第九章 ドラ・・・それは一流の証(謎)

 

 今回の話のみ、一切脚色はありません・・・・ご了承を願います(謎)

 

 つい先日、筆者はタイマニストを目指して立ち上がった(謎)

 タイマニスト・・・

 それは己の強さを追い求め、肉体の力だけでモンスターを打ち負かすことの出来る兵のみ名乗ることが許される称号である(謎)

 その中には最強の名をほしいままにするモンスター、古代竜をも屍をさらしてしまう強者がいるのだ。

 その道のりは長く険しい・・・・幾多もの試練を乗り越えなければならないのだ。筆者はそんな茨の道に一歩踏み込んだのである。

 そんな中、先人たちも通ってきた洗礼を早速浴びることになったのでした・・・・

 今回のお話はそんな洗礼を受けたタイマニスト入門者Rasthill君のお話である・・・・(爆)

 

 とある週末・・・ダスタード1Fにて・・・

 

 ラス「ドラはいねぇかぁぁ〜w」

 つい先日氷デーモンとの対決に勝利し、タイマニストとして生活していくことに自信をつけつつあった。毎日のように氷デーモンとのスパーリングを重ね、着実に強く(プレイヤースキルが)なっていったと思っていた・・・・

 そこで次のステップ、ドラゴンにチャレンジすることにしたのだ。

 肉弾戦のみで戦うタイマニストの登竜門的存在・・・それがドラゴンである。このモンスターを倒さずしてタイマニストを名乗ることは許されないだろう。

 前置きはこのぐらいにして・・・

 ダスタード1Fといえば、言わずと知れた竜族の大生息地帯。そして、それを目当てに稼いでいるテイマーやバードメイジの天国でもある。

 ドレイクは数匹単独行動しているものもいたが、肝心のドラゴンが他の冒険者に独占されている。ドレイクなどで暇をつぶす、という手もあったのだがせっかく修理したばかりの武器防具を削るのもいやだったのでひたすら無傷で誰もちょっかいを出していないドラゴンを探していた。

 そして、10分ほど過ぎたとき・・・・ラスの後方8マスほどの位置にいきなりドラゴンが姿をあらわした。もちろん、沸いたばかりなので活きのいい新鮮なドラゴン(?)だった。

 速攻でアタックをかけ、人がいないような場所を選びながら誘導する。途中何度か浮気心を見せるドラゴンを必死でつれまわしようやく、人気のない場所にたどり着いた。

 青と白のポーションを飲み、早速タイマン勝負を始める。

 氷デーモンとの戦いの際、基本的に盾戦士で接触した状態で戦うという誓いを立てた。その誓いにしたがって、接近戦に持ち込むが・・・・

 半端じゃありません;; ほんの5秒の間にFSとブレス、噛み付きと・・・三連コンボを食らうラス・・・・白POTのおかげでHPは120ある。それが、一気に30まで減らされたのだ・・・・慌てて離れてGHPを飲み、包帯の効果をまつ。

 回復したあと、再び接近戦に持ち込むが、あっさりやられます;;

 この時点であっさり誓いは破られることになります・・・・

 タク+5付のヴァンクハルバードに持ち替え、ヒットアンドウエイに切り替える(←弱虫)

 ハルに切り替えてしばらく経った頃・・・他の冒険者がこちらをじっと観察しています。

 一瞬応援してくれてるのかな?と思ったが、すぐ画面から消えていった。

 ドラゴンの体力を3分の1ほど削った頃・・・先ほどの冒険者が再び現れます・・・・ドレイクと大蛇を引き連れて・・・・

 そして一言・・・・

 「An Lor Xen」

 インビジかいw

 その冒険者・・・ここまでくると、この冒険者のことをMPKと呼んだほうがいいだろう・・・・おまけにそのキャラの名前は以前に見たことがあります・・・本当に・・・偶然か否か・・・・・

 筆者のUO日記を読んでいた方はご存知かもしれない・・・ブリ三又の恐怖を・・・・(詳しくは、M@T編ブリ三又の恐怖をご覧ください)

 あの時、筆者やLoB系の面々に数々の暴言を吐き、挑発するだけしていって逃げていったあのキャラです・・・・すべてのことが終わった後、プロフィールを見るとあの時書いてあったことと似たような人を馬鹿にしたような文章が大量に書かれています。

 似たようなキャラだと思いましたが、ここまでくると偶然とは思えませんでしたw

 前回はキャラ名を公開するのは差し控えましたが、今回は一部を伏せて公開します。

 Ka○ui・・・・漢字で書くと神の威を借る者という意味になります・・・・(あ・・・伏せてる意味がないw)

 このKa○uiが引き連れてきたドレイク達は目標が消えたため、一番近くにいたRasthillにターゲットをうつす・・・さすがにドラとの2正面作戦を行うほど筆者は馬鹿ではないw(普段ならやるだろうが・・・)

 ドラのブレスを受けながら、ドレイクと大蛇を上に引き剥がさないといけません。幸い、ドラの移動速度が落ち始めていたのかもしれませんが、ドレイクと大蛇のみを引き連れていくことに成功します。ある程度離れた場所でインビジを唱えターゲットをはずし、速攻でドラの元に戻ります。

 ドラもどうやらRasthillを待っていてくれたようで(笑) 勝負を再開することが出来ました。

 しかしそれも長くは続きません。ドラの体力が5分の1ぐらいに達したところでKa○ui再登場です;; 先ほど引き剥がしたドレイクを引き連れて・・・

 再びそれを引き剥がし、最後の詰めに取り掛かろうとしたとき・・・・

 「Kal Vas Flam」 

 「Kal Vas Flam]

 二連荘のFSで一気にドラにとどめを刺されます・・・もちろんその魔法を唱えたのは前述のKa○uiです;;

 おまけに颯爽とルートして戻っていきます。最後に捨て台詞を残して・・・(この時点でペーパードールを開きプロフィールを確認しています)

 Ka○ui「うざいんだよ ばーか」

 

 もう少しでドラを倒せたのに、このように邪魔をされたのは非常にショックでした。筆者の中にここがフェルッカなら・・・という思いがありましたが、負け惜しみにしかならないので早々に引き下がり、ログアウトしてしまいました・・・(爆)

 

 後日談・・・・

 つい先日、同名のキャラを見ました・・・灰色ネームの幽霊でデシートをさまよってましたw 誰も蘇生しようとしません。

 他の冒険者曰く・・・

 「あいつ・・・狩場のマナーがなってないからこのまま放って置くw」

 同一人物であれば相変わらず横取りばかりしていてあきれられたのでしょうw

 ちょっとすっきりした筆者でした(謎)

 

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