Episode Y.時は来た!赤い彗星は峠を走る!



侍マラソン シャアプロジェクト情報





ブーツ編





シャアはブーツを履いている。白のロングブーツ。さて、侍マラソンに視点をフォーカスした際にブーツで走るなどとは










とんでもない話なのだぁー!

30kmの峠コース制覇のためにはどうしてもランニングシューズでなければならん。ならどうする?継ぎ足すしかない。ふくらはぎの部分だけ白い布で。だれにやらせる?











秋田のおかん!

秋田に出張。実家に戻る。

赤い彗星「おがはん!こーゆーの作ってけねがぁ?」




おかん「あぃーすか!まだ
わげのわがんねもの作れってが?おら今ごはんの用意さねばだめだ!」

おかんはブツブツいいながら夕飯の支度をしていた。支度が一段落した時点で

おかん「どれ!足だせ。(寸法を)はがる!」

ブツブツいいながらもおかんはやる気満々であった。ふくらはぎと足首の寸法を測った。白い布で足首からひざまでを包み、マジックテープで止める。で、それが走っている間にぐるぐると回転しないように、小学生の体操着の下のようにゴムバンドを足の裏に通す。おかんは早速ミシンの前に座ってガチャガチャとやり始めた。


おかん「あぃ、
むずがしねが!」

とブツブツいいながらも作業はすすんだ。

赤い彗星「前のどごはV字にカットいれるんだで!」

おかん「
わがってる!











1時間後








おかん「ほれ!履いでみれ!」

できあがったゴムバンド付きの白い布。早速試着。ふくらはぎの形にぴったりとなっている。さっすが裁縫の先生。77歳でもその力量は確かだ。












ブーツ完成!

おかん「疲れだでー!」

赤い彗星「
まずビール飲め!




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おかんにビールを1杯飲ませた。

赤い彗星「ついでにこの白いベルトにこーゆーもの(マジックテープ、ポーチ、ガンフォルダ)を付けてけねが?」
ものは試しで、シャアが腰につけているベルトの加工もついでに頼んでみた。


おかん「
んた!!こえぇでぃゃ!あどだ!
(いやだ!疲れた!後だ!)の意味






この日、おかんは裁縫をすることはなかった。






俺は親不幸ものだぁー..!








翌朝、







ベルトはちゃんと完成していた!





ベルトはホームセンターで売っている汎用の丈夫なベルト。幅5cm。これに正面に6画形の発砲スチロールがくっつくようにマジックテープを縫い付ける。

左横には白いポーチをつける。侍マラソン中の時間の確認と写メを撮るためにどうしても携帯電話を持つ必要があったので、漫画とは多少かけ離れるが違和感のないように白いポーチをついてもらった。右横にはガンフォルダ。


100円ショップで購入した携帯ポーチを白い生地で覆ってもらって縫い付けてもらった。







おかんはちゃんと準備してくれた。







昔も今も...





俺はやっぱり自分のことしか考えない親不孝もののB型人間だ...。(多少、凹む)




翌日、即凸る。
復活!ベルトは完成したぁー!あとはメットとガンだぁ!。




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シャアの右腰に付いたガン。あれは最初サーベルだと思っていた。しかし、よくよく調べてみるとガンらしい。長い銃口のガン。漫画を見ると手元の方から先の方まで円柱形のものがだんだん細くなりながら形を作っている。これとまったく同じようにつくるのは






絶対無理!

ということで、ある程度似通った形に落ち着かせることにした。まずは銃なのでグリップの部分を探しにいった。行ったところはおもちゃの中古販売店「
トイプラネット」。店内にいっぱい中古のおもちゃが並んでいた。ガンダのガンプラを見ていたらかみさんがこっちを見てにらんでいたので、とっとと本題の銃を探し始めた。

 買い物かごに山積みにされたおもちゃが8個くらいあったか?この中をうんこ座りして探しまくる。ゲキレンジャーの武器、仮面ライダー電王のフィギュア...ほしいものはいっぱいあったが中に丁度手ごろな拳銃のおもちゃがあった。これを早速購入。100円。バカ安!

その足で今度は毎度おなじみ「カインズホーム吉岡店」(またしてもお世話になります...)。ここでおもちゃの銃口から80cmくらいの長さに銃の中心棒を取り付けるために塩ビの丸棒を購入した。500円。





高ぇーじゃねーかぁ!

まあいい。野望達成のためには多少の投資は必要だ!(←といいつつちりも積もれば山となるで、結構このプロジェクトへの投資額はそれなりに増大していた...)自宅に帰って寸法を測り、塩ビの丸棒を約70cmくらいにカットする。カットはこの前小学校でのこぎりの使い方を教わってきた次女に行わせる。結構満足していた。銃を分解し、その円柱棒をボンドで接着させる。再び銃を組み立てボンドが固まるのを待つ。

できた!


