●奈良井宿3『子供の頃の思い出』

 


かの文豪『島崎藤村』の作品『夜明け前』の一節にも出てくる『奈良井宿』
江戸と京都を結ぶ《中山道六十九次》の34番目の宿場町である。

『奈良井』
は鳥居峠・権兵衛峠という難所を目前にした最後の宿場町で、当時は《峠越え》を控えて宿をとる旅人で一杯だったという。
『木曽路十一宿中一番の賑わいぶり』だったその様子から『奈良井千軒』とまで謳われていたくらいです。そのせいか?『奈良井』には本当に《宿》が多い。
実は『シミズヒデキ』の母の実家も、祖父が他界するまでは《民宿》だった。


夏休みに入るたびに遊びに行ってた頃を思い出す…楽しい思い出ばかりだ。

『シミズヒデキ』
も子供ながらに《民宿》のお手伝い(?)をした記憶がある。無論、それは『遊び』の延長であったのかもしれないが?《民宿》というアットホームな環境下であったので、誰一人として嫌な顔をするお客さんはいなかったように思える。逆に、泊まりに来たオニイサンやオネエサン達と一緒にお盆祭りに行ったり、花火をしたり…(´ー`)

 
あの時の『オニイサンやオネエサン』達は、今の『シミズヒデキ』と同じくらいの年齢の人達だったのだろうか?それとも、もっと若いのかな?
なんにせよ、もう自分の家庭を持つ素敵な父親・母親になっている事だろう。
そう考えると、ナゼだか胸が熱くなる思いがする『シミズヒデキ』だった。


こんなサイトを見ていないと思うけど…本当に遊んでくれてアリガトウ。
あの時のオニイサンの笑顔、手を握って一緒に歩いたオネエサンの優しさ…
『シミズヒデキ』は忘れてナイです。多分、これからも忘れる事はナイと思う。