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TVアニメ新番組速報

《TVアニメの新番組を全てチェックするのは無理ですが、チェックしたものを、1話〜4話位まで、 情報と感想を記して置こうと思います。》
《梗概》放映日は基本的にキイ局の日時。サブタイトルに話数の表示が無いものは(話数)で表示。 個人的な評価基準だが★は5個が満点。


2002・01・08(火) P.M.06:30〜07:00 WOWOW
『フルメタル・パニック!∋』 (1)気になるあいつは軍曹(サージェント)
企画:安田猛;他
原作:賀東招二;四季童子 「月刊ドラゴンマガジン」連載;「月刊コミックドラゴン」連載;「月刊 ドラゴンジュニア」連載;富士見ファンタジア文庫刊
シリーズ構成:志茂文彦;千明孝一;賀東招二
総括プロデューサー:伊藤敦
キャラクターデザイン(総作画監督):堀内修
音楽:佐藤俊彦
音楽制作:ポニーキャニオン
美術監督:太田大
メカデザイン:海老川兼武;イ原敏明
アニメーションプロデューサー:村濱章司
制作:GONZO;ディジメーション
監督:千明孝一
製作:ミスリル
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脚本・絵コンテ:千明孝一 演出:西山明樹彦 作画監督:堀内修 メカニック原案:高野真之  メカニック作画監督:伊藤浩二 デザインワークス:酒井和男
キャスト:相良宗介=関智一 千鳥かなめ=雪乃五月 クルツ・ウェーバー=三木眞一郎 メリッサ・マオ= 根谷美智子 アンドレイ・カリーニン=大塚明夫 常盤恭子=木村郁絵 風間信二=能登麻美子 神楽坂恵理= 夏樹リオ 小島亮=山岸功 坂本朋太=福山潤 向井麻弥=菊池志穂 磯村和美=高橋美佳子 田辺愛= たかはし智秋 AI=田村ゆかり 構成部員=松本大 パイロット=仮屋昌伸
OPテーマ:下川みくに「tomorrow」
EDテーマ:下川みくに「枯れない花」
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 ワンクール遅らせてスタートした(スタッフが別とはいえ、同じ制作会社でバリバリのデジタルアニメを 2本は、やはり無理があったか(^^ゞ)期待の『フルメタル・パニック!∋』 !! 。第1話 を一口で言うなら あざとさの極致 !! である。“メカと美 少女物”を、マニア受けする事だけを徹底的に追求した……だけ、のアニメ。(まるで悪口の様だが、 はっきり言って、悪口です(^^ゞ! )
 冒頭、モビルスーツの初登場の、軍用ヘリに追われる少女を助けるシーン。少女を跨ぎ越す事で、大きさ を現しつつ、軍用ヘリを体で受け止める荒業で、視聴者の心も鷲掴みにする。(さらに、基地に帰還した時 に、同僚の口からそれを語らせ、あれは、本当に凄い荒業だった事を再確認させる あざとさ !! 。)その助けた少女が意識を失う間際「あなたの名前を教えて……」と 呟き、……答えない、答えない、……なんだ、教えてやらないのか……と、思った頃、暗転しながら、エコ ーを掛けて名乗る! もう あざとい、あざとい !! 。まだある。 ヒロインの性格。一見清楚なお姫さま――その実、結構壊れた性格。それでいて、シャイで淋しがり家。 (まるで、ミ○マル・ユ○カの様。声まで似てた。)まだまだ、ある。ヒロインの所属する女子ソフトボー ル部の部室。初めに覗いた時は、ヒロインはまだ着替えを始めた処。次に飛び込んだ時は、ヒロインは既に 着替えを終わっている。下着の女の子達は多勢いても全て雑魚キャラばかり! ( あざとい、あざとい !! (^^ゞ )。ここのシーンの途中で、一瞬「んっ? 」と思っ て、テープを止めて確認したら、怒ったヒロインのコメカミに浮かぶ青筋のアップだった。←これ、絶対、 止めて確認させる為の演出だ。 あざといっ !! 。
 こんな見方をしてたら、何だかとても疲れた! (^^ゞ。面白かったか、と訊かれると、「う〜んっ……」 詰らなくはなかったが、何か残る物があったかと言えば「NOっ! 」だ。★★★(←多すぎ? )。


