ最大の都市でありトルコの玄関です。 マルマラ海を挟んで西は西洋、東は東洋と東西文明の出会う所であり、かつてはローマからビザンチン帝国そしてオスマントルコ帝国の都であった。 トルコは日本のように先祖は騎馬民族のせいか親日的な国で、料理も中華、フランス、トルコ料理と世界の三大料理に数えられるとか…日本人に合う 料理が多く美味しいですね。 イスタンブールはどこからも幾つものモスクとミナレット(尖塔)の見られる大変エキゾチックな魅力のあるイスラムの国です。 私が訪れたのは四月下旬で桜の花が咲き、丘陵の新緑の大変美しいさわやかな時期でした。 |
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カッパドキア (ギョレメ国立公園) と地下都市 |
ギョレメ地方はかつての王国にちなんでカッパドキアとも呼ばれている。 大昔の火山活動により堆積した溶岩が風雨により 侵食されて多くの奇岩が生まれた。 又この地にはローマ時代からキリスト教徒が住み着いたが、イスラム教徒の迫害から逃れる為に奇岩をくりぬいて洞窟に住み教会も造った。 教会内部にはみごとなフレスコ画も見られる。 いたるところに洞窟住居跡が見られ歴史を感じさせる。 地下都市カイマルクは、やはりイスラム教徒の迫害から逃れる為にキリスト教徒が隠れ住んでいた都市だそうで地下8階に15000人程も住んで居たらしいと言う。 入り口は直径1m以上もある大きな丸い石の扉で開閉されるようになってい、容易に敵が入れないようになっている。内部は通路が網の目状に展開しており無闇に入っていくと戻れなくなると言う。 |
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トロイとベルガマ エフエソスの遺跡 |
トロイの遺跡は非常に古く(BC4000)幾つかの都市が重なり合っているとか…。私が少し関心がもてるのはBC1800年頃からのものと木馬に象徴されるトロイ戦争、映画の「トロイのヘレン」でありトロイの遺跡に相当の関心がなければシンドイ見学コースだと感じた。 ベルガマ(ベルガモン)の遺跡はトラヤナス神殿や 劇場跡を中心にしたアクロポリス(丘陵に築かれた要塞)が見ごたえがある。 トルコの遺跡はギリシア、イタリアと同系列のものが中心だがトルコの経済的事情からか通路脇に 置かれて(悪く言えば放置)いるものが多く、ガイドの説明だけでは充分に想像できない部分も多い。 もう少し復元できないものかと感じる。 エフエソス古代都市は、最初はBC1100年頃に作られた都市国家だそうだ。以降時代と共に栄枯盛衰を経て17世紀の大地震で都市は倒壊したと伝えられている。クレテス通りからセルシウス図書館、マーブル通り(大理石の通り:AD5世紀頃)から大劇場が観光の中心でローマ時代のトルコの代表的な遺跡である。 |
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パムッカレと ヒエラポリス |
パムッカレとは「綿の城」と言う意味だそうだ。 遠くから見るとそのようにも見える。 湧き出る温泉が多量の石灰を含んでいて100m程も落ちて行く過程で固まって行き棚田のような池を沢山作っている。 真っ白で大変綺麗である。 ベルガモン王国がこの町を征服しヒエラポリスと名付けたという。 |
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