雲をつかむ話 〜SMAPおでかけ記
SMAP CONCERT TOUR 2002 << DRINK! SMAP! TOUR >> 11/01,02,03 東京スタジアム(前編)
※いつものことですが、クサナギさん中心の感想文です。
メモはとっておらず、全て記憶に頼っておりますので、
会話部分などは意訳もあるとお考えください。
とんでもない間違いがあったら、ご指摘くださいませ。
------------------------------------------
Nakai  Kimura  Inagaki  Kusanagi  Katori




今回は11月1日の後半、そして2日・3日に参加しました。以下、横着して3日分まとめての感想です。


■エピローグ

◇11/1

地元住民と思しき方々に混じって、飛田給駅に降り立ったのが20時15分頃。
2時間余り前には人で埋まっていたと思われる歩道はちょっとシットリしていて、それが夕方まで降っていた雨の証拠。
スタジアムに近付くにつれて音が鳴り響いてくるのだろうと思っていたのに、
ぽそぽそと音が漏れてくるだけで、ちょっと拍子抜け。
ゲートをくぐると、ちょうど木村くんの歌声が聞こえてきて、なるほど、今日のラッキーさんコーナーだったんですね。
階段を上がって、上層バックスタンドに出ると、うわーっと目の前に広がるペンライトの海がとても懐かしく、
駅からの淋しい道を一人で歩いてきた私にとっては、やっと居るべきところに帰ってきたように感じられたのでした。

◇11/2

天気予報は晴れ。
京王線の窓から見る空には、陽があたって金色のグラデーションに染まった雲がたくさん浮かんで綺麗です。
飛田給を避けて、調布駅前からシャトルバスで会場へ。道もスムーズで15分もかからずに到着しました。
開演前に、忘れずに『黄泉がえり 特別前売鑑賞券ポスター付き』を購入。
部屋にポスターは貼らない主義の (と言いつつ「空を飛ぼう。」と蒲田のチラシは貼っている)私なのに、
やっぱり、買わずにはいられないのね…ま、どのみち2〜3回は観に行くんでしょうからねぇ。
この日は上層バックスタンド、左花道寄りの1列目。思い通りにステージ全体を見渡せるのは今日が最後になるでしょう。

◇11/3

雲の無い、爽やかな秋晴れの一日。
でも、調布駅前でMちゃんを待っているうちに段々風が強くなってきて、ちょっと不安に。
昨日と同様、調布で腹ごしらえをしたのですが、Mちゃんがどうしても飲みたいというので、
景気付けにビールをグラスで一杯 (でも、Mちゃん、昼間っから烏賊刺しがツマミってのは、どうなのよ?)。
私たちにとって東スタ最大の難点は、帰りにゴハンを食べる時間がないということで、
特にオーラスの後に打ち上げができないっていうのが、ちょっと淋しいのです。
ちなみに調布からのバスは昨日と打って変わって渋滞にはまり、40分近くかかってしまいました。
座席はアリーナHのほぼ中央。MCで座ってしまうとモニター頼みでしたが、思ったよりストレスは無かったです。


■オープニング〜サンバメドレー(11/2・11/3)

開演前には、とっぷり日が暮れて。ツアー前半はMCが始まる頃まで空に明るさが残っていたのに、
季節の移ろいも体感できるDrink! Smap! Tour。長かったような、短かったような。
そんな感慨に耽っているうちに唐突に客電が落ちて、一気に現れるペンライトの海。いつもながら、ちょっと泣けます。
そして、3日はモニターに大きく黒のゴシックで「FINAL!」の文字が。うわうわうわーっ。

『Theme of 015』
オープニングで見えを切るクサナギさんのアップは、
私が見た他の会場ではカッコよさげにキメキメな表情が多かったように思うのだけれど、
in 東スタは両日とも満面の笑顔。可愛い可愛い可愛い可愛い(壊)。
結局、彼や彼らが嬉しそうで楽しそうだと、私は嬉しくて楽しいのだ。単純明快。
それにしても髪が伸びたなぁ。前髪がサイドと一体化するくらい伸びてるんだな…
個人的には、もうちっと前髪が額にかかってるほうが好きなんだけどな…
特に最近は茶眉が進行してるから、なーんかこう、アクセントがな…