銃の基本部分ができた。次に工作用の型紙を切って長い部分の形を試行錯誤して切り出す。原画のように曲線的にはできないので、ひし形の形にして模倣することにした。メットのツノの部分を作った実績があるので、この程度の製作はたやすいことだった。



この型紙を使用して塩ビの板をカットするのだぁ。塩ビの板はメットのツノの部分で結構使ったので、また新たにを購入しにいった。購入先は






カインズホーム吉岡店
(本当にお世話になってますー)

白の塩ビの板を一枚購入し、型紙どおりにカットしていく。カットしたあとはヤスリでバリを取り面を整える。あとはひたすらボンドで組み立てるのみ。できたぜー!結構さまになってきた。

これに先端の部分をやはりどうように型紙加工⇒塩ビ加工⇒ボンドボンド

で仕上げる。塩ビの板の多少の隙間はパテで埋める。



どーだい!

文句ねーべ!

さて最後は白のスプレーで塗装だ!白のスプレーを購入しにいく。






カインズホーム吉岡店!
(本当にお世話になってますー)

組み立てた銃を外に持っていき、周囲に影響の無いところでスプレーさせる。
とりあえずA面終わる。数時間後、色が固まったところでB面を塗布させる。

できた!


銃完成!漫画と同一とはならんが、外から見てそれなりの形には見えると思う。
これをおかんのつくってくれたガンフォルダに装着すると






こうなる!


いよいよ各パーツがドッキングし、完全合体に近ずいてきた。





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安政遠足侍マラソンまで、いよいよあと1ヶ月!

カウントダウンがいよいよスタートした!




努力の甲斐があって




赤のインナーシャツ



赤のロングタイツ



赤のスカート



白の手袋



白のブーツ



白のベルト



白の銃



そしてマント

が続々と完成した。

これは何を意味するかというと











首から下が完成したのだぁー!

侍マラソンをシャアアズナブルでエントリーするという壮大な計画を志してから半年とちょっと。構想がいよいよ現実味を帯びてきた。残り1ヶ月ということなので、ここはひとつ首から下を








試着をしてみよう!

各パーツをジョイントしてみよう!
そして吟味してもらおう!吟味する判定員は...彼しかいない!前橋の美容院”ファミリア”から分離独立して現在は吉岡町に美容室

アンジッヒ

を開業した、ガンダム系アニメ好きのカリスマ美容師

At

注)
この”カリスマ美容師”の意味は”美容のテクがカリスマ的”ではなく、”ガンダムの知識がカリスマ的”ということなので念のため

今週末、カットのついでにこのカリスマ美容師の前でお披露目しよう。

2008年4月12日

日曜日の朝、ロングパンツとロングシャツを着る。この時点でモジモジ君(赤)が完成。これに赤のスカートをはいて、上の赤シャツが太ももまで伸びているように見せる。赤スカートの継ぎ目の部分は白のベルトで丁度隠れる。銃はぴったりフィット。

多少動いてもぶれない。

白のブーツもどきの布と白の手袋を装着。

最後にマントを装着!





どうだ!

次女「おー!いいねー!」

かみさん「...」

AM9時、車で吉岡町の美容室「アンジッヒ」に到着!ドアを開け入店。

カリスマ美容師At「
あー!すっげー!完璧っす!


よっしゃー!このガンダム好きからおすみつきを得られました。確信に変わった!
これはいける!その完成した下半身が









これだ!



















何?足が短い?










ウルセー!





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侍マラソンまであと1ヶ月!カウントダウンが始まって首から下はほぼシミュレーションどおりに出来上がった。協力してくれた方々には本当に感謝したい。
この協力に報いるには

シャアの格好で
30kmの峠を走破するしかないのだ!そのための体力をそろそろつけておかないと







やばい!

トレーニングメニューを変えた。いつもなら12キロくらいを1時間くらいだらだら走るメニューをとにかく2時間きっかり走るメニューにした。スピードはマイペースで。とにかく2時間みっちり。

週末しか走れないが、とにかく2時間走って足に刺激を与えておかないといけない。そしてもうひとつ。
いつも走っているときに元気つけてくれる
iPod shuffleをとって走らなければならない

シャアがiPod shuffleを聞きながら走るとおかしいもんね。2時間の長い間、音楽なしで走ることに慣れておかないとダメなのだ。当日、音楽がなくてへこたれなくてもいいように。

久々にPod shuffleなしで走ってみたら孤独なもんだ。自分の息継ぎしか聞こえない。これから当日まで、この状態で走ってとにかく身体とメンタル面で慣れておくしかない。

そうしているときに1枚のはがきが舞い込んだ。安政遠足侍マラソンの受付ハガキだ!かみさんはしっかり3500円の入金をしてくれていたみたいだ(←実は多少不安に思っていた)




ナンバーカード 140

これが赤い彗星のナンバーだ!

受付開始は6:30

場所は安中市文化センター

開会式は7:30

スタートは8:00

もう、後戻りはきかない!ただただ完走するのみ!




