死闘5 ダブルタイトル戦! おたふく、靭帯との闘い!

2005年 2月25日(金)

神はどうして私にこんな試練を与えるのか?

子供が所属するバレーボールチームへの付き合いが減って、土日も自分のことが出来るようになってきた。でも家でドラクエ[ばっかりやっていてもしょうがない。やはり



身体を動かさんと!

今日はフットサルチーム フルミネFC(←たまに私がGKをやっているフットサルチーム)の連中が体育館で練習しているという。しつも試合ばっかりに行っているんで、たまには練習に顔を出してみよう。

時間は20:00 場所は前橋市勤労福祉体育館

20:00に現地に行ったら



誰もいない...



電話でフルミネFCの自称ファンタジスタ エンザーギという変なおじさんに聞いて見たら、実際に集合するのはまだ先とのこと。しょうがないんで隣にあるパチンコ「央聖」に入って時間を潰す。

やるのは当然





エヴァンゲリオン




2000円投入!でエヴァ発信!






10分後エヴァ沈黙。


世の中そんなに甘くはなかった。

20:30
体育館に行ったら5人がいた。私もパス練習をしてウォームアップ終了。そして
1対1をやるという。
人数が少ないから

「ふなきさんもやって!」

GKしかやったこと無いのに、それはないだろう。でもイザ始まるを全力でボールを追いかけてしまうんだなぁ、これが!一分後。

完全に息があがる。

本当に純度の高い酸素が欲しい。


小学生バレーばっかりに付き合っていたら、本当に持久力が無くなっていた。とはいえ、ボールに対して自然に反応してしまう身体の構造は悲しいサガである。
(ある意味、爆弾を抱えている...)
当然フィールドなんてやったことがないもんだからボールが取れない。スポーツマンのプライドが傷つけられていく。
そんなときボールがそれた。
ふなきさんはボールを無心で追った。ここでふなきさんは、
今まで体験したことのない不思議な体験をする。

身体は確かにボールを追っていた。しかし




足は1m後方にあったのだぁーー!





つまり足が完全についていってない!



まさに






幽体離脱!

足がついてこないもんだからコケた。左手を床に着いた。左手親指を突き指した。

単なる突き指と思った....。


2005年 3月03日(木)
なかなか痛みがひかない。特に原ちゃりで通勤しているので、方向指示器の操作時に痛みを感じた。これは何かある!毎度怪我をしているふなきさんは、何かイヤものを感じた。


(イヤなものをしょっちゅう感じる自分が嫌だ!)


2005年 3月03日(木)

イヤなものを感じ始めたふなきさんは、この日前橋中央病院の整形外科に行く。初診だったのか?なかなか声がかからない。

1時間経過 人もいっぱいいるんでしょーがないか?

2時間経過 オレ以外にも待っている人がいるから、がまんがまん。FMぐんまでも聞いてるか?

3時間経過 バカヤロー!

堪忍袋がぶっ壊れる。なんぼなんでも3時間はねーべ?看護師に詰め寄る。

ふなきさん「あとどのくらいかかるんですか?3時間待ってるんですけど!」

看護師さん「ふなきさんですね...。すいません。今日は混んでいてあと7〜8名先になります。」

あきれて即、外へ出て昼飯を食ってくる。整形外科に戻ったらようやく呼ばれた。

整形先生「どーもすいません。お待たせしちゃって。」

ふなきさん「3時間ですからね」

整形先生はさっそく左の親指付近をいじり始めた。

整形先生「これは痛いですか?」

ふなきさん「いいーーーー(痛い!って言いたいが痛くて言葉にならない)」

整形先生「これは?」

ふなきさん「いててーーー」




完全にイジメである。
3時間待たされてどーしてこんな仕打ちを受けなければならないのか?

整形先生「親指の靭帯が損傷している模様ですねー。まずはレントゲンを取って骨に異常があるか見て見ましょう。」

言われるがまま放射線科へGO!放射線科では待っている人もなくすぐ呼ばれた。

放射線先生「じゃとりますからねー。上着を脱いでここに座ってくださーい。左手をこーゆー形にして。そーそー、そのまま」

がっしゃん!

