Episode T.2007年ニューイヤーを駆け抜けろ!


2006.11.08

これからクリスマスと正月。気合を入れて走り続けなければ絶対



デブる!

その防止の意味もあり、正月明けに 月刊「ランナーズ」で見つけた、あるレースへのエントリーを決めた。
栃木県宇都宮の近くの高根沢町の










「元気あっぷマラソン」

何故に栃木か?実は栃木の宇都宮にはかみさんの親父さん(秋田出身)が一人暮らしをしているので、大会に参加がてら泊りで顔を見にいけるのだ。

金庫番のかみさんからもOKサインがでた!(←これ重要!)

お金の入金をしていないが、とりあえずエントリー決定!




赤い彗星
初の県外遠征が決定した!








で、
申し込み用紙がねぇー!!

しょうがないので、大会事務局に電話する。そーしたら郵便で返信用封筒を送付して欲しいとの。





めんどーじゃないかぁー!

ちなみにインターネットでいろいろエントリーできるサイトがあるみたいだが、
赤い彗星はこの時点でちっともそーゆーサイトには興味がなかった。とりあえず事務局に封筒を郵送してから1週間後、振込み用紙が郵送されてきた。

「元気あっぷマラソン」のコースをジーっと見たが、作戦が思い浮かばん!多分平坦だろう!(←勝手な思い込み)寒そうだ!(←これは多分当たっている) 風も強いかも!(←これはわからん)周りは田んぼか畑だな(←これも勝手な思い込み)

想像を膨らませながら、郵便振込み用紙に記載して郵便局で現金を振り込んだ。「元気あっぷマラソン」まであと2ケ月。とりあえず練習するしかない。しかし、赤い彗星は「元気あっぷマラソン」は一つの通過点の意味合いの大会としていた。本命の大会は3月11日(日)






はるな
マラソン

だったのだぁー!




2006.12.08

ぐんま県民マラソンの受付の時にもらったものの中に、「はるな梅マラソン」の案内が入っていた。

開催日は3月14日(日)。「元気あっぷマラソン」から約2ヶ月後なので、十分体力の調整をすることができると思うので問題ない。3月だからそんなに寒くはなっていないだろう。料金も




2000円!

安い!ハーフマラソン2000円!全然OK!参加証として榛名の梅がもらえるみたいだ。これは出るしかない!かみさんの許可がおりてはいないが、すでに心の中は「元気あっぷマラソン」の先の「はるな梅マラソン」に向いていた。マラソンコースは榛名町のイベントホール「エコール」のところ。1回して行ったことはないので、あまり記憶にない。ルートを見ながら気がついた。








7km地点に100m以上の急な登り坂があるじゃないかぁー!

半端じゃないな、この高低差は!登り坂と言ったら9月の「草木湖一周マラソン」の悪夢が蘇る。こりゃ練習をちゃんとしておかないと、絶対この登り坂でペースが狂うよな。榛名の梅をおいしく食べるために







登りを制覇しなくては!

かといって家の近所に急な登りがあるわけがない。前橋市郊外の山まで一機に登るルートを考えよう!

(約2秒後)

はるな梅マラソン登り坂制覇のためのシミュレーションルート決定!それは





榛東村!

陸上自衛隊の駐屯地があるこの村は、近未来二足歩行ロボット「
ランドウォーカー」がパトロールする一歩先を行く村なのだ。








その自衛隊駐屯地まで家から約16km。前橋市と榛東村の境目の清野交差点から高低差100m以上の坂が自衛隊まで続く。

ここしかない!登りきったら温泉もあるし。とりあえず榛東村の登り坂で体力をつけよう!丁度12月10日(日)に小学生バレーの大会があるので、それの審判がてら走って現地まで行ってみよう。

当日8時までには現地に到着しなければならないので、多少マージンを見込み6時40分に出発しよう!

雨?     ...知らん!       ...多分降らん!

天気予報も見ないで当日、榛東村まで走っていくことを決めた。





2006.12.10

AM5:50 おもむろに起床。かみさんを起こさないように部屋を移動。←しかし、大抵かみさんは寝ているふりして起きているのだ。恐るべし。着替えて早速準備。飯はみかん2pcs、リンゴ1pcs、ヨーグルト1pcs。昨日たらふく飲んだから、朝はあまりイランのだ。

昨夜は雨だったのでどうなるかと思ったが、晴れた。しかし、寒そうだ。部屋の中でウォームアップ開始。寒い日は、
外でウォームアップするより部屋の中でウォームアップするべしと「ランニングマガジン」に書いていた。部屋の中で柔軟をぐいぐいやったが、隣の部屋のかみさんがいつ起きるのかをハラハラしながら緊張の柔軟体操であった。

AM6:40 外へ出る。寒い。息が白い。再びウォームアップを開始。準備OK!

AM6:45 I-Pod Shuffle起動。いざ榛東村の榛東アリーナまでのロードワーク開始!

朝一番のロードワークで一度肉離れをして経験もあるので、ゆっくりペースでスタートした。朝一番なので車はいないし、朝焼けはきれいだし。なかなか普段見ることができない前橋市内を鑑賞しながら北西を目指した。

約2kmくらいでほぼいつものペースになったか?寒かったがこのあたりからあまり気にならなくなってきた。この前のぐんま県民マラソンで衝動買いしたランナー用手袋980円(←グローブって言うみたい)をしただけで、結構体温の低下を防いでいる感じがする。

産業道路を左折して清里小学校(8.5km地点)を過ぎてダラダラと登りがスタートした。3月の梅マラソンでもだいたいこのへんで登りが始まるはずだ。いいシミュレーションコースである!

