さて、巻末の復刻して再録のページだが、石ノ森章太郎「ストリップ」、池上遼一「黄金仮面」、
望月三起也「突撃ラーメン」、の3本。作品解説の森遊机の言うように<一刻も早い単行本化が待たれる>
程の作品のセレクトかは、取りあえず置いといて、しかし、こういう試みは大歓迎だ。それも、採算ベー
スに乗らなければ単行本化は難しいのだから、短篇だったら、こうして雑誌に再録していけばいいと
思うのだが、どうなのだろう?
僕としても、この3本の内読んだことのあったのは、「突撃ラーメン」だけだったし、石ノ森章太郎
「ストリップ」には新鮮な発見もあった。しかし、だからと言って、石ノ森章太郎の残り3作をどうしても
読みたい、と言う程では無い。池上遼一の3連作の残り2篇にしても、単行本化されたら買うかといえば、
クレッションマークが付く。(安ければ、買うかも知れないが、採算ベースに乗せようとすれば、
単行本は、ハードカバーで¥2000近くになるだろう。それなら、長篇は無理でも、3、4篇の連作なら
雑誌に半分のサイズで巻末資料館とでもして再録してくれれば、その方が余程嬉しいし、
そうなら、たぶん、僕は、毎号買うだろう!!
次号は8月28日頃発売、とある! 出るといいのだが!!
(2001.07.15)