2001・10・13(土) P.M.06:30〜06:55 NHK教育
『カスミン』 (1)カスミ、霞家に来る
シリーズ構成:吉田玲子
プロデューサー:松本寿子
アニメーションプロデューサー:奥野敏聡;神田修吉
キャラクター原案:伊藤友壱
ヘナモン指南:荒俣宏
キャラクターデザイン:馬越嘉彦
総作画監督:たかはしひでき
セットデザイン:湯浅政明
美術監督:高橋久嘉
音楽:周防義和
監督:本郷みつる
アニメーション制作:オー・エル・エム
共同制作:NHKエンタープライズ21
制作・著作:NHK
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脚本:吉田玲子 絵コンテ・演出:本郷みつる 作画監督:佐藤道雄
キャスト:春野カスミ=水橋かおり 龍之介=黒田弥生 桜女=佐久間レイ 仙太郎=櫻井孝宏 仙左右衛門= 飯塚昭三 ハニワ夫人=橘U子 ポトポット=中村大樹 あらいさん=梅津秀行 デジガメ=藤原敬治  カスミのママ=ならはしみき おばさん=根谷美智子
OPテーマ:由紀さおり・安田祥子「虹色の砂時計」
EDテーマ:由紀さおり・安田祥子「星が歌った物語〜ボロ兄ちゃんとタンちん君〜」
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 面白い! ★★★★★。久し振りに、本当に面白いアニメを見た気がした。
 この時間帯は、『飛べ!イサミ』や『YAT安心!宇宙旅行』等、オリジナルな傑作を生んで来た。 そこにもう一本、とても楽しみな作品が生まれた。オリジナルが原作物より上だとは言わないけれど、 先が読めない面白さは、原作物には無い楽しみだ。この人は誰? どういう人? これは何? ここは何処 ? ・・・・・・というように、全てが新しい出会いなのだ。これは楽しい!
 さて、物語。学者夫婦の両親がアフリカでの研究の為、主人公(小学校3、4年生位の女の子)をひとり 残して旅立ってしまう。で、父親の恩師の紹介でやってきた“霞家”。実はそこは、“ヘナモン”達の棲家 だった。“ヘナモン”とは何か。主の仙左右衛門曰く「ヘナモンとは、古くなった物や自然界に存在する ものが、変化したものじゃ!」歩く電気ポット、喋る雑巾、桜を咲かせる夫人、雲を呼ぶ主人、綿飴を生み 出す兄、水を操る龍神の息子、調理人の埴輪・・・・・・等々。オープニングのテロップの中に「ヘナモン指南  荒俣宏」とあって、「?」と思ったら、こういう事だったのね。(ただ、顔がカメラで写真を撮る亀の ネーミングが“デジガメ”っていうのは、今風で面白いのだけれど、少しこの世界にそぐわない気がした。 荒俣さん、ちょっと筆が滑ったかな?)
 このヘンな世界のヘンな人々(?)の中で暮らす事になってしまった(第1回では、まだ帰ると言い張っ ているが)主人公の“春野カスミ”こと“カスミン”(この世界観の中では“カスミン”こと“春野カスミ” では無い)の明日は如何に? という処が第1回。
 とにかく、キャラクター達が、皆、魅力的なのだ。声優も芸達者なベテラン揃いで楽しい。(“あらいさ ん”=“タンバリンを鳴らして踊るタワシ”を梅津秀行がやってる! 余談だが、“おばさん”を根谷 美智子がやっていて、以前、三石琴乃が『こっちむいてみー子』(だったかなぁ、タイトル不確か。)で 母親役をやっていた時以上にショックを受けてしまった。そういえ ば、日高のり子も『学園戦記ムリョウ』の中で母親役だなぁ。でも、この“おばさん”の役どころは、実は、 重要なのだが。)
 ともあれ、毎週の楽しみが出来た!
 2回以降は《アニメーションの部屋》の 『カスミン』の小部屋を見て下さい。