AM7:45分 清野交差点(9.4km地点)本格的登りがスタート!

いいペースで登っていく。息はあまりあがらない。去年の夏にここを一度走ったときは息があがってゼーゼーしていたことを思い出した。そりゃそーだ!そのときは






昼飯食ったあと、即走ったからだぁー!

今回はいい感じで走れた。柿木坂(10.6km地点)で坂がかなり急になった。しかしながらそんなにペースは落ちなかったと思う(←実際は落ちているのだが)。
俺は明らかに去年より体力がついている!この時点で登りに大する不安感はだいぶ少なくなった。

AM:7:58榛東村役場(12.6km地点)。ここでおしっこしたくなった。しょーがない!セブンイレブンでトイレを借りよう。ついでに給水。陳列棚に「酸素」が売っていた。

これ吸いながら走れば体力回復するかなぁー!と思いながら結局買わなかった。一路最終ポイント、榛東アリーナを目指す!しかしここから最大斜度が待っていた!






キツイ!





明らかにキツイ!

歩幅が明らかに小さくなったと感じた。数十メートル先がかなり長く感じられる。よく夢の世界で前に進みたくても、体が進まないときがあるがそんな感じだ。






これぞ登りの恐怖!

しかしながらなんとか登りの頂点の「南野交差点」まで到着!あとは榛東アリーナまで約200m。AM8:05頃(←時計を見るの忘れた)榛東アリーナ到着!

やったぁー!

登り制覇!榛東役場からはキツカッタが完走できた。イケル!多分イケル!

はるなマラソン イケルぜ!多分。

赤い彗星に妙な自信がついた。





連邦のモビルスーツ!恐るるに足らん!




2006.12.19

旧宮城村を制覇することにした!

前橋市の北北西に位置する旧宮城村は「ぐんまフラワーワーク」や「クローネンベルグドイツ村」のテーマパークを持つ赤城山南斜面に位置する。我が家から走っていくと完全なる





登り坂コース

高低差は知らないが、後半は上りっぱなしのコースになる。ちなみに旧宮城村は平成の大合併で前橋市となっている。今回のゴールは宮城中。宮城中は旧宮城村の







鼻毛石町にある中学校!



鼻毛石!


ちなみに会社には鼻毛石町に在住の通称”鼻毛さん”に聞いたら、鼻毛石町には








本当に鼻毛石が祭られているらしい!





見たい!






絶対見たい!

祭られている鼻毛石!もう雨だろうが風だろうが、俺は絶対









鼻毛石を見るんだぁー!

もうこうなったらストップの効かない体育会系B型人間。コースを調べ始めた。自宅からR50に出て東へ。小島田交差点(7km地点)を北に左折し大胡(13km地点)を経由して、鼻毛石交差点を右折し、すぐ左折して宮城中を目指す。距離にして








17.2kmの登りコース

小島田交差点からダラダラと登りが始まり、大胡から本格的な登りが始まる。仮想、はるな梅マラソンコースとしては多少登りの勾配が緩い気がするが、まあよしとしよう。問題は給水ポイントが後半極端に減ること。多分大胡を越えたら畑ばっかだと思う。






そして宮城といえば






牛の臭い!

この牛の臭いが風向きによってどのように吹くか?で体力消耗の度合いがかなり違うと思う。神風よ、赤い彗星の前から牛の臭いを取り去ってくれーーーー!

決行日は12月23日(土) クリスマスイブイブ決戦!




2006.12.23


12月23日(土) 
鼻毛石攻略作戦!

AM8:00 起床。天気を確認する。曇り、風は特にナシ。

適度な二日酔い!ということは








赤い彗星 BESTコンディション!

朝飯は普通に食べてそのままボケーっとしていた。スポーツドリンクをそれなりに飲み、身体に水分をとっておく。

AM10:00 IPod Shuffleスタート!鼻毛石攻略に向けて赤い彗星はゆっくりと走り始めた。3km地点でR50を東へ一直線。のぺーっとした一直線ルートは精神的にはいやなもんだが、特に気にしないでマイペースで走った。

が!6km地点でなんか息が普段よりあがり、疲れている感じがしてきた。









明らかにおかしい...

体調は特に悪くないのに。なので気分転換も兼ねてガソリンスタンド「宇佐美」に飛び込んだ。洗車しているにーちゃんに

彗星「すいませーん!水ちょっと飲んでいいですかぁ?」

にーちゃん「どーぞ!どーぞ!どーぞ」

ダチョウ倶楽部のギャクみたいにどーぞを3回も言われた。とりあえず水を飲んで「ありがとう!」をにーちゃんに言って再び走りはじめた。結構、リフレッシュされた。知らないうちに水分が足りなかったのかなぁ?給水は難しいもんだ。

7km 小島田交差点を左折し、いよいよゆるい登り坂が始まる。でやっぱり、





牛臭いーーーー!

強烈な臭いが赤い彗星を襲う!

しかし、息止められないしなぁ...。しょうがないから、下向いて走った(←意味がねー!)。13km 大胡手前、いきなり腹がゴロゴロしてきた。








やられたぁー!







ノロウィルス!


変なもの食った記憶は無いがいきなり腹が急降下してきた!ヤバイ!真面目に走っている場合じゃない!事態は急を要す!トイレを見つけなければ!!しかし、今回は女神が微笑んだ。丁度大胡駅にさしかかり、その前の公園のトイレへ駆け込んだ。トイレもきれいだったし








ありがとうー!大胡!






きれいなトイレをわすれないよぉー!


