雲をつかむ話 〜SMAPおでかけ記
SMAP CONCERT TOUR 2001 9/30 札幌ドーム(前編)
※いつものことですが、クサナギさん中心の感想文でございます。
記憶に頼っておりますので、細かな誤謬はあるかもしれません。
とんでもない間違いがあったら、ご指摘くださいませ。


ついに最後かと思うと、なんとも不思議な気分。
ステージ裏からの「おー!」の掛け声もしっかり客席に届いて、
胸のドキドキもひときわ大きな開演前。17時10分、客電が落ちて開演です。

この日のトークは、
今日で最後だね、それにしても初日から比べたら、すっごく変わったよねー、
最初は『Let it Be』なんかもやってたし…
あの曲の振り付け好きなんだよ、歌わなくても忙しいからさー、
…と、「ソロがないとヒマなんだよ」談義へ。
福岡でも話していた、『FLY』の「ぜ〜〜〜」問題で意気投合する中居くんとつよぽんであります。
「じゃぁ、来年は2人で歌いなよ。オレたちが♪ぜ〜〜〜♪やるよ」だそうですよ、みなさん。
来年をお楽しみに(笑)。

まぁ、恒例とも言える話題だったのですが、コレが結構長い。さすが最終日。
つよぽんは、「まぁ、音程のことはしょうがないとして…」と言いつつ、
「でも、中居くんの歌は結構好きなのよ。歌が好きっていうのは伝わってくるからさ」と、
けっこうマジで褒めておりました。うーん、素直なヤツ。
「はっきり言って、お前だってそんなに上手くねぇべ?」と、とばっちりを受けた慎吾ちゃんも、
「うん、キミたち2人がいてくれて、すっごく助かってる」と毒を吐きつつ、
「中居くんは、ちっちゃい声で歌うと上手い。大きい声出すのやめたら?」と思うのだそうだ。
「SMAPが出来た頃から上手かった」木村くんは、
「オレ、喋ってる声と歌ってる声が違い過ぎて、照れくさいんだよね」
ふーん、確かにキーは違うけど、照れくさいっていうのが、ちょっと意外。
「SMAPの曲はキーが高い!『Can't Stop!!』の♪つーたーえーてー♪なんてさぁ…」
ここで、♪つーたーえーてー♪を順番に披露する「ぜ〜〜〜」コンビ。
つよぽんは相当照れくさかったらしく、意を決した顔で叫んでおりました(しかも腹式発声で(笑))。
これが、のちほどビストロ裏SMAPの伏線となるのでありますね。

ここまでも結構長々と話していたのですが、花道からステージに戻ったところで
「最後だと思うと、初っ端に上からステージに出た瞬間とか、キちゃったね」と木村くんがしみじみと。
「『がんばりましょう』の間奏で、こう輪になって踊るとことかもね。ちょっと涙腺にキちゃった」
あぁ、なんか解るなぁ、それ。私は東スタの時に4人の輪にうるうるしたもの。
…と、おそらく4万8千人+3人がジーンとした次の瞬間、
「剛は?」と振られたクサナギさんが、例のきょとんとした顔で「…?別に…」と呟いたところから、
Special Edition が始まってしまったのでした。

「え?だって、まだ始まったばっかりだし…」
つまり、最後だな、頑張ろう、とは思ってるけど、
まだまだ前半だから涙腺に来るとこまでは達していない、と言いたかったらしく。
ま、それはそれで解らんでもない。刹那に生きるクサナギさんだしね(笑)。
非難轟々の状況に「え、な、えぇ?あの、何のコトですか?」と天然炸裂のつよぽん。
ショックを受けて、ずるずるとステージの端っこへ去って行く木村くん。
あたふたしながら追っかけて、日焼けした腕をしっかと白い手で掴み、
傍観者の2人に「ちょっと、見てないでコッチ来てっ。みんなで話そうよぅ」と助けを求めるつよぽん。

可愛いっ。

つよぽんにズルズル引き摺られてセンターへ戻ってくる木村くんはドッグ刑事の様で。
これまた、可愛いっ(中居くんは「補導されてる人みたいだなー」って言ってましたが)。

一生懸命、釈明しているうちに、ふと横を見ると「あれっ、2人がいない!」
ステージ上には何時の間にか、木村くんとつよぽんの2人だけになっているのでした。
「ま、立ち話もなんだから、座って話そうよ」
中央の階段に、ぽつねんと座り込む2人。
「…えっと、お茶でも持ってくる?」「や、ここでお茶飲み始めたら変だろ…」「そうだね…」

あぁ、もー、何度でも言うけど、可愛いっ。
「うん、だから、ボクも木村くんと同じこと、感じた!」「…ちゃんとオレの目を見て言ってみ」
スクリーンには見つめ合う2人のアップ。ひゃー、有り難やー!
口元が緩んでしまうクサナギさんに「何で笑ってんだよ」と絡む木村くん。
さらに、じーっと見つめ合う2人。濃密な時間でありました(笑)。

そんなこんなやってるうちに、「はい、チーム交替〜」とサタスマコンビとチェンジです。
こちらも階段に座り込むと、キメキメモードでファンへの熱ーいメッセージを語り始めるのでした。
「どんなリズムが欲しい?」「俺たちがお前達のジュークボックスだ」「オレの音程についてこれるか?」
もう、どうなっちゃってるんだ、この構成は?(笑)
交替する時、つよぽんと中居くんが、ちらっと打ち合わせっぽい会話を交わしていたので、
元々の仕込みじゃぁないような気がいたします。面白過ぎますわ、すまっぷ。

まだまだ先は長いのでした。 Go to 9/30 札幌ドーム(後編)
【2001/10/07 UP】


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