『People Song』『Jive』『SHAKE』
しっかり手を抜かずに踊る白スーツのクサナギさんがとても好きなので、しっかり目に焼き付けようと凝視。
ご挨拶は、
「みなさん、今日は来てくれてありがとうございます。今日も本気で頑張りますので、最後までよろしくお願いしまーす」
ってな感じだったかと。
いつも思うのだけれど、クサナギさんの挨拶は語尾が丁寧なので、「いえーい!」って応えるタイミングが難しいのよ。
でも、これがクサナギさんの良いところでもあるわけで、だから、私はキミが好きなんだけどね!

『VTR:走るオトコ編』
「ありえねぇっ」の掠れ声の低さと、「さんばっ」の声の可愛らしさ。
何度見ても見飽きない私は、やっぱりクサナギファンなのだと自覚する一本。
さんばっ!の手のチャカチャカシーンが最初の頃より長くなったような気がするんですけど、錯覚ですか?
とにかく、ここで「かわいーっ」と叫びつつ、一緒にチャカチャカやるのは楽しかったなぁ。

『サンバ・デ・ジャネイロ』『はだかの王様』『たいせつ』
サンバメドレーでは、ずっと"真ん中つよぽん"なのが嬉しく、しなやかな身のこなしが嬉しく、にこにこ楽しそうなのが嬉しく。
前かがみの後ろ足で、中央にちょこちょこちょこっと集まるところが、とても可愛らしく。

『Hey Hey おおきに毎度あり』
恒例ナカツヨの掛合い、両日ともお互いの頬を叩き合いながら「剛!」「中居くん!」「剛!」「中居くん!」でしたが、
2日は笑ってしまって最後は言葉にならず。個人的にはナゴヤドームでの超接近バージョンが好きでしたが、
最後まで、今日はどんなだろ?って楽しみを与えてくれてありがとう。中居ちゃん、これからもクサナギさんをよろしくね。

『KANSHAして』
東京ドームで初めて見たから客席ウチワ隊(ウチワを持った男性スタッフが現れて、コールに合わせてウチワを振るのね)。
そして、中居くんのウチワ芸を見るのは今回が初めてです
(ドームでは、あったのかしらん。モニター見れなかったので不明なのです)。
クサナギさんのウチワは血の涙、ゴロちゃんは血のヨダレを流しており、
木村くんはヒゲ親父(でも、ちょっとカッコよくて、ズルイ)、慎吾ちゃんはもはや誰なのか判別できず。
そして、中居くんは生鼻血(笑)。巡恋歌を思い出すわ。

『慎吾ママのおはロック』
何度見ても、慎吾ママの笑顔は可愛いなぁ。口角の上がり方が好きなのねん。

『愛の唄〜チョンマル サランヘヨ』
噂のオレンジチェック柄携帯電話が見れて嬉しいっす。小道具さんてば、ブラボー。
使い終わったあと、ダンサーさんに電話を手渡す時の笑顔にちょっと胸を打ち抜かれました。
バックダンサーズの踊りは最後になって揃ってきたような気がしないでもないけれど、錯覚でしょうか…
それにしても、この曲の時は特に自分の眼に10倍ズーム(ロックオン機能付き)が欲しいと強く思うのであります。
たてたてチョナンを踊るのはファンの務め。でも楽しそうなチョナンシの顔もしっかり見たいのよ。ジレンマなのよー。