用をたしたあと、大胡を更に北上する。

民家もなくなり、川と畑だけの風景が続く。坂も急になってきた。牛の臭いはさほどないが、だんだん体力が消耗してきた。登り坂の疲れがだんだんでてきた。キツカッタがなんとかここをのりきって、鼻毛石交差点を右折。そして





見えた!宮城中。

あとはラストスパート!やったぁ!宮城中制覇!というか



鼻毛石制覇!!

タイムは1時間23分56秒

やっぱ結構かかってしまった。1時間10分くらいだと思っていたが...。でも登りの練習としては丁度いい負荷だった。

走った直後、ふくらはぎがつりそうだった。体育館の更衣室でシャワーを浴びていたら右足、小指周辺がつりそうだった。足が完全につかれきっていた。このまま小学生バレーに付き合って夕方まで体育館にいようと思っていたが、無理だった。

なので、即帰宅することにした。帰宅して近くの温泉で下半身浴でもしないと身体がオーバーヒートしてしまうわ!そろそろボランティアとしてやっている小学生バレーとの両立が厳しくなってきた感じがする。身体がもたないわ。

あ、忘れていた。これがうわさの
鼻毛石!



せっかくなので拝んで、石を触ってきた。






......翌日






鼻毛が多少伸びたような......



2007.01.02

宇都宮に一人暮らしをしているかみさんの親父さんに合うために、昨日から宇都宮にやってきた。宇都宮の福田屋、TOBU、SEIBU他で買い物をして過ごした。午後3時、いよいよ2週間後に迫った「
高根沢町元気あっぷマラソン」のコースの下見をする時間となりました。

高根沢町は宇都宮の北、車で約20分くらいでいける距離。早速行ってみた。集合場所の競技場に近ずくにつれ、だんだん不安が増してきた。







周囲に何もない...。

景色がだんだん明らかに乏しくなっていく。故郷秋田の大曲や横手あたりの穀倉地帯に風景が似てきた。うぇ〜、こんなとこでやるのかよ...。不安は更に増幅されて行った。

とりあえず競技場に到着し、案内状に記載されているマラソンコースを車でゆっくりたどってみることにした。その率直な感想...




変化に乏しい、一面に広がるだだっ広い田んぼ

見るからにイヤになりそうな長〜〜い一本道

まばらな民家





田園地帯なので高低差は全然ないフラットコースだが、







精神的にイヤになるコースだ!

多分応援もまばらな延々と続く田んぼ道を走らなければならない。しかも、建物、木がまばらにしか立ってないので、風が吹いたら大変になるのではないか?とんでもないコースを選んでしまったもんだ!ちなみに14km地点から後半は、田んぼ道が碁盤の目のようになっていたのでコースを見失ってしまった。見失っても周囲は全部





田んぼばっかしじゃーーーー!






完全にアウェーの大会!


赤い彗星の精神力が試される「高根沢町元気あっぷマラソン」はあとたったの2週間後!

しかし正月休み







かなり飲んだくれてしまったぁ〜〜〜!


2007.01.02

宇都宮から帰ってきて明日はいよいよ仕事。身体を正月休みから叩き起こすべく夕方にロードワークに出かけた。「高根沢町元気あっぷマラソン」のシミュレーションをするべく、前橋市内の上川淵地区、下川淵地区の田んぼ道のど真ん中をひたすら走ってみる。走り始めてから即感じた。







身体が重い...。

正月期間のツケがいきなり回ってきた。体重計に乗っていないが、体重は確実に増えている!体重計に乗るのが怖いので、ある程度身体を絞ってから体重計に乗ろうと決心した。さて無味乾燥な田んぼ道のロードワークも変化がないので、気を紛らわすのに苦労する。しかしながら、
iPod Shuffleが適度にいい曲をテンポ良く流してくれるので、曲を聞き入りながら走り続けることができた。

約40分も走ったであろうか?左ふくらはぎは痛み始めた。いきなりのロードワークで足が悲鳴を上げた。ペースをいきなり落とした。その後もそのペースを維持して走り続けた。1時間10分、自宅にゴール。左ふくらはぎにシップして寝た。

明日も走る予定だったがふくらはぎが痛いので休みにしよう!






赤い彗星、新春早々落つ...。



2007.01.07

元気あっぷマラソンまであと1週間!

と、気合いれて1本長い距離を走ろうと思ったが巨大低気圧の通過で思いっきり強風。なのでこの日はヤメ!会社の体育館でトレッドミルで約30分、軽めに汗を流す。


2007.01.08

台風一過の晴天、絶好のランニング日和。ということで高根沢町元気あっぷマラソンの露払いのため、長距離を1本走ることにした。目標はイオン高崎経由、金古町のパチンコDステーション。うまくいけば丁度







開店に間に合うはずだぁ!
(別にパチンコをしにいくわけではない)

入念に準備運動をして、AM9:00スタート。朝一なのでスローペースでスタートした。走ってから約10分後に
左足ふくらはぎに多少の違和感を感じた。このときは特に気にしないでそのまま走り続けた。

スタートから20分後、明らかにふくらはぎがおかしい。痛みが大きくなってきた。しかし、走れなくなるほどの痛みではない。でも、異常は異常なのでペースをジョギング程度のスピードにおさえた。終点にはかみさんが車でくる。その予定時間まであと




1時間もある!

どうしよう...。でもまあ、悩んでいてもしょうがないのでそのままスローペースで走り続けた。だましだまし走るという感じ。

(1時間後)

かみさんが到着地点になかなかこない!携帯で確認したら、どうやら赤い彗星の着替えを自宅に置き忘れたため、途中で戻ったらしい。






バカヤロー!

