- しかしZZと同様、製作途中の段階で降板となってしまい、永野版ガンダムやナイチンゲールなど
は没となってしまった。
- その後、出渕裕氏らによりHi-Sはνガンダム、ナイチンゲールはサ
ザビーとして新たにデザインされている。
- ・「来
年
春に公開が予定されている「ガンダム」の映画版新作「ハイエス・ガンダム(仮)」。」 [Newtype1987年6月号]
- ・「同
年
(1986年)、劇場用作品機動戦士ガンダム逆襲のシャア」の初期設定に参加」 [comicNewtype1996冬の号]
- ・「こ
の
年の夏、翌'88年公開の劇場アニメ「機動戦士ガンダム/逆襲のシャア」のメインメカニカルデザイナーの座を(またしても)追われてしまう。デザインの優
劣ではない。この時期の永野は、スタッフやクライアントとの協調精神を全く失っていた。」 [マモルマニア]
- ・「こ
の
作品には当初、ZZで降板した永野護がリターンマッチとばかり起用されることが決定していた。」 [GUNDAM
EPISODE GUIDE 3]
- ・「(富野監督とは)色々な仕事をいっしょ
にさせていただきましたが、中には下のイラストのように日の目を見なかったものもたくさんありますねー。Hi-SガンダムとかM9とか。」 [ま
るごと富野]
- ・「逆襲のシャアでもまたまた筆頭デザイナーとして呼ばれて全てを作ろうとして、またクビになって(笑)。(中
略)HI-Sガンダム(νガンダムの原型)やナイチンゲール(サザビーの原型)なんかのデザインも上
げているし」 [Zガンダムエース]
- ・「『逆
襲のシャア』のメインデザイナーとして起用されるが、今度は周囲のスタッフとドタバタを起こしてしまい、またしても降板」 [ウラBUBKA2004年
11月号]
- ・「す
でにこの作品(ガンダム)では2度も降板させられているので、今
度こそはと全力でデザインを開始したのだが、ほぼすべてのロボット、艦艇、コクピットシステムから特殊なヘルメットなどを上げたところで、また降ろされる
ということになった。」 [リブート2巻]
|
- この機体に関しては、永野氏自身も特に思い入れが強いと思われ、折に触れて最
強の
デザインであるという趣旨のコメントや、今後公表する予定はないというコメントが掲載されている。
- ・「ちなみに今までに本気でデザインしたロボットは(中略)"HISガンダム88"ナイチンゲール=v [CHARACTERS4FATIMA]
- ・「永野メカの中で最もスゴイと言われる"ナイチンゲール"HIS・G≠ヘ未だ公開されていない」 [CHARACTERS4FATIMA]
|
- Hi-Sは例によって、永野氏らしい、言うなればガンダムに見えないガンダム
とし
てデザインされていたらしい。
- ・「私
自
身(井上伸一郎氏)が傑作だと思う「逆襲のシャア」の永野版準備稿Hi-Sガンダムも、ガンダムとしてデザインされているものの、万人が見て「これはガン
ダムだ」といえるデザインにはなり得なかった。」 [マモルマニア]
- ・「ア
ム
ロ用のHi-S(ハイエス)ガンダムは、いわゆるガンダムの常識をくつがえすデザインで進行していた。」 [マモルマニア]
|
- 唯一判明している機体の特徴としては、背中にマント状の装甲
が有るという事である。
- →リブート2巻のジュノーン後期型解説文の中で、HI-Sのマント部がこの機体に
転用されていたことが判明した。 2012年1月16日追記
- ただし、そのまま転用されたわけでは無く、若干変更はされている模様。
- ※マントが付けられたジュノーン後記型の設定画はNewtype1988年1月号
の扉ページに掲載されたが、その後の連載登場時、単行本2・3巻に掲載されたキャラシートでは取り外されている。
- ・「後部にマントの様につけられる装甲は、MHの特徴としてずっと考えていたのだが、ランドセルやタンクじゃ世界観が異
なるし、という訳で、実験的に2年前(1987)の某劇場アニメの主役ロボッ
トにつけたのはいいが、日の目を見なくなってしまった訳で」 [JOKER3100]
- ・「(ファイブスター物語2話の)物語ラストに登場する「ジュノーン最後
期型」はその反省を踏まえたものの、やっぱり時間がなく、最後のフィニッシュを「ハイエス」という名のロボットからもってきた。背中のマントや腰の装甲な
どは形を変えてあるが、とりあえずくっつけてみた。 (中略) 読者の方でこの白黒イラスト(リブート巻に掲載されたジュノーン後記型)を見て「?」と思った方がいるかもしれ
ない。そう、今まで公開されているセル画のバージョンには背中のパーツがカットされているのである。ハイエスのパーツをくっつけたままでは駄目と判断した
のだろう」 [リブート2巻]
|
- ネーミングについては永野氏ではなく、富野監督の意向で決定されている。
- シャアを越えるという意味でHi-Sと名づけられたが、シャアの綴り(Shar)をCharと富野監督が間違えた
ためにHi-Sとなったのは有名な話である。Hi-Cでは、・・・・ねぇ。
- ・「富
野
監督はシャアのスペルがSから始まると思いこんでいたようで−実際はCharなのでC−シャアを越えるという意味でHi-Sとしたらしい」
[GUNDAM
EPISODE GUIDE 3]
|
- 一説には、HI-Sというネーミングはアニメージュに連載されていた「ハイ・
ストリーマー」が由来
であるというものがある。
- これはガンダムセンチネルに書かれていた以下の一文が起因となっている。
- ・「(Sガンダムの没名称である)イオタ・ガンダムはかとき氏自らのネーミン
グによる
仮称で、これは後の機体解説でも生かされることとなる、アナハイム・エレクトロニクスにおける、ギリシア文字を冠したガンダム・シリーズ(γガンダム=
リック・ディアスをスタートとする、シリーズ7番目のガンダム)から来たものである。その正統制はともかくとして、ネーミングにおいても先の『逆襲のシャ
ア』との橋渡しが検討された。この時点(3月下旬)で、『逆襲のシャア』での新ガンダムは、(裏情報で)“Hi-S(ハイエス)ガンダム”になる、という
のが定説になりつつあった。(これは、徳間書店刊『月刊アニメージュ』連載の、『ハイ・ストリーマー』から来たものである。)それ故、このHi-Sから
Hiを抜いた“Sガンダム”が候補となった。Sは当然頭文字であり、これは再びかとき氏の案で“シュープリーム(スプリーム)・ガンダム”とされた。
[ガンダムセンチネル]
|