嫉 妬

 

――ひとりの女性(ひと)に自分がこんなにも執着するとは思ってもいなかった…

  周りの男達をいつも嘲笑っていた私なのに、これほどたったひとりの女性に溺れて

  しまうとは…

 

友雅の口の端から自然に嘲笑が漏れた。

 

「情けない…」

 

髪を掻き揚げながら友雅は小さくそうつぶやいた。

 

――こんな私など見たこともない。あんな年端も行かない少女のちょっとした仕草に

  一喜一憂しているなんて…本当に私らしくないねぇ…

 

 

 

「友雅さん?」

友雅はその声にハッと気がつき、顔を上げた。

目の前にあるのは自分を心配そうに覗き込んでいる大きな瞳…

一瞬、自分が恋焦がれるゆえに幻を見たかと思った。

 

「友雅さん?」

あかねはもう一度声を掛けた。

友雅はつとめて平静を装い、声を発した。

「神子殿、どうしたんだい? どうしてここに…」

 

そこは河原院。あまり人も近づかず、ひとりで思索に耽るにはもってこいの場所だ。

いつもひとり考え事をする時は友雅はここを訪れていた。

 

あかねは微笑みを浮かべながら答えた。

「怨霊を退治した帰りなんです。あちらに泰明さんと頼久さんもいますから。」

「ああ。」

納得がいって、友雅はそう声を漏らした。

「ちょうどこのそばを通りかかったら、友雅さんの姿が目に入って。声を掛けたんです

 けど、返事がないし…それで、どうしたのかなって。」

「いや、どうもしないよ、神子殿。ちょっと考え事をしていただけだ。」

友雅はそう言った。

それを聞いて、あかねは

「よかった〜 具合でも悪いのかと心配しちゃいました。」

と笑顔で言った。

「あっ、でも、それじゃあ、私、考え事の邪魔をしちゃったんじゃないですか?」

あかねが心配そうに聞いた。

「大丈夫だよ。たいした考え事ではないしね。今宵はどこの姫の元へ訪ねようかと考え

 ていただけだよ。」

「んっ、もう、友雅さんったら〜 心配して損しちゃいました。」

あかねはそう言うと、頬をぷうっと膨らませた。

「では、今宵は神子殿のところに忍んで行くことにしようか?」

友雅はあかねの顎に軽く手を添えると、あかねの目を覗き込んで、いたずらっぽい瞳で

そう言った。

「いいかい、姫君?」

あかねの顔が見る見る間に紅潮した。

「もう、からかってばかりなんだから。」

あかねは訴えるような目でそう言った。

「本気だと言ったらどうする?」

友雅は一瞬真顔になってそう言った。

「えっ…」

次の瞬間、友雅はあかねを解放すると笑いながら言った。

「あはははは、冗談だよ。本当に君はかわいいねぇ。見ていてちっともあきないよ。」

「やっぱり私をからかってたんですね〜」

あかねがまだ赤みの取れない顔でそう言った。そして、友雅に抗議をしようとした時、

「神子!」

遠くで待っていた泰明の声が聞こえた。

あかねはその声に

「あっ、そうだ。は〜い、泰明さん、頼久さん、今、行きま〜す!」

と答え、

「じゃあ、友雅さん。また、ひとりで今夜通う姫のことでも何でも考えていてください!」

と友雅の方を向いて、口を尖らしてそう言うと、クルッと回れ右をして、泰明たちの待つ

方へと駆け出した。

「また、明日の朝、お迎えに参上するよ。」

友雅は後ろから声を掛けた。

あかねは振り向いて、あっかんべーをすると、そのまま泰明たちの方へと駆けて行った…

 

その後ろ姿を見送りながら、友雅は一つため息をつき、そしてつぶやいた。

「本当に素直じゃないね、私も…」

 

