写真を趣味とするようになり、いつしか空の神秘に魅せられるようになった。 |
悠久の宇宙のしずかな夜明け、天空の風の音、光のきらめき、抜けるような青空と白い雲、 |
一瞬一瞬を織りなす太陽と雲、晩鐘の鳴り渡るのが聞こえるような夕暮れどき。 |
詩情豊かな天空は、空を見つめる私をいつも敬虔な気持ちにしてくれる。 |
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払暁の月と星 |
朝の閃光 |
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明けゆく空 |
夏・旅立ち |
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雲の舞 |
南中の太陽 |
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富士遠望 |
夕映えの雲 |
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入日残照 |
富士山の影(説明:註1) |
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太陽柱(説明:註2) |
落日の軌跡(説明:註3) |
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(注1) 頂上からやや右側に沈みかけた太陽が、富士さんの影を左上空に映し出している。松戸から富士さんまで |
約120Kmの間に拡がる分厚い大気の層が巨大なスクリーンの役目を果たしている。富士山の近くではこの |
現象を見ることが出来ない。遠いがゆえの大気のいたずらである。 |
(注2) 2004年1月29日夕刻、撮影。 冬厳寒のときに見られる現象で、松戸ではめったに見ることができない現象 |
である。朝や夕方の太陽の高度が低い時、太陽の光線が空気中の氷の結晶に反射して、上方に屈折して発 |
生する。 |
(注3) 日没時、多重露光9回、6分間隔で撮影。 |