ERNESTO CAVOUR 『DE COLECCION』

1. CANTO DEL VIENTO
2. PIEDRAS PEREGRINAS
3. GREDA MESTIZA
4. SUENOS DEL QUIRQUINCHO
5. PAJA BRAVA
6. FIESTA EN EL TAMBO
7. TRES CRUCES
8. VALS VENEZOLANO
9. EL VUELO DEL PICAFLOR
10. LENO VERDE
11. OFRENDA AL CULTO
12. EL MOSQUITO
13. LA CUECA DESTROZADA
14. EL CABALLO,LA PATADA Y EL PERRITO
15. LA LEYENDA DE LA KANTUTA
16. PICAFLOR ENJAULADO
17. CENIZA SUBLEVADA
18. PAISAJE DE CHIJINI
19. LAS IMILLAS BAILAN
20. PUNA Y SELVA
21. DANZA INCAICA
22. LA LLUVIA
23. CERRO DE COTA LAIKA

 フォルクローレの国、アンデスはボリビアの大御所チャランゴ奏者、エルネスト・カブールのベスト・アルバムで、彼の絶頂期と言われてる1972年から1977年までの作品から集められたモノです。
 エルネスト・カブールは1965年に登場した伝説的なグループ、ロス・ハイラスのチャランゴ奏者でその後ソロとなりましたが、その革命的な超絶テクニックは一聴の価値があります。4連カッティングのスピードと言い、その正確なリズムは聴いていてとても気持ちがいいです。音楽的にもとても聴き易いメロディーで、テクニックだけでなくそのセンスも光っております。
 1992年には日本映画、東陽一監督の『橋のない川』の音楽も担当し、日本にも何度か来日しています。私がよくお邪魔する神奈川県松田町寄にある『アンデスの家・ボリビア』の福岡氏とも親交があり、彼の本当の顔写真を初めて日本に紹介したのが、実は福岡氏だと誰かから聞いた事があります。
 カブールはラ・パスに楽器博物館を作ったり、フォルクローレのメッカ、ライヴ・ハウスの『ペーニャ・ナイラ』を建てたり(現在は閉鎖)、ボリビアのフォルクローレ普及にも努めてる人で、彼の弟はローチョ・カブールと言う、これまたケーナの名手です。


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