本当はここのところ長い間、友雅はどの姫のもとにも通ってはいない。

確かに少し前までは、あっちの姫、こっちの姫と噂の姫のもとに毎晩のように通っていた

のだが、八葉に選ばれ、あかねと共に行動しているうちにだんだん女人のもとへ出掛ける

ことは少なくなって来た。特に自分の気持ちを自覚してからは、友雅はどの姫の元にも通

う気にはなれなかった。

友雅を待つ女人たちも自分のところに通って来なくともきっと他の女人のところへ通って

いるのだろうと思い、せっせと文をよこして来た。彼女たちは、よもや誰のもとにも友雅

が出掛けていないなどということは思いもよらないだろう。

 

女人のもとへ通っている時分、友雅はどの女人と過ごしても朝まで共にいるということは

なかった。いつも日の出る前に眠っている女人を残し、その館を後にしていた。

もう少し一緒にいたい…そのような執着を感じることは今まで一度もなかったから…

 

それがどうだ、今の自分は。ほんの少しでもあの少女と一緒にいたい…その気持ちだけで、

出仕のない日は、毎日、朝早く藤姫の館に向かっている。そして、今日一日、お供をさせ

てほしいと声を掛ける。特に決まった予定の入っていない日は友雅が誘うといつでも少女

は笑顔で「一緒に行きましょう!」と答えてくれる。

その笑顔を見たくって、また次の日も館へ向かう。少女の笑顔を見るだけで、胸が熱く

なって…こんな気持ちは久しく感じたことはなかった。

だが、なぜ相手があの少女なのだろう。2倍近く年のかけ離れたこの私が君に真剣に恋を

しているなどと告げたら君はどんな顔をするだろうか。

また、からかっているんでしょと言って笑うのだろうね、君は。

 

友雅はあかねの顔を思い浮かべて、小さく微笑んだ。

 

それにしてもこの私がたったひとりの少女にこんなにも本気になろうとは…

自分のとうに無くしたものをあの少女が持っているからなのだろうか…

 

友雅はぼんやりと空に現れたばかりの月を眺めていた…

 

 

「友雅さん、すみません。今日は一緒に出掛けることができないんです。」

あかねはすまなそうにそう言った。

「わかったよ、神子殿。では、気をつけて行っておいで。」

友雅はそう言うと、あかねの部屋を辞した。

何も行事のない日に断られるのなど初めてだった。

なぜ、今日に限って…

いや、神子殿には神子殿の考えがあるのだろう…だが…

友雅の心にそのことが黒い影を落としていた。

 

今日は出仕の予定もないし、八葉の勤めもなくなり、何もすることがない友雅はぶらぶら

とひとりで京の町を歩いていた。そして、自然に足が向いたのは神泉苑。

友雅は水をたたえる神泉苑の前に立った。

 

――神子殿は、確かここから元の世界に帰るのだったね。

 

ほのかに波立つ水面を見つめる友雅の目にあかねの笑顔が浮かんだ。

 

――帰したくない。私は…神子殿…

 

その時、遠くの方から女性の悲鳴が聞こえた。

「あれは、神子殿の声!?」

友雅はその声の方へと走り出した。

やがて、友雅の目にあかねと泰明の姿が飛び込んで来た。あかねはどうやら怨霊との戦い

で傷を負ったらしい。足を押さえてうずくまっている。

「みこど…」

声を掛けようとした友雅はそこで思わず足を止めた。

 

