The Very Hungry Caterpillar
                 by Erick Carle

2005年10月30日、新潟市の小学校でPTA主催の行事の中の1つとして、”英語に親しもう”というお部屋が
あって、にゃんこ先生が公開授業をされました。第1部は1年生から3年生。第2部は4年生から6年生。
それぞれ45分間。第1部は絵本を使った授業でした。その様子をご紹介したいと思います。

1〜3年生一緒で50人ほどの申込みだったでしょうか。授業といっても子どもたちは体験教室に出たり、
ステージのパフォーマンスを見たりする気分のままですし、午後ということもあって、かなり疲れている様子
で、床に寝そべっている子たちもいました。

にゃんこ先生は魔女の帽子で登場。手首にはコウモリ? 頭の動く白いフクロウも登場して子どもたちの
集中力を高めていきます。他にもいろいろな動物たちを用意してきたようですが、子どもたちの様子を見て、
高揚し過ぎないようにそれらは出さなかったようです。

”今日は時間が少ないからみんなが協力してください。” 先生が手を上げたらみんなも真似をして、
おしゃべりなどを止めて手を上げます。気づいていない子には肩などをトントンとして教えてあげるルールを
説明してから練習してみます。

絵本はビッグブックを使いました。表紙を見せて”「はらぺこあおむし」のお話知っている人”と尋ねました。
知っていたのは3分の1くらいでしたでしょうか。
1回目の読み聞かせは日本語を交えながらです。日本語でいろいろな質問を入れながら読み進めました。
お腹すいたジェスチャーをみんなでしながら進み、お腹が痛いジェスチャーも入れました。
お腹が治った much better もジェスチャーしました。

続けて2回目の読み聞かせは英語だけ。この時、全員にカードが配られました。青虫、蝶、いろいろな食べ
物。自分の持っているカードが読みに出てきたらカードを上げます。1回目でやったジェスチャーもします。
同じ絵本を続けて見るなんて、なんて風に思っていた子たちも、集中して聞けたようでした。


ここで、ゲームです。大きなダイスを使った「The Very Hungry Caterpillar Game」
2つのチームに分け、それぞれのボードに、an apple, a pear, a plum, a strawberry, an orange, と青虫くんの
カードが貼られています。各チームから1人ずつ出てきてもらってダイスをふってもらいます。
ジェスチャーをしながら"I'm hungry."と言って、(時間があれば I want to eat の練習もできるのでしょうが)
今回は "Apple." のように単語だけ言って、ボードにあるカードを裏返しました。
青虫くんが出たらどのカードでも言うことができます。すでに裏返っている絵がでたら、両手で×を作って
"I'm not hungry."と言います。全部のカードが裏返ったチームの勝ちです。
ゲームが後半になってきたら、他の人たちは自分達のチームを応援します。ダイスをふる時に出てもらい
たい絵をみんなで言うのです。


さ〜て、さて、読み聞かせ3回目。ここで登場したのが、storytelling dice絵本。子どもたちの興味を最後まで
惹きつけます。読み方は子どもたちに次はどうだったか思い出してもらいながら進めます。
それでは、にゃんこ先生のstoryteling dice絵本をお楽しみくださいませ。

The End

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パズル絵本の作り方は『続おはなしおばさんの小道具』藤田浩子編著 一声社 に載っています。
ダイス8個で作る大作はなかなか手強そうですが、4個なら大丈夫できました。
ダイスやパズル絵本の作り方は Activity room をご覧下さいませ。