Valentine's Day 〜いつも一緒に〜

 

邸の外はまだ雪が残る京の都。
ちらほらと咲き始めた梅の花が、それでも春の訪れを感じさせていた。
そんなある日の午後・・・・

「ふ〜じ〜ひ〜め♪」

自室で絵巻物を読んでいた藤姫はふいに声を掛けられて顔を上げた。
そこにはニコニコと微笑む元龍神の神子、あかねの姿があった。
相変わらずの水干姿の義理の姉は、妹の前にちょこんと座るとその手を取った。

「お姉様?どうかなさいましたの?」
「うん、あのね?・・・・・」

不思議そうに小首を傾げる藤姫にあかねは頷くと何やら耳打ちをする。
その内容に、最初不思議そうだった藤姫の顔がぱぁっと綻ぶ。

「・・・・まあ、素晴らしいですわ!ええ、もちろん!私もお手伝いさせてくださいませ」

楽しげに笑う藤姫に、あかねは小さく頷くと、再び耳打ちをする。

「・・・・はい、それでしたらすぐに集めさせますわ」
「よかったぁ〜じゃあ、早速お願いね!」
「はい、お任せくださいませ!」


もうすぐ如月十四日・・・・
あかね達の世界の「バレンタインデー」である。
この地に残った天真と詩紋から、この日は女の子から愛を告白する日との情報を得ていた他の八葉たちは気もそぞろだった。
誰かの為に京に残ったあかね。
だが実のところ誰の為だったのか、あかねははっきりさせていなかったのである。
今までどおり八葉たちと会い、京を知るために出かけたり勉学に励んだりしてはいるものの、これといった決定的な話は出てこない。
あかねはそれぞれのアプローチをにこやかにかわし・・・・今に至っていた。

あかねの暮らす対から、華やかな笑い声が聞えてくる。
その笑い声を・・・・八葉たちはそれぞれにフクザツな思いで聞いていた。



そして当日――――――


「イノリくん、おっはよ〜」

朝早く、鍛冶場へ向かおうとしていたイノリは背後から声を掛けられて、慌てて振り返った。
そこには朝に弱いはずのあかねがニコニコと立っていて、その背後には目線あさっての頼久が控えていた。

「おう、あかねに頼久!こんなに朝早く珍しいじゃん?」
「うん、イノリくんが仕事に行く前にと思って・・・・はい、これ♪」

イノリの目の前に差し出されたのは、薄紅の小さな包み。
不思議そうに受け取ると、包みを開ける。
中からは、小さなイノリの姿をしたマスコットと、珍しい唐菓子が出てきた。
一瞬、イノリの脳裏に「ばれんたいんでぇ」が浮かぶ。
まさか、あかねは俺の為に残ってくれたのか・・・・・?一瞬のうちにイノリが真っ赤になる。

「な、なあ、今日って・・・・・」
「そそ、バレンタインデーだよ♪それね、私が作ったの!・・・・気に入ってくれた?」
「ああ、当たり前じゃん!あかねが作ってくれたものだったら何でも気に入るって!」
「あまり上手くないけどね?それじゃあ、イノリくん、仕事頑張ってね?」
「そか、俺の為に・・・・・・って、おい!?」

