FAB ROCKS REC. HOUSEのマイクロフォン


ダイナミック型



AKG D12

 バス・ドラムなどの録音には欠かせないマイクロフォンです。私はこれを2つ持ってますが、こちらは金色のフレームで、割と珍しいタイプだと思います。音の方もサイコーに良いです。特に、テレフンケンのV72シリーズのマイク・プリ・アンプとの組み合わせによる、キック(バス・ドラム)の録音では力を発揮してくれます。


AKG D12

 これも、バス・ドラムなどの録音には欠かせないマイクロフォンです。こちらは買った時のコンディションはかなりひどいものでしたが、その後しっかり修理し、今ではかなり良いコンディションです(結局、中のユニットを総取っ換えしたので、新品の音がします)。
 やはりテレフンケンのマイク・プリ・アンプとの組み合わせは良いです。


AKG D12E

 やはり、バス・ドラムなどの録音には欠かせないマイクロフォンです。D12との違いはキヤノン・ジャックが付いている事です。因に、型番のEはエクスポートの略、つまり輸出用と言う事らしいです。大きさもD12よりはほんの一回り程小さく見えます。音の印象ですが、Eの方が低音が絞まった感じがしますが、これは個体差によるものでしょうか?


AKG D19C

 ビートルズのレコーディング・セッションでもよく見かけられるマイクロフォンです。リンゴ・スターのドラム・セットのトップに、このシルバーのD19Cが立てられてる写真は有名ですね。
 ドラムに良し、歌にも良し、アコースティック・ギターにも良しの便利なマイクです。
 因にこちらは60Ωのヴァージョンです。


TELEFUNKEN D19C

 こちらもビートルズのレコーディング・セッションでよく見かけられるマイクロフォンです。もう1本のD19Cは60Ωですが、こちらは200Ω。買った当初は見た目以外はNGだったので、中身を新品デッド・ストックのユニットに総取っ換えして貰いました。ですから理屈で言うと、音の方はデッド・ストックの音ってわけです。ジャックはDIN3ピンだったのをキヤノンに改造して貰い、とても使い勝手が良くなりました。


AKG D19E

 こちらはD19Cよりも更に古い型と言う事です。見た目も、D19Cよりは幾分長く、ジャックはDIN5ピンです。音の方は正に感動モンで、ノスタルジックで個性的な音をしています。市場ににもめったに出る事が無く、私の宝物の1つであります。


AKG D112

 こちらはD12の後継機種と言われております。キックをとる時にはD12よりかはアタックが強調されてて、人によっては歌録りなどにも使えとても良いマイクなのですが、でもやはり音のふくよかさをD12と比べてしまうのは、ちょっと酷かもしれません。かなり新しい感じの音がしてます。


AKG D190E

 こちらはD19の後継機種ですが、現在ではもう製造中止されてるマイクです。見た目以上に太い音がする、オールマイティーに使える良いマイクです。


AKG D190ES

 D19の後継機種で、D190Eにスイッチの付いたヴァージョンですが、ただスイッチがあるかないかの違いかと思って使い比べてみると、こちらの方が遥かに下のレンジが伸びております。とっても強力な音がします。


AKG D190ES

 もう1本のD190ESとペアで使えるマイクです。
 私は、 例えば誰か友達に、「家で使いたいのだけど、安くて、使いやすくて、凄く良い音がして、あまりいろんな人が使ってないマイクって、なーい?」って聞かれたら、間違いなくこのマイクを奨めるでしょうね。勿論、スタジオで使っても凄く良いマイクです。


BEYER M610

 AKGのD19Eと同じ様に、ノスタルジックな音がする美味しいマイクです。ただこちらの方がピークが、D19Eよりは低い所にある様な気がします。


ELECTRO VOICE N/D468

 このマイクは、本当はキック専用のマイクなのだそうですが、私は実際にはキックには使いません。むしろその他の楽器、例えばアコースティック・ピアノとかに使ってりしてます。キック用に創られたマイクということもあって、余計なハイのレンジが無いところがとても気に入ってます。