放射線先生「はい、終わりました。」
ここでさっきの整形外科の先生がやってきて、放射線の先生となにやらヒソヒソ。

整形先生「ストレスかけて取りたいんで。」
ストレスって?整形の先生はふなきさん左手の親指を思いっきり広げてひっぱった。

ふなきさん「おわーーーっ!(痛くて声にならない)」

整形外科「痛いけど、がんばって!」






嫌なこったぁー





がっしゃん!

放射線先生「はい終わりましたー。じゃ外待合で待っててください。」

レントゲン写真を持って整形外科へ。再び整形外科での診察が始まる。

整形先生「左親指の靭帯が切れてますね。正常な右指のレントゲンと比較すると明らかに靭帯が切れて、関節に緩みができてます。このまま放置すると...(ぐだぐだ)...接合手術して直すしかないんですが、手術の都合はどうですか?」

  
(左が異常な左手の親指の付け根。右が正常な右手。先生が引っ張っているのがよくわかる)



また手術かヨ?でも





ふなきさん「
します!(きっぱり)」

経験上とっととやってもらったほうがいいのだ!
整形先生「いつにしますか?」
んーー困った。今月中旬から末にかけては忙しくなるからなぁ。やるとしたら来週だ。

ふなきさん「3/9日はどうですか?」

先生はオペ予定表を見て、

整形先生「んーー大丈夫ですね。では3/9入院、10手術、11退院という形になります。」

オペが決定し、オペ前の血液検査も急遽実施し、ようやく病院から開放された。そとにでて早速かみさんに報告。




かみさん飽きれる...。




本来であれば、このままオペに突入するのだが、こんなときに
眠れる悪魔が眼を覚ます...


2005年 3月06日(日)

起床。多少、左頬下のリンパ腺が腫れていた。左手親指の件でリンパ腺が腫れているのでは?と簡単に思っていた。

2005年 3月07日(月)
起床。左耳の下の部分が異常に腫れていた。明らかに異常な腫れ具合である。こんな病気はただ一つ。








おたふく風邪







しかし、おたふく風邪は感染する病気である。心当たりは?

丁度1ヶ月前、上の娘がおたふくをやっていたのだぁー!

上の娘が1ヶ月前におたふくになったとき、やはり両方の頬の下がボコーっとふくれあがり






やーい!ばかズラ!





と馬鹿にしていたのが、今度は完全に形勢逆転。おたふくは普通は、子供の時に一度やったらかからない病気である。しかし、ふなきさんは子供の頃








おたふくをやっていなかったのだぁー!





何で今頃...。最悪である。しかも噂によると大人の男子がおたふくになると更なる試練が待っているらしい。なんと







玉袋 筋太郎くんが狸みたいになるらしい。






かみさんには笑われ、おたふくをオレにうつした上の娘には








勝手にうつるのが悪い!








と言われ、精神的にもずたずたになりはじめていた。体調的には熱はないものの、だるく、全く食欲がない。とりあえず会社に行けると判断し、マスクをして出社。出社して、朝一番のミーティング。

すいません。おれもしかして、おたふくかもしれないんですけど...

と言ってマスクを取って左頬を皆に見せる。それを見た某課長、いきなり





会議室の一番奥に移動する…




やはり、おたふくの奴は出社してはならないのだ!かと言ってフレックスで帰るにはまだ早いし。もう少し仕事しよう。そーしているうちに全身更にだるくなってきた。
昼休み。動くことができず、自分の机で寝まくる。昼休みも終わり、実験室へ移動。事務所で皆にうつさないように実験室へ一人で隔離することにした。15:30 だるさは限界となり、フレックスで帰宅。帰宅して即寝る。熱が出始めた。喉が異常に渇き始め、たまに起きて水を飲む。

夜になって、かみさんと子供たちはやきそばを食っているし。当然、食欲はないし、口を開けるとおたふく部分が痛むくらいに更に腫れあがってきた。この頃右の頬の下の部分もコロコロ感がでてきた。





両側が膨れ始めた。





キ、キングスライムになってしまう。










その後、おれは...










狸に変身してしまうぅー









現代の狼男物語!








一抹の不安を抱きながら、今日は寝るしかない。しかし、明日は
左手親指オペの入院予定日である。こんな状態でオペなんぞできるのであろうか?


