444444Hit記念SS
すぺ〜す・くらっしゃーず


(シェリー)「という訳で、この趣味に凝り固まった超マニア向けサイトが444444Hit記念を、オリンポス突撃直前、高度36000kmのギガス内で行う事になったわ」
(レン)「宇宙空間で何をしろと?」
(宗千華)「眼下に広がる地球を見下し、酒でもかわす物だと前に氷室から聞いたが」
(智弘)「下手に無重力になったら、一気に回るよ、それ………」
(ムサシ)「それ以前に、作者が風邪でグロッキー気味だ」
(アニー)「いきなりの大雪で早朝から雪かきして悪化加減って話も………」
(シェリー)「年々ひ弱加減が増してるわね〜、そぞろ改造が必要かしら?」
(トモエ)「灯油けちって室内で防寒着着てPCいじってる方が問題だと思うな〜」
(レン)「上下とも覆うのでトイレに行くのが一苦労らしい」
(宗千華)「ともかく、貧乏性はほっておこう」
(リンルゥ)「いいのかな〜」
(フレック)「お〜い、親父達がちと宇宙遊泳してくるとか言って出て行ったんだが」
(智弘)「あれ? 宇宙服なんて積んでたっけ?」
(レン)「それ以前に、資格も経験も無いのでは?」
(シェリー)「まさか、パワードスーツにおざなりな気密保持だけして出て行ったなんて事は…」

そばの窓から見える、気密テープで各所をぐるぐる撒きにして力なくたゆたっていくパワードスーツ

(シェリー)「……………………救助!」
(レン&フレック)『了解!』

 間

(クリス)「ふふふ、中々楽しい体験だったぜ。なんでかそばにエンリコやリチャードもいたけど」
(フレック)「それは宇宙遊泳じゃなくて臨死体験だろうが親父!」
(レン)「他のメンバーは船外に出る前に確保しました」
(シェリー)「ABC防護服で出ようとした馬鹿までいたわね…………」
(宗千華)「ふむ、確かにせっかく宇宙まで来たのだから、宇宙遊泳の一つもしないのは損だな」
(フレック)「宇宙での船外活動にはミッションスペシャリストの資格が必要なんだよ。持ってんのはオレとレンだけだ」
(宗千華)「………頃合を見て取っておくか」
(レン)「……宇宙に来る機会なんて今後あるのか?」
(宗千華)「今後似たような仕事がいつ起きるとも限らん」
(シェリー)「そう何回も起こってたまるもんですか!」
(レン)「あの、オレ宇宙でテロ鎮圧はこれで三度目なんですが」
(智弘)「イヤな宇宙開発黎明期だね………」
(宗千華)「ふむ、そう言えばNASAにはまだ〈草〉を潜り込ませてなかったか」
(レン)「これ以上アメリカに送り込むな!FBIに潜り込んでる奴の後始末オレに回してるだろうが!」
(クリス)「まさか、STARSにまでいないだろうな?」

 無言で宗千華を指差すレン

(智弘)「草って、忍者の潜入スパイの事じゃないっけ?」
(レン)「こいつは恐ろしい事に、堂々と潜入させる」
(宗千華)「目立つ事で逆に目立たなくなる方法もある、それもまた忍術だ」
(レン)「だからといって重度のニンジャマニアの忍者をFBIに送り込むな!」
(トモエ)「それって、三課の……」
(リンルゥ)「変わった知り合いばかりだね………」
(ムサシ)「そうか?」
(アニー)「まあレン兄ちゃんは仕事柄ね」
(シェリー)「そこ、ちゃっかり自分達を抜かない」
(智弘)「サムライに忍者にガンマンに天才少女、あとは足りないのはなんだろうね?」
(フレック)「それこそ宇宙人とか未来人とか」
(トモエ)「ん〜、魔法少女?」

 レン、向こうを向いたまま無言

(智弘)「いるの!?」
(レン)「……職業上の守秘義務で」
(宗千華)「待て、私も知らないぞ」
(レン)「そりゃ、逆に利用されかれない奴に接触してこないだろう」
(トモエ)「どこの誰!私の地位を脅かしかねない魔法少女は!」
(レン)「いや、それはいないから」
(フレック)「……他はいるんだな」

 レン、再度無言

(クリス)「親父よか多忙みたいだな」
(シェリー)「それで済ます?」
(智弘)「そうしておこうよ、精神衛生上………」
《TINA》『本日はご乗船ありがとうございます。本艦はまもなく、作戦空域に到達いたします。お荷物、武装、覚悟などをお忘れにならないようにお気をつけ下さい』
(智弘)「おっと、ブリッジに戻らないと」
(トモエ)「え〜、宇宙遊泳したかったのに〜」
(宗千華)「最悪、すぐできるだろう。生身でかもしれんが」
(ケンド兄妹)『出撃準備!』
(レン)「ちなみに現在FATE OF EDGE第二十七章執筆中だそうだ。もっとも作者の体調いかんで完成はいつになるか未定らしい」
(シェリー)「やっぱ、改造かしらね?」
(クリス)「STARS出撃だ!」
(リンルゥ)「それじゃあ、本編で」







(キャサリン)「ふむふむ、NASAに内調のスパイはなし、レンの周囲に宇宙人および未来人がいる可能性ありと」
(レン)「課長、勝手に人の機密情報記録しないでください」
(キャサリン)「仕事に使うのよ、悪いようにはしないから」
(レン)「課長のそれは全く信用できないんですが…………」
(キャサリン)「いいからいいから、だから後で紹介して」
(レン)「やっぱり…………」





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