イギリスのパブ・ロック・グループ、エディー・アンド・ホット・ロッズの1977年リリースのセカンド・アルバムです。たしか昔は『イチかバチか』って言う邦題だ付いてた気がするのですが、ま、私の記憶は当てにはなりませんので……。
エディー・アンド・ホット・ロッズは当時のパンク・ムーブメントに受け入れられ、シングルの「ドゥ・エニシング・ユー・ウォナ・ドゥ」がヒットしました。このアルバムもイギリスのチャートで最高27位を記録するヒット・アルバムとなりました。
このアルバムは全編パワフルな歌と演奏で、楽曲も良く、面白いの点では、9曲目の「ビギニング・オブ・ジ・エンド」にはメロトロンらしき音も入ってます。当時のパンク・ムーブメントで括られてったバンドとしては、パンク・ロックのファンでなくても聴けると思います。そう言う点では、初期のポリスもそうでしたが、こちらの方がサウンドがよりストレートだと思います。ギターの音もエッジの効いた、とてもソリッドな音をしてます。
このアルバム、「パンクはちょっと……」と言う人にも充分オススメ出来ますよ。