ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA 『OUT OF THE BLUE』

1. TURN TO STONE
2. IT'S OVER
3. SWEET TALKIN' WOMAN
4. ACROSS THE BORDER
5. NIGHT IN THE CITY
6. STRLIGHT
7. JUNGLE
8. BELIEVE ME NOW
9. STEPPIN' OUT
10. STANDIN' IN THE RAIN
11. BIG WHEELS
12. SUMMER AND LIGHTING
13. MR. BLUE SKY
14. SWEET IS THE NIGHT
15. THE WHALE
16. BIRMINGHAM BLUES
17. WILD WEST HERO

 1977年にリリースされたELOの通算7枚目のアルバム(アナログ盤は2枚組)、『アウト・オブ・ザ・ブルー』です。これはスイスで2週間リハーサルをした後、当時の西ドイツ、ミュンヘンにある『ミュージック・ランド・スタジオ』で14週間掛けてレコーディングされた彼等の自信作です。
 特にサイド3(アナログ盤2枚目のA面)に当たる10〜13曲目までは天候について、特に雨と気候条件がどのようにパーソネリティーに影響を与えるかと言う事についてのコンセプトになっていて、『雨に日のコンチェルト』とタイトルが付いてます。全16曲、いわゆる“捨て曲”と言うのが一曲も無く、どの曲もポップで親しみやすく、5分半を超える曲は有りません。ジェフ・リンのソング・ライターとしての才能が最も豊かな時期の作品です。
 リード・ヴォーカルのほとんどはジェフ・リンがとっていて、サイド・ヴォーカルとしてベースのケリー・グロウカットが歌ってますが、彼はジェフ・リンととても似た声をしてるのだそうです。コーラスは、低い声が必要な時にドラムスのベヴ・ベヴァンが入るだけで、ほとんどこの2人で行われています。


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