『朝日を見に行こうよ』
ハングルでのご挨拶、3日はメソメソ泣いてるジェスチャーをしてました。
最後だから淋しいよー、とでも言っていたのでしょうか。


■MC その1〜生着替えコーナー

◇11/2

恒例のゴロちゃんネタから。
「100円パーキングが見つからなかったんだよね」だの、
「渋谷で1泊?」「いや、2泊…」だの、
秋の深まりとともに、怖いもの知らずに磨きがかかるSMAPさんたち。
"ゴロちゃんがいないと歌は大変だけど、踊りは揃う"ネタでは、
「でも、踊りが揃ったらSMAPじゃないでしょ?
  それに、僕は下手じゃないんですよ。そりゃ、時々ワンテンポ遅れたりするかもしれないけどね、下手じゃないんですよ」

じゃぁ、踊っていただきましょう、ということで、ゴロちゃんのダンス実演コーナーに。
ちょっと恥ずかしいなぁ…といいながら、壊れた『SHAKE』を踊るものの、周囲の微妙な反応に、
「SHAKEの振り付け、あんまり好きじゃないんだよね」
じゃぁ、好きな曲で『People Song』を。なかなかステキな壊れっぷりで、花道から転げ落ちそうに。
「すげぇ、ゴロちゃんの壊れ方、ハンパじゃねぇ!」

そして、これも恒例の中居くんの歌ネタを経て、これまた恒例で、
「ちょっと、一般参加の人!抽選に当たって、そこに居るんじゃないんだから!」
いつもに増して反応の薄い一般参加の人は、
「それより、頬っぺた紅いの落とせよ!」
「何?暑いの?」
と畳み掛ける兄ちゃんずに対して、
「うん、暑いですね。とっても暑い」と真っ当に答えるのでありました。
そして、「ゴロちゃんのダンスは個性的なんですよ、個性だから、いいんですよ」と真っ当なフォローを。
「だから、中居くんの歌も個性的ってことで…じゃぁないか」
これって、台本あり?

生着替えは、罰ゲームの設定もなく淡々と…ではあったのですが、
中居くんと慎吾ちゃんに襲われてジタバタするクサナギさんのシルエットと、
「だ!なんだよ!」という叫びが聞こえたような聞こえなかったような。
「今、何?普通にパンツ脱がそうとしてたよ」
「え?これ本番だよね?」
「つよぽんのお尻触っちゃった!ヌルッてしてた」
…ヌル?
「カーテンあったって、出したら見えるもんは見えるからなぁ」
で、被害者当人は一番最後に出てきて、「遅いよ!」と責められると、
「なんかさぁ、今日、位置が悪いのよ。ヘンなスパッツ履いちゃってさぁ、なんか落ち着かないのよ」
と訴えておりましたが、残念ながら私には伝わってまいりません(当たり前です)。どんな感じなんですか?

◇11/3

「今年は最後まで5人でこれました。大きな事故もなく、記者会見を開くこともなく…」
「大きな事故って何?」
「怪我とか、病気とかってことですよ。シートベルトで捕まることもなく…」
「シートベルトじゃ捕まらないだろ」
「違うよ、駐禁だよ!」と、さらにストレートなゴロちゃんネタ。
リーダーは昨日のライブが終ってから、家の廊下に並んだ7つのゴミ袋を両手に持って出しに行くとき、
「オレ、さっきまで東京スタジアムで沸かせてたんだよなぁ…」と空しくなったそうな。
で、ゴミ袋が無くなったのでドンキホーテに買いに行こうと思ったけれど、ふと明日までのライブを思い出して、
「車乗るのやめたもん!えらいべ?」
ちなみに同意を求められた木村くんはあんまり控えていなかったご様子。
そして、ようやっとここまで来て、
「剛は?最近、免許とって、どうなの?」と気付いていただき、
「うん、僕は4月に免許とりまして…でも、まだ車買ってません」
「うん?それは何で?」
「いや、何でってわけじゃなくて、忙しくって…あ、そっか、みんな気ぃ使ってるんだね」
うーん、あなた、また幽体離脱してましたね。

