Re: 作者が名前を出して喋るスレ その2 ( No.82 ) |
- 日時: 2013/09/28 01:59
- 名前: 南条 ID:1x4WID6U
一輪の扱いについて 夢を口にして行動しようとすると、止めようとする身内が出てくるのが常です。少なくともフィクションの世界では。 なので一輪さんにやってもらいました。 耳を貸さずに軽くあしらうことで、当の本人が本気であることを演出しています。 一輪が居なかったら全然本気に見えなかったことでしょう。
喉笛に突き付けられたチャンス。 『チャンス』と言ういい意味の言葉を、『喉笛に突き付ける』と表現することで、それを手に取るには勇気がいることを暗示させています。リスクが付いてくると言う事です。 そして響子が戸惑っていることも演出しています。
なら、おいで。 2週目になると意味が変わる表現です。 『一緒にがんばろうぜ』じゃありません、『その身を捧げろ』です。 2回も読む人いないだろうなー、と思いながら書いてました。
握り返した手のひらは、申し分ないほど熱かった。 『握手をした』では格好がつかなかったので、このような表現に変えました。 『握り返した手のひら』がこの文の主語ですが(正確には『手のひら』ですけど)、この段階ですでに握手しているという情報を伝えています。 主語の段階で伝えたい出来事、この場合既に握手をしていたことを伝え、さらに『申し分ないほど熱かった』と続けるのはロマンあふれる表現だと思いました。 『ツッコミが入った時に初めて事態が明らかになるタイプのネタ』の応用だったりします。 難易度は高かったですが、熱い演出になったと思います。
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