WAKO 同時点火コイル
AE92S/C用純正同時点火コイルから、
和光テクニカルの同時点火用「SUPER Z COIL」に交換してみました。
型番は「TW−2T」です。
WAKOの同時点火コイルには2種類あるのですが、私のようにAE92イグナイターを流用している場合は
この「ブラックタイプ」を使用します。
もちろん2つ必要です。
AWの狭いエンジンルームに納めるため、壁にあるボルト穴を利用して取りつけることに。
それぞれの穴にステーを作ります。
左側にはこれ。
右側は、カバーを外すと現れるボルト穴にボディ形状に合わせたステーを。
何とか取りつけ完了。
この位置ですと、干渉もなくスッキリ・・・と思ったら、
バッテリーステーと干渉してしまうので、赤い部分をカットします。
その分の補強を忘れずに!
今までコイルがあった部分が空きましたので、イグナイターの取り付けも変更。
配線は、92のコイルと同じです。
同時点火流用の詳しい配線は「AE92前期ECU+同時点火」にて。
イグナイターからの+電源(黒−橙:太)とイグニッション電源を各コイルの+極へ接続。
イグナイターからのそれぞれ(1・4番 2・3番)の点火信号をコイルの−極へ接続。
こんな感じで配線完了。
あとは、それぞれのコイルにそれぞれのプラグコードを繋いでできあがり。
この位置だと、1番プラグから、コイルの最も近いキャップまで約40cm。
AW用の「NGK パワーケーブル」では届きません。
これまで使っていたAE92S/C用ホットワイヤーはプラグキャップの形状がZコイルとは違います。
(AW用のプラグキャップは問題なく使用可能)
その旨をWAKOさんに相談し、1本1500円でキャップの改造をしてもらいました。
さすがプロのお仕事!
もともとの最長コード(1番)は55cmありましたが、これによって5cmほど短くなりました(それでも余裕で届きます)。
完成。
なかなかきれいに収まりました。
<インプレッション>
正直、あまり期待していなかったのですが、いいですよコレ!
今まで電装系チューンはあまり体感できなかったのですが、明らかにトルク感とエンジンの軽さが違います。
同時点火を考えていらっしゃる方には、純正よりもこちらをおすすめします。
プラグコードが長い方(またはコイルの取りつけ場所をもっと1番よりにする方)は、AW用のものがそのまま使えますし。