黙って待っていると北風ピューピュー寒い。しょうがないのでこのままパチンコDステーション、イオン高崎周辺を走り続けた。相変わらず足は痛いが、走れないことはない。ウロウロ走っている間にかみさんがやってきた。結局







1:36:25も走ってしまったぁ!

足痛ぇーのに!

やばいな!このふくらはぎの感じは以前やった肉離れだな。そんなにひどくはないが、軽いヤツだ。こらー安静にしとかないと。しかしレースは1週間後。それまで痛みはひくか?レースを止めるわけにもいかんしなぁ。金払っているので(←本当にせこい!)。
とにかく家に帰って温シップをしよう!日帰り温泉に1時間ドップリ浸かって自宅で温シップ2枚を左足ふくらはぎに張る。




オレの足も弱くなったもんだ...。

しかし前回もそうだったが、今回も左足ふくらはぎだ。走る前、ウォームアップはちゃんとやったのに。左足がダメージを受けてしまう原因はなんかあるのだろうか?思い当たることはただ一つ。

赤い彗星の
左足の膝靭帯は4本中1.5本が既に断絶しているのだ

なので体重のかかり方が右とは明らかに違うと思われる。その影響か?


2007.01.09

3連休も終わり会社出勤日。しかしながら、左足ふくらはぎはまだ痛い。1日中、足にストレスをかけないように会社で過ごした。温シップ療法継続中。


2007.01.10

まだ痛いが昨日ほどでもない。走りこみなんかできるはずがない!今はじっとがまん安静第一!温シップ療法継続中。というか、それしかやりようがない!レース当日まで痛みがひくのを待つしかない!


2007.01.11

温シップ療法継続中。痛みは序々にひいてきている。おそらく大会当日には痛みは治まるのでは?



2007.01.13(土)

「高根沢町元気あっぷマラソン」前日。両毛線を使い前橋から栃木駅まで移動し、そこから東武線に乗り換え東武宇都宮駅まで移動。いよいよ決戦の地へ足を踏み入れた。天気は晴れ。予報によれば明日も晴れ。東武宇都宮駅からバスでかみさんの親父さん宅へ移動。その日は、親父さんと酒を飲みPM9:00に就寝。

2007.01.14(日)

AM6:00起床。天気は快晴。風は無風。絶好のコンディションだが、






寒い...

土が凍っている。明らかに前橋とは気温が低い。でもまあ、風がないだけよしとしよう。朝飯はバナナ3本とヨーグルト、親父さんの作ってくれたみそしる。これでOK。トイレも済ませた。

左足ふくらはぎは指で押してみると多少の痛みが残っている。この日まで完全に痛みはなくならなかった。そこで、ふくらはぎ保護のためのテーピングをすることにした。事前にネットで調べたテーピングを見よう見まねでガチガチに巻いてみる。テーピング後に少し動いてみる。





歩けねぇじゃねーかぁーー!

ガチガチ過ぎた。やり直し!テープをとる。






イテェ〜〜〜!






スネ毛が抜けるじゃねーかぁ〜〜!


これじゃ










ドリフのコントじゃねーかぁーーー!


とりあえず張りなおして暫定テーピング完了!準備OK。会場へは、親父さん愛用の原チャを借りる。

寒い...。

天気は快晴、無風状態であるが、原チャでスピードを出すと







強風注意報じゃねーかぁーーーー!

首をカメ状態にしながら時速60km(←違反じゃないかぁーー!)で会場を目指す。35分後。「元気あっぷむら」のいかにも怪しげな看板が見え始める。




そして見えた。朝日に輝く大会会場。


受付終了時間の8:30分まであと20分の時間で現地入りした。ハーフマラソンのスタート時刻は10:30。あと2時間もある。ゆっくり準備しよう。原チャをハーフマラソンのスタート時点の近くまで移動させ、そこをベースキャンプとすることにした。

今日はさすがに寒いので長袖のレプリカで走ることにした。長袖のレプリカ...







マンチェスターユナイテッド!

赤い彗星はマンチェ仕様で走ることにした。9:30、10kmの部がスタートし、いよいよ大会が本格的にスタート!赤い彗星も着替えを完了し、ウォームアップをゆっくり入念に実施。会場の隣の野球場でゆっくりと走り始める。ゆっくり....。







走れるじゃん!左足そんなに痛くない。OK!OK!

この時点で安直にハーフを完走できる見通しを得た。しかし、その直後



イテッ

今まで大丈夫だった左足ふくらはぎの痛みのギアが1速上がった。左足を地面につくと痛みがさっきより少しだけ痛くなった。ハーフスタートまであと30分。でも走れないことはない。ウォームアップ走のスピードを上げてそのまま走り続けた。

9:20 ハーフスタート地点への選手の案内が始まった。気温が上がってきた。この時点で迷ったあげく手袋を脱ぐことにした。原チャに手袋を脱ぎ捨てて即スタート地点に戻る。みんな真面目そうだわー。速そうだよなぁー。

おちゃらけたランナーなんて一人もいないわ。ちなみにサッカーのレプリカ着ているのは




オレだけだぁー!

9:29 「1分前」のコールがかかる。iPod Shuffle起動。記念すべき第1曲目は「Eyes of the Tiger」。”Tiger”をプーさんの”ティガー”と読むとひょうきんな曲に思える...。

9:30 バーン!!
一斉にスタート。赤い彗星は普通のスピードで走り始めた。ハーフはトラックを2周してから外にでることになっている。トラックと言っても土。一部がぬれているため



スッパネが飛ぶ!



スッパネ!

スッパネ!!


