60万Hit記念SS

Future slow in writing白刃非転生



(練)「という訳でこのサイトの60万Hitを記念して、ここ地獄の入り口からお送りする」
(徳治)「すでに20000程カウント回ってるのだが」
(練)「仕方あるまい。今回の記念作品は要望の多かったお前の殉職ネタだったが、詳細は一切考えてなかったらしいからな」
(徳治)「完全シリアスは苦手だというのに、相当無理したらしい。遅筆に磨きがかかっただけの可能性もあるがな」
(練)「脳をリセットするために、一度臨死させてみるか?」
(徳治)「あのひ弱さじゃ絶対ここから戻れないだろう」
(練)「それもそうか。あと、なんかさっきから向こうが騒がしいんだな」
(徳治)「あれはひょっとして地獄への門か? 何か鬼達が必死になってバリケード作ってるな……あ、あの赤鬼、前にこっちに迷い出てきたのを斬り帰した奴だ」
(練)「日本最強の陰陽師の名は冥界にまで響いているか……オレとえらい違いだ」
(徳治)「地獄だと悪名なのか? 今度はなんか悪魔みたいな奴がプラカード出してるな……あいつも斬った覚えが」
(練)「英語でサムライ ゴー ヘブンとか書いてるぞ……とんでもない嫌われ方だな」
(徳治)「お前にはああいうのなかったのか?」
(練)「死ぬのが早かったからな。そういや、オーディンの使いとかいう女がスカウトに来た事は何度かあったか」
(徳治)「ヴァルキリーが? 確かスカウトされた戦士はエインヘリャルとか呼ばれたな」
(練)「飯綱(イヅナ)権現の使いとか経津主(フツヌシ)神の使いとかも来て、オレの所有権がどこにあるかでかなり揉めてた。北極で死んだからアスガルズの管轄だの、陰陽寮にいたから飯綱権現の庇護下だの、剣に生きたのだから剣神が請け負うだの………どこにも行く気は無いと言って帰らせたが」
(徳治)「あの世でヘッドハンティングに会いまくるとは、死んでも忙しい奴だな……せめてあと20年は生きればよかったろうに」
(練)「そしたら現世で同じ目に合ってたと思うが。息子みたいに」
(徳治)「前にSTARSの人達が来た時、お前が生きてたら戦闘総隊長をやらせたかったとか言ってたらしい。人手不足でお前の息子をどうにか引っ張れないか考えてたな」
(練)「生きてても死んでてもあまり変わらないな、お互い」
(徳治)「案外そうなのかもしれん……オイ、今度は向こうで死神が白旗振り始めた……あの死神は強くて斬るのに苦労したな」
(練)「間違っても向こうに行くなよ、恐怖とショックで閻魔大王が首吊りかねん」
(徳治)「会った事あるのか?」
(練)「前に一度強引に出廷させられた事があった。判決出る前に閻魔帳のオレのページを斬って呆れ果てられたが。しばらくして、柳生の若様だの師匠だのが来て散々成仏薦められたっけ」
(徳治)「宗明殿や父さんが来たのに今だここに居座ってるのか……オレが代わってやるから、成仏したらどうだ?」
(練)「物事が全部片付いたらな。あと五年以上かかるだろうが」
(徳治)「法要するだけ無駄か………さて、それでは今後の更新予定を」
(練)「オーガの次章は平行して鋭意執筆中、色々な過去話や裏設定がでてくる予定らしい。真クロスはいよいよあの新作が登場予定(かも)だそうだ」
(徳治)「年内にどちらかでも更新したいらしいが………」
(練)「やはり一度人生観でも変えさせるべきか? それでは気長にお待ち下さい」
(徳治)「あの作者はいつもそれだな………」


死遊



(徳治)「おい、なんか向こうから手に笏(しゃく)持って立派な格好した巨人がこちらに向かってくるんだが」
(練)「あ、あれ閻魔大王だ。笏に天国行きとか書いてるから、オレ達を強制成仏させに来たようだな」
(徳治)「あいにくと、お前の話を聞いた以上、そうそう成仏している暇はなさそうだ」
(練)「久しぶりに、二人でやるか?」
(徳治)「ああ」
(練)「STARSアタッカー、《ブラック・サムライ》水沢 練」
(徳治)「アドル・バトルスタッフチーフ、《ソードマスター》御神渡 徳治」
(二人)「いざ」「いざ」
『参る!』







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