厄年親父の過酷な挑戦その2  
バルーンアート30作品への挑戦!

2004年8月
最近、バレーボールの全日本の試合の客席で皆さん何か手に持ってバンバン叩きながら応援してますねー。これは

スティックバルーン

っていうやつ。アテネオリンピック2004でも、柔道、ソフトボール等でいろんな国がそれを使って応援しておりますねー。これを見ているとどーしてもあれをやってみたくなるんですヨ。

あれを!

ある日、かみさんの付き合いで100円ショップダイソーに行った(←うちはビンボーだなぁ)。店内をウロウロしているうちに、おもちゃコーナーであれを見つけてしまった。トイザラスでは絶対買わないのに、ここは
ダイソー買ってしまっても何ら問題は無い!

かみさんが買い物を終わらないうちに、ふなきさんは200円でとうとうあれを買ってしまった。あれとは


バルーンアート用の風船とその空気入れ!


いつかはやってみようと思っていたグッズがとうとう100円ショップに並び始めた。基本的に性格が子供のふなきさんにとっては絶好の遊び道具。早速家で同封されている「あそびかた」を見ながら、基本中の基本「犬」を作ってみた。(←となりでかみさんあきれ顔)バルーンが割れるのではないか?と思い
ながら恐る恐るやってみるが結構頑丈で割れない。

そーしているうちにできた!

<作品1:犬>

最初の1発目で見事にできた。イチロー先頭打者ホームランと同じ。出来上がった作品を見てうっとりしていると、となりで遊んでいた下の娘(幼稚園児)がバルーンでぐりぐりやっていた。そーしているうちに

娘(幼稚園児)
「できたぁ!おさかな!」
と自慢気に持ってきた。

<娘(幼稚園児)作品:おさかな>


やはり独創的なB型の下の娘。
ふなきさんより先にオリジナル作品を作るとは!
負けた。しかも



幼稚園児に負けてしまった…。
くやしい。この敗北が厄年親父に火をつけた!

負けられん。
厄年親父のメンツにかけて幼稚園児を打ち負かすのだぁー!


目標:バルーンアート作品を
30体作れるようになろう!
(↑何故30体なんだ?と議論の余地もあるが、HP運営上まあ30体くらいかなぁと…)

厄年親父のドアホな挑戦が、またしてもここに切って落とされた。


2004年9月24日

動物を作り上げろ!
本屋で早速、教本を購入してしまった。やると決めたら即行動。いつも野獣的直感で行動のB型人間の厄年ふなきさん。かみさん、何も言わず...。(多分、あきれてる)

とにかく基本の犬を制覇したからには、それを応用しなければ!しかし、この基本の犬。応用作品が意図も簡単にできる便利な作品なのだ。ちょっと首を長めにした奴を作ると...





出来た!




<作品2:キリン>








空気を20cm位しか入れないで、ちっちゃく作れば...








またしても出来た!




<作品3:ネズミ>








教本の中心作品はやっぱり、動物。当面はこの基本の動物作品を徹底的に仕上げることが重要である。

夜の10時に自宅に帰ってきて、風呂→メシのあとはは風船タイム。ゴソゴソ風船を取り出してはグリグリしまくる毎日が続く。




失敗するといきなり







BAAAANNNNN!







静かな夜中に、発砲事件のような音がマンションに響く。絶対





近所迷惑。



夜中に風船いじるバカ親父。


周りを気にしながら、教本を見ながら技術を磨く。






出来た!

<作品4:ダックスフンド>



<作品5:象>



パオーーー!いいペースだ!このままだと、いい感じで30作品ができるかも知れない。

その時下の落ちていた、分解して数日たった犬の残骸を見た。


おお、これはいつぞや新聞で見たあれだ!


ふなきさん初のオリジナル作品の完成!












<ヘリコバクターピロリ菌>







(本作品は30作品審査委員会から却下されてしまいまいした)


2004年10月1日

今日も、動物を作り上げろ!
相変わらず基本の動物をぐりぐりやる毎日が続いた。ウチの中でいろいろ仕上げると、だんだん作品がたまってきて部屋中、風船動物だらけになってきた。それは何を意味するかというと


部屋中に






地雷をしかけているようなもの。

いつ爆発するかわからない!ソファーに座ってもすぐ横に風船があるし、食卓の上にも風船はあるし...。布団の上にもあるし...

