ありがとうの気持ち(柊様より)

 

柊様

http://hiiragi.milkcafe.to/

 

『そらのお城』の柊様より

 

3年間続けて来た柊様のサイト「そらのお城」が

2003年12月末日で閉鎖された時に

リンクを結んでいるサイトへ限定で配布してくださった

文字通り「そらのお城」最後のフリー絵です。

 

「そらのお城」は私にとって特別な場所でした。

私にいろいろなものをくれました。

 

初めて訪れたのは2001年の8月…

初めてしゅうちゃんの『遙か』創作を読んだ時の感動は

今でもはっきり憶えています。

しゅうちゃんの綴る言の葉のひとつひとつが

すべて私の心の中に入り込んで来て、

私の心を捕らえ、いっぺんでそれらの作品の虜になってしまいました。

それからはもう何日も何日も通いつめては

何度も繰り返しその素晴らしい作品の数々を夢中になって読み続けたものです。

そして、作品を拝見しているうちに

「何て素敵な文章を書くんだろう。私もこういう文章が書けたらいいな…」

そう思いました。

それが私が『遙か』二次創作を書き始めた動機です。

だから、きっと「そらのお城」に出逢わなければ今の私はなかったでしょう。

 

初めてしゅうちゃんが家のBBSにカキコしてくれた時なんて

本当に長年片思いしていた相手にラブレターをもらった時のように…

いや、それ以上に胸がドクンドクン高鳴りました。

もうほんと自分の心音が周りにも聞こえるぐらい(笑)

 

そんなしゅうちゃんからサイトを閉じると聞いた時は

すごくショックでした。

夢雲(MOON)の相方である私がこんなことを言うと

変に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが

しゅうちゃんは本当に私の師であり、目標であり、あこがれでしたから…

もちろん絵描きとしてのしゅうちゃんも素晴らしいですが

やはり二次小説作家として実質引退されるのは…

ましてや今まで書いた全作品を下ろしてしまうということは

本当に私にとって心の臓がしめつけられるように悲しい出来ごとだったのです。

 

でも…

この絵の泰明さんはこちらを見て、静かに笑ってるんですよね…

とってもやさしい眼差しで…

 

このイラストにしゅうちゃん自身がつけていたコメントはこうでした…

 

「神子、すべてが終わるわけではない。私はおまえを守りたい。
私は神子のもの。この身がある限りおまえの傍にいる」

 

そう…

サイトがなくなってしまっても思い出までなくなるわけではありません。

たとえサイトで創作を見られなくなっても

しゅうちゃんの素晴らしい創作の数々は私の記憶の中にあります。

それに…

本として残した文章にはいつでも逢いたい時に逢えるじゃないですか!

今さらながら同人誌という形で

しゅうちゃんの素晴らしい作品のいくつかを世に出すことが出来て

本当によかったと思っています。

 

しゅうちゃん、本当に今まで素敵な作品をいっぱいありがとね…(T。T)

 

何かこうして書いて来ると

しゅうちゃんがネット界からいなくなると誤解される方が

いらっしゃるかもしれませんのでつけ加えておきます。

「そらのお城」はなくなってしまいますが

しゅうちゃんのサイトがなくなってしまうわけではありません。

2004年1月にしゅうちゃんはイラストサイト[ L-mode ]という

新しいサイトをOPENいたします!

そちらのサイトではこれからもしゅうちゃんの美麗なイラストの数々を

拝見することが出来るのです!

 

私もこれからも精一杯応援するからね。

新サイトも頑張ってね!!

夢雲(MOON)の方も本当に頼りない相方ですが

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 

最後に素敵な泰明画を本当にありがとうございました!!

 

柊様あらため“しゅーこ様”の新サイト[L-mode]へは『リンクのお部屋』からどうぞ

 

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