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メットに塗りたぐったFRPをいよいよ削る!今はアバウトに塗ったFRPが2重3重に凹凸になっている状態。平坦でもなんでもない。これをできるだけ平坦にしなければならないのだぁ。

 


 

ヤスリをかけるにはまだ凹凸が激しすぎるので、ここは電動工具のリューターの登場。近所のじーさんから借りてきたリューターでとりあえず凸部分を削って、凹部分に合せる。

FRPの飛散が予想されるので玄関にでる。部屋の窓から延長コードを使って電源を供給。ウィンドブレーカに身を包み、めがね、マスクの完全武装で作業スタート。


これくらい削れば多分平坦であろうというレベルまで感を頼りに削っていく。削るとFRPの細かい粉がスギ花粉の如く飛散する。身体はどんどん真っ白になっていく。メットのFRPは以外と強度があり、リューターの振動くらいではびくともせず、崩れたりもしなかった。なので、ガンガンにリューターで削る作業を続けることができた。

削っているうちに判ってきたが、多分完全に平坦にすることはできないと思う。遠目に見て、シャアだと判ればそれでいい的なレベルに落ち着くと思われた。

天気もいいのにマンションの玄関で必死に何かを削るアホ親父。隣の部屋の来客が珍しそうに横目で見ながら目の前を通り過ぎていく。

また一人来客が目の前を通り過ぎていく。







今日に限って









何で人がいっぱい通るんだぁー!

さらし者である。しかし、天気もいいし今日で仕上げておかなければならんのだ!侍マラソンは残り1ヶ月なのだ!

朝9時半からスタートした作業は12時に終了した。服は真っ白、めがねも真っ白、

かみさんが真っ白の俺を見て無言の圧力をかける...。

天気のいい日曜日、ラフなFRPの研磨は終了した。




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とりあえずラフに削ったFRPの部分。これを更にスベスベにするためにサンドペーパーで更に磨きを掛ける。サンドペーパー...









無い!

100円ショップで5枚入りのサンドペーパーを購入。早速、ベランダにでてサクサクと削り始める。削る!




指がいきなり疲れる!





疲れたぁ!

10分くらいで既につかれたぁ。結構シビアな作業である。サンドペーパーを切っては削って、切っては削ってを繰り返す。10分、20分、30分。知らず知らずにときは流れ、しらないうちに2時間くらいは過ぎたであろうか?

始まりは凹凸が目立っていたFRPもダイブ滑らかになってきたが、凹部は細かく見るとやはりかなり残っている。

しかし、これ以上削ると骨組の針金が露出してしまう。なので、ぎりぎりの線まで削っていった。

時間がたつにつれだんだんめんどくさくなってきた(←B型の飽きっぽさがでてきた!)。

もういい!ここで妥協!サンドペーパー作業終了。多少凸凹はあるものの遠めに見る分にはそんなに気にならないレベルにはなった。





ここで、先に作成しておいたツノの部分をボンドでくっつける。ボンドでくっつけ動かないようにセロテープで固定すること約3時間。

どーだ!



それなりの形になってきた。だんだん鳥肌が立ってきた。(娘に)どーだ!かっこいいだろー!








娘「ほう...」









淡々としたリアクションであった...。

ツノの部分にはまだやり残したことがあり、メットのてっぺんの部分との間に隙間があった。


これをまた塩ビの板で埋める。ボンドでくっつけて...





やったー!

シャアプロジェクト最大の懸案のヘルメットの外形ができた。この計画を始めてからどうなるものか?
本当にできるのだろうか?といろいろ不安ではあったが、





やってみればなんとかなるもんだ!

いよいよ現実味を帯びてきた。次は塗装をかます。塗装は銃を塗装したときのスプレー缶があまっていたのでこれを使うことにした。メットを外に持っていって、周囲に迷惑のかからないような草むらに持っていきスプレーでシュー!シュー!

これを毎日満遍なく繰り返す。メットを持ち出すときに同じマンションの住人とすれ違う。

「こんにちわー!」

と挨拶するも、「こいつ何持っているんだろ?」という感じで見られた。そらそーだよな。へんてこなメットを持った親父が草むらからでてくるんだもんな。

多少のムラはでてしまったが、やはり遠めに見る分には申し分ない色あいになった。

できたー!








多少薄曇の中にそびえる












シャアのメット!









遠くに群馬県庁を臨む







シャアのメット!



行けるぜ!侍マラソン2008




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さて、出来上がったメット。ひとつだけクリアしなければならない課題があった。それは走行中に頭にぴったりフィットしなければならんのだ。まさかシャア少佐があごヒモつけて走ることは許されない。そんな土木工事的シャアには、みなさんドン引きするはずである。

で、ない知恵を絞る。考えたのはメットの内部の隙間にスポンジをくっ付けること。とりあえず左右2箇所の耳の上の部分のみだけだが、適当な大きさに切ってボンドでがっちりつけてみた。



この状態で頭をスポッと入れて見る。多少頭にきつさが残るが仕方がない。



これがなかなかいい感じでふぃっとするではないか!多少首を振っても、小走りに走ってもぶれない!どうなることかと心配したが、たかがスポンジで問題をクリアすることができた。あとは本番でどうなるか?だ!

