Re: 作者が名前を出して喋るスレ その2 ( No.36 ) |
- 日時: 2013/09/11 00:03
- 名前: 南条 ID:iZcB/XZg
という訳で最初のパラグラフ。 最初から『それがこの時、音を立てて始まった。』まで。 導入のシーンです。 導入シーンはわくわくさせてなんぼです。 キャッチーで刺激的で、未来を想像させるよう心がけました。
具体的にはまず1行目『物が幻想入りする瞬間を見たことがある。』 創想話ではあまりいい印象の無いであろう『幻想入り』という単語です、字面を見るのも久しぶりと言う方もいたのではないでしょうか。 しかし、誰かが幻想入りしたり、幻想入りした物を巡ってキャラが動くといったものが主流の中、内側のキャラの目の前に物が幻想入りするというパターンは珍しいと思ってます。 というか私は他に知りません。 その物とはなんなのか、それで何が起きるのか、といったことがこの後説明されることを予想させます。 そういった点ですごく2行目が読みたくなる文だと思っています。
そこからしばらく当時のリグルの身分・立場の解説です。 地味ですが必要です。これが無いと読者にイメージを共有してもらえません。 因みに旧自宅を爆撃したのは蓬莱人2人です。流れ弾です。特に意味は無いです。気が向いたら伏線だったことにします。
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