「神子、大丈夫か?」

「は…はい、泰明さん。たいしたことないです。イタタタ」

膝をついてあかねの足の手当てをしていた泰明は、白い布をあかねの足に巻きながら言った。

「無理をするな。私のせいだ。おまえを守りきれなかった…すまない。」

「いいえ、泰明さんのせいじゃないですよ〜 私がボ〜ッとしてたから…」

そう言って、あかねは立ち上がろうとした。だが、泰明はそれを制して、

「神子、無理して立たぬ方がよい。」

そう言うと、あかねをひょいと抱き上げた。

「や…泰明さん、大丈夫ですってば〜 自分で歩けますから〜」

あかねは真っ赤になってそう言った。

「無理をするなと言ったはずだ。おまえは本当に神子としての自覚が足りぬ。落ちない

 ようにしっかりつかまっていろ。」

泰明にそう言われると、あかねはシュンとなって、仕方なく、泰明の首に腕を回した。

「それでよい。」

泰明はほのかに微笑みながらそう言うと、あかねを抱いたままスタスタと歩いて行った。

そこへ、永泉が牛車を伴って戻って来た。

「遅い!」

「も…申しわけありません。急なことで、なかなか牛車が見つかりませんでしたので…」

泰明はそれには答えず、牛車にあかねを乗せると、自分も乗り込んだ。永泉もあわてて

後に続いた。

そして、友雅の目の前で、牛車は静かに動き出した…

 

その様子を一部始終眺めていた友雅の中にドロドロとしたものが込み上げて来た。

八葉として神子が足を怪我をした時に、抱き上げて、牛車まで運ぶのは当然と言えば

当然のことだ。だが、自分以外の者がそうすることは耐えられなかった。

まして、あの泰明殿が…

今日、私を断っておいて神子殿はあの泰明殿を選んだ。そして、あの普段無表情の泰明

殿がチラッと見せた微かな笑顔…きっと泰明殿も神子殿を好いているに違いない。

そのような者が私の神子殿に一時であろうと触れるなど…

友雅の中にドス黒いものがどんどん沸きあがって来た…

 

藤姫の屋敷に戻ったあかねは心配して駆けつけた藤姫がしつらえさせた褥に横になった。

だが、なかなか寝つかれず、時だけが過ぎて行った。あかねは少し外の空気でも吸おう

かと、渡殿に出て、ひとり月を見上げた。

「友雅さん、怒ってるかな…」

あかねはせっかく朝のお誘いに来てくれた友雅を断ったことが気になっていた。

「友雅さんのお誘いを断ったのって初めてだもんね…」

あかねはそうつぶやいた。

「でも、いつも友雅さんと出掛けてばかりいるから、気がついたら玄武の二人の信頼関

 係が悪くなってて…二人一緒に誘いに来てくれた今日は何としてでも一緒に出掛けな

 ければならなかったんだ。だから、しょうがないよね…ごめんね、友雅さん。」

いつも自分をからかってばかりの友雅、いつも自分を子ども扱いする友雅、そして毎朝、

自分を訪ねて来てくれる友雅…

いつからだろう…友雅さんのことばかり考えている自分に気がついたのは…

「私、友雅さんのことが好きなんだ。」

あかねは小さくつぶやいた。

「八葉としてではなく、あの人のことが…」

 

庭を見ていたあかねの耳にカサッと草を踏むような音が飛び込んで来た。

「誰? 頼久さん?」

あかねは声を掛けた。だが、近づいて来た人物にあかねは驚いた。

「友雅さん!?」

あかねは庭に下りて、友雅の方に駆け寄った。

「いったいどうしたんですか、こんな時間に? よく頼久さんに止められなかった

 ですね。」

あかねが言った。

「女性のところに忍んで行くのはなれているからね。それより神子殿、足の傷の具合

 はどうなんだい?」

それを聞いて、あかねは不思議そうに言った。

「友雅さん、なんで知ってるんですか? あっ、泰明さんか永泉さんに聞いたんですね。」

「いや…。で、大丈夫なのかい?」

「はい! みんな大袈裟なんですよ。ほら、こうやって歩いても痛くないし…」

そう言って足を踏み出したあかねは小石を踏み、少しよろけた。

友雅はあわててあかねの身体を支えた。自分の手を通して、あかねの体温が伝わって来る。

友雅はあかねの両腕に自分の手を置いたままジッとあかねを見つめていた。思わずその手

に力がこもる。そして、何か物言いたげなその瞳…

「友雅さん?」

友雅はその声にハッとして、あかねから手を離した。

「やはり無理はしない方がいいよ、神子殿。では、私は帰るとするか…」

「え〜っ、もうですか?」

あかねがびっくりして、そう言った。

「私にもっといてほしいかい?」

友雅は微笑みを浮かべながらそう言った。

 