2001・10・06(土) A.M.07:30〜08:00 CBC・TBS系
『星のカービイ』 (1)出た ピンクの訪問者
原案:桜井政博
シリーズ構成:吉川惣司
アニメーション監修:小田部羊一
アニメーション監督:日下部光雄
アニメーションプロデューサー:西宮規子
キャラクターデザイン:島袋美由紀
作画監督:飯村一夫
3DCGディレクター:村山寛貢
3DCGデザイナー:中村慶治;保坂洋
美術監督:湖山真奈美
音楽:宮川彬良
総監督:吉川惣司
アニメーション制作:スタジオ・ザイン
CG制作協力:オーヴァーロード
製作:中部日本放送;電通;ア・ウン エンタテインメント;Nintendo/HAL.CBC
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脚本・絵コンテ:吉川惣司 演出:日下部光雄 作画監督:飯村一夫
キャスト:カービイ=大本眞基子 デデデ大王=緒方賢一 エスカルゴン=龍田直樹 ナイトメア=銀河万丈  フーム=吉田百合子 ブン=小松里賀 メタナイト=私市淳 メーム=水谷優子 パーム=長證高士  カブー=飛田展男 ラララ=秋田まどか ロロロ=春林 ソードナイト=時田光
OPテーマ:シャンチー「カービイ★マーチ」
EDテーマ:シャンチー「きほんはまる」
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 何だか久し振りにこういうアニメを見た気がする。(勿論個人的に、という意味だが。こういうアニメが 無かった訳ではない、と思う。)ジャンル的にはどういう分類になるのだろう。動物物? 幼年物?  ほのぼの路線ではない様に思うが? すこぉーし、ディズニーに近いか? 
 最近はメカ物でなくてもCGが綺麗になったものだと、変な処で感心してしまった。
 あと、悪役デデデ大王が《全宇宙の魔獣をダウンロード出来るシステム》を使って悪さをしようと する辺りが、笑ってしまった。
 元のゲームを知らないので何とも言えないが、知らなくてもそこそこ楽しめる作りになっていて、好感が 持てた。★★★と半分。


2001・10・05(金) P.M.06:30〜07:00 WOWOW
『VANDREAD the Second Stage』 #01 Red Angel
企画・原作:もりたけし;GONZO
シリーズ構成:冨岡淳広
プロデューサー:***
キャラクターデザイン・総作画監督:黒田和也
メカニクスバイザー:前田真宏;山口宏
メカニクスデザイン:海老川兼武;宮尾佳和;川原智弘
美術監督:東潤一
音楽:岩崎文紀
監督:もりたけし
制作:GONZO;ディジメーション
製作:ヴァンドレッド2nd製作委員会;メディアファクトリー;電通;G.D.H.
連載:月刊コミックドラゴンjr(富士見書房)
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脚本:冨岡淳広 助監督・演出:平池芳正 絵コンテ:東海林真一 作画監督:アオキヨシト  メカニック作画監督・3DCG監修:川原智弘 キャラクター原案:いのうえ空
キャスト:ヒビキ・トカイ=吉野裕行 ディータ・リーベライ=かかずゆみ メイア・ギズボーン=折笠冨美子  ジュラ・ベーシル・エルデン=浅川悠 バート・ガルサス=関智一 ドゥエロ・マクファイル=田坂秀樹  バーネット・オランジェロ=根谷美智子 ガスコーニュ・ラインガウ=浅野まゆみ ハルフェ・パルブレア= 豊口めぐみ ハイウェイ・ウンダーベルク=石毛佐和 エズラ・ヴィエーユ=大原さやか ブザム・A・ カレッサ=沢梅陽子 マグノ・ビバン=京田尚子 ヒュロ=岩田光央 アマローネ・スランジーバ=菊池志穂  ベルヴェデール・ココ=増田ゆき セルティック・ミドリ=若林直美 ミスティ・ローンウェル=有島モユ
OPテーマ:工藤亜紀「JUSTICE」
EDテーマ:工藤亜紀「YES TOGETHER」
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 最近、取りあえずONEクール放映して、人気があれば続きを作る、というパターンが増えている。 それは決して悪い事ではないと思うが、当然、続編への引きを残して十三話は終わる。で、人気がなく、 続編を作られなかった十三話の引きは、何処へ行けばいいのだろう? ――なんて事を考えてしまった。 人気があろうがなかろうが、ある人にはとても気に入った作品だってあるのだ。その場合、作られなかった 続編への引きは、不幸な出来事で済まされていいものだろうか?
 閑話休題。『VANDREAD』は僕にとって、十三話一気に見続ける程“お気に”な作品ではなかった。 取りあえず、近い内に1stシリーズを見てから、本作のコメントを記そうと思う。ただ、ひとつだけ。 前作でも気になったのだが、どうにもならないピンチを「うをおおぉぉぉ――!」という気力だけで 切り抜ける、という手法には、どうしても危険を感じてしまう。
 余談だが、新キャラの登場シーンは、余りにもお約束だ!