にっこり笑って踵を返すあかねに、思わず声をかけるイノリ。

「ごめんっこれから鷹通さんのところに行くの。お話はまた後でね!」

大きく手を振って駆けていくあかねを、イノリは呆然と見送った。

「・・・・・・・・・鷹通んところ?」



「たっかみっちさぁん♪」

出仕の為に邸を出ようとしていた鷹通は、あかねの声に振り返った。
後ろに控えている頼久に一瞥をくれて鷹通は微笑んだ。

「神子殿、おはようございます。今日はお早いのですね?」

息を切らして走ってきたあかねを愛しげに見つめる鷹通に、あかねは大きく頷く。

「鷹通さんは朝早いから・・・・あの、はい、これ♪」

鷹通に手渡したのは、薄萌黄の小さな包み・・・・中身はイノリと同じく鷹通の姿をしたマスコットと唐菓子。
そして、同じように赤くなる鷹通。

「これは・・・・その、ばれんたいんでぇとやらの・・・・」
「わぁ、さすが鷹通さん!そうですよ!」
「で、では・・・・」

思わずあかねの手を取ろうとした鷹通に微笑みかけると、あかねは素早く踵を返す。

「それじゃあ鷹通さん、私、まだ行くところがあるのでこれで!」
「えっあ、あのっ!?」
「それでは、失礼致します」

慌てて追いかけようとした鷹通に一礼をして、頼久はあかねの後を追った。



「ん〜〜〜〜泰明さんはどこかなぁ・・・・」

陰陽寮の前まで来て、あかねはきょろきょろと周囲を見回していた。

「神子殿、伺ってまいりましょうか?」

背後に控えていた頼久がそっと耳打ちする。

「ううん、ここにいるのならたぶん・・・・」
「ここで何をしている、神子」

表情を緩めた泰明が建物から出てくると、ほらね?と言った顔であかねは頼久に目配せをした。
あかねの傍に頼久がいるのを見て、慌てていつもの無表情な泰明に戻る。

「泰明さん、今忙しいですか?」
「いや・・・・問題ない」
「よかったぁ〜〜〜はい、これ!」

先の2人と同じように、淡香の小さな包みをにこにこと手渡すあかね。
中を見て、泰明は一瞬眉をひそめる。

「神子・・・・これはなんだ?形代か?」
「ん〜形代というか・・・・『マスコット』っていうんですよ。私が作ったんです♪」
「ますこっと???私の姿を模しているのか・・・・」
「泰明さんが危ない目にあいませんように、って・・・・お守りみたいな物かな?」
「・・・・私のために?」

じっとマスコットを眺めていた泰明が、期待を込めてあかねに視線を移すと、あかねはきょろきょろと周囲を見ている。

「み・・・・神子?」
「泰明さん、左近衛府ってどっちですか?」
「その辻を入って真っ直ぐ行けばあるが・・・・」
「ありがとうございます!それじゃあ!」

スキップをしながら去っていくあかねを、泰明は通りがかった同僚が後ずさるほど目を丸くして見送った。



「神子殿・・・・その・・・・」

背後からの声に、あかねはにっこり振り返る。

「なんですか?頼久さん」
「いえ、何でもございません・・・・」

しょぼんとしながらかぶりを振る頼久をあかねは不思議そうに見つめる。

「何でもないって顔じゃないですよ?調子でも悪いんですか?」
「いえ、そうではございません。ご心配には及びません」
「そお?でも・・・・」
「・・・・神子殿、こんなところでどうかしたのかな?」

心配そうに頼久の顔を覗き込もうとしたあかねに、建物から丁度出てきた友雅がにこやかに声をかける。

「おや?頼久も・・・・今日はいったいどう言った用向きなのかな?」
「友雅さんにこれを渡しに来たんですよ!」

銀色の紙に包まれた友雅のマスコットを手渡されると、意味ありげに友雅は微笑む。

「ほう、これは・・・・ばれんたいんでぇとやらの贈り物かな?」
「え!すっご〜い!どうしてわかったんですか?」
「それはもちろん姫君の事だからね、何でもわかるのだよ?」

あかねの手を取りちゅっと甲に口付ける友雅に、あかねはさっと頬を染め手を引っ込める。

「ちょ、ちょっと友雅さんっ!!こんなところで何するんですかっ」
「勿論これのお礼だよ、姫君。ようやく私の・・・・」
「これは神子・・・・友雅殿、頼久もご一緒ですか?」