ゴールデンウィークに入り、大会に向けてだんだん緊張感が高まってきた。5月1日、ひまだったので原チャでスタート地点の安中文化センターまで行ってみた。自宅からは原チャだと約40分。
受付開始が6時半なので、まあ当日6時に家をでればいいか?



ここでひとつ問題がでてきた。当日はかみさんが車を使うので、ふなきさんを安中の会場まで送ってくれることができない!ということは当然、









原チャ移動!






つまり





シャアの格好で前橋→安中まで移動せねばならぬ!






公道を恥さらしながら移動である!




腰ベルトに銃つけて走っていいんかな?





銃刀法違反にならんかね?    (←なるわけねーよ!)






マントは着て行っていいのかね?





群馬県の迷惑条例に違反しないかね?




シャアメットかぶって行くか?









それは道路交通法違反じゃーーーー!




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最後の調整は、このプロジェクトがはじまって一番初めに作ったマスク。当時は結構アバウトに作ったものだが、実際メットを被って装着してみると多少違和感がある。

で、しかもこのマスクをそのまま直接装着することは多分無理だと思う。それは汗まみれで多分目に汗がみんな入ってしまうことが予測されるからだー。

なのでマスクを被る前にヘアーバンドで額の汗が目に入らないようにしなければならない。そのうえで形を更に微調整してみる。鏡とにらめっこしていると、多少目の大きさが小さい感じがするので少し大きめにカットした。視界を確保するうえでもこれはいい修正。

さて、最後の改造。それは

目の部分を何で覆うか?

御存知、シャアの目の部分は白なのだ。で、このマスクを白で追おうと

前が見えないのだぁー!

さすがに前を覆っての30kmは自殺行為である。多少前方が透ける布で覆わなければならない。しかし、透けすぎると目が見えてしまうし...。

100円ショップ、ホームセンターなどを徘徊したが、なかなかしっくりいく布がない。そーいったときにかみさんが

「包帯にしたら?」

ほう。さっそくやってみると、外からは白く見えるし、目もそんなに透けない。これはいい。コストもかからんし。さっそく包帯を適当にカットしてマスクの内側にボンドで接着した!








完成!




基本的なグッズはすべてできた。あとはプラスアルファのグッズがひとつだけあるがこれは5月9日までに取りに行こう!

5月4日(日)

侍マラソンまで1週間。侍マラソンをシミュレーションする。スタート時間の午前8時に合わせて2時間走を敢行。自宅を出て藤岡方面を目指す。8時台なのでまだ学生がチャリで抜きさっていく。

途中、健康福祉大の女子高校生のチャリの軍団平走状態になった。その女学生を横目でみながら走っていたら






グキッ!

左足をコネった!

2時間後、自宅に戻ったが多少腫れてしまった...








どうしよう...







女子高生なんかに気をとられているからだぁー!

不安が残る1週間前であった。




安政遠足 侍マラソン前夜祭


上毛新聞にもいよいよ安政遠足侍マラソンの記事が載った。

そう、明日は本当に
侍マラソンなのだ!









今思えば長かったこのプロジェクト。
ワークマンのメットの加工から始まり...












パチンコで勝った軍資金でインナーシャツ、タイツを購入し、

おふくろにお裁縫を頼み...













試行錯誤しながらメットの外形を作り














群馬県小学生バレーの金古南Jrのコスプレ衣装の天才Sママと
群馬県最強の刺繍屋 東のデザイナーさんからの作ってもらったマント











摩訶不思議な形のメットの飾りを塩ビ板で製作し、













ベルトとガンも模倣した。









衣装はそれなりの形になり...












絶対不可能のメットも何とか形になった!
















人間やればなんとかなるもんだ!







うじうじ悩むより






とにかくやってみるもんだ!





B型に生まれて良かったーーー!




とは、いうものの...












メットとマスクの間隔の最終チェックをしながら、赤い彗星は実は悩んでいた。














本当に走れるのだろうか?











こんなもの着て
30kmの峠を!







高低差1kmはそんなに甘くはない!







恐怖を感じていた。




安政遠足 侍マラソン当日


朝5時に起床して外にでる。雨や。よりによって雨や。今日は曇りの予定だったが、





雨じゃないかぁー!

これは何を意味するかというと、原チャでの移動が非常に厳しいことを意味する。とりあえず赤のインナーシャツ、パンツ、マント、ブーツモドキ、手袋をつける。メットはとりあえず雨にぬれないようにゴミ袋で包む。
気温がかなり低い。前橋でもこの寒さだから、峠では...。

追加でトレーナー、ウェハーを更に準備。荷物が完全にオーバーになってきた。でもとりあえず、外にでよう。5時50分準備万端で外に出ようとしたら、







メットを玄関にぶつけた!







ツノががくがくしてしまったぁー!


やばいやばい!なんで当日にぶつけるかな?しょうがないので、また部屋に戻りボンドをもってきてガクガクしている箇所にズリーっと塗る。乾かす時間?そんなもんない!もういかなければならないのだ!

