みなびっちさん
東京チャンツワークショップ 3月2日(火)2004年
2日に東京で開かれたチャンツワークショップに参加しました。もうとてもとても楽しかったです!
Easter 関連の一部をご紹介させて頂きます。

* Easter Eggs, Pink and Blue (Holiday Jazz Chants)
まずは本を見ないでCDのみSs(=students) に聞かせる。
シンプルな chants なので、そこでSsが類推できるのはまずイメージを自分で膨らませられるようにする。
you, me, などは自分や相手を指し示してゼスチャーする。
またにゃんこ先生に言って頂いて「をを」と思いましたが、blue や three に対応して you, me が後に来るの
に気づけば、歌詞を見ないで chants が楽にできます。

また以下は小学校など多人数で handout を配布しなくても、その場で出来る activity。
歌詞の pink, blue, 'one, two, three', me, you のパートをそれぞれ言う「担当」Ssを決める。
CDを長し、T(先生)は、担当Ssが自分の「持ち場」のところだけ大きな声で言えるように励ます。
CDは、初めの2回は聞かせるのみ。3回目でSsは自分の担当パートを言う。全部のパートを言わなくても
いい安心感をSsが持てる。(でもSsは言えたような気分になる)
Ssが形の上で発話するパートは限られているが、「全体」をSsは全て聞き把握できるようになる。

あと、にゃんこ先生からお勧めの Easter 関連絵本3冊の紹介。絵本そのものは提示をさらっとして頂き
activity に移りました。

- Max's Chocolate Chicken (ねずみの Max シリーズ)
- Where's My Easter Egg? (子猫の Nickey シリーズ)
- Spot's First Easter (子犬の Spot シリーズ)

Activity
* 'Hot Cold Game'
特にどの絵本に対応ということではなく、どこでも手軽に出来る activity として紹介して頂きました。
'it' を一人決めて、部屋の外で待っていてもらう。その間に卵を部屋のどこかに隠す。 it を部屋の中に
呼び戻す。皆で 'Where's the egg?' と聞く。 it は部屋の中を探し回る。 it が卵に近づいたら、他のSsは
'hot, hot' 、遠のいたら 'cold, cold' と言う。その声に従って it は卵を捜し当てる。

* I'm Thinking of an Egg
上記 Max の絵本に関連した activity。リスニングワークシート使用。
sentence pattern は、
A : I'm thinking of an egg. It's {pink} with {blue polka dots}.
B : Is it number 1?

Aの{ }の所を自由に入れ換えて言います。
初めはAのパートは、Tがやる。Tがやる時にもスピードを変えたり、1つの文の中で、途中からゆっくり
言ったりすると、Ssの集中度と興味が高まる。
慣れてきたら、Ssの希望者にAのパートもやってもらいます。

* Where's the egg?  It's (in) the box.
あとの2冊の絵本が卵探し(Easter egg hunting) を扱っているので、それを読んだ後に。
これはボードゲーム形式です。
サイコロを振ってコマを進めていく形式です。マスメがあり、その中に色々な家具の絵があります。
コマを 'start' の所に置き、サイコロを振る。
例えば table の所にコマが止まれば、sentence pattern は、
A (B以外のSs all) : Where's the egg?
B
(サイコロを振ったS) : It's (on) the table.
( )の前置詞の所は、マスメの上に図解してある前置詞の中からSが好きなものを選んで好きに言える。
だって Easter Egg Hunting なんだから、子どもも好きな所に隠したつもりで、好きなのを言えなくちゃね、と
にゃんこ先生が言われて感激しました。
フルセンテンスで言えなくても、'On the table' だけ言えれば良いとのこと。

以上です。他にも盛り沢山の内容で、とても楽しいワークショップでした!
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