■2012年1月号

今月の潮流
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今月のできごと


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バイオジャーナル

できごと(11月11日〜12月10日)報道媒体発表時



16日 ・米バイオ企業ジェロン社、昨年10月から行なっていた、脊髄損傷の患者を対象に実施している胚性幹細胞(ES細胞)を使った世界で初めての臨床試験をやめると発表。
19日 ・京都大医学部付属病院、京大iPS細胞研究所と共同で、病院内に「iPS細胞臨床開発部」を創設。難病患者から皮膚細胞などの提供を受ける「iPS細胞外来」も設置。
24日 ・東京大と米国立衛生研究所のチーム、患部にスプレーをかけて、がんだけを明るく光らせる技術を開発。
25日 ・京都大、人工多能性幹細胞(iPS細胞)について、米国で2件目の特許を取得。4遺伝子を入れると細胞が初期化するという発見に対する特許は1件目で得たが、今回は、心筋細胞などに分化させるなどiPS細胞の使い方までの権利。
・米アイオワ州内に住む子供3人が、豚由来とみられる新型インフルエンザウイルスに感染したことを確認。
29日 ・ES細胞を繰り返し培養すると、ゲノム(全遺伝情報)に変化が起きやすい不安定な系統と、変化しにくい系統が出てくることが、京都大や英シェフィールド大などの国際共同研究チームによる大規模調査でわかった。
12月2日 ・ヒトの乳歯の歯髄幹細胞を脊髄切断したラットに移植すると、中枢神経が再生して後ろ脚の機能が回復するとの研究結果を名古屋大のチームがまとめた。
5日 ・厚労省、遺伝子組み換え技術を使って製造された食品添加物が食品衛生法に基づく審査を受けずに流通していたとして、輸入販売していた「キリン協和フーズ」(東京都品川区)など10社に対し、輸入販売を停止するよう指導。
9日 ・ハワイ産の遺伝子組み換えパパイアが9日、日本に初登場。会員制の倉庫型店を展開するコストコホールセールジャパン(川崎市)の札幌、兵庫など10店舗で販売。