+ おまけ +
特に夏には関係ない2000年夏の詩
それは約束の記憶
交わされた約束は雪の最奥に
ここは閉じられた白き闇
雪の女王の哄笑が響き渡る
ただ一つ残された思いを糧に
彼は約束を守った
おこり虫は腹の中をぐるぐる
わらい虫は顔の中をにこにこ
なき虫は頭の中でがんがん
虫使いは今日もてんてこ舞い