この時点で選手のみなさんの下半身はぼぼ太陽系惑星の如くスッパネが付着したはずだ。
トラックを終えて外へ。外は田んぼの1本道。この時点で赤い彗星は集団の真ん中から前方には位置していた。着地するたびに左足ふくらはぎには痛みが走っていた。しかし止まるほどでもない。

はたして完走できるだろうか?左足と相談しながら不安いっぱいの1〜2kmであった。目の前には女性ランナーがいた。「はえーなぁ」と思いながらペースメーカとしてついていこうとした。しかし、左足を気にして無理にペースをあげることはしなかった。


約3km地点 






イテェ!

左足ふくらはぎの痛みが更に1速上がった。明らかに別の筋肉組織が痛み始めた。その約10秒後。

丁度スタートして13分08秒

ついにその時が訪れた...。





ブチッ!

っと、音はしなかったが明らかに左足ふくらはぎの筋肉組織に
物理的衝撃が走った!










イッテーーーー...

痛みがトップギアに入った!走ることが出来ない!スピードがガクンと落ちた!後続にどんどん抜かされていった。

ほぼ歩くスピードと同じくらいにまで落ちた。




走れねぇ...。




痛くてとても走れねぇ...。


この感触は去年もやった








肉離れ!

こんなスタートして3kmの地点で肉離れになるなんて...。悔やんでも悔やみきれねぇ。これじゃ何しに栃木まで来たのかわかんねぇ!気持ちとは裏腹に、足はちっとも前にでることは出来なかった。






どんどん抜かされていった..。







どんどん...

額の汗はいつの間にか脂汗に変わっていた。残念だが現実を受け入れた...。
数百メートルして沿道に役員さんが見えた。思わず沿道に走っていき役員さんに言った。









赤い彗星「
リ、リタイヤします...










赤い彗星奈落の底に落つ...。

役員さん「じゃRCチップをはずしてください。これつけたまま会場に行ったら1位になっていまうからね。」

シューズからタイム計測用のRCチップを取り外して役員さんに渡した。

赤い彗星「ちっくしょー!」

役員さん「どうした?」

赤い彗星「たぶん肉離れだと思う。情けねぇー!」

役員さん「まあ、来年もあるから。救護車があとからくるからそれで会場まで運んでもらいますよ。」

選手の集団はどんどん目の前を通過して行った。情けない...。リタイヤ第1号だ。本当に情けない。最後尾の選手がやってきた。その後ろには救護車がゆっくりとついていた。タイムこそ一番遅いけど、オレはこの








最後尾の人以下なんだ!

情けない...。情けない姿をこのときいた役員さんと近所の方と記録に残した。











楽しそうじゃねーかぁー!

救護車に乗せてもらった。近所のおばちゃんが手を振ってくれた。このおばちゃんの手を振る姿が今でも鮮明に思い出される。救護車でエアーサロンパスをしたがこんなものが焼け石に水であることは承知していた。







ちなみに人生で初めて救護車に乗ってしまったぁー!







感想?








普通のワゴン車でした。

会場に戻ったら小学生の部が行われていたが、見ることもしなかった。とにかく会場から立ち去りたかった。原チャに乗って会場を後にした。途中、ハーフマラソンコースの横を通過したので、沿道からランナーをじっと見ていた。赤い彗星がスタート直後ペースメーカーにしようとしていた女性ランナーを見つけた。順位はエントリー249人中90位だった。もし、オレもこの人
と同じペースで走っていたら、今頃はこの辺を走っていたんだ...。




また情けなくなったので、原チャでこの場所をあとにした。2007年最初のレースは最悪の結果で幕を閉じた。



肉離れは3週間程度の安静が必要。復帰には時間がかかる。果たして復活できるであろうか?







新春早々、赤い彗星落つ!

どうして左足ばっかり怪我するんだろう?







それは...








坊やだからさ!






2007年1月15日(月)
一晩寝て昨日の悪夢は過ぎ去った!

と思いたかったが現実はそうはいかなかった。痛い!目が覚めてやっぱり左足ふくらはぎが、相変わらず痛い!布団から立ち上がるのが困難。足を地につけると痛い!まとも歩けない!






トイレがきつい!

朝っぱらから重労働である。痛いのであまり歩きたくなくなる。精神的にまいってしまいます。それでも医者には行かなければならんのでなんとか顔を洗い、着替えて朝飯を食う。今日は半日休暇を頂いたのでとことん検査してもらえる。行った病院は過去2回の靭帯損傷時にお世話になった群馬を代表する








善周会病院のスポーツ整形外科

スポーツ整形外科にはDr.木村というスーパードクターがいるのだが、ドクター木村は人気が高いので待ち時間が長い。なので別の先生に見てもらった。たがか肉離れくらいでスーパードクターもいらんだろ。とりあえずレントゲンをとってもらったが疲労骨折はないもよう。



ということで診断は









肉離れ

安静にして2週間後にまた来るようにと言われた。特にギブスで固定はしなかった。しかしおまけとして松葉杖を頂いた(レンタル料5000円!)。

そのまま会社に行ったが松葉杖が邪魔で仕事にならなかった。どう考えてもノートパソコン持ったまま松葉杖じゃ歩けない!なので松葉杖を会社のロッカーにしまってそのまま歩いた。当然ビッコをひく歩き方だが、極力左足には加重をかけないように歩いた。階段はダメ!無理!しかたなくエレベーターを使った。

2007年1月16日(火)
15日と同じ。まだ痛くてまともに歩けない。

2007年1月17日(水)
左足の関節が多少曲がるようになってきた。ビッコを引く歩き方から多少素直に歩けるようになってきた。まだ痛みは左足に加重をかけるとまだあるので、あまり加重はかけなかった。階段も当然ダメ!

