雲をつかむ話 〜SMAPおでかけ記
The slogan is MIJ << SMAP '03 MIJ TOUR >> 7.27 味の素スタジアム (前編)
※いつものことですが、クサナギさん中心の感想文です。
メモはとっておらず、全て記憶に頼っておりますので、
会話部分などは意訳も多々あるとお考えください。
とんでもない間違いがあったら、ご指摘くださいませ。
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Nakai  Kimura  Inagaki  Kusanagi  Katori




2度の秋コンを経験してもなお、私の中にはスマコン=夏真っ盛り!という固定観念が根付いているようで、
7月下旬にしては涼しい風の吹く日曜日、羽織り物も持たずにノースリーブで出掛けたのでありました。
もしMちゃんが一緒だったら、 「どーして、天気を考えないで、いつもいつも薄着してくるの!」って叱られたんだろうなぁ。
でも、3時間30分の間は一度も寒いなんてことに気付きもせず。
一瞬の霧雨にさえも、あぅー、バク転が出来なくなったらどうしよう、としか思わず。

今年のライブは、静かに始まる割りに、沸点に達するのが早いような気がします。
もしかしたら、私が一番興奮するのは『SUMMER GATE』の、中居ちゃんの「うぃず、みー!!」の時かも。
なんかもう、わかった!連れてけーっ!どこにでも行ってやるーっ!って気分になるんだなぁ。
クサナギさんのご挨拶は、
「今日は一緒にいっぱい汗かこうねー!」
今日は久々の肉眼すまぷーで、久々の下から見上げるクサナギさんだったので、
例のジパングTシャツでは白いお腹の見放題でした。あぁ、こんなところで喜ぶ自分がイヤ…でも嬉しい。ふん。

MCは、豊田に引き続き、天気の話からスタート。なんだか、営業トークみたい (話題のキッカケはいつも天気)。
湿気が多いのにゴロちゃんの髪が崩れていないのは何でかな?
「スプレー、1本使いました」
って、ヘビメタじゃないんだから。でもホントに、触ってもすぐ戻る、形状記憶前髪。
そこから、昨日は客席にママが居たのでハリキリゴローだった話に。
初日からママを呼ぶなんて気合入りすぎじゃねーの?とさんざんコケにしていた中居くんなのに、
「でも、その後、ボク、控え室で中居くんのお母さんに会いましたよ」
木村くんもアイシャドーがブルーの中居ママにステージ裏のケータリングの所で遭遇したそうで、
「テーブルんとこに、こうやって(下から覗んで)、あ、どもー、って」
木村くんがやると、むちゃくちゃ可愛らしいんですわー。
と言いますか、息子の仕事仲間がSMAPだなんて、中居ママが羨ましいですねぇ。
中居くんは踊ってる途中で、客席でスルメを食べてるママ(@いつもスルメ携帯)発見。
ママは、スルメを食べながらヒロちゃんを見るのが一番幸せなんだそうです。
「おまえ、すんごい親孝行じゃん」
やっぱり、息子がSMAPだなんて、羨ましいですねぇ。
「でも、客席でモノ食べちゃいけないんだよ!違反だよ、それ」
捕まったら面白かったのにねーっ、と盛り上がるスマさんたち。ネタにされるママも大変だ。

と、あまりにいつものことながら、ここまで一言も発していない人が一人おりまして、
「ちょっと、剛!」
「ぅん?」
この「ぅん?」の声がひっくり返って、会場の笑いを誘うクサナギ氏。なんと効率の良い笑い。
「あのね、吾郎のママがどうとか、今までずっと話してるわけじゃないですか。
  こう、たまにはね、入ってきてほしいんだよね」

「あ、ごめんごめん」
「一般参加の人みたいだよ」
「一人だけ違う衣装着せるぞ」
「芸能人のオーラ出てないじゃないですか」
「や、今ね、ちょっと押さえてるの」
「なに?」
「ほら、だんだんね、小出しにしていかないと。ちょっとずつ。
  ほら、じゃないと、最初から出しちゃうと、飽きられちゃうでしょ?………何言ってんだ、オレ?(凹み〜)」


「剛、うちに泊まりにきたんですよ」
いつの話?と思ったら、
「昨日ね、終わってからメシ食いに行って。剛、ちょっと酔っぱらっちゃったんだよね」
「うん、けっこう飲んじゃった」
むー、素直に認める姿が訳もなく可愛らしいのはナゼ?
で、さみしんぼうのクサナギさんは、
「なんかね、一人で帰るテンションじゃなかったのよ」
という訳で、めでたくお持ち帰りしていただいた次第。
そもそもライブ終了後にクサナギさんが、中居くん、どうするの?って言い出して、
じゃぁ、ゴハン食べてく?ということになったのだけれど、
「慎吾はスマステで、木村はマッサージ受けてたんだよな?だから2人で…」
「!!! 」
おや?
「誘われてないんだけど !!」
ものすごい勢いで突っ込んできたのに、
「…これから、ちゃんと話振るんだから。今のはね、入ってくるのが早過ぎるよ」
「だいたいさ、昨日のMCでもさぁ」
と、責められるゴロちゃん。
「…どうでもいいけど、ステージ上でMCの反省会するのやめろよ…」
「でも、あれでしょ、吾郎はママとゴハン食べに行ったんでしょ、ママと」
「うん…ママとー、パパとー、おねぇちゃんとー、甥っ子とー…稲垣一家。全員B型なんですけどね」
全員B型!AB型の私には決して足を踏み入れられない場所だわ、稲垣家。

