カルチャー・ファイブ   
2008/12/01作成
 
 五番街:天空の情景
  (提供 相良 明さん)
写真を趣味とするようになり、いつしか空の神秘に魅せられるようになった。
 悠久の宇宙のしずかな夜明け、天空の風の音、光のきらめき、抜けるような青空と白い雲、
一瞬一瞬を織りなす太陽と雲、晩鐘の鳴り渡るのが聞こえるような夕暮れどき。
詩情豊かな天空は、空を見つめる私をいつも敬虔な気持ちにしてくれる。
払暁の月と星 朝の閃光
明けゆく空 夏・旅立ち
雲の舞 南中の太陽
富士遠望 夕映えの雲
入日残照 富士山の影(説明:註1)
太陽柱(説明:註2) 落日の軌跡(説明:註3)
(注1) 頂上からやや右側に沈みかけた太陽が、富士さんの影を左上空に映し出している。松戸から富士さんまで
    約120Kmの間に拡がる分厚い大気の層が巨大なスクリーンの役目を果たしている。富士山の近くではこの
    現象を見ることが出来ない。遠いがゆえの大気のいたずらである。
(注2) 2004年1月29日夕刻、撮影。  冬厳寒のときに見られる現象で、松戸ではめったに見ることができない現象
    である。朝や夕方の太陽の高度が低い時、太陽の光線が空気中の氷の結晶に反射して、上方に屈折して発
     生する。
(注3) 日没時、多重露光9回、6分間隔で撮影。

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