そーゆーことで最近、空気入れを風船を常に携帯して、外で作る機会も増えてきた。

先日スタミナタローの入り口で待っていたときも、グリグリやってお店の外にぶら下げてきた。

<作品6:おさる(スタミナタロー入り口)>




完全に
営業妨害!

この頃からだんだん基本の犬系から、いろんな動物ができるようになってきた。

<作品7:うさぎ(携帯付き)>



<作品8:インコ(帽子になる)>


そして初めて昆虫に挑む!できた作品が
<作品9:ハチ>


結構簡単にできた。ハチをじーーーっと見ているうちに、ふなきさん初のオリジナルがひらめいた。




いける!



ハチにちょっと似ているが、口をべろーーんとして作ると...



<ハエ>


(本作品は不潔なので30作品審査委員会から却下されました)

うううーーー。ピロリ菌のオリジナルからだいぶ進歩したと思うんだが...





オリジナルへの道は厳しい。




そーしているうちに、いつも横目で見ながらあきれているかみさんが何を思ったのか、突然グリグリやり始めた。





<かみさんオリジナル作品:トンボ>




負けた。かみさんにも負けた。



教本にも載ってないオリジナル!


無茶苦茶くやしい。



これだけ作っているのにまともなオリジナルができないとは...。

それにしても、かみさんも飽きれた顔をしながらもしたたかにオリジナル作品を仕上げようとたくらんでいたのだぁ。

女は怖いものだ。








作品を作り上げた翌日は、部屋の片隅にはこのようなしぼんだ
異形生物の山










ハチの頭




我が家は異次元になっていた。異形生物をじーーーっと見ていると、いろいろいじりたくなるもので...。





いわゆる
リサイクルーーーー

もう一度こいつらを生き返らせよう。!いろいろやっているうちにひらめいた!




いける!オリジナル作品!




<怒っているヘビ>




(本作品は子供が怖がるので30作品審査委員会から却下されました)

ちくしょう!まともなオリジナルを作りたい!

ストレスがたまってきたら、だんだん暑くなってきたので...

<うちわ>


(本作品はまぎらわしい(キャンディー、卓球ラケットetc)ので30作品審査委員会から却下されました)


2004年12月8日

異形生物の山を作りながら修行は続いた。最近では家で作らず外、とにかく人が集まるところで作ったほうが、何かと都合がいいことがわかった。作品を他の人にあげることができるからである。つまり、自宅に溜まることはない。

異形生物を最小限に食い止めることができる。

ということで、主に子供の小学生バレーの練習試合のときに体育館の脇でこそこそ作り(←絶対あやしいおやじだ!)、それを他のチームの子供に配りまくるのだ。子供は大喜び。ふなきさんも大喜び。ここで



イソギンチャクとヤドカリ


のもちつもたれつの関係が出来上がった。

しかし、1ヶ所だけ作れなかった会場があった。



運動会である。


小学生の運動会のとき風船を持って行ったが、さすがに現地で作ることはできなかった。


バーンと割れて、
選手がスタートしてしまえばドひんしゅくだからである...





残念!

本を見ながら新作品は次から次へと生まれていたのであった。


<作品9:白鳥(緑ですが...)




ここでふなきさんはレベルアップ!

ピンチなる技を覚えた!
普通ならばマン丸の玉になるはずのところが、このピンチを適用すると、なんとそら豆みたいな形になるのだぁー。それで作った第1段がこのくま!



<作品10:くま


耳のところがピンチ技を使ったところである。
なんとなくハイテクに見えてなんかうれしい。とうとう10作品。1/3となった。ここで動物から少し別のヤツが作りたくなってきた。


<作品11:お花>


また、子供はやはりカブリ物があると楽しいみたいで、できた作品がこれ。

<作品12:タケコプター>




先日、前橋の図書館に行ったら結構バルーン関連の教本があった。早速借りる。この本には結構難しい作品もあり、早速チャレンジ。

<作品13:星リース>


時間はかかったが、結構ムズイヤツを1発で作った。もしかして

天才?