カッパを着こんで、荷物を積んでメットを足のところに置いて、イザ雨の中原チャ出発!。R17号→R18号へとにかく事故だけはしないように細心の注意を払って移動した。しかし途中でかなり体温の低下を感じた。安中市内に入った時には、震えがきていた。

車は周辺の体育館や市役所停めなければならんのだが、原チャは問答無用でスタート地点の文化センター内に進入した。

体育館で受付をしてさっそく着替えよう。とはいうものの、身体は寒いし、体育館はゴミゴミしているし、しょうがないので文化センター内の2階に陣取りおきがえをし始めた。ここにきてなんだが、やっぱなんか恥ずかしいもんですな。この歳になって。

しかし、すぐとなりで
50歳くらいのとっつあんがバレリーナの格好してしかも股間には白鳥がびろーんと伸びてるし、しかもしれをかみさんがそれを少し距離を置いて見ている!





非常に不思議な風景が目の前に広がっていた!



このとき悟った





目標は皆一緒!





どうどうと仮装して走ること!

ここでは普通の格好をしてはいけないのだ!


このバレリーナのとっつぁんに勇気をもらい、着々と準備を進めた。7時20分。だいたいの準備ができた。










それがこれだ!



どーだ!(足は短いが)文句ないだろう。半年かけて作ったこの格好!ケナス奴は一人もいないはずだ!会場をウロウロしていると、

「あ、写真いいですかぁー?」

というオフィシャルパパラッチ2〜3人に注文を頂いた。

なんかいい感じ!雨の中、なんかテンションがあがってきた!7時50分、スタート10分前。雨なのでしょうがないがそろそろスタート地点に行こう!



いるわいるわ!変な格好したやつゴロゴロと!スタート最前列はもううまっているので、しょうがないので後ろに回ろう。



安政遠足 侍マラソンスタート


もうすぐスタートということで、テントや建物内で雨宿りをしていたランナーがぞろぞろとスタート地点に集まってきた。普通の格好をしているやつを探すのが大変!

侍の格好 キャラクターもの 会社の宣伝をするもの 意味がよくわからないものなどなど!

これは楽しい。マラソンではなくこれはお祭りですな!いつものマラソンで10分前にもなると結構足をぶらぶらさせたり、位置取りを気にしたりするのだが、このマラソンで気にするのはどんなおもろいヤツがいるか?だけですな。





全然緊張感ナシ!

場内アナウンスが「明けの4つの太鼓がなったら...ウンジャラカンジャラ...」

仮装ランナー聴く耳なし!赤い彗星も隣にいた結構良くできたおしりかじり虫と記念写真を撮っていた。



そんなとき2mくらい先方に

ザクとは違うのだよ!ザクとは!

のノボリをたてた
グフを見つけた!

おー!ようやく仲間を見つけた!早速グフのいるところに駆け寄った!

「うぉーーーーー」

お互い感動!

グフ「
シャア専用もいますよ!」

グフの説明してくれた先を見てみるとなんと”
シャア専用ザク”もいるではないか!






安政遠足侍マラソンにてとうとう時空を越えた







ジオン公国誕生!

何はともあれ写メとるべ!写メ!



シャア「どこまでいく?峠?」

グフ「関所です!」

シャア「そーか。おらぁ峠だ!残念。ところで(作るの)どれくらいかかった?」

グフ「ここ5日間でびっしり仕上げましたよ!」

という3体のモビルスーツの出来は結構良かったが、目玉の部分は単に発砲スチロールの玉に色を塗ったものをはめているだけであった。ちなみにシャア専用ザクのランナーは女性であった...。これで走るのか?
(俺も人のこと言えないが...)




安政遠足 侍マラソン明けの4つ


偶然かもしれないが、このスタート地点の周辺にはキャラクターものがいつの間にか集まっていた。すぐ近くにはポケモンの集団が...。



またすぐ横には、これまた結構よく仕上がっている
ゴーオンレンジャーがいた!


みなさん結構凝っているよ。何日前から準備しているんだろうね?赤い彗星のように半年前から構想を練っているのかなぁ?

ちなみにうちの会社からも赤い彗星に感化された社員も元気に参加していた。そいつらは3人組みでチームを作り何故かショッカーになっていた...。
で、仮面ライダーを見つけて記念写真を撮っておりました。





何はともあれ、雨は降っているがいま志が一つ!目立って走る猛者がここに一同に集まり今か今かと明けの4つの太鼓の音を待つ現実がいま目の前に広がっていた。この時点で雨の影響で全身がしっとりぬれていた。特に靴。赤い彗星はマスクをしている影響で視界が常にミノフスキー粒子に覆われている状況となり、水溜りをべチャべチャと歩く確率が非常に高かった。そのため靴の中がスタート前にすでにぐしゃぐしゃであった。

こんな状態で峠までいけるのか?





やるしかない!

アナウンスが始まり太鼓が鳴り始めた。






ドーン!ドーン!ドーン!ドーン!ドーン!ドーン!
(↑6回が明けの4つらしい。紛らわしい...)







