巨神ゴーグ
GAIL側ヘリコプターデザイン 永野護氏 デザインメカ&キャラ大全 |
主人公『悠宇』達の敵となる国際コングロマリット(複合巨大企業)GAIL側のメカとしてヘリのデザインが複数存在する。 |
[機体の概要]
ガイルで運用されていた輸送用ヘリで、胴体部分がなく、ウインチクレーンで戦車を運んだり、コンテナを固定して輸送するなどの用途で使用されている。
設定画
掲載雑誌 コミックボンボン1984年3月号 P406 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部) タイトル サイン 全身横俯瞰図や全身図上俯瞰、戦車搬送図が掲載されている。 THE FIVE STAR STORIES ISSUE P100 THE FIVE STAR STORIES OUTLINE P102 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部) タイトル サイン 全身横俯瞰図や戦車搬送図が掲載されている。 巨神ゴーグメモリアルアートワークス P147 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部) タイトル サイン 全身横俯瞰図や戦車搬送図が掲載されている。 |
[機体の概要]
ガイルが運用している戦闘用ヘリコプターで、5話での島のレジスタンス襲撃や、7話での海坊主でのゴーグとの戦闘シーンで登場している。 バッソーが登場した中盤以降はほとんど登場していない。 機体の色は典型的な軍用機らしく濃いグリーンで、形状もオーソドックスである(4枚羽のメインローターと3枚羽のテールローター)。 操縦席は複座式で乗員は2名。 設定画のタイトルには「GUNSHIP」と機体の種類が記載されている。 こちらのヘリもスカイクレーンと同様に設定画に「USOMEKA」と記載されており、空想上のメカであるらしい。 諸元表にはエンジンが「T770-GE-700」と書かれているが、製造元の社名は記載されていない。 出力は「1400shp×2」と記載されており、スカイクレーンの「5,000shp×2」、バッソーの「2,800shp×2」と比較するとやや小出力である。 もっとも機体自体小型であり(全長14.2m、重量3.05t)、それでも充分な能力を有してるものと思われる。 *shp・・・軸馬力(shaft horse power) 武装は機首に設置された20ミリバルカン砲と左右に16発入ロケット弾ポッド、空対地ミサイル×4が装備されている。
設定画
掲載雑誌 コミックボンボン1984年3月号 P406 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部) タイトル サイン 全身画が1点掲載されている。 アニメック1984年7月号 P52 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部) タイトル サイン 全身画が1点掲載されている。 巨神ゴーグメモリアルアートワークス P147 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部) タイトル サイン 設定画が複数掲載されている |
[機体の概要]
GAIL軍の最新鋭軍用ヘリコプター。メルカバなどと共に物語中盤より登場するもゴーグにカトンボのように撃墜されている。 10話以降オドンネル大佐が率いる応援部隊として登場。 メインローターの羽は2枚と少く、テールローターが無く戦闘機のように尾翼が付いており、主翼らしきものまである。 尾翼の後ろにはノズルらしきものも確認できるなど、他のヘリコプターと外見が大きく異なっている。
諸元表によると、この機体の大きさは19.8mと平均的であるにもかかわらず、最高速度が970km/hと速いらしい。 *(エレッセギャルソン:380km/h スカイクレーン:201.6km/h なんと、戦闘機であるハリヤーよりも早いそうである(諸元表永野氏の書き込みより)。 機体の出力は2800shp×2と非常に大きく、まさに最新鋭の名に相応しい機体である。 エンジンは「プラットアンドホイットニーXPH-100R-GE-700×2」とのこと。 *プラットアンドホイットニー・・・アメリカのエンジンメーカーで、飛行機などのエンジンを数多く製造している。 ちなみに「XPH-100R-GE-700」という型番に関しては上記企業に該当するものはなく、架空のものであると思われる。 その他にもエアー生縮機(コンプレッサー)として「フォードSH-1A2」と記載されている。
機首には機関銃1門(エリコン35m)が設置されている。 その他にも、ボール爆弾、ナパーム弾、レーザーガイドスマートミサイル、スパローミサイル、サイドワインダーなども装備しており、非常に戦闘能力が高かったことが伺える。 (ま、それでもゴーグには全く歯が立たなかったワケですが) [名称について] Newtype2002年2月号に掲載された安彦氏との対談記事にバッソーの設定画が掲載されており、そこには永野氏の字で「KAWASAKI-AR730RS AH-130 BAT-SO」と書かれている。 ただし、同様に永野氏が書いた諸元表には「名称(形式)XAH-130"バッソー"」と書かれており、形式番号に若干違う部分もある。
[掲載資料について] この機体の設定画は色々な書籍に掲載されているが、Newtype2002年2月号にはバッソー(2)の設定画が丸々掲載されており、永野氏によるタイトルやサインも確認できる。 *(2)があるということは、当然(1)のシートも存在すると思われるが、残念ながらこのシートは確認できていない。 (1)には、(2)には載っていない「バッソー全身横俯瞰」(主な掲載雑誌:ISSUE、OUTLINE)や「全身斜め上俯瞰図」(主な掲載雑誌:ISSUE、OUTLINE)、「機首機関銃やロケット弾ポッドの詳細図」(主な掲載雑誌:アニメック1985年5月号)などが書かれていたのではないかと思われる。 その他にもアニメック1984年7月号にはバッソーのコクピッドの設定画が掲載されており、コクピッド回りが描かれた設定画シートが存在する可能性もある。 →この設定画が描かれたスタッフ配布用設定画シートにて後日確認したところ、この前席設定画の他に操縦用スティック、シート拡大図、後席設定画と一緒に描かれたものであることが判明した(2010年6月19日追記) なお特筆すべき点として、当時スタッフに配られた「巨神ゴーグメインメカニック集」にはバッソー以外の機体の設定画は掲載されているが、バッソーについては全く収納されていない。 考えられる要因として、他の機体の設定画は5月末から7月上旬に書かれているが、(2)の設定画はNewtype2002年2月号によると8/7に描かれている。 バッソーの設定画は他の設定画よりも遅く書かれた為に収納されていなかったのかもしれない。 →操縦席回りの設定画も1983年8月19日に描かれていた。(2010年6月19日追記) ただし、同資料に掲載された諸元表にはバッソーのイラストが掲載されている。 諸元表には7/12のサインが入っていることから、バッソーのデザイン自体はこの時点ではすでに完成していた可能性も高い。 *(1)の設定画がこの時点ですでに描かれていた可能性も考えられる。 設定画
掲載雑誌 テレビレーダー1984年6月号 P22 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部) タイトル サイン 全身図が4点掲載されている。 コミックボンボン1984年7月号 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部) タイトル サイン 全身横俯瞰図や全身図上俯瞰、(2)の全身斜め下俯瞰図が掲載されている。 アニメック1984年7月号 P54 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部) タイトル サイン バッソー全身横俯瞰図や(3)の前席コクピット.ガンナーズシート回りが掲載されている。 アニメック1985年5月号 P61 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部) タイトル サイン 全身斜め上俯瞰図や機首機関銃やロケット弾ポッドの詳細図が掲載されている。 Newtype2002年2月号 P23 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部) タイトル サイン (2)のシートがそのまま掲載されている。 THE FIVE STAR STORIES ISSUE P100 THE FIVE STAR STORIES OUTLINE P102 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部) タイトル サイン バッソー全身横俯瞰図や全身斜め上俯瞰図が掲載されている。他にも永野氏によるコメントあり。 巨神ゴーグメモリアルアートワークス P146 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部) タイトル サイン 設定画が複数掲載されている。武装一覧がシート上で掲載されているのは珍しい。 |