(しかし、今この作品の作り方を忘れてしまったぁー!やはり私はアホである)
この本に載っているかぼちゃを作ってみた。ただ作っただけではつまらないので、マジックでイタズラしてみた。




<ジャック O パンプキン>


(本作品は水性マジックで顔を書いたため、後日周辺がベチョベチョに汚くなる原因となったので30作品審査委員会から却下されました)


2004年12月21日

これが前橋図書館から借りてきたバルーンアートの本である。なかなか親切で読みやすく作りやすい。早速ためになる部分を会社でコピー。(←内緒だよ) しっかし、借りてきて1ヶ月以上経つのにうちのかみさんはいつ返すのだろう?

そこには最近「忙しい!」と一言でかたずけて、グータラ化するかみさんの姿があった...。

本屋に行ってバルーンアートの本を探したが、結構探すのが大変。ジャンルでいくと

趣味

にあったり、

手芸

にあったり、

教育

にあったり。だから、一つのコーナーになくてもいろいろ探して見ると見つけたりすることがよくある。なので、購入する方は本屋の隅々までさがしましょう。間違っても写真集とかのコーナーにはないので御注意。

さてこの本を見よう見真似で作った作品。

<作品14:ハート>

単純なハートだと思いきや、ハートの中にちっちゃい風船玉が入っている。ちっちゃい玉は、壊れた風船でつくるのだが、これが私には大変。手元が機用な人でないと絶対無理である。
<作品15:カーリーヘアと花>

帽子シリーズ。カーリーヘヤに勝手に花をつけてみた。結構にぎやかで子供にはウケがいい。但し、バルーンを4本使ってつくるので、スピーディーには作れないのが残念!


<作品16:四つ葉のクローバー>

簡単にできるのだが、4つ折りにして葉を作るとパンパンになるので、結構割れる確率が高い。「せーの!」の掛け声と共に、自爆覚悟で一気に作ればよい。まれに出来上がったあと、時限爆弾の如く

パーーー--ン!

と自然爆破するものもあり。結構スリルな作品である。



<作品17:猿3匹木に登る>

猿<作品6>をいっぱい作っていたら、幼稚園児の娘が2本のバルーンをねじって木を作りはじめた。おぉー、親をサポートするこの娘、結構使える。さっそくその木に猿をつかまらせた。やったぁー!



親子で初の共同作品。



アホな趣味で盛り上がるアホ親子。血液型は共にB。妙なところで親子の絆を痛感する。


2005年01月20日
なかなか男の子が喜ぶ作品は少ないのだ。男子たるものうさぎもらったりきりんもらったりして喜んでもはずかしいばかりである(←年齢にもよる)。

そーゆー中で喜んでもらえたのは剣である。本来であれば、ライトセーバーを作りたいのだが、ここはオーソドックスなもので十分である。

しかも結構簡単にできるので、短い時間で量産できるのはうれしい限りである。

これが日本刀タイプ。

<作品18:日本刀>



これが、西洋のいわゆる剣タイプ。
<作品19:西洋剣>


これを仕上げた時点で、私には一つの剣が脳裏をよぎった。久々にオリジナルの剣が思い浮かんだ。

2004年の年末の番組と2005年の新春の番組でよく見かけた

侍の剣を作ろう!

おもむろに風船を2本作って試行錯誤。あーでもない こーでもないで約10分。
できた----!



<作品20:ギター侍のギター(オリジナル)>






やったー!初めてのまともなオリジナル作品。男子向けの作品を作りっているうちに思いがけないオリジナル作品ができた。

でも、約半年かかってようやくオリジナル1種ですから!

残念!


これ、おまけ!
<作品21:ネコ>


2005年01月26日
くまさん<作品10>に応用編があるらしい。バルーンアートの本をコピーしたやつをめくっていたら、あった!