「木村はホントに気をつけてよ。木村がいなくなったら抱えきれないんだからさ」
「え?」
「いや、吾郎ももちろん大変だったんだよ、だったけど、木村のソロはホントに抱えきれない」
じゃぁ、中居くんがいなくなったら?
「大変だよ。だって『とーきょーすたじあーむ!…はい、お座りくださいー』って誰が言うのよ?」
「できるよ、今、出来てたじゃん」
「いや、あの温度差は中居にしか出せねぇよ」
「誰でも出来るよ。剛、やってみ?」
ことあるごとにクサナギさんに振ってくれる中居くん、ホントにありがとう…
「とーきょーすたじあーむ!…ほら、僕が言うと、なんか普通なんですよ」
まぁ、つまりは誰がいなくなっても困っちゃうってことよ。
だって、ほら、クサナギさんがいないと、バク転する人がいないしね!

衣装が薄くて寒いって話から、
「もう、おちんちん、ちっちゃくなってるよー」
「まーた、始まったよ。今の発言、ちょっと犯罪だよ」
「今日、警備でおまわりさんとか沢山来てんだからさ、公共わいせつ罪とかで捕まっちゃうよ。
  どうするよ、う〜う〜う〜とかサイレン鳴っちゃったりして」

「いや、ステージの上で捕まるのはイヤだなぁ」
と、不謹慎な話題で一頻り盛り上がった後、「レッツラゴー!」で生着替えへ。

着替え後。
「このスーツ、去年より小さくなってる!」
「おまえがデカくなったんだろ!」
「うわ、オレ、この台詞、全部の会場で言った…」
「オレも毎回、これ言った…」
確かに毎回毎回…とは思っていたけれど、これが聞けるのも今日が最後。あぁ、ファイナルなのねぇ…


■『夜空ノムコウ』

両日とも「木村、音ちょうだい」ネタが結構長々と。
木村くんがギターをビョーンとかき鳴らすと、「ビョーン」、かき鳴らすと「ビョーン」を繰り返し、
「…で、オレはいったい何を頼んでるの?」
「あー、木村くん、めんどくさい顔になっちゃったー」
「剛、剛は、分かってる?」
「分かるよ。ビョーン、でしょ」と、不毛な会話が続くのでありました。
特に3日は、ゴロちゃんが飲んでいたハチミツ入りのお茶を
「なんだよ、オレだって飲みてぇよ!持ってきてよ!飲まないで音痴だったらどうすんだよ!」
と、本当にスタッフに持ってこさせたりして、さらに長々と。
端っこまでズンズン歩いていっての「おまえも飲んどけ!」やら(「うん」と素直に飲むクサナギ氏)、
「おまえも案外飲んどけ!おまえだって、案外上手くねぇぞ」と慎吾ちゃんにも飲ませるリーダー。
おまけに、ノドスプレーもクサナギさんにお口アーンさせてシュッシュしたりして
(されるがままの、雛のような28歳てば、反則技)、
いつもに増して動き回っていらっしゃいました。お疲れさまです。
( ところで、どうして中居さんの発生練習は「ムルワカ、ムルワカ」だったんすか?)
そして、「だいじょぶ?」という問いかけに、
普通に「だいじょぶですよ」と答えるクサナギさんは、
密かにソッポを向きながら、あーあーと口を開けて発声練習をしているのでありました。可愛い…(盲目)

なんだかんだありましたが、歌本番は皆しっかり真面目に歌いあげてくれまして。
去年は聴くたびに泣いていたこの曲、今年は泣いたりすることなく聴いていたのですが、
この2日間は久しぶりに涙腺が緩みました。
今年のツアーは終わりだけれど、きっとこれからも、こうやってSMAPは続いていくのだなぁ。


Go to 11/01,02,03 東京スタジアム(中編)
【2002/11/10 UP】


TOP PAGEへ --- 雲をつかむ話 TOPへ --- 日記へ戻る


Copyright(C) 2002 "Greena" All rights reserved.