質問1−朱雀のふたりはいつも「かわいい」と言われるが、男としての誉め言葉ではない
ように思われるので、どう思うかというような内容だった…と思う。
その答えは「かわいい=カッコイイ」と解釈しているからぜんぜんOKとのこと。
その時、詩紋が目ざとく必死にメモを取るひとりの神子を見つけて、
「これ、メモしといて!」と声をかける。
それ以降「これ、メモしといて!」発言が何回も続くこととなる。
質問2−おふたりが今凝っているものは何か。詩紋は”らーめん”以外でという注文つき。
詩紋の回答は「自分で料理を作ること。」中でも「塩らーめんにケチャップを入れること。」
だそうだ。エーッという合唱の中で、ひとりの神子が「それ、おいしい!」と叫び、詩紋
とふたり共有の世界を作っていた。
イノリもなぜか料理! 何でもおでんに入れるような大根の煮物を大鍋で作ったら非常に
おいしくできたとのこと。一度食べてみたいものだ。
質問3−今年やり残していることは?
詩紋の回答は大掃除。仕事が忙しいとついつい日ごろおろそかになるということだ。イノ
リは飲み会とのこと。ふたりで交換してお互いの部屋の大掃除をしようかなど、いろいろ
な発言が出た後、結局、ふたりで“食事会”をしようという意見に落ち着いた。
質問4−イノリの振り付けはどうやって考えているのか?
イノリは、お風呂場で体を洗いながらと実演しながら(?)回答してくれた。または音楽
室で考えるとのこと。振り付け師ではなく、自分で考えるというところがすごい。
最後の質問−京都といえば修学旅行であるが、二人の修学旅行の思い出は?
イノリは清水寺で三種類のお水を全部飲んでしまったこと。(三種類の水について知らな
い人は「花鳥風月」の「もしも八葉が京都に来たら」を聞き返してみよう!)
そして、詩紋は奈良の鹿に手をなめられて思わず家に一つしかない赤いカメラを落として
しまったこととのことであった。イノリも鹿にお尻をかじられたと言っていた。鹿は遠目
にはかわいいが、なかなか狂暴であるようだ。
次のこーなーは“らいぶしょー”
宮田詩紋が「白夜のひまわり」を披露した。途中、例の通路を詩紋が歩いて来るとさらに
会場がわいた。ゆっくりゆっくり歩いてくれたので、後ろの方に立っていた神子も顔を拝
むことができた。我が神子は一番近くに来た時“らいと”の光でかえってよく見れなかっ
たのを残念がっていた。
詩紋の歌が終わると、今度は高橋イノリの「太陽の背中」。この前の“ふぇすた2”では
聞くことができなかったので嬉しい…と神子が言っていた。いつものごとく手を振り振り
会場の神子たち全員と一体となって大盛り上がりを見せた。もちろん、通路歩きもあり。
その後、イノリではなく“高橋直純”氏の特別こーなー。何と高橋氏は来年の春“しぃー・
でぃー”を発売するとのこと。中には自分で作詞・作曲した曲もあるらしい。今日ここが、
最初の発表だそうだ。歓声があがる。そして、特別さーびすとしてその中に含まれる
「kiss you」という歌をみんなの前で初披露してくれた。得した気分だと神子が
言っていた。『遙か』での歌と違ってかなりアダルトな雰囲気の歌。昨日、おとといと
ちょうど”れこーでぃんぐ”している最中らしい。来年の3月が待ち遠しい。
次のこーなーは“げーむ大会”。
“相性げーむ”と言って、じゃんけんをして、ふたりと同じものを出した者が勝ちという
変わった方式である。
我が神子は今回は一回戦で敗退。
勝ち残った二十人(だっけ?)の神子たちは“さいん入りぽすたー”をもらっていた。
そして、最後まで残ったふたりはそれぞれふたりの愛用の品、宮田詩紋は自分の部屋に
ずっと飾っていたという「トライガン(だったよね)」の打ち上げの時もらったというパ
ネル。裏に自分のサインをしてくれたもの。高橋イノリは愛用の“どらえもんえぷろん”。
ずっととってあったという“たぐ”付で。何でもそろそろ“どらえもん”を卒業したいか
らだそうだ。
次に各“ばす”ごとの写真撮影会。もちろん、ふたりも入った形で。
今回は七台もあるということで、七回撮影した。
並び方はばすの中で引いたくじの順。だから争いも起こらず、順調に進んで行った。
その後、全員で合唱…で終わるはずだったが、ふたりの好意により、全神子との握手会が
急遽行われることになった。思いがけないことに神子たちは大喜び!
その上「まだの人がたくさんいるので、早めにお願いします」の係員の呼びかけを半分無
視するかのごとく宮田詩紋と高橋イノリは神子ひとりひとりに丁寧に話掛けながら両手で
握手していた。
神子たちはみんな幸せな気分になったようだ。そんな気が会場全体にあふれていた。
最後はふたりが“さんた帽子”をかぶり、「きよしこの夜」を一番だけ、全員で合唱し、
終演へ。
そしてふたりは手を振りながら退場した。
会場を出る時、神子たちに配られた記念品はふたりの直筆サイン入りの“みに・くりあ
ふぁいる”。早く受け取った神子たちから悲鳴に近い歓声があがる。
“こーえー”もなかなか粋なことをする。
神子たちの心の“つぼ”を知り尽くしているようだ。
そういうわけで、喜びの中で一日目は終わった。