2005年 3月08日(火)

起床。今日は左手親指靭帯オペの為の入院の日である。おたふくの症状で就寝中に熱がでた。体温計で測らなかったが38度くらいが続いただろうか?おかげで下着が汗でぐしゃぐしゃ。即、着替え。相変わらずだるい。鏡を見るとだんだん右の頬の下も腫れてきた。触ってみて違和感があるのがわかる。

子供たちはごはんを食べているが、まったく食欲はない。でも、何も食べないのも良くないので「朝食りんご入りヨーグルト」を食べる。りんごの果肉がいっぱい入っててなかなかボリューム感があった。りんご果肉がでてきたので一気に食べる。

すっぺー!
と思った直後








痛ってーーーーー!




両方のおたふくがいきなりジンジン痛みだした。

おたふくのとき、
すっぱい刺激物は御法度なのをすっかり忘れていた。そーいえば1ヶ月前、上の娘がおたふくになったとき梅干を食わせたら、







やはり昇天していた。(←とんでもない親だ)





そのうちウンチがしたくなってきた。きばる...。





おたふくが痛ぇぇーーーー!







きばるとやはりおたふくが痛い。でも、出すものは出したい。







んんーーー、本当に痛ぇええー!






おたふくの痛みは、何気ない動作でもすぐ痛むほどになっていた。家でウダウダしててもしょうがないので、ここは早めに医者に行こう。何せ今日は入院の日だ。前橋中央病院へGO!とりあえずは入院グッズをもたないで。

整形外科の受付で
ふなきさん「あのー、今日入院予定のふなきですが、どーやら
おたふく風邪になったみたいなんスよ。入院できますかねー?」

マスクを取って顔を受付に見せる。
受付「はぁー、腫れてますね。少々お待ちください。(先生と相談している模様)」

(10分後。”少々”と言われたのに10分も待った)
受付「まずは2Fの麻酔科の先生の診察を受けてきてもらえますか?」
はぁ。従うしかないので2Fの麻酔科へGo。麻酔科で問診票を受け取る。

問診票

以前にも手術をしたことがありますか?  ... はい
アレルギーはありますか? ... はい
家族に血のとまらなくなる人はいますか? ... いいえ

(省略)

現在、インフルエンザ、おたふく風邪にかかっていますか? ... はい



思いっきりダメじゃん!





問診票書くだけでも、今日オペなんてダメとなるのを察知した。問診票を書き上げ診察室へ。
麻酔先生「えー、おたふくというですが、どれ。あーーー、家族で以前なった人は?」

ふなきさん「娘が1ヶ月前に」

麻酔先生「はー。では、おたふくの可能性が高いですね。おたふくはムンプス(←ウィルスの名前らしい)って言うんですが、通常ムンプスになったら1ヶ月は麻酔ができないんです。ムンプスの人に麻酔すると更に免疫力を低下させますので、麻酔はできません。でも、まだ正式におたふくって判ったわけではないので一度内科で見てもらいましょう。」

麻酔科→内科へ移動。

内科の看護師「もう少しで呼びますので待っててもらえますか?おたふくかも知れないということなので





人のいないこちらの方で待っててください!」




人のいない座席で待つよう言われた。隔離された!内科は毎度満員御礼で、待つ人がいっぱいいた。

看護師「田中さーん! 田中 せいじさーーん!」

おおお、
ビューティフルサンデーの田中 星児じゃ!と思ったら一人のじーさんが、とぼとぼ診察室に入っていった。






単なる同姓同名だった。





そのうち「ふなきさーーーん!」と呼ばれたので診察室へ。
内科先生「ふなきさん、おたふくということですが、(耳下を触って)んーー、家族も1ヶ月前におたふくをしたということなので可能性は高いですが、一度血液検査をしてみましょう。ムンプスの診断には時間がかかるかもしれませんが、アミラーゼという酵素が高ければおたふくであるとほぼ断定できます。では2Fの採血室へ行ってもらえますか?」

内科→2F採血室へ

ここへ来てわかったのだが、先日は3時間も待ったのに今日は他に待っている人がいるにもかかわらず、待ちも少なく、スムーズの声がかかる。本日は準急列車のようだ。

2Fの採血室で血を取ったあと言われた。

採血先生「ふなきさーん。結果は
1時間くらいかかるので、内科の待合でお待ちいただけますか?」





ふなき準急列車はいきなりStopした。





1時間後、内科から呼ばれ診察室へ。

内科先生「ふなきさん、検査結果からやはり血清アミラーゼ値が多いので、
おたふくと見ていいでしょう。今回は入院を取りやめて頂きましょう。対処方法なんですが、熱さましと痛み止めで対処するしかなので、お薬をだしておきますので受け取ってください。熱がなくなりましたら感染力が低下したので、出社してもかまわないと思います。」