2007年1月19日(金)
階段の登り降りがまだ不安なのだが、平地ではだいぶ普通に歩けるようになってきた。加重をかけてもさほど痛くは無い。階段も登りは歩けるようになってきたが、下りは思いっきり左足に加重がかかるので手すりを使いながら下りはじめた。

2007年1月23日(火)
平地での歩行はスピードを出せるくらいになってきた。階段の上り下りも普通にすることができるようになってきた。左足ふくらはぎには多少のつっぱり感が残っているものの、痛みはない。普通の生活をするのに支障はないレベルまで回復した。



赤い彗星、序々に復活!






ここまで回復してきたら






身体を動かしたい!






走りたい!


異常にムズムズしてきた。




2007年1月29日(月)
前回の診察から約2週間が経った。2回目の診察のために午前半休をとり再び善衆会病院スポーツ整形外科へ。昨日予約したので5番目の受付順だった。

先生「どうですか?痛みは?」

ふなきさん「全然大丈夫です!痛くないです!」

とっとと動きたいふなきさんは
全然OKであることを強調した

先生「普段の生活には不自由しないまで回復してますね。通常肉離れは
6週間の安静をみてください。これからストレッチと筋トレをしていきます。」

なぬぅー!6週間か?この時点で2週間経っているからもう4週間も走れないのか?いてもたってもいられないので質問した。

ふなきさん「は、走るのもダメですか?」

先生「んんーーーーー、もう
2週間後あたりからジョギング程度の運動をしていきましょうか?」

やったぁー。とりあえず2週間後にはちびっと走れる!赤い彗星、少し安心!

先生「いまは傷ついた筋肉繊維がようやくくっついた状態で、これからどんどん固くなっていきます。なので筋肉をやわらかくするために
ストレッチしていきましょう。ストレッチは1つの状態を少なくとも30秒以上続けてください。


一つは
腓腹筋(←”はいばらきん”と読んでしまいました。”ひふくきん”です)を伸ばすやり方、もう一つはヒラメ筋を伸ばすやり方があります。それを後でリハビリ室で教えますから。」

先生の診察を終えてリハビリ室へ。リハビリ室の先生から左足の曲げ角度などのチェックをしてもらってから、ストレッチのやり方を教わる。

腓腹筋のストレッチ
⇒壁を両手で押すポーズをして、ふくらはぎを伸ばす。(従来やっていたストレッチ)

ヒラメ筋のストレッチ
⇒左足に重心を置いて、かがとは地面につけてしゃがんでふくらはぎを伸ばす。右足は多少後方にのばす。

これを風呂上りに30秒以上かならずやる。筋トレは立ったままそのままつま先立ちをする。多少内股になってつま先立ちをする。多少ガニマタになってつま先立ちをする。これを10回ずつやる!マシンのレッグカールも併用して可のお言葉を頂いたが無理は絶対にしないようにと言われた。

復活に向けて第一段階突破!これより第二段階に突入!


その夜、早速風呂に入ってから家の壁を押すポーズを作ってしっかりストレッチする!








かみさん
「じゃま!」




リハビリマンを大切にしろぉーーーーー!


2007年2月07日(水)
毎日毎日風呂上りは足のストレッチを続けた。腓腹筋のストレッチとヒラメ筋のストレッチ。週の半ばの水曜日は、会社の体育館のトレーニング室に立ち寄ってやっぱり入念にストレッチ。そして







筋トレ

筋トレといってもハードなものではなく、ベンチのカドにつま先の部分のみで立つ。そしてかかとを深く下げた状態からつま先立ちをする。これを10回x3ポーズ(普通に立つ、内股にして立つ、ガニマタにして立つ)を実施する。その後はトレーニングマシーンを使ってレッグカールを20回。






そして入念に
ストレッチ

この工程を3回セット繰り返す。結構ふくらはぎがきつい!そして今日はちょっと時間があったので、足への負荷が少ない自転車こぎを10分間してみた。





きつい!

足全体がこの1ケ月のクールダウンで持久力がなくなっている。こらぁやばい!しかし、ハードな運動はできないし、持久力は元に戻しておきたいし...。

2007年2月08日(木)
会社までちゃりんこで行こう!

子供(中2)のままちゃりでゆっくりと会社に出勤しよう。普段は原チャで15分。ちゃりだと30分。足に負荷をかけるには重過ぎなく、軽すぎなく適度な量である。

朝7時、利根川サイクリングロードを南下。天気もいいし、鳥も鳴いてるし!
川の流れを見ながらのちゃりんこ通勤は非常にいいものである。30分後に会社に着いたが特に疲れることもなく全然OK!かえって身体が引き締められる感じがして、仕事に気合が入りそうだ!







(その日の超残業後)






あ〜〜〜〜!ちゃりで帰りたくねねぇーーー!




2007年2月12日(月)

2007年、悪夢の新春肉離れ事件から約1ケ月がたった。病院の先生が言ったように「そろそろジョギングをしていい時期」が来た!







早速走ってみよう!

と、いつもならドドドーっと走ってしまうのだが、今回は慎重に慎重を重ねよう!距離は2kmくらい、それもかなりゆっくりのペースにしよう。とは言っても走っているうちに絶対スピードアップする性格なんだよなぁー。どうしよう!






一つの名案が浮かんだ!







子供(小2)と一緒に走ろう!

早速Wiiで遊びぼけている子供にウィンドブレーカーを着せて外に追いやる!一緒に入念にストレッチをする。
この時点で、「走って大丈夫なのか?」と不安がよぎる。肉離れした左足が気になってしょうがなかった。しかし、ぐだぐだしててもしょうがない!ここ2週間、左ふくらはぎのストレッチもちゃんとやったんだから多分大丈夫!

