PENフォーラム2004

2004年11月28日(日)朱鷺メッセにて開催されました。

前日準備は、20名ほど集まって
ハンドアウトを1人分ずつ
クリアファイルに入れる作業をしました。
180部用意できました

当日は、朝8時に集合。
みんなで会場準備です。

午前9時受付開始。
名札・ハンドアウト・
お弁当引換券
準備OK。

中は明るく暖かい雰囲気です。
部屋の外には、出版社・書店のブースが並んでいます。

9時30分、開会です。
午前の司会を務めてくださったお二人です。

オープニングアクティビティ
Carolyn Grahamさんの
"Children's Jazz Chants Old and New"
から【Monkeys Swing】
お猿さんをスウィングさせながらのチャンツ。
会員持参のお猿さんたちが、あちらこちらで
回って?!壮観でした。

最初は、Kathleen Kampaさんのプリゼンテーション
1:「子どもの心と体を伸ばすレッスン
〜担任教師ができる楽しいアクティビティ〜」

ハンドアウトの始まりは、Thomas Armstrongさんの Multiple Intelligences Wheel
- マルチ能力のピザ -。 Kathyさんは、WORD SMART / PICTURE SMART / LOGIC SMART /
MUSIC SMART / BODY SMART / PEOPLE SMART / SELF SMART / NATURE SMART / と
書かれたカードを壁に貼っておいて、アクティビティの後に常に今どの能力を使ったかを問いかけました。

チャンツの時は、手作り楽器で、参加者たちにもリズムをとってもらっていました。上の写真はフィルム
ケースに小豆を入れてカラービニールテープを巻いてつなげた Caterpillar shaker。他にもヤクルトの
容器を使ったりしてもできるそうです。 また、丸い缶にゴム風船を広げて張って、箸で叩くとドラムに。
ゴム風船の息を吹き込む部分を切って、広げてかぶせるようにします。

SONG FUN
"It's Long, It Isn't Short"
(Magic Time 2, Unit 2)

Magic Time 2, Unit 2 のポスター(水族館の中の場面)が貼られています。ポスターを使って、海の生き物
についての導入の仕方もいろいろ考えられそうです。

絵カードが、ボードに貼られていきます。
lomg, big, slow が横並びに。その下に short, small, fast。
最初にカードを見ながらジェスチャーを考えました。各人自分の好きなジェスチャーで。
long-short, big-small, slow-fast のように対にやっていきます。
次に、カードを見ながらジェスチャーをつけて単語を言います。
Kathyさんが見せてくれた slow-fast のジェスチャーはおもしろかったです。slow は、右手を前に伸ばした
状態から手をゆっくり縦にくねくねさせながら手前にきます。fast は、そこから平手で両手を叩いて、右手
をびゅっと前に突き出します。〔教室でやってみたら、大うけでした〕
次は、ジェスチャーをしながら文で言います。 It isn't は、片手を顔の前で振っても良いし、両手でXを
作っても良い。 It's long. It isn't short. It's big. It isn't small. It's slow. It isn't fast. (この反対も)
最後は、CDを聞きながらジェスチャーをしながら歌います。
メロディーはタンゴっぽく、もう楽しく楽しくみんなで歌いました。歌を教えるときは振りも一緒にですね。

すぐに8つの能力についてどうだったか考えました。
Word - もちろん、単語と文を言いました。 Picture - 絵カードを見ました。 Logic - 単語の並びがパターン
になっていました。 Nature - 魚にもいろいろな魚がいると分かりました。 Body - ジェスチャーで体を動か
しました。 Music - 音楽を聞いて歌いました。 People - みんな一緒に歌いました。 Self - ジェスチャーは
各自好きなのをしました。

"HEAR IT AND MOVE" STORY

Magic Time 1, Spring ABC's に出てくる単語を使って。
apple, bear, cat, dog, elephant, fish

Kathyさんは、単語を表す、ぬいぐるみやカードなどを6人へ手渡しました。
アルファベット順に並んでもらいました。
参加者たちも座っている場所で a-f に分かれて、単語のジェスチャーをしました。

"A says a, a, apple." と言いながら練習します。
次に Spring ABC's を聞きながら、自分のところだけジェスチャーします。
Aと聞こえたら、Aグループはリンゴのジェスチャーをするのです。

The Apple Tree story
単語を表すものを持っている6人が輪になります。(フォーラムでは参加者に見え
るように横1列になりました)

Kathyさんのご主人 Charles Vilina さん作: The Apple Tree story (すっごく美味しそうなリンゴを動物達が
取ろうと努力するのですが、最後は魚に食べられてしまう) を聞きながら、自分の持っている単語が
聞こえたら、輪を1周してから元の場所に戻ります。 読む先生は、生徒が戻ってから続きを読みます。
自分の単語に集中して、ストーリーはあまり頭に入りませんでしたが、体を動かせて楽しかったです。