――うう〜、もう反則なんだから〜

 

あかねは真っ赤になりながらそう思った。

そして、

「もうからかってばかりなんだから。それじゃあ、おやすみなさい!」

照れ隠しにそう言った。

いつもならここで何か返してくれるのだが、

「では、今日は帰るとするよ、おやすみ、姫君。」

それだけ言うと、踵を返して、友雅はすぐにその場から離れて行った…

 

あかねはその時の友雅の様子がいつもと同じようでいながら、それでいてどこか少し

違っているような気がしてならなかった。そして、何だかこのまま離れたくないよう

な気がして、水干を羽織ると、屋敷を抜け出して、友雅の後を追った…

 

「本当に私は何をしているんだろうね…」

ゆっくりと歩く友雅の耳に自分の名を呼ぶ声が聞こえて来た。

「友雅さ〜ん」

「まさかっ!?」

友雅は後ろを振り返った。

「神子殿!?」

振り返った友雅が目にしたのは、ちょっとびっこをひきながら自分の方へ駆けて来る

あかねの姿…

友雅はあかねの方に駆け寄った。

「何て無茶をするんだい、神子殿は! 足を怪我しているんだぞ!!」

「でも、友雅さんが何か言いたそうだったから…」

「私のことなどどうでもいい。すぐ、送って行こう。」

「ううん、私なら大丈夫。それより友雅さん、何か私に話があったんじゃないですか?」

あかねが聞いた。

「いや、別に。ただ神子殿の怪我の具合が気になってね。ただそれだけだ。」

「さっきもそう言いましたよね。泰明さんや永泉さんに聞いたんじゃなければ、何で

 怪我のこと知ってたんですか?」

「それは…」

あかねはまっすぐに友雅のことを見つめている。

 

――まいったね…

 

そして、口を開いた。

「実はあの時、私も偶然、そばにいてその様子を目撃したのだよ。」

「え〜っ、友雅さん、見てたんですか〜!?」

あかねは驚いて聞き返した。

「それじゃあ、声を掛けてくれればよかったじゃないですか〜」

「声を掛けられる雰囲気ではなかったからね。泰明殿が神子殿のことを抱き上げて…」

「そこまで見てたんですか〜!? わぁ〜、恥ずかしい!!」

あかねは耳まで真っ赤になって恥ずかしそうにうつむいた。そして、言った。

「泰明さんが、すぐに手当てをしてくれたんです。泰明さんが私を牛車まで連れて

 行ってくれて…」

はにかみながらそう言うあかねを見ていた友雅の脳裏に先ほどの二人の姿が浮かんで来

た。あかねを見て、ほのかに微笑んだ泰明…そして、頬を染めて今、その泰明の話をし

ているあかね…

 

友雅の中に先ほどのどす黒い感覚が甦って来た。誰にもこの少女を渡したくない…もう

その衝動を抑えることができなかった。そして、友雅はあかねの手を強く掴んだ。

あかねはびっくりして、

「えっ、なに…」

と、友雅の方を見た。

友雅は掴んだ手を、自分の方へ引き寄せると、強引にその桜色の唇に自分の唇を重ねた。

それは貪るような思いのありったけを込めた熱い深い深い口づけ…

最初はびっくりしてその手から逃れようとしたあかねだが、やがてそのとろけるような

恍惚感の中に落ちて行った…

 

やっと己の唇からその桜色の唇を解放した友雅はハッとして、あかねを見た。

そして、食い込むように強く掴んでいたあかねの腕も解放した。

解放されてもしばらくぼんやりとしていたあかねだったが、意識がしっかりするとあわ

てて友雅から少し離れた。

 

――私は何てことをしたのだ。この大切な少女をこんなところで手折ろうとするなどど…

  本当にどうかしている、今日の私は…

 