ストレッチを終えて、子供のペースでゆっくりとスタート!歩くスピードに毛が生えた程度の速さ。

はたして、痛みは?





痛くない!





全然、痛くない!


1ヶ月ぶりのゆっくりジョギングながら特に左足に違和感はなかった。とりあえず一安心。子供には自分で走れるゆっくりのペースで走れ!と指示していたので、子供も無理しないでゆっくりと走っていた。

結局子供のペースに合わせなければならないので、絶対にペースはあがらなかった。約2kmくらいだった。家に戻ってきて多少汗がでてきたくらいの運動量だったが、左足がとりあえず大丈夫であることを確認できただけでも大満足!








完全復活の日は近い!


2007年2月18日(日)
東京マラソンをテレビで見る。いいなぁ、大都会を堂々と走っているし!俺もいずれは...







その前に足を復活させないと!

今日も子供と一緒にジョギング。今日は3月10日に近所にオープンする大型ショッピングセンター「前橋ユニー」を1周するコース。3kmってところ。子供もそれなりに走っているし、こっちはこっちで序々に距離が伸びているし、いい感じに復活してきている。

この時点で一つの決断をした!
どうあがいても、3月11日にエントリーを予定していた「
はるなマラソン」への参加は、体力的にリスクが大きすぎる予感がした。
あと3週間でハーフマラソンを走れる体力を回復できるとは絶対に思えない!

残念ながらここは体力の完全復活を優先して、
「はるな梅マラソン」への参加は断念した!

では、いつ復活するのか?

「はるな梅マラソン」の2週間後の3月25日、高崎市に合併された「箕郷町」で「
古城の里、マラソン」っていう大会がある。今年からレースが少なくなってハーフと10kmのコースがなくなったらしい。なのでちょっと物足りない大会のような感じがしたが、なんと









参加費無料!



この一言に負けたぁ−−−!





一般男子B(40歳以上)の5kmコース
にエントリーした!

ここでもうひとつ名案が浮かんだ!







子供も出場させよう!

親子1.5kmコースってーのもあるじゃないか!せっかくいままで赤い彗星のペースメーカーをした子供にレースというものを体験させてやろう!
親子ペアだけど...。

急遽決定!3月25日、赤い彗星の子供







赤い流星マラソンデビュー!





2007年3月03日(土)

休日出勤中...。

実験室でCD聞きながら意気込んでいた。(←ちなみにCDばっか聞いているわけではない!ちゃんと仕事はしている!)

明日は長距離を走るぞー!

まだ12kmくらいだけど。丁度いい具合に明日、高崎の浜川体育館で小学生バレーの新人戦が
始まる。審判委員としてボランティア活動をしなければならないので、会場に向かうのに走っていこう!

ルートは 自宅→R71→高崎問屋町→浜川体育館

8時くらいにつくようにしたいので、ゆっくりペースで走ることを考え7時スタートとした。

2007年3月4日(日)

6時起床。適度な二日酔い。天気は晴れ。起きたらすぐに





クシャミ10連発ーーーー!

昨日、天気予報でやってたが今日は







今期一番のスギ花粉が飛散する日!







なんでこーゆー日に走んなければならないんじゃーー!
(←おめーが決めたんだろ?)

とりあえず漢方の飲み薬をすかさず飲む!鼻をカミカミ着替えをする。朝飯はバナナ2本!これでOK!あとは十分にストレッチをしよう。花粉対策のためにレースじゃないけど今日はサングラスをかけよう!あとポーチにポケットティッシュを2袋くらい入れよう!用具を徐々に準備していった。

外はまだ寒いので6時40分くらいから家の中でストレッチをし始めた。6時50分、外にでてストレッチ開始。準備運動は万端!20分くらい十二分にやった。

7時スタート!
ゆっくりペースでスタートした。走り始めて5分。あることに気がついた。







あ、ティッシュ忘れた...。





バカでぇぇぇーーーー!


本日の必需品をいきなり忘れてしまった...。でも薬が効いているのか?走っていても鼻水がじゅるじゅるたれてくることは無かった。目のほうがサングラスがガードしてくれたので特に問題はなかった。

R17に入る手前で左足ふくらはぎに
多少の違和感を感じた

全体的にミシッ!っていう感じ。1月14日の肉離れの悪夢を思い出した。しかし、今回は違う。うまくいえないがふくらはぎの筋肉全体が多少締まったという感じか?とにかく肉離れの恐怖心が先に立ってしまい、スピードをかなりダウンした。そのままのペースで約3分くらい走ったが、その後痛みも特になく(たぶん)問題ないだろう!ということでふたたびペースをあげた。

R17に入り高崎問屋町を目指す。いきなり






おしっこがしたくなった!

こーゆーときにコンビニがない!

ガソリンスタンドがない!

やばい!もー気になったら走りに集中できない!朝なので車も少ないし、歩行者もいないし、ちょっとそこの倉庫の裏に隠れておしっこした...。






情けない。

呼吸は特に乱れなかった。汗も普通。ただ左足だけがまだ長距離になれていない感じがした。ペースはゆっくり目から多少UPしていた。走り初めて52分後(途中休憩時間を除く)浜川体育館に到着!無事12kmを走破することができた。肉離れの悪夢からいよいよ脱却し、レースモードの練習ができることをこの日確信した!