ふなきさん「3/11 に出社していいですか?」

内科先生「んーー翌週の3/14のほうがいいですね。それと男性の場合は







睾丸が腫れてくることもありますので、

その際はまた受診してください。」

でたぁー。狸予告。改めて言われると妙に緊張してきた。正式おたふく宣告されたふなきさんは、以上の検査結果を持って再び整形外科へ。

整形先生「ふなきさん、検査の結果おたふくということだったので、今回の入院は延期ということでよろしいでしょうか?緊急を要する入院ではないので、次回は1ヶ月後ということになりますので4月に入ってからになります。3月の下旬に再度入院前の検査をしますので、受診してください。」

左手親指の入院は延期となった。

整形先生「では、今の(指の)状態を確認させてください。」

先生はまたいろいろ左手親指の付け根のあたりを押しはじめた。

整形先生「ここは痛い?ここは?こうでは?」
と私の痛みの反応を調べていた。そうしているうちに、となりから別の整形先生(角刈)が登場してきた。検査を依頼していた模様だ。

整形先生(角刈)「こーは痛い?こーでは?」
やはり同様に私の痛みの反応を調べていた。

整形先生(角刈)「んーー(靭帯)
部分断裂じゃないか?保存療法でいいと思うよ。」



なにぃー。





全然、話が違うじゃないかぁー。






おめーら、今日おたふくにかからなかったら、






明日にも堂々とオレの指オペってたんだろがー!









ということで、左親指は当分様子を見る事となりました...。


2005年 3月09日(水)

腫れは左頬はパンパン。右頬も結構膨らんできた。正真正銘のおたふくツラになりました。

正面から見るとちょっとデブったという感じにしか見えないが、






下から見ると...










ちゃうちゃう




ジャバ ザ ハット




湘北高校 安西先生




タプタプタプ


この日は下の娘(年長さん)の卒園遠足の日。かみさんは弁当を作っているようだ。私は、今日も休み。出社できるわけがない!めざましテレビをぼけーっと見てたら、朝食を取り終わり遠足用に着替えをしている下の娘の顔を見て気が付いた。

ふなきさん「お前、おたふくじゃねーか?」

よーく見て見ると、左頬が若干膨らんでいる。下の娘の左耳の下をちょっと押してみる。自分でも痛くなる所を。

下の娘「
いたっ!




確信した。





絶対!おたふくだぁー!







状況証拠が揃い過ぎる!





どー考えてもおたふくだ!







急遽。遠足中止。





下の娘、泣き崩れ布団の中へ。


そりゃそーだろう。楽しみにしていた遠足の直前で中止だもんな。







(30分後)







布団からでてきてスカパーの







ディズニーチャンネル見ているし!




ここがB型の下の娘の凄いところ。






そしてB型親父のふなきさんも



一緒に真面目にディズニーチャンネルを見ているし!

これぞB型親子の典型。

ということでふなき家はめでたく親子でおたふくに感染してしまいました。

さて、飯でも食うか?なかなか、すっぱいものが食えないので食うものには細心の注意が必要である。とりあえず納豆で飯を食おう!



痛いぃーー!



おたふくが反応した。納豆に反応したのではなく、納豆にかけた
醤油に反応した。この段階で醤油の塩分に反応するくらい敏感になっていた。しょうがない。だましだまし食うしかない。





このたくあんは大丈夫だろうか?






痛いぃーー!


反応した。このししゃも大丈夫だろうか?



痛いぃーー!







ししゃもにつけた
マヨネーズに反応した。もう、ほとんどの食材に反応する気がして食欲が無くなってきた。


みかんがあったが、反応しそうなので止めた。

下の娘が、遠足の時に食おうとしていたおかしの
「シゲキックス」がおいてあったが、この状態で食うと本当に自殺行為なので、しまわせた。


ろくな飯を食えないままふて寝した。




昼飯どき、かみさんからメールが来た。




受信メール「昼ごはん何にする?」


送信メール
「ケーキ」

今はこれが一番無難だ。


2005年 3月11日(金)


今日で休暇4日目。さすがに休みで疲れてきた。今日も下の娘と




親子おたふく休み



あ〜今日も一日、子供に付き合ってスカパーのディズニーチャンネル見て、ドラクエ[やって、昼ごはん食べて、昼寝してディズニーチャンネル見て...