ELECTRO VOICE 644

 ダイナミック型のガン・マイクです。何しろ、デシケーターの中に入れておいても、ガサが大きいので場所をとって困ります。それから、出番が極端に少ないと言う、ちょっと“タダめし喰らい”的なマイクさんです。


SHURE SM−57

 シュアーのマイクと言えば、最もポピュラーなのがこのSM−57です。ギター・アンプなどには定番です。ただ、アメリカ物のマイクの特徴であるハイのきつさが、たまに耳障りな事もあります。良く言えば、ハイが力強いとも言えますね。値段も安く、丈夫で万能なマイクであります。


SHURE 55SH−SERIES2

 通称:ガイコツこと55SHは、元々はヴィンテージ・マイクのポピュラー的な存在ですが、これはヴィンテージではなく、現行品です。ヴィンテージの物とは、形こそそっくりですが全然違います。私はライヴ用にこのマイクを5本購入しました。勿論、使いやすさではSM−57には及びませんが、やはりライヴでは見た目も大切ですもんね。


SHURE 55SH−SERIES2

 ライヴ用のマイクです。レコーディングではほとんど使いません。


SHURE 55SH−SERIES2

 ライヴ用のマイクです。レコーディングではほとんど使いません。


SHURE 55SH−SERIES2

 ライヴ用のマイクです。レコーディングではほとんど使いません。


SHURE 55SH−SERIES2

 ライヴ用のマイクです。レコーディングではほとんど使いません。


SHURE−UNIDYNE III SM−57

 こちらは私が最初に買ったマイクです。最初4本買ったのですが、今手元にはもうこの1本だけとなってしまいました。もう1本のSM−57とは質感もちょっと違います。こちらはユニダインとロゴが入ってます。SM−57として良く使うのはこちらの方です。


SHURE−UNIDYNE III 545

 ビートルズの映画、『レット・イット・ビー』の中で、ヴォーカル用のマイクとして使われてるのがこのマイクです。見た目はSM−57に似てます。しかし音の方は、系統は同じものの、こちらの方が古っぽい音がしています。


SHURE−UNIDYNE B PE−515

 545となんとなく似てますが、こちらの方が音、見た目など全てにおいてチープです。やはり545同様、SM−57のような用途で使う事が多いです。


SENNHEISER MD−421(WHITE)

 これはかなり珍しい、初期ロットの“白クジラのスクリプト・ロゴ・ヴァージョン”で、私が最近ヴォーカルに使うマイクはほとんどこれです。ハイもローもとてもいい感じの削れ方をしています(経年変化によるものか?)。とても昔っぽい暖かい音です。黒のクジラとも勿論違う音がしてますが、他の白クジラともかなり違う音がしてます。


SENNHEISER MD−421N

 ゼンハイザーの421(クジラ)のグレイ・ヴァージョンです(これも一応“白クジラ”って言ってます)。音の方は、ホワイトのヴァージョンよりは新しめですが、黒よりは断然古い感じの音です。もう1本のグレイとはロットも違いますが、ロー・カットのスイッチが違います。音の方も、若干違うようです。こちらの方が柔らかい音です。


SENNHEISER MD−421N

 ゼンハイザーの421(クジラ)のグレイ・ヴァージョンです(これも一応“白クジラ”って言ってます)。音の方は、ホワイトのヴァージョンよりは新しめですが、黒よりは断然古い感じの音です。もう1本のグレイとはロットも違いますが、ロー・カットのスイッチが違います(こちらは5段階になってます)。音の方も、若干違うようです。こちらの方が若干硬めの音です。


SENNHEISER MD−421U

 いわゆる、ゼンハイザーのクジラです。ローも良く伸びるし、良いマイクだと思います。他の白クジラとの違いは、音が新しめの感じか古めの感じかと言う事もありますが、やはりローがどれだけ出てるかってところだと思います。ハイも多少こちらの方が出るので、レンジ自体が広いのだと言う事になりますね。エレキ・ギター、キック、時にはエレキ・ベースも行けます。万能なマイクって事です。


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