うぉー!

歓声とともに、仮装したランナーが一斉にスタート...

というわけにはいかず、ゆっくりゆっくりと仮装を気にしながらの牛歩スタートが始まった。
周囲はスタート直後の周辺は、カメラを持った人が沢山陣取っていた模様(←前にも言った視界が良くないので気配で感じている)。その人たちにポーズを決めながら仮装ランナーは安中文化センターを後にして、いよいよ公道に入る。

公道に入ってから除々に除々にとばらけてきた。



見てのとおり!
まともなランナーなど一人もいない!

この大会だけは、まともなランナーが空気が読めないランナーであることをこの時点で痛感した。





安政遠足 侍マラソン関所を目指せ!


沿道からは新聞社(何新聞だったっけ?)から配られた小旗をふる皆さんが声援を送ってくれました。まるで
箱根駅伝ではないかぁー!

しかし、小旗は箱根駅伝的ではあるが、明らかに違うのは





うぉー!あれあれ!

とか




ぎゃーはっは!

とか、縁道からの驚きと笑いの声が交錯しているところである。






そらそーだ!いろんなやつらが目の前を走ってるんだもんな。






ドロンジョさまにヤッターマン








くいだおれ人形(今回3人くらいいましたかね)







友近!風のメイドさん







でか兜(←仮装賞を取ったみたいですよ)



赤い彗星にもいっぱい応援してくれましたよー。

小さい子供たちは大抵

あ!あれ!ガンダムの...んーーーー?がんばれー!








親父たち!

あ!シャアだ!シャア!行けー!がんばれー!(さすが!一番はっきりしていました!)







かみさんたち!

わぁー!すごいねぇー!がんばれー!(←キャラの名前が言えない...)







ばーさんのうちの一人






おやぁ!かっこいいねー!すごいねー!
ガッチャマン!






間違えるんじゃねー!


とにかく普段出場しているマラソンは、誰一人として応援なんざーしてくれない孤独の大会である。しかし、この大会は沿道からはキャラとしての自分に精一杯声援してくれるし、走りながらも

「(メット)すごいですねー!作ったんですか?」

とかランナーといろいろ会話ができた。
これはマラソンではなくお祭りである。今回は仮装していることもあり給水はできるだけ早めにとろうと思っていた。大会概要で大体の給水ポイントは頭に入れていたが、走りながら気が付いた。





給水ポイントが多すぎる!

いたるところで給水ができるのだ。安中市民が自主的に自宅前などでわざわざ水を提供してくれていたのであった。これは本当にありがたかった。水だけではない。バナナ、ミカン、梅干し、飴...。民間給水ポイントは、ランナーにさまざまな補給物資を提供してくれた。赤い彗星はマスクをしていたので視界が極度に落ちていたので、とりあえず水だけを早め早めに取っていた。

ちなみに顔を全部隠したキャラは給水はどうしているのだろう?




安政遠足 関所のゴールはあと少し!


心配の種の一つであったメットの走行中のズレは、多少はあった。2〜3分も走ると多少前のほうにずれてきて顔が見えなくなる。まあ、その程度であって致命的な問題ではなかった。ほぼシミュレーションどおりの走行ができた。スピードもそんなに遅くはない。順位は真ん中よりは確実に前のほうにいると思われた。

ルートは国道18号を平行する道をひた走る。国道にでた!と思いきや、即また横道になだれ込む。デビルマンも全身タイツでがんばっておりました。羽が折れていたが。後半戦、沿道の親父が




「あ!シャア!がんばれ!
アムロは先に行ったぞ!




何?

スタート地点では気が付かなかったが、やはり
連邦軍がいるらしい!赤い彗星はひたすら前方のいる連邦軍をマイペースで追いかけた。横川手前、国道18号に入るが18号線を走るのではなく、18号線の歩道を走らされる。つまり、非常に細い道をランナーは走らなければならないので、追い越すことができない。






前方に横幅のあるでかキャラがいると絶対に追い越せない!

赤い彗星も、前方の侍をなかなか追い越せずぎくしゃくした走行が続いた。そんなときに前方にあきらかに連邦軍らしい兵士が走っているではないか?






見つけたぜ!アムロレイ!

下り坂を利用して一気に連邦軍に迫る!10m 5m 1m

赤い彗星「やっと見つけたぜ!連邦軍!」

連邦軍「あー!シャアじゃないですか?」

赤い彗星「絶対、連邦軍がだれか一人はいるとおもったよ!峠かい?」

連邦軍「関所っす!」

赤い彗星「OK!じゃちょっと先の所で記念写真とるべ!」

連邦軍と赤い彗星は横川の歩道橋のところにいるスタッフにカメラをあずけて1枚とってもらった。



その後はふたりで数キロ並走した。




沿道からは

あ、あれ!いーな!がんばれー!