友雅がうっとりと語りかけようとしたところを、のんびりとした永泉の声が遮った。
事の成り行きを背後ではらはらと見守っていた頼久は一歩下がって頭を下げる。

「あ!永泉さん、丁度良かった♪」
「丁度良かった、とは?私に何か御用でしたのでしょうか?」

微笑みながら近寄ってきた永泉に、あかねは藍墨茶の包みを差し出す。
中身は・・・・もちろん永泉のマスコット。
それを、友雅は少し驚いた顔をして見つめる。

「これを私に、ですか?嬉しいです、神子・・・・」

女の子のように頬を染める永泉と、それを複雑そうに見つめる友雅。

「お2人とも気に入って下さいました?」

それに気付かずにこにことしているあかね。
その背後では、これまた複雑な表情の頼久が天を見上げていた。

「あとは・・・・っと・・・・」

スキップしながら京の町を行くあかねの後に控えながら、頼久は人知れず溜息をついていた。
勿論頼久も、あかねに好意を寄せている。
だが、そのような想いを持つことは主に対して不敬である・・・・と己の想いを押し込めてきた。
だから、今日のこれは拷問に近かった。
あかねは、八葉全員のところに贈り物を届けるつもりだろう。
そして・・・・
今のところ、誰にもあかねは愛を告白していない。
あとは天真と詩紋・・・・恐らくこのどちらかに告白する事になるのだろう。
それを、藤姫に厳命されたからとはいえ見守らなければならないとは・・・・
再び溜息をついたところで、あかねが自分を覗き込んでいることに気がつき、頼久は一瞬後ろに飛びずさった。

「やっぱり、頼久さんなんかヘンですよ?」
「えっ!?い、いえなんでもございませんっっ」

声が裏返り、ぶんぶんとかぶりを振る頼久を、あかねはじ〜〜〜っと見つめる。

「本当に?」
「・・・・はい」
「ホントにほんと?」
「はい」
「だったらいいけど・・・・いっぱいつき合わせちゃってるから心配で」

ちょっとしゅんっとなるあかねに、頼久は慌てて駆け寄る。

「神子殿がご心配なされる事はございません。この程度で疲れるような鍛え方はしておりません」
「そうなの?」
「はい」
「よかったぁ」

小さく頭を下げる頼久に、あかねはほっと胸を撫で下ろし、花が綻ぶように微笑む。
その微笑に一瞬見惚れそうになって、頼久は赤くなった顔を隠すように再び頭を下げる。

「あと少しだけつきあって下さいね?」
「・・・・御意」

できるだけ無表情に、頼久は答えた。



「おう!あかねに頼久じゃねぇか」

邸に入る直前、馬をひいて外に出るところだった天真と鉢合わせた。

「あ、天真君、今からどこか行くの?」
「ああ、桂川まで遠乗りしようと思ってな」
「1人で行くのか?」
「まぁな。これでも随分馬の扱いに慣れてきたんだぜ?」
「馬から落ちないでよ?」
「ったく、俺を誰だと思ってやがる?」

あかねの頭を思いっきりくしゃくしゃっと撫でる天真に、あかねはキャアキャアと逃げ回る。

「そうなんだ〜じゃあ、今のうちに渡しちゃおう♪」

天真の目の前に、浅葱色の包みを差し出して、あかねは満面の笑みを浮かべる。
受け取って中身を確認すると天真は急に真面目な顔であかねを見つめる。

「どう?結構力作なんだよ?」
「これ・・・・オレのために?」
「うん、結構可愛いでしょ?今日はバレンタインデーだしね♪あ、そうだ!」

にこにこ笑いながらもう1つの包みを天真に渡す。

「それね、蘭にあげてくれる?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・は?」

一瞬固まり、素っ頓狂な声をあげる天真に、あかねは再び微笑む。

「蘭の分も作ったから♪今日は出かけてるでしょ?帰って来たら渡しといてね?」
「はあ、まあ、それは構わねぇけど・・・・」
「じゃ、よっろしく〜〜♪」

邸の中に駆け出そうとしたあかねが急に振り返り、ピッと天真を指差す。

「お菓子、少し多めにしたけど蘭の分まで食べちゃわないでよ?」

くすくす笑いながら去っていくあかねの背中に、天真はがっくりと肩を落としながら呟いた。

「なんだ・・・・・・・義理かよ・・・・・」



「あ・・・・あかねちゃん!」

部屋に向かっていたあかねは元気な声の主に振り返る。
一歩控えていた頼久は、これがチャンスとばかりにあかねに声をかけた。

「神子殿、用事を思い出しましたので、これにて失礼致します」
「え??あ、そうなんですか?」
「お部屋までお送りできず申し訳ありません」
「そんなのいいですよ!じゃあ、今日はありがとうございました」