2001・10・04(木) P.M.06:30〜07:00 WOWOW
『おとぎストーリー 天使のしっぽ』 (1)忘れえぬ絆
企画:有栖川ケイ
原作・シリーズ構成:六月十三
プロデューサー:***
キャラクターデザイン・総作画監督:小林多加志
美術監督:菅原清二
音楽:平岩嘉信
監督:越智一裕
アニメーション制作:東京キッズ
制作:ワンダーファーム
製作:「天使のしっぽ」プロジェクト
連載:学習研究社『MEGAMIマガジン』学習研究社『アニメディア』
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脚本:岡田麿里 絵コンテ・演出:越智一裕 作画監督:古田誠;佐々木敏子 設定:牧ひろあき
キャスト:睦悟郎=菅沼久義 キンギョのラン=田中理恵 インコのツバサ=野川さくら ハムスターのクルミ =仁後真耶子 占い師=真田夏穂 オーナーシェフ=長崎高士
OPテーマ:P.E.T.S.「天使のしっぽ」
EDテーマ:野川さくら「One Drop」
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 もうこういう話はいいよアニメーションの典型。可愛い女の子(出来れば複数)とひとつ屋根の下で暮ら したい。まあ、考えるまでもなく、以前から、少年まんがのラヴコメは、この設定を如何に無理なくオリジ ナルにするかに心血を注いで来たのだ。勿論、傑作だって、あった。
 でもね。時代と共にそのパターンは変化して、パソコンから女の子が出て来たり、パソコンそのものが 女の子だったり、今回は携帯電話から出てくるけれど、(そのシチュエーションがいくら時代を先取りして いても)要は、“お話”なのだ。ストーリーが説得力を持ち、何より面白くなければ、どうにもならない。 絵なんか多少汚くたって、下手だっていいのだ。(因みに、『おとぎストーリー 天使のしっぽ』はWOW OWアニメで一番絵がショボイ! )
 大体、守護天使が(それも、前世が金魚やインコやハムスターで)何でセーラー服やブレザーか? そり ゃあ『守護月天』の“シャオ”もセーラー服を着てるけど、高校に編入してからの話だ。さらに、前世で “ご主人さま”と慕っていた飼い主の少年が、彼である事に、想い出のメロディーを聞くまで気付かないと いうのも、何だか説得力に欠ける。
 今後、続々と、前世が動物の守護天使が出て来るらしいが、何だかなぁ〜! ★。