会場入り口には同じくボランティアで役員をしているバレー関係者が集まっていた。みなさんとしゃべりながら心の中では






今日で最後のバレーの審判委員としての仕事

をするためにモードを切り替えをしていた。実は今日をもって、ボランティアで4年間やってきた小学生バレーの審判委員を辞めることにしていた。







すべては42.195kmを制覇するために!





3月24日(土)

復活をかけて走る「古城の里梅マラソン」は
いよいよ明日!
少しでも体調を調整したかったが、






今日も休日出勤じゃーーーーー!

ここ1週間、忙しくて全く走ることができなかった。これはやばい!明日はぶっつけ本番ですな。とりあえず怪我しないように走りましょう。ということで19:00からの日本vsペルー戦、21:00からのフィギュアスケート世界大会女子フリーをダーラダーラ酒飲みながら見る。そして寝る。





3月25日(日) 「古城の里梅マラソン」当日



うぇ...。飲みすぎた...。

完全に二日酔い。いつもならば適度な二日酔いで収めているのだが、今日はきつい。昨日、オシムジャパンの勝利と安藤美樹の金メダルで調子こいて普段より大目に飲んでしまっていた。気分転換に外の空気を吸いにベランダへ。





雨だ...。

よりによって雨だ。復活をかける重要な大会が雨になってしまった。オレは別にぬれてもいいが、親子ぺアに出場する子供に雨の中走らせるのはちょっと酷か?とりあえず親子ぺアのスタートは9時なので、ギリギリまで雨がやむのを待ってみよう。

8:10 箕郷町へはいる。親子ペアスタートまで1時間を切っているので、会場周辺はきっと渋滞しているに違いない!受付間に合うか?と心配していた。会場に近ずくにつれ多少不安になってきた。



車空いてるなぁ。



人いるんかね?






大会やるのかね?

人が全然いないのと雨という状況だったので

もしかして中止になった?一抹の不安がよぎった。しかしながら会場手前500m地点からジャージを来た子供がちらほらと現れはじめた。駐車場の案内標識も出始めてきたので、一応大会はやるみたいだという核心を得た。時間もだいぶ押し迫っていたので、会場近くの駐車場は満車だろうと思った。しかし、雨の中会場から遠い駐車場から歩くのもイヤなので、ダメもとで会場まで車で行ってみた。








会場駐車場にすんなり駐車できた。

会場駐車場も70%くらいの入りかね?傘をさしてとりあえず受け付けにいったらステージのところで開会式をやっていた。








だれもいねーじゃねーかぁ!



悪天候のせいもあるが、なんとさみしい開会式であろうか?やはり去年までやっていた10kmの部、ハーフの部がなくなったので人もだいぶ減ったのではないか?とりあえず5kmの部と親子の部の二つで受付した。雨が降り続けば9:00からの親子ぺアの部はキャンセルしようと思った。子供に最初のマラソン大会で、ビチャビチャで走る思い出を植えつけさせたくなかったから。絶対次回は「もう走らない!」と言うに違いないから。

親子ペアスタート15分前、雨は一向にやむ気配はなかった。残念ながら
親子ペアのスタートをキャンセルした...。






赤い流星 早くも落つ!

子供は結構走って練習していたのだが、残念だ。この雨じゃやめたほうがいい。赤い流星のデビューはまたの機会ということにした。親子ぺアの部がスタート、小学生、中学生の部がスタートし、いよいよ5kmの部のスタート準備をする時間が近ずいてきた。
雨はさっきよりは小降となった。去年買って置いたビニールポンチョを着てウォームアップをした。






とにかく今日は怪我だけはできない!






肉離れの悪夢を払拭し、赤い彗星完全復活する日なのだぁー!


雨で気温が低いなか、ウォームアップを入念に入念に実施した。とにかく左ふくらはぎだけは入念に。そして9:45  5kmのスタート!

トータルで150人くらいですかね?人数は少ないが公式レースで完全復活するのだぁー。

スタートして即登り。登りきったあとに河川横の道路に移動。梅に木がたくさんあった。しかし





がちっとも咲いてねーじゃねーかぁ!

今年は気温が高かったので、梅の花はもうとっくに散っていたのだぁ。






梅の枝マラソン”じゃねーかぁ!

梅の枝の生い茂る道を先頭から1/4くらいの位置で、多少早めのピッチで走る。川沿いのこの道はゆるーやかに下っていた。知らずしらずに
ハイペースとなっていた



途中パラグアイレプリカを追い越し、ここでレプリカランナーのトップを取る。折り返し地点に到着。ここからは川沿いを会場まで一直線。しかし、ここからはゆるーやかな登り。全半のハイペースもたたり、ペースが落ちているのがはっきりわかった。
息が上がり始めた。普段練習しないペースで走るからこーなるんや!

足の運びはスローになったが、ふくらはぎは問題なし!

ゴール手前1km、明らかに小学生の陸上ぼーずに抜かれた......くやしい!私のプライドが傷つけられた(←シャア少佐もガンダムに傷つけられてます)。

そして会場へ。ぐちゃぐちゃのトラックを1周。途中赤い流星とハイタッチして、5km40歳代のゴールに無事ゴール!






時間 22分44秒!





やったー!






赤い彗星 復活!


長かった。高根沢町元気あっぷマラソンの肉ばなれから3ケ月。5kmではあるが復活の完走だった。
順位は10位。惜しい。もう少しで一桁だったのに...。
でも順位などはどーでもいい!無事に完走できたので十分!

春のレースに出場しまくるぞー!

レースを終えて、藤岡第1小の小学生バレーの監督ブータンパパさんと、地元小学生バレーチーム箕郷Jrの父兄と記念のぽーズ!






古城・梅の里マラソン


捕ったどーーーーーー!



(EpisodeUに無謀に続く)

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