結局、ディズニーチャンネルばっかりや〜〜。




頭の中がトゥーンタウンになってきた感じがする。


首が腫れている以外はいたって元気なんで、もー動きたくてしょうがない。首の腫れはだいぶ収まってきた。痛みもだいぶひいてきた。これはもしかして



明日、明後日の土日、外で活動できるかもしれない!



親子で病院に行く。下の娘は小児科、ふなきさんは内科。かみさんに受付してもらい、予約時間頃病院に行ったら丁度下の娘の順番。

ふなきさん「どもー。お世話になります。」

先生「えーおたふくですよね。」

ふなきさん「ちなみに私もです!」

先生「え!そーなんですか?大変ですねー。
では子供さんを見ましょう。(顔を見て)んー。いいですね。どれどれ」
先生は娘の首筋をさわって、

先生「腫れもないようですね!来週は大丈夫でしょう。よし!
月曜日に通園許可証を発行しましょう!

なんと、オレより早くOKを頂きやがった。まあ、下の娘は首の片側だけ腫れているのに対し、オレは両側、しかも





狸の恐怖のおまけ付き





程度が違うのだ。小児科から内科へ移動。オレの受付まではまだ5人くらいだ。結構待つなぁ。問題は下の娘だ。待ち時間に耐えれるだろうか。とりあえず

ふなきさん「おとうさん、もう少しかかるから遊んでていいぞー」

と言ったら早速ごそごそゲームボーイを取り出して、何かやり始めた。やった。これで当分時間がつぶすことができる。

(数十分後)

看護師「ふなきさーん!」

ようやく呼ばれた。行くぞー。

ふなきさん「どもーお世話になります。」

先生「だいぶ腫れがひけましたね。痛みはどうですか?」

ふなきさん「
(多少痛むが)だいぶいいですよ


あえて(多少痛むが)というところを言わないところは当然、





土日動きたいから痛みを隠したのだぁー。

基本です。

先生「じゃ、お腹だしてください」

先生は聴診器でモシモシ。次は背中をモシモシ。

ふなきさん「どうですか?月曜日から出社できますかねー?」

先生「んんーまだ腫れているからねー。
月曜日になってみないとわかんないですねー

ふなきさん「え?痛みがなくなったら出社してもいいんじゃなかったでしたっけ?(←初診のときにそう言ってた)」

先生「
まだちょっとだめかなー

ふなきさん「明日と明後日、バレーボールの審判やんなきゃだめなんですけど、コートに立っちゃっていいですかね?」

先生「
立たないほうがいいですね(きっぱり!)

ふなきさん「んんんーじゃ観客席で見ているのは?」

先生「菌をばらまいてるみたいなもんですから...」

ふなきさん「10分でも駄目?」




くどい!


先生あきれる。
結局OKをもらえなかった。バラ色の土日がもろくも崩れ、またディズニーチャンネルを見続ける週末がくる。


2005年 3月14日(月)

朝、さすがに会社にでたくなってきた。また今日も下の娘と一緒に一日中ディズニーチャンネルか?これじゃ頭の中が本当にトゥーンタウンになってしまうわ。

しかし、下の娘の腫れはほとんど無く多分今日病院にいけばOKをもらえるのは間違いない。




問題は私である。

腫れはない。しかし耳の下の部分を指で押すと多少の痛みが残る程度。



しかし多分大丈夫のはず!


いや、大丈夫にするのだ!





ディズニーチャンネル地獄から抜け出すのだぁーー!


メシ食って9時半ころ病院の内科へGo!
病院の内科はA型インフルエンザの患者、B型インフルエンザの患者、アレルギーの患者、その他もろもろでごったがえしていた。そこに一人殴りこみをかけるおたふく親父!

今日は、かみさんが前もって予約を入れてくれたので、待ちもほとんどなかく声がかかった。

看護師「ふなきさぁーん!血圧測ってから中待合にどーぞ!」

この病院では、内科受付の横に血圧計が設置されており、そこで事前に脈拍を測るシステムになったいるのだ。酒を潤滑油として毎日酒を飲んだくれている私には、高血圧の3文字はない!






