JOURNAL 2006.mars.
〜東京幻想旅行記〜


☆2006年3月3日(金)晴れ☆

夜9時半頃仕事が終わって、
帰りにゴールデン街O2へ行く。

深夜、店を出て、青梅街道を歩いて成子坂を下る。
以前、成子坂下のビルの地下に竹内敏晴演劇研究所があって、
20年ほど前、僕はその研究生たちの公演をよく見に行っていた。
心と身体を、演劇を通じて解放しようという60年代に始まる実験的演劇。
激しい情熱の渦巻く最高の舞台を見せてくれた。
今夜、その場所の扉には桟敷童子という劇団の名前が
白い紙に書いて貼ってあった。
天井桟敷と森田童子にちなんでつけられた
劇団名だと、ある友人から聞いたことがある。
竹内敏晴演劇研究所があった場所に、
この劇団の名前を見つけるとは・・・。
不思議な磁場を感じる。





☆2006年3月4日(土)晴れ☆

友人とラヂオキッチンにて飲む。
昭和30年代の子供の遊びについて話す。
カクテル“花&フェノミナン”が美味しかった。





☆2006年3月5日(日)晴れ☆

休日出勤。
仕事の帰り、ラヂオキッチンにてビールを飲む。





☆2006年3月6日(月)晴れ☆

大きな会議のため早朝から深夜まで勤務。





☆2006年3月16日(木)雨☆

代休。
恩師T先生と友人と共に新井薬師にて食事。





☆2006年3月18日(土)曇り☆

かけこみ亭にて岡大介、佐藤葉子ライブ。





☆2006年3月19日(日)晴れ・強風☆

八王子ギャラリーヤスタケにて土方朋子個展。
さよならいつか、 黒い花、 アニスの香り、
雨模様、 雨のちキララ、 ゆるい風、 五月の涙・・・





☆2006年3月20日(月)晴れ☆

10年ほど前に、某大企業の外国人職員のための
寮のような施設で働いていたことがある。
そこの住人だったEさんというシンガポール人を
僕ら施設職員は皆、彼の温かでユニークな人柄故に愛していた。
その彼が帰国するというので、彼の送別会が
当時一緒に働いていた施設職員たち主催で新宿で開かれ,僕も出席した。
10年ぶりの再会。とても楽しい宴。





☆2006年3月21日(火)晴れ☆

午後、八王子のギャラリーの土方朋子展に再び行く。
夕方国分寺に戻り、ラヂオキッチンの2周年パーテイー。
新メニューのクスクスがとても美味しい。
アルバイトのカナエちゃんが歌った中島みゆきの『時代』がとても可愛かった。
彼女と千尋ちゃんはこの3月でアルバイト卒業とのこと。
それぞれに新しい一歩を踏み出す。
おつかれさまでした。がんばってね。

夜、国立地球屋にて花&フェノミナンの充実したライブ。





☆2006年3月22日(水)雨☆

大久保トロージャンにてライブを観る。
ハウスオブグリーンの平子さんのヴォーカル&ギターに
色町劇場のジュンちゃんがトランペットの伴奏をつけて、
これがなかなか都会的な大人のブルースという感じでよかった。
もう一組はやはりハウスオブグリーンの佐藤葉子ちゃんのブルースに
タケ君のギターというコンビ。
葉子ちゃんにはいつもながら素晴らしい歌を聴かせてもらった。
タケ君のギターもよく鳴っていた。





☆2006年3月23日(木)曇り☆

勤務先の会社の西新宿にある事業所で人手がたりないとの
ことで手伝いにゆく。そこの責任者のKさんに帰りに
成子天神の近くのさくら水産でごちそうになる。
50代の彼はビートルズの武道館コンサートを観た事があったり、
60〜70年代の内外のロックやフォークを
リアルタイムで体験してきた人で、話していて楽しかった。
原宿のペニーレインの話しなど興味深く聴く。





☆2006年3月24日(金)晴れ☆

午後、Kさんの事務所に再び手伝いにゆく。
高層ビルの21階にある彼の事務所の窓からの風景は見晴らしがよい。

仕事の帰り、ゴールデン街に寄ろうかと思ったものの
疲労感を覚え帰宅。





☆2006年3月25日(土)晴れ☆

疲労感を覚え一日中家に籠もる。





☆2006年3月26日(日)晴れ☆

立川AAカンパニーにてロックライブ。
花&フェノミナン、ハウスオブグリーン、アナコンダ。
楽しかった。
那覇のライブハウス乱波堂のオーナーTさんが来ていて
少しお話をした。





☆2006年3月27日(月)晴れ☆

国立にて憧れのギタリストと飲む。
シアワセである。

帰宅すると、素敵な友達から素敵なハガキが届いていた。
ありがとう。





☆2006年3月28日(火)晴れ☆

ラヂオキッチンにてクスクスの夕食。

国分寺の古本屋にて「真夜中に太陽が見たい」
(山崎ハコ著/講談社/1978年)と「鈴木いずみ語録」(文遊社)を購入。
後者は鈴木いずみさんの娘さんの鈴木あずささんが編集に参加。
また、あずささんと荒木経惟さんや町田康さんとの対談も掲載されている。