うたたねくまさん

なかなかかわいい。夜の夜中に作り始める。2〜3回の試行の結果できた。


<作品21:うたたねくまさん>


ここで終らないふなきさん。さっそく更なるくまさん応用作品を作る。この時点で刺し身を食いながら作っていた私に一つのアイデアが浮かんだ。

できた。

<はい!ねりわさびくまさん>

(本作品は練りわさびが乾燥してしまうので30作品審査委員会から却下されました)


2005年03月03日

子供の小学生バレーの練習の付き合いがなくなったので、土日に体育館に行って子供たちに接するということがめっきり減ってしまった。それはそれでいいんだが、おかげさんで、子供たちに風船作って渡せる機会も必然的に減ってしまった。つまり



作品を練習する機会も減ってきてしまったぁ!





しかも、



ドラゴンクエストが忙しい!



うちでいっぱい作ると、大変なんだよなぁー。後片付けが。とはいえ、今まで作った作品も21作品にのぼり、目標の30作品まであと一息のところまで来た。

ここまでくると、風船のよしあしも多少は分かるようになってきた。

100円ショップのヤツよりはトイザラスのほうが丈夫で、太くて長い。(←変な想像する奴は変な奴だ!)

値段は嘘はつきません。

初期段階の練習では100円ショップのヤツで十分だが、作品に凝りはじめると多少高くてもトイザラスで売っているヤツのほうがいいみたい。

ということで、今回も夜な夜ないろいろ作ってみましたぁ。


<作品22:うなぎ>



<作品23:さくらんぼ>



<作品24:いもむし>



<作品25:ペンギン>



そして初めて、本物とのコラボレーション実現!
<作品26:バナナ>


右の2本は本物です!見分けがつかないでしょ!


2005年04月24日

さあ、一大イベントのバルーンアートももう一息!思えばいろいろな試練があった。

夜中の破裂音...

散乱する異形生物...

作れないオリジナル作品...


しかし、その試練を乗り越え目標の30作品まで




あと4つ!

(目標50にしないでよかった...)

基本さえを覚えれば、他の作品もそれなりに覚えているもので、今でも20作品以上は作ることが出来る。早速その技を使って、同じマンションの子供にあげたり、送迎会で子供にプレゼントしたり、以外にイザというときの特技として使えるものである。今年の忘年会のネタには、まず困らないと思う。




これからも暇つぶしに作り続けていこうと思う。




100円ショップに行ったらたぶん、衝動買いで風船を買ってしまう自分が目に見えているからである!


とまあ、教本のネタもだいぶ作り上げてしまい、作るものを探すのに苦労する今日この頃である。
(→ムズいのを安直に避けているから苦労しているのであった!)

そんな中、夜な夜なできあがった作品


<作品27:リース>



<作品28:かめさん>



<作品29:かたつむり>



いよいよ残りは、あとひとつ!

清原の500号が早いか?ふなきさんの30作品が早いか?

2005年ゴールデンウィークまでには勝敗は決する!


2005年05月04日

清原が500号打ちやがった。清原に先を越された。んなことはどうでもいい。とうとうゴールデンウィークに入ってしまった。ゴールデンウィークといえば、子供の日。子供の日といえば男の子の節句なのである。バルーンアート30作品のおおとりを飾るのはこの作品とした。

<作品30:かぶと>


やったー!ミッション終了!

なんだかんだで10ヶ月もかかってしまった。真面目にやればもっと早く終えることはできたと思う。しかし、厄年おやじは結構いろいろ忙しいのだ。

小学生バレーの付き合いとか、ドラゴンクエストとか、サッカーの観戦とか...。

しかしまあ、30作品という適度な目標のもと作戦を完了することができた。本当は50作品にしようと思ったのだが、もし50作品に目標を掲げていたら...ネタを探すのにぞっとする。

バルーンのおかげで、子供とのコミュニケーションは簡単にとれるのはよかったです。

特に、
見知らぬ子供

外で一人で風船いじっていると、自然と子供が寄ってくる。そして作品をあげると、できは悪くともニコニコ笑って喜んでくれる。この笑い顔を見ると、かみさんから「いい年なんだから辞めな!」と言われてもがんばり続けるのである。

厄年親父の一つの挑戦は終わった。


しかし、厄年親父の挑戦は終わることはない。


更に走り続けるのである。





間違いない!


<厄年親父の教訓>
風船犬 マンション住まいにぁ いいペット


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