2001・10・03(水) P.M.06:30〜07:00 WOWOW
『X−エックス−』 第1話 再会 A REUNION
原作:CLAMP 月刊ASUKA連載・角川書店あすかコミックス刊
プロデューサー:***
キャラクターデザイン・総作画監督:兼森義則
美術監督:池田祐二
音楽:佐藤直紀
監督:川尻善昭
アニメーション制作:マッドハウス
製作:角川書店;バンダイビジュアル;ディーライツ;マッドハウス;キャラアニ.com
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脚本・絵コンテ:川尻善昭 演出:林秀夫 副監督:遠藤卓司 作画監督:阿部恒
キャスト:司狼神威=鈴村鍵一 桃生封真=諏訪部順一 桃生小鳥=能登麻美子 丁=久川綾 有洙川空汰= 真殿光昭 鬼咒嵐=柚木涼香 猫依護刃=佐久間紅美 皇昂流=杉田智和 蒼軌征一狼=森川智之 夏澄火煉= 沢梅陽子 砕軌**=谷山紀章 桃生**=石井康嗣 蒼氷=彩木香里 緋炎=河原木志穂 先代当主=鈴木弘子  星見=藤本譲 楓=小野未喜 婆=定岡小百合 店員=谷山紀章
OPテーマ:美勇士「eX dream」
EDテーマ:小泉恒平「Secret Sorrow」
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 メインキャラ顔見せ的第1回は、まあ、上出来な部類だろう。流石マッドハウスな絵も綺麗だし。(どう でもいい事だが、マッドハウスはCLAMPご用達になったのかね?)ただ、苦言を呈するなら、最近の アニメと若手まんが家は、年寄りの絵が描けない。特に美形ばかり描いている人は、美形の年配者を描け ない。皺を付けただけでは年寄りにならない。もっとデッサンをしなければダメ!
 それと、「星が動いた。」という台詞が既に陳腐なものになった事を痛感させられた。最初に使ったのは 誰だったろう? 早い者勝ち! という訳ではないが、もう、琴線には触れなかった。
 さて、余談が過ぎた。劇場版とはスタッフもキャストもガラリと変わり、どんな仕上がりになっていくか、 暫く見続けてみようか。WOWOWの水曜日は今までだと十三話だが、どうなるか。★★★と半分。
 もうひとつ余談だが、今回は、大川七瀬が脚本を書いていない!


2001・09・10(月) P.M.06:00〜06:30 NHK−BS2
『砂漠の海賊キャプテンクッパ』(5)乙女が行くだべ!
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脚本:面出明美 作画監督:小曽根孝夫 絵コンテ・演出:守岡博
キャスト:クッパ=くまいもとこ ユッケ=かないみか ドラム=千葉一伸 ジェット=鈴木琢磨  サムゲタン=三木眞一郎 ビビンバ=大川透 ベア=梁田清之 ウルフ=森川智之 すいか=千葉紗子
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 第5回。ようやく戻ってきた。<危険は冒険のスパイスだぜ!>これがなく ちぁネ! 時の狭間に取り残されたような<最後に残された楽園>で、ユッケの淡いラヴ・ストーリーと、 クッパのドタバタ活劇が交錯する。面白かった。★★★と半分!
 処で、面出明美の脚本の回は“サムゲタンさま”の話が多いように思うのは気のせい?
 6話以降は『砂漠の海賊キャプテンクッパ』のページで。


2001・09・03(月) P.M.06:00〜06:30 NHK−BS2
『砂漠の海賊キャプテンクッパ』(4)合体ありだべ!
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脚本:松井亜弥 作画監督:門智昭 絵コンテ:石川タカ明 演出:橋本昌和
キャスト:クッパ=くまいもとこ ユッケ=かないみか ドラム=千葉一伸 ジェット=鈴木琢磨  サムゲタン=三木眞一郎 ビビンバ=大川透 ベア=梁田清之 ウルフ=森川智之 さくらんぼ=加藤優子  すいか=千葉紗子
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 第4回。?????。第1回、第2回のパワーは未だ戻らず。ユッケが仕組んだ誘拐劇が本物の誘拐に―― というだけの話。ラストでクッパが曰く。「久し振りに合体したかったんだもん。やっぱプラズマ砲は最高 だぜ!」――って、つまりは、合体シーンとプラズマ砲の為だけのストーリーかい !! ★★。


2001・08・27(月) P.M.06:00〜06:30 NHK−BS2
『砂漠の海賊キャプテンクッパ』(3)リベンジするだべ!
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脚本:面出明美 作画監督:番由紀子 絵コンテ:寺東克巳 演出:川面真也
キャスト:クッパ=くまいもとこ ユッケ=かないみか ドラム=千葉一伸 ジェット=鈴木琢磨  サムゲタン=三木眞一郎 ビビンバ=大川透 ベア=梁田清之 ウルフ=森川智之 さくらんぼ=加藤優子  すいか=千葉紗子 ナカヤマ支店長=園部啓一 水商人=永野広一
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 さて第3回。???。パワーが急速にダウンしたような! サムゲタンの紹介の為のスト−リーに思える 程、お話に面白味がない。次回に期待! ★。