そして、友雅はあかねに背を向けると言った。

「行ってくれ、神子殿。このまま君がここにいると私は何をするかわからない。神子殿は

 私のものではないというのに…。お願いだからこの場から立ち去ってくれ。」

 

あかねはそんな友雅を見たことがなかった。いつものように自分をからかい、冗談を言い

ながら、何でもそつなくやり過ごす…そんな彼からは考えられないような淋しい後姿。

あかねは初めて友雅が自分に素の自分を見せてくれたような気がした。

そして、言った。

「…いいです。友雅さんなら。わたし…」

あかねは震える手をもう片方の手で押さえながら、一生懸命声を発した。

 

その声を聞いて、友雅はハッとして振り向いた。

「友雅さんがそうしたいんなら、私は…」

見ると、あかねの身体は小刻みに震えている。だが、その瞳はまっすぐに友雅を見つめて

いる。

「神子殿〜!!」

友雅はあかねのそばに駆け寄り、やさしくあかねを包み込んだ。

「神子殿、すまない。君を怖がらせるつもりではなかったんだ。ただ、君を誰にも渡した

 くなくって。どうしても自分の衝動を抑えられなかったのだよ。」

友雅の温かい腕に包まれて、あかねの震えも収まってきて、徐々に落ち着きを取り戻して

いった。

そして、あかねは顔を上げて、友雅のことをまっすぐ見ると言った。

「友雅さん、どう言ったらあなたを安心させてあげられるんですか?」

その言葉に友雅は、あかねの方に目をやった。

「神子殿?」

「私…私も友雅さんのことが好きなんです!」

「!?」

そのあかねの言葉に友雅は自分の身体の底から熱いものが込み上げて来るのを感じた。

それは先ほどの衝動とは違う。とても温かい何かが自分を包み込むような不思議な感覚…

そして、より愛しく感じられる自分の腕の中の小さな存在。

守りたい。例えそのために何かを捨てることになったとしても何物にも変えがたい守るべ

き存在。自分のすべてをかけてこの少女だけを守りたい。そのような感情が自分の内から

溢れて来た。

 

――この込み上げて来る気持ちは…私は桃源郷の月を手に入れることができたのか?

 

友雅はあかねの両頬にそっとその手を添えると言った。

「神子…いいや、あかね殿。ずっと私のそばにいてくれるかい?」

「はい。嫌だって言われたって、私ずっとずっと友雅さんのそばにいます!」

笑顔でそう答えたあかねの唇に友雅はそっと自分の唇を添えた。

それは先ほどと違ってやさしく慈しむような口づけ。

 

――あかね殿、誓おう。君だけを永久に愛すると。やっと手に入れたこの愛しい存在を

  いつまでも守り続けると…

 

そんな幸せな恋人たちを月明かりだけがそっと見守っていた…

 

Rui Kannagi『銀の月』
http://www5d.biglobe.ne.jp/~gintuki/

 

[あとがき]

いつもお世話になっている、ばれんしあみかん様に

捧げるために書きました。

友雅さんて、自分は遊び歩いているけれど、ものす

ご〜く独占欲が強いような気がするんですよね〜、

私の中では。で、こ〜んなお話を書いてみました。

平安時代のお話なのに“少女”という言葉はちょっ

と変かなとも思ったのですが、“小娘”ではまろに

なっちゃうし、“童”じゃ変だしな〜というわけで

一番しっくりと来る“少女”という言葉を使わせて

いただきました。

“みかんさん壊し計画”第一弾! これでぜひぜひ

壊れていただきましょう…ってな趣旨で書き始めた

のですが、な…なんかだんだん方向性がずれていっ

てしまったような…。ラブラブのお話にするつもり

がいつの間にかちょっと暗いシリアスものに…どこ

をどう間違っちゃったんだろう…はははっ。

これじゃあちょっと壊れられないかもしれませんが

こんなものでよろしければどうぞ受け取ってくださ

いませ、みかん様。

 

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