天 真

 

お、おう、・・・、あのさっ、
えーと、その、暑いな!
やっぱ夏は暑いよなー
(はぁぁ、何いってんだよ、オレ!)
それでさっ、なんつーか、やっぱ秋の涼しさが恋しくなるよなっ!
秋はやっぱり食いモンとかうめーし、・・・。
あー!そうじゃなくてさ!
俺が言いたいのは・・・・・・、
この暑い夏の間、俺の、お前への思いも熱くなってさ、
だからと言って、秋になったら冷めちまう訳じゃなくてさ、
秋からも・・・俺の側にいろよ。
もっと、お前を 感じたいんだ。
ずっと、お前だけを愛しているから・・・・。

・・・・、あー!もうこんなこと二度といわねーからなっ!
ちゃんと覚えててくれよ!
わかったか?
なんだよっ、笑うなよっっ!!
・・・・ふっ、でも、お前は夏の日差しみたいにキラキラ笑ってろよ。
その笑顔は、俺が守るから・・・。

 

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