微笑むあかねの顔を正視できず、頼久はそそくさとその場を立ち去った。
恐らく詩紋に・・・・そう思うと、その場にいることが辛かったのだ。
頼久の背中を見送ると、あかねは詩紋に小さな包みを手渡した。

「詩紋君!会えてよかった〜はい、これ!」
「・・・・なぁに?あかねちゃん」

蒸栗色の包みを開けて、詩紋は嬉しそうに微笑む。

「わぁ、これ、僕だね?あかねちゃんが作ったの?すごいや!」
「うん、今までいっぱいみんなにお世話になったでしょ?そのお礼に作ったんだ♪」

腰に手を当ててちょっと威張るあかねをくすくす笑いながら見つめていた詩紋は、一瞬きょとんとした顔をして・・・・そしてそっと上目遣いになるとあかねに尋ねる。

「え?・・・・じゃあ、『みんな』に渡してきたの?」

遠慮がちに尋ねる詩紋に大きく頷くあかねを見て、詩紋は小さく溜息をついた。
詩紋とて、あかねに好意を寄せているわけで・・・・実のところ、今日という日に少し(かなり?)期待していた。
他の八葉たちもあかねを想っているという事は、勿論詩紋も知っている。
しかし全員に配ってきたという事は、今自分の手にあるものはいわゆる『義理』であり、『特別』ではないということなのだ。

「?どうしたの?詩紋君」
「え?あ、ううん、なんでもないよ?」

見た目にもがっかりしていた詩紋は、慌てて笑い繕った。



そして夕刻・・・・・
頼久の元に、梅の枝が添えられた文が届いた。

『頼久さんに渡したい物がありますので来て下さいね? あかね』

文を見て、頼久は溜息をついた。
本当は行きたくはないのだが・・・・主の命であらば・・・・と自分に言い聞かせ、頼久は身支度を整えるとあかねの部屋に向った。
のろのろと庭を抜け、あかねの暮らす対に辿り着くと、頼久は大きく深呼吸をして気持ちを落ち着けた。
きっと今ごろお幸せそうに笑っておられるのだろう・・・・神子殿の幸せを、お祝いせねば・・・・
そう、何度も言い聞かせ・・・・
と、視線に気がついて顔を上げると、丁度簀子縁に出てきたあかねと目があった。

「あ、頼久さん!」

嬉しそうに庭に駆け下りてくるあかねに一礼すると頼久は俯いた。

「あの、私に御用の向きとは・・・・」
「頼久さんに渡したい物があるんです。ここじゃあなんですから・・・・ね?」

ふいに手を取られて、頼久は咄嗟に顔を上げる。

「あっあの、神子殿っ!?」
「ほら、早くあがって下さい。手もこんなに冷たいじゃないですか!」

手を振り払えずにいる頼久の手を引っ張って、あかねは部屋に戻ると火鉢の傍に座るように促した。
そして何度も断った頼久をようやく座らせる事に成功すると、紫苑色の包みを手渡した。

「神子殿、これは・・・・?」
「頼久さんに作ったんです。開けてみてください」

微笑むあかねに、中身は想像ついてはいても断る理由も見つからず、頼久はゆっくりと包みを開けた。
が、想像していた物と違う中身に、頼久は驚いて一瞬大きくその瞳を見開いた。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?あの、神子殿、これは・・・・・・・・・・?」