連邦と赤い彗星の並走を見られた沿道の人はラッキーだったと思う。そして、関所コースのゴール手前の坂道に入る。

連邦軍「さ、先に行ってください...」

連邦軍ここで散る。

赤い彗星「じゃ、先にいくぜ!がんばれ!」

赤い彗星は、宇宙の闇に遠ざかっていく連邦軍を後に坂を上った。関所コースのゴールへの分岐点が見えてくる。ここを右に曲がれば関所コース。しかし、赤い彗星はこのまままっすぐ駆け上がりいよいよ
峠コースに突入する!




安政遠足 シャア少佐!いよいよ峠コースへ!


峠コースになった時点でランナーがかなり減った。C9のチェックポイントを通過し、いよいよ峠コースに突入!しかし、勾配がいきなり急になってきた。



アスファルトもなくなりだんだん獣道風になってきた。岩、木、階段と足元がボコボコ。しかも、午前中の雨でグチャグチャ。これはマラソンではない!

登山じゃねーかぁ!

走ることができない。走るかわりに坂を登る!スピードなど関係なくただ登る!森の中に入ったので日の光が届かなくなり急に暗くなった。マスクもしているので目の前の視界がいきなり悪くなった。足元が見えない!なので



絶対に走れない!



走ったら危ない!


登り初めて約10分くらいだろうか?岩につまずいてよろけた。足に更に負荷がかかり両足のふくらはぎが





あーーーーーーーーー!つってしまう!




やべ!






やべ!








つるーーーーーーーーーー!


赤い彗星は登るのを辞めて岩に腰かけて両足のふくらはぎをのばした...。数人が目の前を通過して行った。情けない赤い彗星の姿を見られた。ちょっとこの足じゃ登れないのでは...。半端ではない急勾配でこの足の状態!危険を感じた。そのときACミランのレプリカを来たにーちゃんが

ACミラン「
この先、もー少し登ると給水するポイントと休憩するところがあります。そこまでがんばりませんか?





やさしく声をかけてくれた。

赤い彗星「ありがとう!了解」

この言葉を聞いて赤い彗星はまた1歩また1歩と坂を上り始めた。とにかく視界が悪く足元が見えない。かなり遅いペースでのぼっていたので、すぐ後続の人に追いつかれてしまう。赤い彗星は「どーぞ!先行ってください!」と道を譲った。もう、レースどころではない。足をつらないようにいかにゴールするかだけしか頭になかった。

山道の中「安政遠足 ゴールまで7.5km」という看板。






まだ7.5kmもあるのかよー!

赤い彗星かなり凹む。凹むがとにかく完走だ。完走というか登頂だ!とにかく1歩1歩を確実に歩くしかなかった。途中平坦な道もあった。走る侍もいたが、赤い彗星は走るという負荷をかけた瞬間足がつってしまう状態だったのでこのまま同じスピードで歩くしかなかった。




山道を歩くにつれ






無茶苦茶寒くなってきた...。

関所コースまでにかいた汗が山の中に入って急に寒気を身体中に吸収し始めた。おそらく気温は一桁台!寒い!寒いが歩くしかない。しかしこんなコースでも途中キャンプを張って水を提供してくれるスタッフがいた。ありがたい。




ゴールまであと5km地点であろうか?やはり、足がつりそうなランナーが必死にふくらはぎを伸ばしていた。他のランナーも手伝って。壮絶な光景だ。

足元も悪い。下ばっか気にして歩いていたら









ガン!




頭に衝撃が走った。







木が目の前に横たわっているではないかぁー!


この木をくぐって進まなければならなかったのに、下ばっかみてたからちっとも気が付かなかった。

やべ!ツノ大丈夫か?

追い越すランナーに聞いてみた。

赤い彗星「ツノ大丈夫かい?」

元気のいいランナー「かろうじて!」

よかった。とりあえず大丈夫らしい。赤い彗星はふたたび歩き始めた。つりそうな足、寒い気温、悪い視界...
意識がもーろーとしてきて前方を歩く天使の格好をしたにーちゃんが





ロードオブザリングにでてくる、女王か、妖精に見えてきた。

さもなくば

ポルターガイスト!

疲労と寒さで意識が3の倍数の世界のナベアツになってきた...




安政遠足 シャア少佐!峠を制す!









まだかぁーゴール...残り3km地点。この時点で急に





腹が減ってきた...

炭水化物が急に恋しくなってきた。そんなときに最後の給水ポイントがあった。バナナを食った!アンパンを食った!マラソンの途中で食い物を食うのは初めての経験だったが、このときのアンパンの甘さは身体に活を入れてくれました。また、1歩1歩歩く元気がでてきました。






のこり1km

疲れ果てたデビルマンと会話。デビルマンは顔の部分だけマスクをはずしていた。

赤い彗星「どーだ?がんばれ!デビルマン!」

デビルマン「はい。でもダメッス!」

赤い彗星「ヒーローもんはゴールはちゃんとした格好でゴールしなきゃだめよ!」

デビルマン「じゃゴールのときはちゃんとマスクつけますよ!」

赤い彗星はデビルマンを追い越し(歩いてですが)一人ゴールを目指した。スタッフのにーちゃんが「あと300mでーす!」と叫んでいた。遠くからかすかにドーン、ドーン!という太鼓の音が聞こえてきた。





ゴールが近い!