で、中居さんの本題はここからです。
「でね、泊まりに来るとね、いつも、お布団敷いてあげるんですよ」
「いつも」?「敷いてあげる」? …そうなんだ、2人の仲は順風満帆なんですね。
「で、あ、そう!今朝さ、シーツ替えようと思ったら、くっせーんだよ!おまえ、くせーんだよ!」
「へ?!く、臭い?」
ボク、無臭のはずなのに!ヒドイ!…と言いたげなクサナギさんでしたが、
どうやら焼肉屋でニンニクをしこたま食べたらしい。
「そう、おまえニンニク臭いんだよ!さっきさ、飛行機のセットの中でスタンバってて、
  よっしゃ、行くぞ!って思ってたら、つーんって。くせぇっ!って振り向いたら、剛が、はぁ"はぁ"はぁ"って」

肩で息をしていたそうです。
「ごめん、ごめん、ほんと、ちょっと食べ過ぎた」

さ、で、本題は、
「でね、朝起きたら、布団がキチンとたたんであって、その上に枕がちゃんと置いてあってね」
「え!いなかったの?中居んちなのに、自分で出てくわけ?」
「そう。で、短パン貸してあげたんだけど、それがキレイに、こう右から左からキチーンと畳んで上に置いてあったのね。
  ボクはね、それを見て寂しくなりましたよ」

これは、後朝にクサナギさんが消えていたのが寂しかったのか、それとも、ちまちました几帳面さが寂しかったのか。
前者と思いたいところだけれど、後者の可能性が高いような気がしないでもありません。と思わせて、前者なのかしら。

ここでまた、しばしゴロちゃん誘われなかったネタに戻ったのだけれど、ついにクサナギさんが歩く暴露本に!
「あ、ちょっと、これさ、これ言わせて。中居くんさぁ、酔っぱらってくると何で 『つよぽん』って呼ぶの?」
きゃー!場内から悲鳴、いや、歓声が。
「あれさぁ、やめてくれないかなー。ちょっと気持ち悪いんだよねー」
他の3人も目が点になってます。中居くんは泣き笑いで、
「おま、おまえ…言うなよ、そういうことー。マジで赤くなっちゃうよ」
3人も大騒ぎです。「ほんとに?つよぽんって呼ぶの?」「気持ちわりーっ」
「そう、あのねぇ、そう、12時過ぎると変わるね。『つよぽん』って呼ぶの。
  しかも、ち、ちょっとね、ムーディーな感じで」

「『ムーディー』って何だよ、『ムーディー』って!」
「なんかね、『(囁くように)…つよぽん…もう寝る?』みたいな感じで」
どひゃー。
「ちょっとね、ドキっとするんだよね。一応、「あ、うん」みたいな感じで普通っぽく応えてるんだけどー。
  なんで、この人、『つよぽん』って呼ぶんだろ?って思ってるの、いつも。
  慎吾とかが言うのは分かるじゃない。でも、中居くんが『つよぽん』ってさぁ…」

「でも、剛、ちょっと嬉しそうな顔した」
「剛って、そのケ、あるの?」
「(間髪入れず) ううん、無い!」
その早過ぎる否定が怪しいじゃないか、クサナギさん。
「なんかね、そういう噂もあるんだけど…」
「っていうか、おまえ、15年も(芸能人)やってるんだから、一度くらい写真撮られろ!」
どかーん!会場爆笑です。クサナギさんは手の甲を額にあてて、泣き笑いです。
「あ、泣いてる泣いてる」
「ってゆーか、いい加減、住んでるとこ教えろ!」
どかーん!爆笑の中、ステージに向って戻り始めます。
一番後ろ、がっくり肩を落として泣き笑いのまま、ふにゃふにゃ歩いているクサナギさんを振り返りながら、
「年賀状書けねぇんだよ!」
「つよぽんのこと、親友だと思ってる…思ってるけど…住所、教えてもらってない…」
どかーん!

そんなこんなあったものの、
「じゃ、ボク、ちょっと行くから。準備あるから」
と、いつも通り、ハケようとするクサナギさんでしたが、その背中にパタパタと駆け寄る中居ちゃん。
「つよぽん!どこ行くの、つよぽん。つよぽーん」
クサナギさんを振り向かせ、肘の辺りを掴んで引き止めます。瞳キラキラ。
つまり、あれね、帰ろうとする彼氏と、ゴネゴネする彼女の図ってヤツですね。
「今度いつ会える?電話くれる?」「うんうん、電話するから」(想定問答) そして、クールに去って行く、クサナギさん。
「今の見てね、あの2人、ちょっとアヤシイって思っても、だめだよ、インターネットとかに書いちゃ!だめだからね!」
んな、無理なこと言わないでよ、木村さん。書くに決まってんじゃーん。
お見送りから戻ってきた中居くん、
「アイツさ、15年やってて一度だけ、あの嘘ばっか書く新聞でさ、一度だけ出たの。
  『SMAPクサナギ、ゲイ疑惑』ってヤツ!一度だけ出たのが、それ!」

どうでもいいけど、嬉しそうだね、中居くん。


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【2003/07/28 UP】


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