PENオフ会 2004年1月17日 の様子を簡単ではありますがお伝えしたいと思います。
8人の模擬j授業に対して節子先生がそれぞれ助言をしてくださいました。
模擬授業のテーマは
1.Swimmy チャンツ 【小学校】
2.他教科の指導の中で「英語で学習を進められるものはないか」(音楽鑑賞で) 【小学校】
3."The Very Hungry Caterppillar"の読み聞かせ 【小学校】
4.BINGO(時刻&曜日) 【英語教室】
5.歌"Skidamarink" 【英語教室】
6.Listen & think(高学年向けのリスニングアクティビティ) 【英語教室】
7.♪リズムに乗ってIN,ON,UNDER,BY♪ 【英語教室】
8.JANKEN around the world(インドネシアジャンケン) 【小学校】
と、見事なまでバラエティに富んだ発表でした。
自分の知らない世界をシェアしていただけるのはとてもありがたいことです。
後半は節子先生の授業を受けました。
Learning is more important than teaching in the classroom.
見せられる f/v/th の発音に注意して、子どもたちに意識させる
日本語のリズムで話さない
文字をそのまま読んでしまうと単語と単語を区切って言ってしまうが音から入るとつながっているのが分かる
米語では母音と母音にはさまれた t は音が変化する
などなどの注意点を受けながら Carolyn Grahamさんの"Small Talk"から
Talking About the Weather
@CDを聞いて、聞き取れた言葉を言ってみる
Aハンドアウトを見て、CDを聞きながらサイレントリピート
B歌詞に合った動作をしてみる(CDを聞きながら動作だけ)
C動作をしながら一緒に歌う
Dチャンツで覚えた英語でパートナーと会話する 例: It's cold outside.
Put
on your sweater.
Carolynさんの"Children's Jazz Chants Old and New"の中にある
Who Is Sylvia? の歌詞を用いて
グループに分かれて、自分の名前や他の人の名前を言うアクティビティをしました。
すでに6人ほどの名前と、その前に大きな丸がかかれたシートが配られました。自分の名前を見つけて
丸の中に自分の顔をサッサッと描いて、グループ内の他の人のシートにも自分の顔を描きます。
(先生役が尋ねます)
Who has a name that starts(ends) with --(アルファベット1文字)?
I
do.(当てはまる人が答える)
What's your name? (名前を言う)
What's her(his) name? (他の人たちが言う)
Carolynさんの"Holiday Jazz Chants"から New Year's Resolutions
(節子先生の6年生クラスで使ったハンドアウトをいただきました)
・CDを聞いて、聞こえたことを書き出してもらう
・ハンドアウトを配る --- 聞こえたところにアンダーラインを引いてもらう
(6年生たちが練習してきた成果を録音したテープを聞かせていただきました。
楽しそうにチャンツしていました)
・I promiseが4つ書かれてあって、宿題。(大人なら2行ずつ韻をふむとよい)
Swimmy (Leo Lionni 原作)
節子先生のスイミーチャンツを小学校で実践したときのビデオを見せていただきました。
入江さん、井口さん、貴重なビデオありがとうございました。
子どもたちってすっごーい! 無限の可能性があるってほんとうですね。
以上、大まかではございますがオフ会の様子をお伝えしました。
節子先生の指導を受けられるチャンスです!!大勢の方のご参加をお待ちしております!
模擬授業された方たちの感想は・・
4.BINGO(時刻&曜日)の早川です。
節子先生から、”リーチ”は英語ではないので”あと1つ”の意味の "One
more" を使いましょう、と教えて
いただき、おーっ!そーであった!!リーチは麻雀用語?なんですよね。
BINGOになった人から確認のためにBINGOの列の時刻と曜日を言ってもらいました。が、わたしは何時と
何曜日が出ていたかをチェックしていませんでした。ただその人の所へ行ってシートを見ながら聞くだけで
した。先生からの助言は、わたしが予めカード(日曜日〜土曜日と1〜12のカード)を用意しておいて、
ゲーム中に出たのを机とかに並べておけばちゃんと確認できるし、その人の所まで行かなくても言ってもらう
だけでよい、とのことでした。そうですよねー。納得です。
今回のビンゴシートは低学年用で数字は算用数字のまま、曜日は日本語で書きました。
先生からは、学年に応じては英語で書き入れてもらうといいし、曜日は略も知っておいてもらうとよい、と
教えていただきました。
5.歌"Skidamarink"の土田です。
参加者の先生方でこの歌を知っている方は3〜4名、実際クラスで教えたことのある方は2名でした。
私は以前、小学校の低学年クラスで教えたのですが、幼稚園児からでも十分歌える簡単な歌です。ご存知
ない方は、アルクの「声に出すえいご絵本」CDつき、しかもカラオケつきで出ていますからお薦めします。
歌詞の内容は、朝も昼も夜もあなたが大好き!という歌ですから、これからバレンタインデーに向けて
タイムリーなソングと思います。
みんなで何回か練習した後、ボールを隣の人にパスしながら歌います。I love
you 〜. という箇所でボールを
持っている人はジェスチャー・アクションしながら歌います。ちょっとだけゲーム性を入れれば、高学年の
クラスでも楽しく歌えるのではないかと思います。
教師としての反省は、具体的な Teacher Talk を一度、きちんと全部書き出してこなかったことです。授業の
流れと大まかな指示英語は考えてきたはずなのに、実際やってみると文法のミスがあったり、簡単な英語が
出てこない場面もあり、大変赤面しました。次はまじめに Teacher Talk を書き出して、節子先生にチェックし
てもらってから模擬授業しようと思いました。何事も準備が肝要ですね。
もう一点、私が用意していったワークシートをそのまま生徒に渡すのであれば、印刷のフォントは実際に
子どもが書く字体を使うようにと言われました。(aやgは不適切)
activityで歌詞を虫食いにしておき、歌を聞きながら単語を書いてもらったのですが、こういう場合は必ず
word box も載せること、と言われました。今回は先生たちを相手に歌を紹介するからと、手を抜いた考えが
甘かったです。次からは、どういう生徒が対象かはっきり分かるワークシートを目指します。
まだまだ節子先生から指摘されたのですが、次はもっと楽しい授業をしよう!という目標がうまれました。