雲をつかむ話 〜SMAPおでかけ記
The slogan is MIJ << SMAP '03 MIJ TOUR >> 9.6 宮城スタジアム(後編)
※いつものことですが、クサナギさん中心の感想文です。
メモはとっておらず、全て記憶に頼っておりますので、
会話部分などは意訳も多々あるとお考えください。
とんでもない間違いがあったら、ご指摘くださいませ。
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Nakai  Kimura  Inagaki  Kusanagi  Katori


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■スマシプ

カボヅカくん→小泉総理(「3日前にポリープの手術しました。"腸"を治療して、"調"子が良くなりそうです…げっつ!」
→マヤヤ→貞子(「ホントにね…うーん、あのー、あのー」)→ベッキャム→チョナン・カン(「見える?は"ポヨヨ?"」
→3人のチョナン。
「ひとり、喋る多い…カレ、一言も喋ってない…」
捲くし立てる中居チョナンと、流暢なデタラメハングルを操る慎吾チョナン、その2人の間に割り込めない本家チョナン。
ちょっとハングルで話し始めると、
「"背がちっちゃいよ"?"背がちっちゃいよ"って言ったか?(怒)」
や、確かにそんな音に聞こえたけどね(笑)。
兎にも角にも今日で本当にスマシプ解散なわけで、
「反省することいっぱい。貞子、見てて哀しかった…小泉も何でゲッツ?」
「なんとか乗り切ったね。逆に淋しくなるよ」
「最後まで木村くんと吾郎ちゃん出なかった…でも、2人間違ってなかった…大正解思う…」
「2人がこのカッコしたらイメージダウン。慎吾でギリギリ」
「ボクは、このカッコしてイメージアップだった思う」
そっかー、また、いつかどこかで会えるといいね。慎吾チョナンの"女の人も入りやすいお店"にボトルキープよ。


《VTR:アラビアン・ゴロー》
ゴロー人形がアップになった途端、あちこちで「似てる!」の声が。
確かに千秋だと言われたら、そっか、と思ってしまうかも(笑)。
バージョンはいくつあったのかなぁ。今日は砂浜に寝転んで愛を語るゴロちゃんで、これは初めて見たような気が。

『Thousand Night』
ナチュラルなゴロちゃんも好きだけれど、こうやってグッと作り込んだゴロちゃんは鬼に金棒。
うっとり…

『FIVE RESPECT』
告白しますと、実は7公演中7公演、ポップアップで飛び出すクサナギツヨシを見逃しました。
何故かと言いますと、ツアー前半は単にボーッとしてただけ、
後半は来たるべき胸板に心が逸って、それどころじゃなかったという…。
クサナギウォッチャーには有るまじき失態。今日も、はっと気付いて焦点をあわせた先は稲垣さんでした。
えーと、ソロダンス、去年より今年の方が好きかな。特にゴロちゃんの振り付けが断然良くなったと思います。
大サビから後は半ば必死でオペラグラスに噛り付き、クサナギさんの姿を追う私。
今日こそボタンを外して前をはだける瞬間、その瞬間を目に焼き付けなければ!瞬きなんかしちゃダメ!
そして、『ダイナマイト』のイントロが始まったその時、クサナギさんの手がベストの裾から上に向ってサッと動いて…

『ダイナマイト』
ほんの一瞬、1秒にも満たないその動作で露わになる胸元。シカと目に焼き付けました。
おめでとう、私!ありがとう、神様!ホントに来て良かった。宮城万歳!
と、クサナギファン以外には理解しがたいであろう満足感に満たされる私。
少なくとも、隣に居たMちゃんとは絶対に分かち合えないわー。胸筋が胸筋が!って力説しても馬耳東風だったし。
いや、それにね、もともとこの曲の振り付けは好きなんですよー。特に慎吾くんソロのバックダンサーズが。
リリース当時のクサナギさんは板前なりたての頃、イマイチ色気が足りなくて歯噛みしておりましたゆえ、
長い髪を振り乱し、程良く筋肉のついた胸元に汗を滲ませながら踊るクサナギツヨシ、
その姿がどんなに高い価値を持つことか!

『sunrise,sunshine』
視点を変えることで、この世のすべては姿を変えるものだ、ということ。シライシ紗トリさんの歌詞っていいなぁ。
そして、ツアー初期に思った通り、夏の終わりを一番感じたのはこの曲のサビで手を振っている時でした。
で、ラップの最後、木村くんとバラケていく部分は何度聴いてもウットリだったし、
味スタで私を崩壊させた間奏におけるクサナギツヨシは、
やはり今日も、揺ぎ無い強い意志のもとに、でも、あくまでも自然のままにフェロモンを垂れ流しておりました。
できることならば、一瞬でもいい、少しでもいいから、この姿をDVDに記録してほしいものです。