赤い彗星はアンパンの力で多少復活した力を振り絞り、かすかに走り始めた。じゃり道が舗装道路になった。ゴール地点がかすかに見えてきた。




ゴールだ!






ゴール!







ゴーーーーーール!










やったー!
峠コースを完走したぁー!




辛かった。本当に辛かった!これは絶対に
走る環境ではない




峠コースは登山として参加すべきである
ゴールしてとにかく寒かったので即着替えをした。荷物はスタート地点からスタッフが運搬してくれているのでその荷物を受け取って、テントの中で着替えた。

多少グラグラしたメットをはずし、泥だらけのブーツをぬいで汗だらけのシャツを脱いで、マスクをはずした。この時点で気が付いた。




左目の視力がおかしい。焦点があわない。やべぇ






左目のコンタクトレンズを落としてしまったぁー!

峠コースに入り、やたらと視界が悪くなったと思っていたがそれもそのはずで、左目のコンタクトがいつのまにかなかったのだ。つまり赤い彗星は右目1.2、左目0.1の極悪の視力のもと峠コースを登りきったのだぁ。何故それに気が付かなかったのか?それはマスクをしているために、目の前のものが良く見えなかったから。

RCチップもはずし記録表をいただく。

3時間59分08秒

時間など関係ない。シャアの格好で完走したことに意義があるのだぁ!



壮絶な戦いであった...




本当に辛かった安政遠足 侍マラソン峠コース







捕ったどー!






安政遠足侍マラソン 峠コース制覇に御協力頂いた方々に深く御礼申し上げます。

榛東村 翼のおっかけさん...ワークマンで購入したメットをラフにカットして頂いた。

小学生バレー新里中央小監督 キーボードゆっくり会長さん...メット置きを製作してくれた。

小学生バレー金古南Jrコーチ Sママさん...マントの製作をしていただいた。


小学生バレー東小ミニ監督 東のデザイナーさん...ジオンの襟章、マントの紋章を作成していただいた。

うちのかみさん...(文句いいながら)マントのサイズを微調整していただいた。

うちのおふくろ...(文句いいながら)手袋、ブーツ、スカート部分の製作、およびベルト部の加工をしていただいた。

カインズホーム吉岡店...FRP、塩ビ板、ボンド、塗料他さまざまな部材を(有料だったですが)提供いただいた。

ホームセンターコメリ...メット用平金網を(有料だったですが)提供いただいた。

100円ショップダイソー...はけ、方眼紙、ガンフォルダー用ポーチ、紙ヤスリ他さまざまな部材を(有料だったですが)提供いただいた。

ベイシアスポーツ点...インナーシャツ、ロングパンツを(有料だったですが)提供いただいた。

理容室アンジッヒAtさん...総合的なご助言及び付けモミ上げを提供していただいた。



みなさん本当にありがとうございました。


皆さんの御協力がなければ赤い彗星はあんな峠までいくことはできませんでした。

御協力してくれた方々に、あれ!


で、来年どーする?


決まっていることはただ一つ!





峠はもういい!関所コースで十分!


格好は?


1年かけてゆっくり考えよう!その前に


フルマラソン制覇じゃー!





番外編

後続のうちの会社の若いヤツから写真が送られてきた。

こんな一反もめんも走っていたらしい。









後ろから見ると...








おいおい...このページ、プロバイダから削除されないかい?




安政遠足 侍マラソンを終えて


せっかく作ったヘルメットのツノは峠コースに横たわっていた木にぶつけてガクガクしていたが、帰りの幸楽園でラーメンを食うためにイスに座った時点で見事に落っこちた。



ちなみに変なメットを持ったお客さんということで周囲から多少視線を感じた...。

翌日、朝から洗濯機を無言でガンガン回すかみさん。1回、2回、3回...。ベランダには無言に干されたシャア衣装。



果たしてまたこの衣装を着ることはあるのだろうか?

祭りは終わった...。なんか祭りが終わった翌日のようだ。しかし、フルマラソンに向けてまた走らなければならないのだ!しかし、とりあえず筋肉痛がいえるまで十分に休養しよう。ということで1週間は走るのをやめた。かみさんから1万円もらって無くしたコンタクトレンズも補充した。当然かみさんは無言で1万円を渡したのは言うまでも無い。この無言が妙にプレッシャーとして重くのしかかる...。

1週間たって軽く走ってみた。ゆっくり走って1時間。特に問題ないと思ったが、左足の甲が何か痛い。多少腫れている。ということで何か心配になって医者に行ってきました。

早速、レントゲンを撮りました。



「ふなきさん、ここのところにまた石灰がたまっているみたいですね。お薬だしますのでしばらく走るのを自粛してください。」



また石灰が溜まった...





峠コース制覇のつけは大きかった...



かみさんに無言で保険証と診察券とおつりを手渡した...





(無謀に続く)

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