JOURNAL 2007.oct.
〜東京幻想旅行記〜

☆2007年10月6日(土)晴れ☆

谷保かけこみ亭にてアコーステイックナイトと題されたライブ。
かしさん企画の女性アーテイスト四組。
さっちゃんのソロ、おちょこさん、どや、yoshikoさん。
さっちゃんのソロは今まで見た中で最高のライブ。
ソロアーテイストさっちゃんに、本当の意味で今夜出会ったと思う。
おちょこさんのソロもさすがという他ない素敵な味わい。
どやはフォーキーな二人組み。
最後にyoshikoさんの温かな歌声。
この企画、女性シンガーソングライター特集、
シリーズ化して続けてもらえたらうれしいな。
と思うほど楽しい夜。





☆2007年10月7日(日)晴れ☆

立川A.A.カンパニーにてヌートリアン祭りライブ。
黒葛原りつが花&フェノミナンと初競演。
彼女は持ち時間の三十分間、りつワールドを
思い切り展開、堪能させてくれた。
ヌートリアンに集まる素敵な人たちから
温かな拍手と声援を得る。よかった。
みんなと、呼んでくれたアクさんに感謝。
たまじまんはストレートなハードロックが爽快。
見るたびに腕を上げている。
もうすぐお父さんになるやさしい好青年カズヒロ君のギターがいいな。
ケンシローバンドはクールでストイックな
スタイル中からにじみ出る熱いハートの素晴らしいパンク。
ボーカルのケンシロー君とベースのビュッフェ君に拍手。
ちえみ・ジョーンズさんの友人のアメリカの青年、
ジェームズ君。ちえみさんの曲を英語でカバー。
やさしい素朴な青年。
照れくさそうに短いハートフルな曲をたくさん歌ってくれた。
いいヤツだな。こんど、ゆっくり話してみたいな。
会場で色町劇場のジョンちゃん(Vo&G)とチグサちゃん(Dr)と会う。
彼女たちの次のライブはいつになるのだろう。
ファンをあんまり待たせてはいけないよ。
色町劇場、楽しみにしています。





☆2007年10月8日(月)曇り/祝日☆

肌寒い一日。
マンションの管理組合の理事長を
次の方に一週間遅れで引継ぎ。ほっとする。

アマゾンに注文していたCDアルバム、
HONZIさんの「Two」と高橋まさき君の「Expressong」が届く。





☆2007年10月9日(火)曇り☆

仕事の帰り、新宿の思い出横丁で旧友Sと飲む。
身体を大切に、お互いにね。
国分寺に戻り、ラヂオキッチンでカレーライスで夕食。
Jさんと会う。なんという奇遇。
ここでお会いするとは思ってもみなかったのでうれしかったです。
また、会いたいですね。





☆2007年10月10日(水)曇り☆

仕事の帰り、鷹の台からの帰り道、
ヘッドフォンで先日亡くなったHONZIさんのCDを
聴きながら歩く。フォーレに匹敵する天上の音楽。
思わず星空を見上げる。
彼女の音楽を聴きながら空を見上げるすべての人に、
彼女はその場所から微笑みかけている。
そんなふうに思えた。





☆2007年10月11日(木)曇り☆

会社の飲み会。





☆2007年10月12日(金)曇り☆

ゴールデン街にて大切な友人と飲む。
偶然となりに座った68年世代の紳士と話していたら
彼は国分寺方面にお住まいとの事だったので、
ラヂオキッチンをお勧めしておいた。
奄美焼酎もお好きなようなのでちょうどよかった。

日本画の土方朋子さんから秋の創画展に入賞との連絡をいただく。
今月十七日から三十一日まで東京都美術館にて展示とのこと。
楽しみだ。





☆2007年10月13日(土)曇り☆

昼、母と鷹の台まで、道々花など眺めながら散歩。
金木犀の香りが良い。
スープ屋ヒュッゲで野菜スープの軽い昼食。
生協で若干の食料品の買い物。

ボクシングの内藤ー亀田戦でちらりと垣間見えたものは、
普段は闇に隠れて見えてこない、テレビという怪物の醜いもうひとつの姿。
光を当てたのは彼らがバカにしていたひとりの本物の男の正直な努力。





☆2007年10月14日(日)曇り☆

午後、友人の若いミュージシャンP君と共に
国分寺のギーという店での館野公一さんと
国分寺エクスペリエンス・アコーステイックの楽しいライブに行く。
P君に会うのは久しぶりなのでうれしかった。
今日は来てくれて本当にありがとう。

館野公一さんのライブは初めてだった。
まるで上質の小説を読むような物語歌。
僕らが失いかけていて、
でも、どうしても失いたくはない大切なものを歌ってくれる。
ライブの後で、何人か残った人たちに歌ってくれた
『富士見が丘ストーリー』という歌は立川近辺の
架空の懐かしい町での心温まる出来事を描いている。
ああ、こんなふうになってくれたらいいな、という
現実には報われることが少ない庶民の願いが
この町では痛烈に実現する。
この町に行ってみたいなあ・・・・と思ってしまう。
もうひとりのかけがえのない詩人にめぐり会った日曜日の午後だった。

歌というものは、こんなふうに、歌う人と聞く人が
面と向かって同じ高さで、人の温もりを感じあいながら、
歌い、そして聞くのが最高なんだと思う。
歌の命が活きたまま、聞く者の心に入ってくる。
それが商売になり、ましてや産業になったりしたときに、
歌はなにやら異質な、不幸な子供になってしまう気がする。





☆2007年10月18日(木)曇り☆

昨夜から痛み始めた左膝の痛みが激しくなる。





☆2007年10月20日(土)曇り☆

午前中、かかりつけの国分寺のO医院へ。
膝の痛みはだいぶ治まってきた。
原因は不明。





☆2007年10月21日(日)快晴☆

午前中、母と近所を散歩。素晴らしい天気で心地よい。

午後、上野の東京都美術館で開催されている創画展に
土方朋子さんの入選作“やさしい人”を観に行く。
公園の森の中の穏やかな心安らぐ美しい道の風景。
孤独にひとり歩く道ではない。
“やさしい人”の心と一緒に歩く道だ。
以前の壮絶とも言える孤独な作風から、ずいぶん変わったと思う。
土方さんがたどりついた素晴らしい世界。
彼女の作品を、これからも生ある限り見続けて行きたいと思う。

その帰りに国立西洋美術館に寄って“ムンク展”を見る。
色彩の明るさが印象的な力強い素朴な作風。





☆2007年10月24日(水)曇り☆

夜、自宅前でハクビシンを見る。





☆2007年10月25日(木)曇り☆

国立・猪口菜にて黒葛原りつライブ。





☆2007年10月26日(金)雨☆

庄野潤三氏の小説『夕べの空』読了。





☆2007年10月27日(土)雨☆

国分寺ギーにて京都からのシンガーソングライター
藤井貴子さんのライブ。





☆2007年10月28日(日)快晴☆

午前中、立川ビックカメラにテレビを買いにゆく。

夜、早稲田ジェリージェフにて
葉子&ザ・スワンプダイバーズライブ。





☆2007年10月31日(水)晴れ☆

仕事で大きなパーテイーのサポート。
深夜帰宅。