何度もあかねと中身を見比べる頼久に、あかねは恥ずかしそうに頬を染める。
頼久の手の中には、頼久のマスコットではなく、あかねのマスコットがあった。

「それね、私・・・・です。いつも、お仕事の時も、頼久さんの傍にいられたらなぁって思って・・・・それで・・・・」
「あの・・・・そ、それは・・・・」
「私の代わりに、それ、持っていてもらえますか?」

真っ赤になって俯くあかねを、信じられないと言った表情で頼久は見つめる。

「それでは、神子殿は・・・・」
「・・・・・・・・頼久さんと、一緒にいたかったの・・・・でも、恥ずかしくてずっと言えなくって・・・・だから今日こそは、って思って・・・・」

だんだん小さくなっていく声に、頼久はじっと手の中のあかねのマスコットを見つめる。
そしてゆっくりと顔を上げると、真っ赤になりながら、そっとあかねの手を握り締める。

「私などで、よろしいのでしょうか・・・・その、私だけを慕って下さっていると・・・・自惚れてもよろしいのでしょうか?」

じっと見つめてくる頼久に、あかねは小さく頷いた。

「頼久さんじゃなきゃ・・・・だって、頼久さんのことが好きなんだもの」

そう言うと、あかねはゴソゴソとスカートのポケットから頼久のマスコットを取り出した。

「あのね、頼久さん。私・・・・これを持っていたいの。お仕事で離れている時も、代わりに私を護ってくれるように・・・・」
「いえ、それは承諾できません」

ふいにあかねの手からマスコットを取ると、頼久は自分の懐にそれをしまい込んだ。

「ど、どうして!?」

一瞬涙を浮かべるあかねの手に、頼久はもらったばかりのあかねのマスコットを握らせる。

「どうか一晩でいい・・・・それを神子殿の身につけておいてください。神子殿の温もりが移ったら、必ず受け取らせて頂きます。勿論これも・・・・こうして一晩身につけておきます」

溢れそうになっていたあかねの涙をそっと指で拭って、頼久はあかねを抱き締める。

「私がお傍にいない時もそれを見て、どうか私のことを思い出してください・・・・こんなにも貴女に焦がれている男の事を。そして私もそれを身につけて、片時も貴女の事を忘れないように致します」
「それって・・・・」
「そうすれば・・・・いつでもお傍にいられます」
「いつでも・・・・一緒・・・・?」

大きく見開いた翡翠の瞳から再び溢れ出す涙を頼久は慌てて唇で受け止める。

「よ、頼久さんっ!?」

照れて真っ赤になるあかねを抱き締めて、頼久は小さく囁く。

「今日は1日寒うございました・・・・しばし、こうして暖めさせてください」
「え?」
「ずっと・・・・お慕い申しておりました・・・・これからもずっと、神子殿をお慕いしております・・・・」
「・・・・・うん、私も・・・・」

頼久にそっと身を預けて、あかねは幸せそうに・・・・今日一番の微笑を浮かべていた。



数日後・・・・あかねのマスコットを持っていることを知られた頼久は、他の八葉にしばらくおもちゃにされ続けたことは、また、別のお話(笑)

「いつも、一緒だよ?」
「はい、いつも一緒です」

小さな小さなマスコットが、いつまでも2人の恋を見守っていた。

 

So,happy Valentine's day with you !


- 終 -

日下部葉月様『月下の祈り』

http://haduki.milkcafe.to/gekka/index.html

 

[涙のひと言]

日下部葉月様のサイトでバレンタイン企画としてフリーでUPして

あったものをいただいて参りました。

あっけらかんと天然でさりげなく全八葉を手玉に取っているあかね

ちゃんがとってもナイスなのです。それに振り回されて、ぬか喜び

する八葉もまたかわいいし。でも、そんなあかねちゃんも恋する頼

久さんの前ではひとりの女の子。最後はもちろんハッピーエンド!

よかったね、あかねちゃん。そして、一日中連れ回されてやきもき

させられてお疲れさま、頼久さん。

葉月様、ステキな作品をありがとうございました。

 

 

日下部葉月様のサイトへは『リンクのお部屋』からどうぞ

 

 

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