JOURNAL 2006.fév.
〜東京幻想旅行記〜


☆2006年2月3日(金)晴れ☆

大久保の水族館という店で
花&フェノミナン、ハウスオブグリーンのライブ。





☆2006年2月4日(土)晴れ☆

荻窪ポロン亭にて佐藤葉子、岡大介ライブ。
帰りにラヂオキッチンに寄って会津地方の郷土料理“こづゆ”をいただく。





☆2006年2月5日(日)晴れ☆

休日出勤。
帰りにラヂオキッチンにて信州の酒を飲む。
森田童子の「たとえばぼくが死んだら」の話を
したら、アルバイトの大学生の女の子は
イースタンユースによるカバーでこの歌を知っていた。





☆2006年2月10日(金)晴れ☆

職場の食堂主任の送別会のあと
ひとりでゴールデン街“O2”に寄る。
帰りに柏木を抜けて東中野駅から電車に乗る。
柏木で「ときわ荘」という古い木造アパートを見かける。





☆2006年2月11日(土)晴れ☆

立川AAカンパニーにてライブを見る。
少し遅れて店に入るとカシさんが
加川良の「あした天気になあれ」を歌っていた。
僕の大好きな歌だ。
その後、水野たかしさんの渋いフォークソングに続いて
ヤーズ、国分寺エクスペリエンス、花&フェノミナンの
熱いロックライブが展開された。
こんなライブを新宿あたりでもやってもらえたら、
もっと多くの人たちが、彼等の素晴らしい音楽に
出会えるのになあ・・・と思う。

花&フェノミナンの演奏の途中で、
今夜のライブには不参加の光子ちゃんがステージにあがり
最近彼女の身に起きた悲しい出来事について
「みなさんに心配していただいてありがとう。
そして、一番身近にいてくれた人に
まだありがとうを言っていなかったので
いま言います。梵、ありがとう。」
という趣旨で語った。
花フェノのメンバーはもちろんのこと、その場にいた仲間達みんなの
温かくてやさしいオーラが、ステージ上の光子ちゃんを包みこむのが
まるで目に見えるようにはっきりと感じられた。

花フェノの仲間達の音楽は、彼等のトータルな生の表現そのものであり、
それを受け止める者に、自らの生のありかたを
改めて考えさせる力を持っている。
その意味で、彼等のライブを見るものにとって、
それはひとつの実存的体験に他ならない。
なんて、いまさらながらのことを、今夜は再確認。

立川駅まで後藤夫妻といっしょに帰る。
北口から自転車で帰るというお二人と改札で別れて
ホームで春さん宛に携帯メールでライブレポを書いていると
あとから花フェノのギタリストの堀田さんが来たので、
国分寺までいっしょに帰る。





☆2006年2月12日(日)晴れ☆

夕方、国分寺まで散歩。
ラヂオキッチンにて日本酒を飲む。
ジャクソン・ブラウンの“レイトフォーザスカイ”や
“プリテンダー”をかけてもらう。





☆2006年2月14日(火)晴れ☆

夜、恩師T先生に久しぶりに電話。
昔から変わらぬ明るくて優しい声。





☆2006年2月18日(土)曇り☆

谷保かけこみ亭にてライブ。
カシさん、カラミ、劇町劇場、ハウスオブグリーン、
国分寺エクスペリエンス。





☆2006年2月19日(日)曇り☆

谷保かけこみ亭にて花&フェノミナンライブ。
ゲストにグーニーズ他。





☆2006年2月23日(木)曇り☆

国立・猪口菜にてフォークシンガー、リンドウライブ。





☆2006年2月24日(金)曇り☆

仕事の帰りにゴールデン街O2に寄る。
めずらしく静かな店内で、ぼんやりと飲む。
キッシーと、話すともなく話していると
落ち着いた気分になって、なんだか
一週間分の疲れが消えてゆく。





☆2006年2月25日(土)曇り☆

午後、玉川上水沿いの床屋にゆく。
複雑な灰色の模様をつくりだして流れてゆく雲と
弱い太陽の光を、冬木立の中に眺めながらしばし散歩。
古本屋に寄って、ケーキ屋と酒屋に寄って
ケーキと泡盛を買って家に帰る。
母と祖母の話などする。
明治の終わりごろの会津から現在の国分寺に到る、
実に100年分の話だ。





☆2006年2月26日(日)雨☆

午後、銀座すどう美術館にて若いアーテイストたちの
グループ展“Love Letter 展”をみる。
土方朋子さんは日本画家だが今回は切り絵を出品。

夜、池尻大橋のチャドという店で岡大介、佐藤葉子ライブ。