《VTR:キムラとタクヤ》
『Easy Go Lucky!』
今年もラッキーさんには掠りもせず。
歌い終わった木村くんの最後のカメラ目線はあまりにもキマリ過ぎていて、
どうにも照れてしまう私は、まだまだ修行が足りません。

『たてながの自由』
5人のジャケットに、それぞれの星座マークとラストネームとファーストネームが縫い付けられているのは、
一人一人、個人個人のアイデンティティってことなのかな。
タイトルの"たてなが"ってのは、日本列島のことなのかな。
それはともかく、狭いところでくっついてるSMAPに如くものはなし
(木村くんとクサナギさんのツーショットの時、いっつもモニターが引きの画面から入るのにはイライラしたけども)。
5人で顔を寄せる時、みんな眉間に皺を寄せてシャウトしてるのに、
クサナギさんは今にも笑い出しそうな、くすぐったそうな、嬉しそうな顔をしていて、
そんな顔を見てると、私もくすぐったくて、ニマニマしてしまうのでした。

『どうしても君がいい』
『心の鏡』
ひたすら跳ねる。ひたすら手を振る。

『ススメ!』
MIJを語るSMAPには最後まで馴染めなかったし、「MIJ」の指文字も最後まで憶えられませんでした。
でも、スマさんと一緒に指を差し、スマさんと一緒に飛び跳ねるのは、とっても誇らしい気持ち。
SMAPが伝える誇らしさっていうのは、日本の誇りとか、そんなんじゃなくて、
彼ら自身と、彼らと気持ちを合わせる人々が作り出す時間とか空間のことなんじゃぁないのかな。


■アンコール

《VTR:お花を胸に》
『世界に一つだけの花(シングルバージョン)』
大サビを歌うクサナギさんはとても幸せそうな顔をします。
いつまでも、彼に幸あらんことを。そして、いつまでも、そう祈れる私でありますように。

『はだかの王様』
『がんばりましょう』
『らいおんハート』
『たいせつ』
アリーナ中央でのトロッコ連結は彼らの気持ちではあるけれど、
ここでトロッコを交替することで、席によっては前を通らないメンバーが出てしまうのがツライところ。
大量発生するバッファや、メンバーに物を投げつける観客には閉口。もっと誇りを持とうよ、と思ったり。


■ダブルアンコール

『Let It Be』
『KANSHAして』
バク転なし。今日はもしかして…と期待していなかったと言えばウソになるし、ちょっと切ない気分になったけれど、
クサナギさんは、本当に最初から最後まで体いっぱいで楽しんでる様子で、
他のメンバーが渋めにキメてる時でさえニコニコしながら踊っていて、
だから、私も本当に楽しくて嬉しかったし、勝手に切なくなるのはヘンだよな、ということを3秒間で考えました。

『夜空ノムコウ』
今まで、最後に上半身裸で歌われてもなーと思っていたこの曲だけれど、今日はやっぱりジンときますな。
花火をスマさんと一緒に見るのも今日が最後。


■トリプルアンコール

モニターに舞台裏のスマさんたち。
「このままじゃ、終われないでしょ」
「まだ、みんな、元気あるー?」
はーい!

『それじゃまた』
非常事態でメンバーもファンも半ば必死だった一昨年の『俺たちに明日はある』、
涙涙の 『Best Friend 』で一つの区切りをつけて、新しいスタートを切った去年の『がんばりましょう』。
今年はちょっと肩の力が抜けた感じかな。無理しないで、でも好きなら好きで、続けて行けば。それでイイじゃん。

ステージに用意されたテーブルに5つのシャンパングラス。
「会場に来てくれた100万人近いみんなと、ここに居るみんなと、
  たくさんの温かい気持ちと、これからのみんなの明るい人生に」

カンパーイ!
メンバーと一緒にプライベートビデオを撮りたい中居くん。木村くんがカメラを受け取ろうとすると、
「5人のビデオなの!4人じゃダメなの!」
と云うことで、ステージ下からスタッフを呼んでカメラを渡します。DVDの監督さんだそうよ
(そうか、頼むよ、ちゃんとしたカット割り考えてよね!客席ばっかり映さないでよね!
  と、その背中に語りかけたのは私だけではあるまい)。
5人でカメラに納まるようにミシミシに並んで立ってるSMAPは、オーラが有るような無いような、
でも、なんだか幸せ一杯で。そして、クサナギさんはちょっとポヨンとした顔で笑っているのでありました。
最後は客席もみんな一緒に、
「これにて終了!」
楽しく、サラリと、涙なしに明るく終わったオーラスは、SMAPが一つ階段をあがった証拠なのでしょうか。

それじゃまた。
いろいろ考えることはあるけれど、それでも、SMAPによる、SMAPのための、SMAP祭り絶賛開催中である限り、
たぶん私はこれからも言うのでしょう。
それじゃまた!


【2003/09/23 UP】


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