親父ゆずりの恐ろしい体内化学工場を持っているのだぁ!





なので極めて正常なはずである!


最高血圧 147mmHg
最低血圧 90mmHg
脈拍数 68

全然問題なし!


アルコールの影響全くなし!




まさに脅威の身体!




血圧を測って中待合で待っていたら、すぐに診察室に入るよう呼ばれた。先生は、先週の先生ではなく別の先生だった。

先生はカルテをじーーっと見て状況を確認していた。そして

先生「えーーおたふくですか?どうですか痛みは?」

ふなきさん「
ありません!(きっぱり)」

先生「どれどれ(私の耳の下あたりを触って)、腫れもないようですね。大丈夫ですね。」

ふなきさん「会社行っていいですか?」

先生「大丈夫ですよ。」




やったぁー!祝!おたふくからの脱出!


もうディズニーチャンネルを見なくてもすむ!


会社にいける!いつもは会社に行くのがいやでいやでしょうがないのに、これほど会社にいけるのがうれしく思えるなんておそらく一生に一度くらいであろう。

早速診察室から出ようと思ったがひとつ気がかりがあった。舌の表面が真っ白になってヒリヒリ痛いのである。

ふなきさん「先生!舌がヒリヒリしていたいんですけどー」

先生「あーーー、ただれてますね。イソジンだすんでうがいしてください」

ふなきさん「なんでこーなったんですかね?」

先生「んんー、熱が出たときの後遺症ですかねー?」

結構、自身なさげな回答ではあったが、深く突っ込まずにとっとと退散。

PM会社に出社!4日間の突然の休みで





有給休暇は底をついていた...

おたふく台風は撃退した。残る敵は左手親指の靭帯のみであった。


2005年 3月14日(月)

左手を使用して、キーボードの入力、ジャグリング、バルーンアート、プレステ2の操作、任天堂DSの操作等、日常生活には何ら問題なかった。





(どーゆー日常生活をしてるんじゃーー!)





しかしながら、指立て伏せ、ダンベルトレーニング、オーバーハンドパスなどをすると痛みが走る。






(そらぁ痛いわぁーー!)

特に、通勤の時に原チャリを使用しているが、方向支持を解除するときにスライダーを押す動作の時に痛みが走るのは困ったものである。



(日常生活に支障をきたしてるじゃないのかぁー!)

目一杯左手でパーをすると、親指の付け根に思いっきり力が入らない。なんか、突っ張っている感じ。でもまあこの程度なら、許せるか。




もう41歳だし





オリンピック目指すわけでもないし、




靭帯も切れたまんまだし、





もうオペしたくないし、





オペしたら笑われるし!


自分の中で、この左手靭帯損傷はもうこのままそっとしておこうという気運になり始めていた。

この日は、前回予約を入れておいたので9時チョイ過ぎあたりに待ち時間が約10分くらいで整形診察室に入ることができた。今回はいままでの先生と違う先生が見てくれた。先生はカルテを見ながら

先生「左手親指ですねー。どうですか?」

ふなきさん「(左手をパーにして、親指を思いっきり外に広げて)こーすると痛みがまだあります。」

先生「こうするとどう?」

ふなきさん「痛い。」

先生「これは?」

ふなきさん「痛い。」

先生「やっぱり靭帯がゆるんでますねー。んんーー。(オペ)
どうしますか?

ふなきさん「痛みは残ってますけど、だんだん痛みは薄れてきているし、日常生活には問題ないしこのままでいいような感じがします。」

先生「じゃもう少し様子を見てみましょうか?」

けっーーーきょく、様子見ではないか?
おめーらなんだかんだ言って、おたふくにかかんなかったら








俺の手切ってたんだろーがー!

なんでいまさら様子見なんじゃー!

とまあ、いまさらぐだぐだ言ってもしょうがない。診察料払ってとっとと退散。次回は4月30日に診察です。




4月30日(土)

医者行くの忘れた...。



5月 1日(日)
雨の中、フットサルをした。多少怖かったが、数分あとには
全力でキーパーしてました




またしても完全復活!



おたふく風邪と左手親指靭帯損傷とのダブルタイトルマッチに完全勝利!



いくぞー!1、2、3ダーーーーー!








そして手元には、使わなかった入院案内だけが残った...。




縁起が悪いんでとっとと捨てました。


ふなきさんの死闘はまだまだ続く。

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