"No Peeking" game

ペアになって、背中合わせになります。両手を後ろにまわします。
先生が1人に1個、何かを配ります。
見ないで、触りながら、形などを英語で相手に伝えます。
手に持っているものを相手と交換して、何であるかを推測します。
最後は見て、合っていたかを確かめます。
触覚を使うアイディア、これもまたおもしろいです。

CHANT

Eric Carleさんの "The Very Hungry Caterpillar" を読んで、蝶の一生を考える。
tiny egg, caterpillar, chrysalis, butterfly のカードを用意。

   Butterfly Life Cycle by Kathleen Kampa Vilina
                       
                     Tiny egg, tiny egg X X XX X
                     Tiny egg, tiny egg X X XX X
                     Tiny egg, tiny egg X X XX X
                          1-2-3-4 LOOK !
                             
                caterpillar と chrysalis も同じパターンで 
                             
                     Butterfly, butterfly X X XX X
                     Butterfly, butterfly X X XX X
                     Butterfly, butterfly X X XX X
                          1-2-3-4 GOOD-BYE !
                                  

tiny egg, caterpillar,
chrysalis, butterfly それぞれの
ジェスチャーを考えて、チャンツ
に合わせて、体を動かす。
X X XX X の部分は、手作り
楽器を使っり、手拍子で
タンタンタタタンとリズムをとる。

Weather Trading Game!

用意するもの : Large weather cards (sunny, hot, windy, cloudy, cold, rainy) 各1枚
          Small weather cards 適宜

大きなカードを使って、天気の言い方を練習する。その時、ジェスチャーも考える。
"How's the weather?" "It's ---." を練習する。

〔大きなカードは部屋のあちこちに置いておく〕
生徒みんなに、小さなカードを配る。他の人に見えないように持つ。
動き回って、お互いに質問し合う。"How's the weather?" と聞かれたら、持っているカードを見せて、
ジェスチャーしながら答える。お互い答えたら、カードを交換して、"Have a nice day!" と言って別れ、
次の人を見つけて会話する。
先生が、stop の signal を出したら、持っているカードと同じ天気の大きなカードへ移動して、集まった
グループでジェスチャーをする。

フォーラムの時は、同じカード同士が会ったら、ペアになりました。

Jump, Jump, Run, Run, Run (Magic Time 1)

Run, Run, Run  
      by Kaathleen Kampa and Charles Vilina
  
   Jump, jump, run, run, run,
   Jump, jump, run, run, run,
   Jump, jump, run, run, run,
     Jump, jump! STOP!

    Hop, hop, run, run, run,
    Hop, hop, run, run, run,
    Hop, hop, run, run, run,
      Hop, hop! STOP!

     Fly, fly, run, run, run,
     Fly, fly, run, run, run,
     Fly, fly, run, run, run,
       Fly, fly! STOP!

  

指で、動作を表します。
チャンツを言いながら、指を動かします。
CDに合わせて実際に体を動かします。

次の段階は、ペアになって、チャンツを
作ってみます。(ジェスチャーを付けて)

   # # ***
   # # ***
   # # ***
   # # STOP!

できたチャンツを、書きとめたり、
みんなの前で発表したりして楽しみましょう。

It's The Year by Kaathleen Kampa Vilina
  
   It's the year of the rooster,
   It's the year of the rooster,
   It's the year of the rooster,
      It's 2005!

     R-O-O-S-T-E-R,
     R-O-O-S-T-E-R,
     R-O-O-S-T-E-R,
   It's the year of the rooster !

Kathyさんは干支の歌を去年、息子さんのリクエスト(申年)で作ったそうです。

色鮮やかな、Rooster shaker が登場しました。2枚の紙皿と construction paper なるもので
出来ているそうです。

rooster のジェスチャーを各自考えます。
前半は♪For he's a jolly good fellow, For he's a jolly good fellow, For he's a jolly good fellow,
Which nobody can deny. のメロディで歌います。
roosterでジェスチャー。2005 (two thousand five) は指で 2-0-0-5 と表します。

後半はspellingを言うのですが、先ほどのメロディと♪BIBGOのメロディのミックス?っぽいです。
早めのテンポで歌ってもおもしろいです。
でも、指で文字を作りながらの場合は、ゆっくり歌います。

綴りの短い年、例えば戌年なら、D-O-G-*-*-* のようにclapをつければ良いとのことでした。


以上、Kathleen Kampa さんのプリゼンテーション・レポートでした。