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我が家にフェアリードールが誕生すると、私は、必ず歓迎のためにささやかなお茶会を開きます。コスモスの妖精なら、ピンクのフランボワーズとミルクティー、朝顔の妖精なら、爽やかなゼリー菓子とアイスグリーンティー、etc......などをちゃんと、ドールの分も用意して。
ようこそ、我が家へ。
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ホームページのタイトル「妖精たちのいるところ」は、モーリス・センダックの「かいじゅうたちのいるところ」〔WHERE THE WILDTHINGS ARE)のもじりです。私にとって、とても印象に残っている絵本です。
マックスはおおあばれのあげく、おかあさんにしかられて、ゆうごはんぬきでへやにとじこめられる。すると、へやはどんどんもりやのはらにかわってしまって。マックスは1ねんと1にちふねにのってかいじゅうたちのいるところへ。マックスはかいじゅうたちのおうさまになり、かいじゅうおどりをつづけるのだけれど。かいじゅうたちがねむってしまうと、きゅうにさびしくなって、ふねにとびのって。1ねんと1にちかけてもとのへやへ。すると、ちゃんとゆうごはんがよういされてあって、まだあたたかかった。と、いうストーリーです。
いろいろなことを暗示していると思いました。興味のある方はご一読を。
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大学では、家政学部で食物学を専攻しました。(といっても、「生理学特論」とか「食品学実験」だとかあって理学部に近い雰囲気でしたが・・・。)
西洋料理の調理実習で、先生いわく「食物学科の方たちがおちいりやすいんですよ。お客様をお招きするとき、なにからなにまで手作りするというのは。お料理に忙しくて、ゆっくりお客様とお話できない、あとで、ぐったり疲れ切ってしまう......。時間がなければ、自分の得意なものを1〜2品作って、あとは市販のものを利用してもいいんです。」
あっ、そうなのか。へんに無理することないのよね。
と、いうわけで、お料理は素材の持ち味を生かした簡単なものを
多くして、かなり手を抜いています。
でも、おもてなしの気持ちは忘れずに。
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ドールを差し上げるときには、末永く可愛がっていただくために、「養子縁組証明書」か「出生証明書」をお付けすることにしています。
少女趣味と思われるよりは(すでに、ばれているような気が)、しゃれた大人のジョークと受けとって欲しいので、小ぶりのシンプルな白いカードを使っています。
「養子縁組証明書」
name ドールの名前
mother 制作者名
このたび、〇〇〇が×××様のところへ
養女として、迎えていただくことになりました。
これが、関係者すべての合意にもとずくものであり
祝福されたものであることを、ここに証明いたします。
☆年 ◎月 ◇日
もしくは、
「出生証明書」
name ドールの名前
mother 制作者名
☆年 ◎月 ◇日誕生
目の色・・・
髪の色・・・
その他の特徴・・・
このドールは、〇〇〇により、まごころをこめて誕生しました。
まわりの方たちに幸福をふりまく、優しい娘になることを願い、
ここに出生の証明をいたします。
このアイデアと例文については、著作権を放棄しています。どうぞ、ご自由にお使いくださいませ。
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やはり、心地良いほうへと行ってしまうものだと思う。人間てそういうもの。匿名性がそれを増進する。もちろん私もそう。半分は、おせじよーと、頭ではわかっていても、ほめられれば、すごくうれしい。質問してきた人に、大サービスのつもりで、いろいろ答えたんだけれど、あれ、もしかして自慢に思われたんじゃないかと後で少々心配になった。インターネットやメールって、コミニュケーションの手段としては、まだまだ新しい。いろいろな人がいる。方法が確立しているわけでもない。完璧に使いこなせる人なんていないんじゃないかな。とにかく、充分に慎重に。
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最後に、頬紅を少しぬってあげるんです。ドールの表情がぱっと輝きます。まるで、生命が吹き込まれるかのよう。「初めまして」「こんにちは」「これから、どうぞよろしくね」。そんな言葉が聞こえてくるみたい。ドールを作っていて一番うれしいときです。
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私自身、自分のコトをまったくありがたくないお客だろうと思っています。はい、しっかり自覚しています。「これの、もう少し薄い色、ない?」「もっと、細かい柄は?3ヶ月前に見かけたんだけど」(ヘンにものおぼえがいい)、「ちりめんのカタログ全部見せて」「このフエルトとまったく同じ色が欲しいんだけど、見当たらない」・・・。あれこれ探したあげくに、「すみません、この綿ブロード20センチ切って。」(すごいことに10センチから切ってくれるお店です)「このボタン、一つ下さい。」「このリボン、30センチでいいんだけど」「ビーズ、取り寄せてください。」
わ―――。いつもスミマセン。ごめんなさい。だって、私の作るドールは小さくて、それでも余るくらいなんです。それなのに、いつも機嫌よく応じてくれる店長さんと店員さんたち。本当に感謝しています。
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第4巻 “Harry Potter and the Goblet of Fire”日本版は’02年の夏に出版予定。それまで待てない。で、原書に手を出しました。だって、これ児童書でしょ。イギリスじゃ、小学生が夢中で読んでいるって。楽勝だと思った。・・・ホグワーツから遠くで、ヴォルデモートが魔の手をのばしていて。ハリーが、クィディッチのワールドカップのメンバーに選ばれて。「闇の魔術に対する防衛術」の新しい先生が――。外国の魔法学校からきた生徒たちが――。自由になった、あのドビーもまた登場して――。・・・よく、わかんない。展開が早いから、飛ばし読みしていると、訳がわからなくなる。かといって、きっちり読むには、あまりに分厚い本(1巻の倍くらいある。)なんだもの。ああ、もう。学生時代、英語は、がんばったのに。肝心なとき、役に立たないんだから。だいたい、中高校で6年(プラスα)も勉強して、外人さんに道ひとつ満足に教えてあげられないなんて。日本の英語教育は、まちがっている!
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