2001・08・20(月) P.M.06:00〜06:30 NHK−BS2
『砂漠の海賊キャプテンクッパ』(2)欲望ありだべ!
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脚本:松井亜弥 作画監督:門智昭 絵コンテ:山野あきら 演出:有江勇樹
キャスト:クッパ=くまいもとこ ユッケ=かないみか ドラム=千葉一伸 ジェット=鈴木琢磨  サムゲタン=三木眞一郎 ビビンバ=大川透 ベア=梁田清之 ウルフ=森川智之 さくらんぼ=加藤優子  すいか=千葉紗子 ナカヤマ支店長=園部啓一
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 さあ第2回。“伝説の海賊キャプテンジード”のお宝を探す冒険の始まり、はじまりぃ〜 って かぁ? でも、古色蒼然たるお宝の地図なんかが出てきて、僕は、こういうアナクロなまんがは好きだな。 その上、いかにも怪しげで、「おいおい、少しは疑えよ〜! ユッケ〜!」と声に出しちゃたよ。
 でも、その少年冒険活劇物の、いかにもなスパイスが、妙に心地よい。こういうアニメが最近頓に少ない からだろう。古ければいいって言うものではないし、“ドラム”のバトルモードへのチェンジのバンクは、 流行のバリバリのCGだけれども、その新旧の(昔風のセルアニメの背景と、バンクCGとの)融合が、 とても自然なのだ。そこだけ取って付けたような違和感がないのだ。これは、技術の進歩か、それとも、 制作者の愛情か。
 それと、“ユッケ”が黄金の女神像に固執したのに対し、“クッパ”はキャプテンジードの航海日誌を 手にしただけで引き上げるのも、少年冒険活劇物の王道で、二重丸!
 ともあれ、楽しみなアニメが始まった。見るべし! 危険は冒険の スパイスだ! ★★★★。
 しかし、今回、“ドラム”のバトルモードへのチェンジに対し、何故、“ベア”はバトルスーツを出さな かったのか? (時間が無かった? ・・・かも)(笑)


2001・08・13(月) P.M.06:00〜06:30 NHK−BS2
『砂漠の海賊キャプテンクッパ』(1)水欲しいだべ!
原作:谷上俊夫 小学館『別冊コロコロコミック』掲載
シリーズ構成:真下耕一
プロデューサー:末川研
キャラクターデザイン:若林厚史;門智昭 メカニカルデザイン:寺岡賢司
美術監督:小山俊久
音楽:松尾早人
監督:真下耕一
制作プロダクション:BeeTrain
製作:総合ビジョン
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脚本:面出明美 作画監督:岡辰也 メカ作画監督:寺岡賢司 絵コンテ:真下耕一 演出:守岡博
キャスト:クッパ=くまいもとこ ユッケ=かないみか ドラム=千葉一伸 ジェット=鈴木琢磨  サムゲタン=三木眞一郎 ビビンバ=大川透 ベア=梁田清之 さくらんぼ=加藤優子 すいか=千葉紗子  ナムル=中山さら 水商人=永野広一
OPテーマ:田村直美「Realize」
EDテーマ:RED「Treasure」
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 予告編を見た時、主人公の声が、NHKお抱え元気少年主人公キャラ声優(笑)くまいもとこだった事も あり、何だか『YAT安心!宇宙旅行』と『宇宙海賊ミトの大冒険』(これは、くまいもとこじゃ無いけ れど)を足して2で割ったような作品かなぁ〜と思ったけれど、もう少しひねりのスパイスがかかって いるかも知れない。まだ、1話を見ただけなので、しかとは判らないが、舞台と言うか、世界と言うか、 その裏側にある蔭りのような物が少し興味深い。『未来警察ウラシマン』の真下耕一監督だし、期待したい。 尤も、原作を読んでいないのだが、もしかしたら、原作読めば判る事かも?
 あと、“クッパ”と“ユッケ”の《お馬鹿》《お間抜け》姉弟と、その守護騎士(?)“ドラム”と “ジェット”のコンビも、敵方の、“ベア”と“さくらんぼ”ちゃんのコンビネーションも、登場人物は 中々に楽しめそう! “すいか”もイイ味!
 もうひとつ。OPテーマの田村直美「Realize」だが、相変わらず伸びのある歌声で、『魔法騎士 レイアース』の様な、空間への広がりを予感させていい出来である。
 取りあえず、見るべし! ★★★と半分。