安田しん二のアナログメンズ倶楽部、
今までの『今日の一枚』

2004年1月31日土曜日
GRAND FUNK 『SHININ' ON』
 トッド・ラングレンがプロデュースした2枚のアルバムのウチの1枚です。そのどちらも大ヒット・アルバムとなりましたが、こちらは、LP初リリース当時、3D眼鏡が付いていて、立体で見れるジャケット仕様になってたのでした。
 このアルバムからのシングル・カットでは、キャロル・キングが書いた「ロコ・モーション」が大ヒットしましたが、私のお気に入りは「トゥー・ゲット・バック・イン」、それから「プリーズ・ミー」と言う曲です。ン〜、サイコー!

2004年1月30日金曜日
GENESIS 『A TRICK OF THE TAIL』

 ジェネシスにとって、ピーター・ガブリエル先生が抜け、フィル・コリンズ様がリード・シンガーの座についた初のアルバムです(1976年、リリース)。
 この頃のジェネシスですが、バンドの華であったピーター・ガブリエルが抜けても、なんら創作能力の勢いに衰えはなく、益々壮大且つ洗練されて来た感じがします。勿論メロトロンも健在で、プログレ・ファンの期待を裏切らない作品です。私個人的にも、彼等の2枚目のライヴ・アルバム、『眩惑のスーパー・ライヴ』に収録されてた「スコンク」、「ダンス・オン・ア・ボルケーノ」、「ロス・エンドス」などの曲以外にも好きな曲が多く、正にお気に入りの1枚です。

2004年1月28日水曜日
FREE 『FREE 'LIVE'』

 御存知、フリーのライヴです。ポール・ロジャース、サイモン・カーク、ポール・コゾフ、それにアンディー・フレイザー、皆最高に好きです。「ファイアー・アンド・ウォーター」のギター・ソロもサイコー!「オール・ライト・ナウ」のベースもいかしてますし、後のバッド・カンパニー組みの歌にプレイ、どれも影響受けました。

2004年1月27日火曜日
GRUPO FEMENINO BOLIVIA 『COLLECCION DE ORO』

 ボリビアの女性ばかりの6人組のフォルクローレ・グループの昨年リリースされた新譜です。フォルクローレと言っても、「アンデスの…」と言うよりは、もっと都会的な感じがします。しかし、サンポーニャやケーナなどと歌が中心で、しっかりフォルクローレしてます。私の好きなアワティーニャスのナンバーもカヴァーして、とても聴き易いです。しかし、最近のボリビアの歌ものに多いのですが、リズムはボンボではなく、リズム・マシーンか何かで代用していて、そこがとっても残念です。

2004年1月25日土曜日
GOLDEN EARRING 『THE CONTINUING STORY OF RADAR LOVE』
 オランダの老舗ロック・バンド、ゴールデン・イヤリングのMCA在籍時のベスト・アルバムです。私は中学生の頃、よく聴きました。お薦めは、タイトルからも分かる様に、彼等のヒット・ナンバーの「レイダー・ラヴ」、それに「キャンディーズ・ゴー・バッド」などです。1982年の彼等のヒット・ソング、「トワイライト・ゾーン」も入ってます。ン〜、懐かしい!

2004年1月24日土曜日
LED ZEPPELIN 『LED ZEPPELIN III』
 言わずと知れたツェッペリンのサード・アルバムです。私が中学生の時、友達の家で初めて「移民の歌」を聴かして貰った時の事を思い出します。特に出だしの所の“あ〜〜〜”と言う所が印象的ですが、このフレーズってドイツのハード・ロック・バンド、ルシファーズ・フレンドも似たフレーズを演ってましたっけ。因みにレコードのリリースはどちらも1970年です。さて、どっちが先か?

2004年1月18日日曜日
TODD RUNDGREN 『SOMETHINGS / ANYTHINGS?』
 トッド・ラングレンが1972年にリリースした2枚組、不朽の名作です。Disc 1の方は、トッドの1人ダビングで創られたもので、「アイ・ソー・ザ・ライト(瞳の中の愛)」や「所詮は同じこと」などの名曲がぎっしり詰ってます。ですが、私の一番のお気に入りは、何と言っても「冷たい朝の光」、これに尽きます。テンポ・チェンジが実に気持ち良く、かなりハマって聴けるナンバーです。ま、途中リズムがずれちゃってるところも有りますが、私はそんな事は気になりません。そこも人間っぽくて良いじゃあありませんかぁ!

2004年1月17日土曜日
UFO 『BIG APPLE ENCOUNTERS』
 先日リリースされたばかりのUFOのライヴです。これは『ノー・ヘビィ・ペッティング』リリース当時のメンバーでの演奏で、キーボードは初代のダニー・ペイロネル(元ヘビィ・メタル・キッズ)です。彼はウーリッツァーのエレピをメインで使ってまして、彼の後任のポール・レイモンド(ギターも弾くマルチ・プレイヤー。そう言えば、なんと彼は一時期藤沢市民だった)在籍時のサウンドとは少し趣が違います。
 コンサート序盤での音のバランスはイマイチですが、途中からバランスもとれ、なかなか良い感じです。小さな会場でのライヴで、とてもリアルな音質で演奏が生々しく伝わってきます。マイケル・シェンカーのギターもとてもリアルです。

2004年1月15日木曜日
KANSAS 『AUDIO-VISIONS』
 1980年にリリースされた、カンサスの通算8枚目のアルバムです。私の記憶ですと、ここまでカンサスは一度もメンバー・チェンジをしなかった様な…。今までのアルバムに比べ、曲がコンパクトになり、更にポップになった印象です。スティーヴ・ウォルシュとロビー・スタインハートのツイン・ヴォーカルもとても良い感じです。

2004年1月14日水曜日
FOGHAT 『FOGHAT LIVE』
 いつ聴いても元気になる、アメリカン・ハード・ロックン・ロール・バンド……と思いきや、実はなんとメンバー4人中3人がイギリス人。もう国籍なんてなんでもいいやぁ!ってんで、わたしゃ理屈抜きでノっておりやす。
 演奏を聴くと、4人の他にタンバリンやカウ・ベルを叩く人が居る様です。果して、後からかぶせたものか、実際のライヴでパーカショニストのサポートがあったのかは分かりませんが、彼等のライヴ・バンドとしての素晴らしい資質に変わりは有りません。
 聴き所は何と言っても「HONEY HUSH」。ヤードバーズやエアロスミスの「THE TRAIN KEPT A-ROLLIN'」(エアロの方は「TRAIN KEPT A ROLLIN'」と言う曲表記)と聴き比べても遜色ないナンバー、と言うより同じ曲じゃないの?これって。…と思ったら、作曲者は別人です。じゃあ、シナロケの「レモン・パイ」はどっちのカヴァーかなぁ?

2004年1月13日火曜日
RY COODER 『BOP TILL YOU DROP』
 スライド・ギターの名手でもあり、キューバの音楽シーンを紹介したドキュメント映画、『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』のプロデュースも手掛けたライ・クーダーの名作です。
 デヴィッド・リンドレーやジム・ケルトナーのいぶし銀のプレイの他、チャカ・カーンの歌も聴けます。2曲目の「GO HOME, GIRL」は、たしか大昔にCMでも使われたと思います。



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